Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

どこまでも「野合!」ただね・・

2016-02-24 19:27:59 | 国際・政治
この所、ただでさえ低レベルな我国の政治の世界は、民主党と維新の党の合流、事実上の合併がどうなるかが焦点の様だ。
先程の報道によると、今日々中、両党の岡田、松野両代表が会談、この問題の対応を、岡田民主党代表に一任した由。まんま並みの牛肉のはらみの様な、取って来て付けた様な合流話がすんなりと纏まるとは思えない。維新(偽!維新との声もある)が民主に吸収合併される場合には、国会法の規定により、旧「みんなの党」より維新に加わった議員5名がそのままでは合流に加われない問題もあると言う。その為もあって、双方は一旦解党の上合流を行うとの荒業に打って出ると言う見方もある。

まあ、何をどうやっても所詮は「野合」。自公連立を脅かす程の存在にはなり得ないとする見方が有力な様だ。十分理解できるし、実際にそうなる事であろう。
もう一つの動き、日本共産党が主導する、今夏の参院選小選挙区中「1人区」において、安倍政権が昨秋成立させた、安保関連法制の廃止を条件に、独自候補擁立を見送る話。むしろこの方が、対与党インパクトが大きそうな気がするのも事実。実際に、自由民主党内辺りよりは、この動きを本気で警戒する気配もあると聞くが、それにしては閣僚や与党議員の舌禍や不祥事など、緊張感がなさ過ぎるのではないか。「自民オウン・ゴール」などの声もある。
圧倒的多数派の現状に溺れ、選挙を見据えた危機感が緩んでいるのは明らかではないか。日共は、以前から多くの指摘がある様に、とに角情宣が上手い。
悪質なまでに巧妙と申して良い。学生政治組織「シールズ」などの若手グループにも、そうして影響力を強めているし、今回発表の選挙対策にしても、民主党の現状が左傾しているのを巧みに利用して、1人区候補不擁立などの戦術を駆使して他の野党を取り込み、影響力と主導力の確保に動いているのではないか。もし政権を獲る事あれば、「民主連合政府」とか「国民連合政府」などの美名を語りながら一党独裁政権を目論むのは目に見えているが、そこまでの国民的情宣が詐欺的とも言える巧妙さに裏打ちされている様なのだ。見方を変えれば、だからこそ熾烈な戦中でも生き延びる党員があったのも事実だが。

昨年の、一連の反安保法制行動や、反原発行動を見ても、日共主導の影が露骨に見える。それに民主党左派や社民、生活の~など各党が引きずり回されている構図だ。後者の小沢一郎代表は、どうせ自らの権勢の為だけに野党連携を図り、日共もそれを知りながら利用しようとしているだけなのだが、何分にも口の上手い情宣巧者なので、今年初めて参政権を持つ、18~19歳の若者有権者は、簡単に丸め込まれてしまいかねない。そこの所をどう適正に教育し、正しい判断で選挙に臨める様に導くかも、我々大人の責務だと心得るのだが。

同時に、世界から我国を見る様努める国際的視野も勿論必要だろう。但し、それは決して「自虐史観的」なそれであってはならないのは当然である。
中国大陸、朝鮮半島、北方領土や日米関係などなど、我国の尊厳と国益を踏まえた上でのそれであるべき。そうした視点から国政と向き合ったり、選挙に臨む姿勢を養う事を若い世代に伝えて行く事も、勿論我々大人が心得ていなければならない。と余り大きな事も申せないか。何しろ今の大人は総じて、民度が低く、余り良い見本になれるかと言えば疑問符が付く所だからだ。

