ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

加東四国第二十六番霊場-藤田

2009年01月13日 05時36分24秒 | Weblog
 加東市藤田の県道西脇三田線沿を東に向かって走っていると、木梨神社の鳥居を過ぎ、しばらくして左手に小高い丘がせり出しているところがあります。春には桜がまぶしく、夏にはグランドでゲートボールや盆踊りが開かれます。この辺り一帯に岩が露出しているところが見られ、この丘そのものが大きな岩盤なのかもしれません。
 この丘の上は小山寺(小山庵『加東郡誌』)があり、加東四国八十八ヶ所霊場の第二十六番霊場になっています。お寺というよりは集会所のようなたたずまいの建物です。
 コンクリートの階段をのぼったところに墓石のように立てられている石柱がありました。正面に「加東四国 二十六番霊(その下には場という字が彫られているのでしょうが見えません)」と彫られた石柱が二本。一本には大正八年秋吉日 施主當村念仏講中」、もう一本は大正九年建立のものです(写真)。
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