Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

2018=平成30年5月回顧

2018-05-30 20:49:25 | 日記

14年前 岡山県下で生じ、未解決事件だった女子小学生殺人が、別件で服役中の男性受刑者による犯行の疑いが濃厚となって来た。先般、新潟市内で生じた 同じ女子小学生殺人でも共通する事だが、犯人はいずれも 本件の犯行前に、類似の別件を起こして逮捕又は書類送検されている。共に女子児童への(性的な所含む)異常な関心が動機だった事を重く見ておれば、日常行動の監視と 次の犯行の事前抑止ができたのではないか。

欧米他外国多数にあっては、この様な「変質者」連中の動向は 犯行に至る前にインター・ネット情報などで 幼少な子女を持つ家庭向けに情報提供、警戒を促す施策も実行されているという。今後、幼少人口の大幅減が見込まれる我国にあってこそ、こうした施策は急務ではないのか。行政も民間も もっと強い意思の、健全な関心と危機感を以てこうした罪過と対峙しなければ、更に凄惨な事態を招きかねないと感じるがどうか?

国内政治では、暫くなかった党首討論が開催されたは良いが、国民々主、日本維新の両党が 外交課題などに言及した他は「予定調和」の不毛な森加計攻防に終始した様だ。もう二か月程前になるが、TVコメンテーターも務める報道家 須田慎一郎さんが 逢坂誠二・立憲民主衆議との会見時、当時まだ拘留されていた 籠池森友学園前理事長について「彼の言葉を信じるのか?」との問いに、逢坂衆議の返事は「信じてはいない」だったとか。

つまり「森友問題の事実解明の為ではなく、安部倒閣という政局の為なのです」という事だそうな。これが「ブレない」はずの、逢坂衆議らの実態だ。枝野執行部見解も似た様なもので、我国の政治情勢の「アベ」化が懸念されるだと。この言い草、病的で知られる 山口二郎・法政大教授見解のパクリに過ぎず、立憲民主党も 結局は旧社会党と何も変わらないな・・との印象が、否応なく拙脳裏に焼き付いてしまった。これは、国民々主党も 現状では似た所があり、今日の党首討論を機に 本気で転換を図らなければ、支持は上向かないだろう。

政治や行政も芳しくないが、民業もどうも怪しい。この度は、不動産賃貸大手「レオパレス21」の 過日取り扱い物件複数に、建築基準法にも抵触の 建物の不備が見つかったかどで、無償改修など 当面対応に負われる事になりそうだ。当該物件は概ね 1996=平成8~2009=同21年にかけ、同社急成長期に建ったもので、防災防音上必要な、天井部分の「界壁(かいへき)」と呼ばれる部材が未設置、或いは設置範囲が不足していたりする様だ。こうした問題が疑われる建物は、他にもある可能性が指摘され、全国の 3万件を超える物件も 追って調査の予定とか。問題物件が増えれば、業績回復基調にある同社の今後に暗雲となることも想像される。

前述の「レオパレス21」以外にも、当地愛知が本拠の 日本特殊陶業NGKにて 製品検査の不備が露見するなど、これまで全くクリアだった企業で問題が生ずる 考えられない様な事象が見られる様になってしまったのである。これは、先日来問題の 日本大学アメリカン・フットボール部で見られた「組織の病理」が、実は我国の様々な官民組織を蝕んでいる影響だと見るのは行き過ぎか?

企業の法令(コンプライアンス)順守は当然の事で、その再建が強く叫ばれている折だが、実はその事が、国内のあらゆる組織に及んでいないか、我国の将来の為にも 一度大掛かりな点検をしてみる必要があるのかも知れない。今回画像は、今春まで多忙を極めた、三重県から長野県方面への、燃料貨物輸送の様子。以下に、前述の「レオパレス21」の問題記事を リンク致します。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3110872029052018CR8000/

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加計学園問題 愛媛県文書についての知事見解は、疑問有り

2018-05-28 21:06:37 | 国際・政治

昨日執り行われた歌手、故・西城秀樹さんの告別式記念品が 大量にネット・オークションに出回り、かなりの高値がついているらしい。形こそ違え、こうした不良な出品はしばしば目に留まったものだが、今回は いわば「人の不幸に付け込んだ金儲け」の印象が拭えず、為に批判の見解も多く寄せられ、拙者も同感する所。

