メドレー日記 Ⅱ

by 笠羽晴夫 映画、音楽、美術、本などの個人メドレーです

バタフライ(東急マスターズ)

2016-06-20 10:38:06 | スポーツ
昨日の東急マスタース、今回は年齢区分が一つ上がったこともあり、このあたりでこれまでやってみようかと考えていた50mバタフライにエントリーした。
 
バタフライはスイミング・スクールに入ってから最後になんとか出来るようになったで泳法である。これまでマスターズで参加した種目は、25m、50m、100mの平泳ぎ、25mの背泳ぎ、100m(25x4)個人メドレーで、バタフライはこのメドレーの最初で泳いだだけである。最初だからあとの3泳法を考えて泳ぐわけで、力の出し方など難しいといえばそうだが、とにかくバタフライに集中して泳ぐわけではない。
 
それに普段の練習でも、1コースに何人かいて、右側通行で順に泳ぐことがほとんどであり、50mだと往復だからすれ違いがあって、バタフライの場合はそこで必ず片手になる。したがって、50mで競技に出るのは一人だけコースを独占してで50mを泳げるめったにない機会となる。
 
そうはいってもこの種目でタイム狙いなどすれば、経験が少ないだけに最後はバタバタになるのは目に見えていたから、とにかくフォーム重視で、力まず、省エネを心掛けた。そのせいか、最後になっても心配する感じにはならず、ゴールした後、息も絶え絶えにはならなかった。
あらためてこうしたいい環境でバタフライをやってみると、その魅力は、背中から腰にかけてのうねりが感じられることと、手から頭を突っ込んだ後に前方に伸ばしていった時の下からみる水面の美しさだろうか。
 
終わってプールから上がったとき、傍にいた数年前のコーチに、「スタートの飛び込みがずいぶんうまくなりましたね」とほめられた。実はこれこのところ練習する機会がなくて、前回マスターズから1年ぶりのぶっつけ本番だった。まあそんなこともある。
 
ただ、この年齢でちょっと距離があるバタフライというのは、「まだこのくらい、チャレンジできる」という自分に対する「どうだ」感がないとはいえない。あまり調子に乗らない方がいいだろう。

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