物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

ヒガンバナ < Licoris radiata Herb. >

2007-09-23 20:36:16 | ヒガンバナ科







 9月23日 今日は秋の彼岸の中日です。   先祖代々のお墓にお参りに行ってまいりました。

 彼岸なのでヒガンバナを撮ってきました。が 一日中雨だったので去年の秋晴れの時の画像を含めて載せます。
 ヒガンバナは古く中国から渡来したといわれる球根植物です。
球根などにリコリンなどのアルカロイド(有毒成分)を含むのですが飢饉の時などには澱粉だけを取り出して食用にしたこともあったといいます。
 ヒガンバナを研究している松江幸雄氏の著書によると日本全国各県別に別名・方言が載っているのですが
私の住む群馬の方言名が一番多く80ぐらい有ります。なぜ群馬の方言名がこんなに多いのかは?です。

              シロバナヒガンバナ
   < Licoris albiflora Koidz. > 
ショウキズイセン(黄花)とヒガンバナの雑種といわれる。花被はヒガンバナほど反り返らず多少黄色や赤い条が入ったりする。
九州に自生も有るといいますがほとんど栽培されているもの。

ヒガンバナの類は花時に葉が無くあとから葉が出る。葉の画像は2月に撮ったもの。



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マルバルコウソウ &lt; Quamoclit coccinea (L.) Moench &gt;

2007-09-23 08:56:32 | ヒルガオ科




 今日はお彼岸で墓参りに行ってきます。
ちょうどヒガンバナが盛りでいい時期なんですが・・・外は雨・・・

 先週撮ったものから「マルバルコウソウ」を載せます。
いたるところで野生化していて雑草化している熱帯アメリカ原産のつる草。
江戸時代に観賞用として栽培されていた。
( 葉が切れ込む ルコウソウ は栽培されているのを時々見かけますが花は同じです。
モミジバルコウソウは ルコウソウ と マルバルコウソウ との雑種といわれルコウソウほど切れ込まない。 )



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唇形花冠

2007-09-22 05:08:29 | その他


 ハエドクソウ科・シソ科・ゴマノハグサ科・キツネノマゴ科   などの花は
唇形花冠と呼ばれる合弁花冠です。
上唇・下唇の上下2つに割れています。



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蝶形花冠

2007-09-21 21:46:47 | その他


 マメ科(マメ亜科)の花は蝶形花冠と呼ばれ 旗弁   1
                     翼弁   2
                     舟弁   2
からなる左右相称の花。

旗弁の元には蜜標が入ることが多い。



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ナンテンハギ &lt; Vicia unijuga A.Br. &gt;

2007-09-19 22:32:37 | マメ科





 野山で普通に見かける多年草。カラスノエンドウやクサフジの仲間。
葉がナンテンに似た感じなので『ナンテンハギ』という。
また、小葉が2枚のため「フタバハギ」とか食べられるので「アズキナ」という別名がある。
旗弁に紫色の筋が入っている。



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