改めて哀悼の意を表すると共に、今は冥界の 西城さんの霊に報いる為にも、国会は ネット・オークション等健全運営の為の法整備使命を負っているのではないか。まあ現状、所謂「森加計問題」に固執し続けているのでは、少なくとも当面は期待薄だろうが。

その内の一 加計学園問題につき、安部総理大臣は 去る 2015=平成27年 2/25にあったとされる、同学園関係各位との面会を、今日の国会で改めて否定した様だ。先日、拙記事でも指摘した様に、同年同月日の 朝日新聞記事「首相動静」にも 前述事象の記載はなく、愛媛県の国会向け提出文書の信頼性も 怪しいものになって来ている様な所だろう。以下、某ネット記事を引用して見てみたい。

「加計学園 愛媛県文書『違うなら発言者に確認を』中村知事」

加計学園の獣医学部新設をめぐり 5/28の国会集中審議で、安部総理大臣が。愛媛県が提出した文書について「伝聞の伝聞だ」と内容を否定したことについて、中村同県知事は 記者団に対し「県の文書はありのままに書いたメモだが、伝聞であることは間違いないし 我々はそれを否定しているわけではない」と述べた。

その上で、文書については「『会議で、誰々が こういうことをお話しされた』ということを書き留めているだけなので、それを言った方に確認すればいい」と話した。また、加計学園が一昨日の 5/26 報道各社に面会を否定するコメントを出したことについては「加計学園から、午前中に連絡や報告は何もない。そのうち当然何らかの説明があると思っている」と述べた。(引用ここまで)

中村現知事が認知した以上 当時の発言者照会を速やかに行い、文書の年月日が正確に、真に 2015=平成27年 2/25付か否か、詳細に把握する必要がありはしないか。報道各社も、翌同年 2/26付 朝日新聞朝刊に面会の事実がなかった以上、今回問題は他紙も同様と推定できるし このままでは新聞記事と矛盾するからだ。前述の事共を詰められれば、加計学園問題の「真の解明」にも繋がるのではないか。野党各党は、この事象につき、不当な中止圧力などの挙に出るべきでないのは勿論だ。国民市民は、森友学園問題共々、もういい加減に 終息すべきと願っているのが本心だろう。今回画像は、対四国への一玄関 明石海峡大橋近くにての JR山陽線の様子。以下に、加戸前愛媛県知事についての記事を リンク致します。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180528-00000001-ykf-soci

P.S 5/29 追加調査の所、前述 2017=平成27年 2/25の安部総理動静につき、読売、毎日、日本経済、地元紙中日(首都圏は東京紙が同内容。産経は、縮刷版自体が不見)の各紙いずれも、左記日付にては 安部総理大臣と加計学園関係各位との面会を報じた記事は見当たりませんでした。ここに付記致す次第であります。

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過去の新聞縮刷版を見たら

2018-05-26 20:20:52 | 国際・政治

久しぶりで、当地愛知の県立図書館へ行って来た。戦後復興の一環で 戦中に焼失、以後鉄筋コンクリで再建され 近い将来再び木造天守閣再建が期される名古屋城の西方。土曜日とあって、勿論館内はそれなりの混雑だったが、お陰様で 拙者の目的は、そう待たずに果たせた感じがしている所です。

その目的とは 2015=平成27年2月下旬の、朝日新聞縮刷版を見る事だった。折しも昨日、拘留中を保釈された、籠池前理事長夫妻らによる 森友学園小学校用地問題と並行する様に質疑が進む 加計学園問題に際し、安部総理大臣が 同学園関係の方々と この年 2/25に面会した疑念が持たれ、同日付の朝日新聞朝刊「首相動静」の欄に、これに触れた箇所があるのではないかとの疑問を有識者複数が持たれた為に、当日の同紙縮刷版を見てみたくなったのが主な所である。同紙電子版からは 一定期間を経た記事の扱い規定もあって 既に削除されたとかで、この事が保守側言論人複数間で指摘され、話題となったので 出かけた次第。

