話は前後するが、10月26日(日)、アトリオあざみ野で開催された「東急マスターズ水泳競技大会」に参加した。
十年ほど前にスイミングスクールに初級から入り続けているが、競技会にでるのは5月の前回についで2回目である。
これは東急グループのスポーツクラブいくつかの中のものであって、もっと大きな一般向けのマスターズは別にある。ただ、5歳ごとの年齢帯で順位を発表するのは同じようだ。
出たのは、前回と同じ25mと50mの平泳ぎ、それに加え今回は25mの背泳ぎ。個人種目3つとリレーに出場が可能という規定になっているから、個人種目はMAXということになる。
結果は、25mは前回より0.5秒よく、50mは逆に0.5秒悪かった。悪かったのはおそらくスタートの飛び込みで頭が十分下がっていなかったためにゴーグルがずれて水が入り、前がよく見えない状態のままターンして50mということになり、気持ちよく泳げなかったせいだろう。オリンピックでフェルプスにも同じことがあった、というのはただの気休め。
背泳ぎはもともと大の苦手なのだが、この1年くらいで精神的な苦手意識がなくなったため、男子のエントリーも少ないこともあり、出てみた。出てみたが、やはりタイムは多少得意な平泳ぎより3秒も悪かった。スタートダッシュに問題あり?なのと、まだまだ泳ぎなれていないということだろう。
ともかく、マスターズは選手あがりの人たちに混じって大人になってから始めた人たちが、気後れせずに一緒にレースできるという、面白い環境である。どちらかというと、おそく始めた連中がまじめさとリラックスの両面を持ちながら出場していくのが、こういう催しを盛んにするポイントだろう。実力はたいしたことなくても、大会はにぎやかなほうがいい。
前回の多摩川はホームであったが、今回はアウェー、入って着替え、レースに出て、昼食、そしてまたレースというプロセスを知らないところで経験するのも、何にせよ学校でも対外試合などやったことないものにとっては、いい緊張であった。