ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

大正13年-旱天に請雨祈祷

2009年04月23日 04時47分05秒 | Weblog
 大正13年(1924)の夏、この年は田植え時期から雨が降らず、何十年に一回という大旱魃になったのですが、雨乞いの祈祷も行われていました。(「社町社区長 雑書綴」)
 天理教会所(当時は社市街地、現一区にあった)、持寶院、そして佐保神社で祈祷が行われています。その効果はあったのでしょうか。(写真は昭和10年代の持寶院)


大正十三年八月五日
            社 町 長

各区長 殿

拝啓昨日会同ノ節御協議申上候請雨祈祷ノ件左記ノ順席ニヨリ執行可仕候間後部内多数参拝可致様後配意被下成度及通知候也

     記

一、八月八日  午前七時  天理教会所ニ於テ祭典執行(一時間位デ終了ノ見込)
一、同  日  午前八時  持寶院ニ於テ祈祷執行
一、同  日  午後七時  佐保神社ニ於テ祭典執行
       右何レモ時間励行第一番ニ天理教会所ニ参拝ノコト
一、貴職ハ勿論御部内什長ハ必ズ参拝ノコト其他有志多数参拝可致様御取計下サル度
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