幸か不幸か、そこそこ賑わっていた割には、朝日新聞縮刷版 当該記事の閲覧はスムーズに叶った。以下、同紙朝刊 2/24~26間の「首相動静」欄を引用して、見て参る事としたい。(党及び政府関係各位の役職名は、前述当時のものです)

「首相動静 2/23」

[午前] 8:26am 官邸。同 54分、国会。同 58分、麻生副総理兼財務相。9:01am 衆院予算委員会。

[午後] 0:08pm 官邸。同 54分、国会。同 57分、麻生財務相兼副総理。1pm 衆院予算委。5:04pm 官邸。同 10分、西川農水相、菅(すが)官房長官同席。同 35分、林前農水相。同 51分、報道各社のインタビュー。6:08pm 皇居。内奏。林氏の閣僚認証式。同 52分、官邸。7:02pm 林氏に農水相の補職辞令交付。記念撮影。同 12分、公邸。自民党の高村(こうむら)副総裁、谷垣幹事長、二階総務会長らと会食。8:51pm、全員が退出。

「同上 2/24」

[午前] 8:23am 官邸。同 28分、閣議。9:56am 東京・六本木のホテル「グランド・ハイアット東京」。宴会場「コリアンダー」で「CLSAジャパンフォーラム 2015」に出席し、講演。10:19am 官邸。11:19am 山本一太・自民党参議。同 30分、中谷防衛相、防衛省の深山運用企画局長、河野統合幕僚長、岩田陸上幕僚長。

[午後] 0:17pm  国会。同 19分、自民党幹事長会議室。静岡、広島両市長選立候補予定者への推薦状渡し。写真撮影。同 25分、官邸。3:31pm 大谷、白木、新旧最高裁判事。同 54分、国会。同 55分、衆院本会議場。同 56分、細田自民党幹事長代行。同 59分、下村文部科学相。4:02pm 衆院本会議。同 15分、官邸。同 20分、北村内閣情報官、高橋警察庁警備局長。同 30分、高橋局長退出。下平内閣衛星情報センター所長加わる。同 36分、下平所長退出。同 50分、北村情報官退出。5pm 松村下関ふぐ連盟理事長、中尾山口県下関市長ら。同 12分、高市総務相。6:18pm エンフボンド・モンゴル国民大会議々長による表敬。同 38分、公邸。

「同上 2/25」

[午前] 7:49am 官邸。同 50分、加藤官房副長官。8:53am 国会。9am 衆院予算委員会。

[午後] 0:06pm 官邸。同 55分、国会。1pm 衆院予算委。2:05pm 官邸。同 33分、米シンクタンク外交問題評議会の ハース会長。3pm 毎日新聞のインタビュー。4:09pm 谷垣自民党幹事長。5:30pm 戦後 70年談話に関する有識者懇談会。6:28pm 公邸。各府省庁の副大臣と食事。菅官房長官ら同席。8:18pm 東京・富ヶ谷の自宅。(引用ここまで)

以上の他、ここに載せなかった 2/26付を含め、この一連の記事を見た限りでは、疑惑の持たれる安部総理大臣と、加計学園関係各位との面会はなかったと言えそうだ。具体的な結論は、愛媛県側が提出の資料とも突合する必要あろうし これ以上の踏み込みは控えるが。しかしながら、保守側も 朝日電子版の当時記事が削除されているからといっても 慌てず騒がず、全国どこの公立図書館でも見られる新聞縮刷版を当たれば、直ぐに削除情報を得られる位は理解されているはずなので、蒸し返す様な出方はしたくないのだが、念の為申しておきたく思う所だ。今回画像は、近い将来のリニア新幹線乗り入れ準備が進む、当地の玄関 JR名古屋駅構内にて 少し前まで見られた、準備中の横向き信号機の様子を。現在は整備を終え、普通に機能し始めてますね。

 

