王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

飼い犬 医療過誤 賠償命令出る

2006-09-09 07:38:35 | 社会
飼い犬医療過誤訴訟で獣医師に130万円賠償命令 (読売新聞) - goo ニュース

昨日夜TVを見ていると「飼い犬の手術を失敗した獣医が訴えられ130万円の賠償命令がでた」との話を流していた

爺の理解する所では:
愛犬の金玉が体外に垂れてこないのに気づいた飼い主がこのままではガンになる危険性が高いとの事で動物病院で腹腔内にある金玉の除去手術を行った
ところが2年後に犬はやせ衰えこれは変だと思い別の病院で検査した所ガンと判った 犬はその三ヶ月後に死亡

飼い主は金玉除去の手術をした獣医師を訴えた
その判決が昨日東京地裁ででた
獣医師側の過失を認め130万円の支払い命令をだした
飼い主側の弁護士によればペットの医療過誤訴訟では例の無い高額であるとコメントしていた 慰謝料が50万円とか そうすると玉の摘出は残額の80万円とは言わないが4-50万円はしたのであろうか 健康保険は効かないから高いのであろうな 

犬でよかったとも言えるし犬も可哀想にとも思える
その動物病院は立派な建物まで映像になって獣医師らしき人がキャスターにマイクを向けられた後姿で「一寸待ってくださいよ」を繰り返していた
近所の人が見ればどこの病院かすぐ判るので評判は落ちるだろうな

手乗り文鳥、犬猫その他動物を可愛がる人は多い ペットが寿命であっても先に逝くとショックから容易に立ち直れない人がいるのを知っている 今度の場合、犬の飼い主は納得が行かなかった事であろう 
読売新聞の引用:
 飼い犬が精巣がんで死んだのは、獣医師が適切な手術を行わなかったためとして、東京都新宿区、会社社長関口忠志さん(64)が、動物病院を経営する獣医師に約560万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が8日、東京地裁であった。
 滝沢泉裁判長は、「精巣の摘出手術で一部を取り残す過失があった」と述べ、慰謝料など計約130万円の支払いを命じた。原告代理人によると、ペットの医療過誤訴訟では前例のない高額な賠償額だという。 引用終わり
コメント (2)
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