ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

青空に泳ぐ鯉一家-社の百旗墓地から望む 

2016年03月22日 04時10分46秒 | Weblog
 21日(月)、よく晴れて澄み切った空気のなか、加東市社の百旗(ひゃくはた)墓地にあるわが家の墓に参りました。
 百旗墓地は社地区の4つの墓地の一つで、この地名は源平合戦の一ノ谷合戦の前哨戦となった三草合戦で平家を急襲して破った源義経軍が逃げる平氏を追って社のこの地まで来て陣を張り、目印の百本の白旗を立てたという伝承に由来するものです。百旗立(ひゃくはったい)とも呼ばれていました。
 さて、この墓地からは社の市街が一望できます。また、北西に五峰山、西に青野原台地が見渡せます。その市街の建物の上に鯉のぼりが風を含んで勢いよく泳いでいるので目に入ります。社人形会館の鯉のぼりです。加東市東条の鯉のぼり製造は伝統の地場産業です。大きな口を開けて、鯉の親子が大空高く悠々と泳ぐ光景は眺める者のこころをゆったりと広げてくれます。
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