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懲戒請求多数~弁護士VSネット民達の「泥仕合」

2018-05-24 20:20:24 | 国際・政治

全く「ポンコツの ポンコツによる ポンコツの為の会見」に終始したのではないか。昨夜急遽決まった、今月初の日大アメフット部員による 対関西学院(かんせい・がくいん)同部員への危険行為に関する指導陣記者会見。トップの 内田前監督、井上前コーチの両名共、選手の危険行為を促す指示などは一切なかったとの言い分に終始。事象の核心に係る質問には「よく覚えておらず」などと、曖昧かつブレた返答に終始していた。

会見司会を担った 米倉日大広報の対応も杜撰なもの。集まった 250名程の報道陣の眼前で、返答に臨む 内田前監督や井上前コーチの話にみだりに割り込んだり、一定時間の経過を理由に 記者たちの質問を強引に打ち切り「強制終了」する始末。これなんざは 正に「ポンコツの ポンコツによる ポンコツの為の忖度(そんたく)」そのものだろう。今朝から日中にかけ TV報道番組出演の専門家やタレントの各位も、異口同音に「逃げと自己保身以外の何者でもない」と切り捨てられていた。

処分も甘い。内田前監督は、兼任の日大常務理事の 当面職務停止のみで辞任はなし。井上前コーチは辞任表明も、実施時期などは不明。不適切な会見進行に終始した 米倉広報に至っては、処分の有無さえ不明のままだ。このまま事象がうやむやになる事あれば、当該三人の今後は 間違いなく暗雲立ち籠めるものとなろうし、日大の先行きも暗くなる一方だろう。危険を及ぼした関学側には、文書で謝罪と説明を発出した由だが、どうせ内容は想像がつくだろう。日大トップの理事長に対しては 週刊誌 Bが取材を行った様だが、この深刻な事象を真摯に把握する意思に欠け、まるで他人事の様な反応だったとか。まあこれで「ポンコツ四天王」の完成だ。呆れてものが言えない。

本題です。日大「ポンコツ」指導陣の三名に勝るとも劣らぬ「ポンコツ」が、先年来ネットでは大きな話題の、外国人学校の助成を巡り 適切を期すなど 条件付きでこれを促す声明を表した弁護士勢力と、血税による国費の不適切なあり方に繋がるとして反対の上、当該弁護士ら向けに大量の懲戒請求を行った ネット民達の対立だ。この問題は 2016=平成28年頃から生じていた様で 今年に入って顕在化したものの様だが、外国人学校向け助成推進側の弁護士勢力が、ネット民達を提訴する動きもあるとか。普段「基本的人権は全てに優先する!」などと声高に主張する連中が、必ずしも不当な権利行使とばかりも言えぬ ネット民達への一方的弾劾ともいえるこの動きに 安直に同調する訳にも行かない。以下、ある地方議員の方が表された見解を見ながら、少し考える事としたい。

「政治家の目線」 「弁護士への懲戒請求は許容されるべきだ。弁護士の自治は なぜあるのか」

右寄りの市長がいたとして、共産党員がリコール署名を集めたとしよう。私は これに協力はしないだろうけど「リコールしてはならない」とは言わない。言えば問題になる。「国民に認められた権利」だからだ。

同様に 弁護士に対する懲戒請求も、国民に許された権利である。権利の濫用という観点からは 批判されるべきと私も思うが、その上で「弁護士への懲戒請求は、許容されるべきだ」というのが 政治家としての私の考えである。又 権利の行使に対し、恫喝訴訟(スラップ訴訟)的に「10万円/件で示談しますよ」等と弁護士らが述べている様だが、俄かに信じ難い。とは言え、記者会見まで開いてしまった様だから「本当に大丈夫か?」と 逆に心配になってしまう。

「三権分立」

先程の言葉に戻ろう。「弁護士への懲戒請求は、許容されるべきだ」という 政治家としての発言には、少し意識して述べた部分もある。"べきだ"に込められた思いとは、私が立法権の末端に位置しており、司法権に対して「貴方の権には越権しませんよ」という配慮を込めている。

「立法、行政に対してならば 断言している」

これが(議会として行政監視権を有する)行政や立法の分野であれば、私の言い回しは異なる。「市長へのリコール運動は、仮にイデオロギーに拠るものであったとして(も)許容される」と断言していただろう。この"べき"には、私なりの三権分立という制度、そして民主主義への思いが込められている。又 配慮したのは司法権に対してのみではない。「弁護士の自治」という言葉に対しての配慮だ。

