加東市吉馬の県道を走っていると、東の山側、道沿いの田圃の中にぽつねんと岩というか、石柱がたっているのが目に飛び込んできます。高さは2メートルぐらいでしょうか、人の背の高さよりも少し大きく、自然石のように見えます。よくよく見ると、てっぺんにこんもりと凸状に突き出た部分があり、人の手が加わっています。また、正面から見ると、肩の上に首があり、その上に凸があって、人のような、仏様のようにも見えます。
これが吉馬の笠石さんと呼ばれている雨乞いの石、地蔵さんなのです。昔から日照りの時にはこの石に笠の石をかぶせて雨乞いをする風習があると聞いていました。笠になる石はどこにあるのかと探してみると、田圃と道路の間に裏向きに置いてありました。真ん中に凹部分の彫り込みがあり、間違いなく笠の石です。
この笠石さんは田圃の中に置いてあるというのではなく、根元は地面の奥深く大きな岩盤になっているとも聞きました。不思議な雨乞い石ですね。
これが吉馬の笠石さんと呼ばれている雨乞いの石、地蔵さんなのです。昔から日照りの時にはこの石に笠の石をかぶせて雨乞いをする風習があると聞いていました。笠になる石はどこにあるのかと探してみると、田圃と道路の間に裏向きに置いてありました。真ん中に凹部分の彫り込みがあり、間違いなく笠の石です。
この笠石さんは田圃の中に置いてあるというのではなく、根元は地面の奥深く大きな岩盤になっているとも聞きました。不思議な雨乞い石ですね。