ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和18年-新家庭設置に鍋、釜など配給

2010年05月15日 04時46分06秒 | Weblog
 この歴史ブログで、鍋や釜など家庭用器物の配給について紹介しましたが、新しく家庭を設けるときにはこうした生活必需品の配給が行われました。
 社町社区(現加東市社)の配給書類に新家庭用物品配給申請書が綴じられていましたので紹介します。鍋や釜などの他に「日の丸」が入っています。当時の世相を表しているように思います。



    新家庭用物品配給申請書

昭和十八年十一月二十三日
             世帯主  花田竹男㊞
社町町長殿

今般社町社八九八番地ニ於イテ新家庭設置スルニ付キ左記物件新家庭用トシテ配給証明書付相受度此ノ段及願上候也

        左 記

一、釜     一個
一、弁当箱   一個
一、鍋      〃
一、大取     〃
一、蒸釜     〃
一、日ノ丸   一枚
一、湯沸    一個
一、バケツ   二ヶ
一、蚊帳    六畳一枚
               以上
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