「弁護士の自治」

弁護士には 自治権が認められており、例えば権力と戦うことも想定される資格であるため、実は監督官庁がない。司法省弁護士庁などという省庁は存在しないのだ。仮に存在すれば、国家賠償などの弁護において 不利益な左遷など人事面で歪む可能性が出て来てしまう。これは、弁護士を守るためではなく、弁護を受ける者 国民の権利を担保するための制度であると解している。

※この解釈は、司法権の隣の権から お隣さんを眺めて書いているという位置づけであり、この際「司法権の中の人たち」がどう解釈し、定義づけているかは関係ない、とさせて頂く。その理由も後述しよう。

「実は 非常に大切な制度」

故に、立法分野の私が「国民に不利益を与えないよう」設計された、弁護士の自治を侵すべきではない。人事賞罰を含め、弁護士会が一任されているのだ。彼らの中で、正しい判断がなされるという期待が込められているのだ。国家国民のために認められている自治権を、立法分野の末端である私は 断定的に手を突っ込むことができない。それが"べき"に込められた思いである。

「求められる 高度な自治と誇り」

この「自治」がある故に(行政などによっては)弁護士が処分されない。私は、この制度を評価する。併せて 弁護士それぞれには、司法という公権力に属することに対し もっと誇りを持って頂きたいのだ。なぜならば、国家賠償等 国民の利益と公権力が反駁した際「唯一、権力と対抗できる国家資格」が弁護士だからだ。その誇りを忘れたかの様な振舞いは、隣の権の立法分野の末端として、一言 苦言を申し述べたい。「プライドを持て」と・・(引用ここまで)

本当に、多少の語弊があるは事実も、司法のあり様につき 一考を促される言説だ。懲戒請求の対象となった一部の弁護士らは、訴訟費用を支援者複数からのカンパで賄う意向の様だが、これについても ご自身も弁護士免許保有の 橋下 徹・前大阪市長らも「カンパとは、本来弱い立場の国民市民が行うもので、一定の立場を有する弁護士が行うべき行為ではない」旨の異論を表されている。

ある保守系ブログの運営主を先頭とする 多数の懲戒請求を行った勢力も、それは日本国憲法第 12条や、民法上でも規制される「権利の濫用」に抵触する嫌いはあるも、国民の権利行使である以上「報復無罪」の様な提訴への動きは控えるべきであるのが、弁護士の品格というものではないのか。こうした動きが増えれば、弁護士の、そして我国の司法、ひいては三権全ての信頼低下に繋がる事も懸念されよう。

懲戒請求へと動いたネット民達の思考も 決して周到とは言えないかもだが、他方 当該弁護士勢力が推進する、外国人学校助成中の「適切」なる言葉も、度合いなどの説明が足りないのも事実。司法という権力の側に身を置く以上、国民市民の理解を得る為の「説明責任」は必須のはずだからだ。それを軽んずるならば、これも又「ポンコツ」の誹りを免れない事だろう。今回画像は、午後の JR東海道線を行く 三重県方面へのセメント原料貨物便の様子。当地愛知の製鉄工場群から生じる 石炭灰をセメントに再生する為の輸送でして。

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日本大学アメフット部の 危険試合問題に思う事

2018-05-22 21:04:09 | スポーツ

大声では申せないが 昨日、当地愛知の一大行政官庁 名古屋市役所にて、結核の集団感染が発覚した様だ。名古屋市関係者 約 30名の感染が確認され、内数名は 発病に至ったという。「二次感染の恐れなし」と名古屋市側は言うが、具体的にどの様な状況で どんな強い感染防止策を執るのか、愚かな市民でも分かる方法で 踏み込んだ具体的手法を明らかにすべき。

名古屋城の木造天守閣復元とか諸々の行事など「上手い話」が先行するこの頃だが、ただでさえ麻疹(はしか)が流行っている所へ結核感染発覚では、とても当地が、そして我国が医療先進国といえる状況にない。河村市長も、この事態を重く見て 是非強い対応を願いたい。放置などもっての他。増々、当地の、そして我国の 病気に立ち向かう防疫意識が疑われる事となりかねない。諸外国からの旅行客からも避けられたら、一体誰が責任を負うのか?