ただ、全く努力をしない事では決していけないのではないか。野党の動向は確かに「野合」の域で、国民的期待には到底沿えない低レベルなもの。だからと言って、与党が気を抜いていてはどの様な攻撃に晒されるか分ったものではないし、多数を確保しているからと言って、決して気を緩めて良いと言う事にはならないのも事実だろう。安倍政権は今夏の参院選へ向け、どう気を引き締めるかを、分り易く我々国民市民の前に明らかにして頂きたい。
5月に迫った先進国首脳会議・伊勢志摩サミットの対応など、大変であるのは分っているが。
今回画像は、先日 熱田神宮近所のJR熱田駅より眺めた、金山副都心方面の様子。石川・金沢より長躯当地名古屋まで赴いた特急「しらさぎ」の編成が、金沢へ戻るべくここで折り返し準備をする所です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

左派野党勢力は「言論の自由」を保障しない+@

2016-02-19 14:59:38 | 国際・政治
今通常国会の論戦が続いている。今日は、安倍現総理大臣と野田前総理大臣の、議員定数削減を巡るそれが行われた様だ。確かに公約である以上はなるべく速やかに実施されるべきだし、与党にしても、自身の事情より優先して取り組むべきは事実かも知れない。ただ、維新の党とのまともな連携さえできない機能不全の民主党に、与党と対等に渡り合う資格があるのかどうかにも疑問符が付く。

それにしても、この所の与党 自由民主党は明らかに緊張に欠けていないか。すっかり芸能を含む報道(実は阿呆道)の好餌(こうじ)となった、不倫問題を曝け出した京都選出の若手議員の件と言い、先の震災による原発事故処理に際しての閣僚の、そして現職米大統領についての議員の各失言などと言い、安倍政権の運営に暗雲を射す事ばかり。谷垣幹事長のご指導、ご注意もありはしたが、どうも全体レベルでの自覚が欠けている様に思えてならない。勿論、左派野党や阿呆道による「言葉狩り」の不適切も分るが、少しは自らを糾さないと、いつまでも野党側に攻撃ネタを投げ与える事となりかねず、引いては今夏までの国政選挙にも悪影響を及ぼしかねないとも思うのだが。

「北」による弾道ミサイル発射の憤りは今も収まらない所だが、これに絡んで、当地愛知のあるラジオ司会の方が、以下の話をされていた。以前かもだが、やはり弾道ミサイル発射の折、この司会の方が「気の短い国ですねえ」とのご見解を表した所、朝鮮総連こと在日朝鮮人総連合会の当地組織に呼び出され、大きなクレームをつけられたと言う事だ。これを聞いて俺は「北」と言う無法国家は、建国以来我国の尊厳を無視し、踏みにじり続けて来たと言う事実を改めて感じたものだ。我国内においてさえ、自国の批判をした者は弾圧を図るとは何事か。正しく、我国の尊厳と自治を無視する「治外法権」そのものではないか。勿論、この陰で莫大な我国富が半島へと持ち出されている厳然たる事実が存在するのだ。差別に繋がる「ヘイト・スピーチ」が許容されるべきでないのは事実だが、こうした実態を見ると「在日特権を許さない市民の会」が活動を繰り広げたくなるのもむべなるか、とも思ってしまう。

もっと困るのは、この無法な連中を支持する日本人の層が一定数に上る事。民主党左派、社民、共産、生活の各党がそれで、安倍政権の失態は些細な事でも大きく取り上げ論難するくせに、総連問題ともなると、実態上「ダンマリ」黙秘ではないか。
今も未解決の「北」日本人拉致事件につき、当初旧社会党は「捏造」であるとして自由民主党を非難し続けていたのは良く知られている。これには日共、そして朝日新聞も同調していた。ところが2002=平成14年に小泉元総理大臣が訪朝の折、先代金政権は拉致事実を認め、被害の方5名を解放したのは強く記憶に残る所。芳しくないのは、左派野党の反応だ。社民は「拉致事件は捏造」の主張を一片の陳謝もなく突然削除。日共と朝日はこれも突然前言を翻して拉致被害各位に同情する見解に変えた由。共通するのは「一貫性がなく、信用できない」と言う事だろう。俗受け狙いだと揶揄されても仕方がない。

