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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

東証終値 今年最高値1万375円

2009-08-05 06:50:08 | 経済
東京株終値、今年最高値の1万375円(読売新聞) - goo ニュース

東証株価の終値が日経平均1万375円をつけ今年の最高値を更新しました。

企業の財務体質が強化されますし担保余力も付きますからそれはそれで結構な事ですね。
麻生総理が解散予約を発言した1週間ほど前にも1万円台を回復し総理は「景気対策の効果だ!」と自慢しましたがその翌日から1万円割れが起きました。

目下の日本は輸出・内需とも不調で「景気対策云々で株価が回復した訳ではなく」単にNYの株価の上がり下がりに連動してたまたま上がっただけでした。
今回の回復もNYの株価が米国の経済指標が思ったより良い数字なのを反映して上げ基調なものを日本も好感して上げているだけで楽観は禁物です。

数日前のTVドクメンタリーで中小企業(製造業)の現状を報道していましたが注文はリーマン以前の3分の1とか10分の1とかで惨たるものでした。

この様な現実を踏まえれば国民新党の「中小企業向け融資3年間の返済猶予」は迫力あります。もっと言えば100年に1度の不景気なのですから「中小企業向け融資の全額免除」位やらぬと3年で立ち直れるとは見えません。

敵兵力の下算(下目に見積もること)、兵力の漸次投入は旧日本軍の固執でした。
その体質を受け継ぐ官僚と問題を見破れずお題目だけ唱える(100年に1度なんて)政治家の組み合わせ。冷や汗が出てきます。

願わくは爺の予測が外れて1万1千円を目指してください。


読売新聞:
4日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は2営業日ぶりに反発した。終値は、前日比22円54銭高の1万375円01銭で、今年の最高値を更新した。

 東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は同1・46ポイント高い959・02。東証1部の出来高は約23億6900万株だった。

 景気の動きに敏感な資源や海運株が値を上げた。(引用終り)


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