本題です。サッカーやアメリカン・フットボール、ラグビーなど、格闘技的な激しい球技とはほぼ無縁の拙者だが、今月大いに問題視される、日本大学アメリカン・フットボール部が生じた、危険な試合行為は看過する事ができず、浅学ながら触れる事に決めた次第。

当該試合は、去る 5/6の日曜、大学アメリカン・フットボールの、対・関西学院(かんせい・がくいん)定期戦で発生した。ボールを離し、攻勢を解いた関西学院側のQB(クォーター・バック)選手の背後から、日大側選手が 明らかに危険で不当なタックルと呼ばれる攻撃を仕掛け、関西学院QBは崩される形で前のめりに転倒、頭部打撲などで 全治 3週間の重傷を負った件。この時点まで日大アメフット部を率いた 内田前監督(日大常務理事を兼任)は、被害に遭った関西学院側選手及びそのご家族に謝罪の上 監督を辞任した由だが・・

勿論、問題はこれでは済むまいて。内田前監督の謝罪は、不始末や不届きが多過ぎた様だ。この様な席に臨むに、使用ネクタイが相応しいものではなかった色合いに加え、相手校の名称を「かんせい・がくいん」と読むべき所「かんさい・がくいん」と読み違えていたんだと。全く、ダメージを及ぼした相手の名称を正しく把握するなど、謝罪のイロハではないか。関西学院の呼称は、無学な拙者でも心得ている。まして、上級教育者の内田前監督が この大問題に際してろくに事前に調べもせず、棒読み同然の対応では、相手校から「バカにしてるのか!?」と受け取られても仕方があるまいて。

直に不当行為に関わった日大選手は、本人の希望もあって 異例ともいえる日本記者クラブで謝罪会見を催し、関西学院側へ謝罪と強い反省を表す傍ら、危険行為は内田前監督以下の日大アメフト指導陣の指示によるものであった事を説明。部内で強い権限を持った内田前監督に対しては「意見できる様な関係ではなかった」旨も表したとか。同前監督の強硬な指導方針もあり、いわば部内が「集団催眠」状態に陥って、同前監督の「相手を壊す位の気持ちで当たれ」の文言も「相手が怪我をしてもやむなし」の様な意味合いに取らざるを得なかった所もある様だ。これは、我国の企業など集団組織で、間々見られる現象らしい。

当該の日大選手は、危険行為の結果 相手選手が重傷を負ったのを見て泣いたとされるが、この状況の時に なぜ内田前監督は直ぐに動かなかったのか、又、複数で見守っていたはずの審判陣が、なぜ試合を止めようとしなかったのか、内田前監督以下、日大側指導陣の説明は曖昧だ。明後日の 5/24木曜に 文書で発表の予定らしいが、指導責任や試合の管理運営のあり方などに 不明朗な所が大きく残る可能性がある。国会にての、野党の対与党追及の真似をしろとは申さないが、内田前監督以下の日大側指導陣に対し、詳細な説明を求めるべきは当然だ。内田前監督には、アメフット部監督辞任だけでなく、日大専務理事の地位も退かせるべきではないのか。

負傷した関西学院選手の親御は、刑事訴訟も辞さないご意向だとされ、そうなれば内田前監督以下の日大側指導陣は、傷害容疑で刑事問責される可能性もある。何よりも「実行犯」の立場にされてしまった日大選手の、今後の可能性を閉ざす事ともなりかねない。今日までの、所謂「囲み取材」などでは 危険行為の指示を否定しているが、教え子たる選手の供述と違うのは、明らかにおかしい。明後日の発表は文書によらず、やはり公式記者会見とした方が 日大全体の今後の為にも良いのではないか。今回画像は、当地南郊・刈谷市内の JR東海道線で見かけた 在来鉄道路線の守護神「ドクター東海」の線路設備検査の様子を。以下に、今回記事の関連動画をリンク致します。 https://www.youtube.com/watch?v=dknEe3i13HI

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