物臭狸の『花日記』

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センブリ ~2019~

2019-10-27 18:00:00 | リンドウ科

センブリ(千振)

 <学名:Swertia japonica (Schult.) Makino>

リンドウ科 センブリ属 二年草

 

 

陽が当たらないと花が開かないんです。

                         

                                                         撮影日 2019.10.26: 群馬県

北海道西南部、本州、四国、九州の日当たりが良くやや湿り気のある 山野の草地などに広く分布する。

 

近くの里山で見てきました。

草丈は普通5-30 cm。茎は薄紫色を帯びて断面は四角く、直立し 根元から数本に分かれて生える。

細長い線形の葉が対生する。

                     

発芽した芽がロゼット状の根生葉となりそのまま越冬し、 翌年の8-11月に茎先に円錐花序を出し多数の花を咲かせる。

花は合弁花で、白い花冠は深く5裂し、縦に紫色の線があり 雄しべは5本、雌しべは1本、

花びら(花冠の裂片)の基部に 蜜腺溝があり蜜腺の周囲には細い毛のような付属物がある。

 

 

 

 


当薬と呼び、ドクダミやゲンノショウコと共に有名な日本固有の生薬です。

開花期の全草が用いられ、乾燥させ、煎じてまたは粉末にして 飲みます。 薬効は、胃腸虚弱、下痢、腹痛、発毛など。


 

 

花、葉、茎、根すべてとても苦くセンブリの名前の由来は 「千回振出してもまだ苦い」ということからつけられたとされています。


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1 コメント

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お元気ですか (笑み)
2019-12-29 08:05:23
久しくブログ更新がないので
お忙しいのでしょうね。

センブリは薬草園で見ることができますが

自然なところではまだ見たと都がありません。綺麗な花ですね。

良い年をお迎えください。
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