これから夏の国政選挙へ向け、気の抜けない政権運営が続くはずだ。特に、5月の伊勢志摩サミットの前後には、かねて指摘される我国内にての大規模テロ事件の危険とも向き合わなければならない。それこそ、敵対するテロ勢力を躊躇わず「殺す」決断だって必要かも知れない。一朝事あれば「安全はタダ」みたいな安易な主張を繰り返す、所謂「お花畑」勢力の見解など一瞬で吹き飛ぶだろう。左派野党勢力の主張にはそうした無責任さも孕んでいて、少し注視すればとても同調できない代物である事は誰の目にも明らかだ。こんな連中に、目標と言われる政権交代などされては「言論、集会、表現の自由」は大きく損なわれ、現状以上の実質的弾圧が行われるのは自明の事であろう。こんな勢力に、我国の政権を委ねる事などとてもできないのは、火を見るよりも明らかだ。

又また政治社会の拙見解になってしまったが、お知らせ1件。昨秋冬の拙写真貼「心の忘年会15's」が、どうにか完成致しました。拙欄左のブック・マーク「HAKASEの隠し部屋」の「写真貼ブログ」欄の最新記事下方に入口を設けました。折にご笑覧下されば幸いであります。
今回画像は、冬場の今が盛りの、長野方面への燃料輸送の模様。便利さ、快適さに溢れる今の暮らしも、誰かに支えられて成り立っている厳しい事実に、改めて我々は向き合うべきではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トラック・バスとAV 共通する問題は・・・

2016-02-15 09:31:24 | 社会・経済
無法国家、朝鮮民主主義人民共和国の弾道ミサイル実験につき、我国政府は一旦解除の経済制裁再発動を決めた。至極当然の事だが「北」は対抗処置として、同国内に拉致された方々をも含む、行方不明日本人の調査委員会の解体を強行した由。しかも「原因は全て日本側に有り」との強硬姿勢だとか。まあ我国サイドよりは、それが「北」流「予定調和」。まあ予め分っていた事ではある。勿論、拉致被害者のご家族各位に対し大変恐縮であるのは分っているが、「今を生きる」我々国民市民にとっての直の脅威である事も事実。先日講演された拉致被害者のお一人、蓮池 薫さんの、事件解決への強い不変の姿勢には、改めて大いなる感動を新たにした所だ。暫く道は険しくなろうが「必ず取り戻す!」強い希望の姿勢だけは持ち続けたいものと心得る。

さて本題。この年初、長野県下にてのツアー・バス大事故を初めとして、トラック輸送をも含む安全品質の低下が大きく懸念されているのはご存じの通り。激化する運賃受注の値引き競争から安全面までが蝕まれ始め、運転手各位への給与を初めとする待遇も、以前より悪化していると言う。首都圏と中京関西圏など、主要都市を結ぶ路線の稼働は盛んだが、北海道などの地方・郡部にあっては、相当に落ち込んでいる様だ。
貨物需要がない訳ではないのだが、前述の理由などにより、運転手などの希望者が激減してしまっている様なのである。歴史あるN通運やY運輸、S急便辺りの大手はさほどでもないのだろうが、中小業者や遠方の郡部の業者では深刻化し始めているとも聞く。実は、北海道東部ののJR石北線にて、一度は廃止見込みの貨物列車便が地元自治体の支援などで今も存続しているのだが、その陰にはこの様な事情があるらしい。トラックの往来が減る事になれば、地元国道や地方道を維持する財源が減って、道路の破損や陥没などの危険を防ぐ整備さえできない危機的な事態に陥る事ともなりかねない。又、ただでさえ過重な長時間労働となりがちな運転の方々向けの健康診断や医療面での支援などが減衰し、安心して乗務ができなくなる恐れもある。そうなれば、深刻な交通事故などの危険も当然増大する事だろう。

ここからは「本当の余談」で恐縮なのだが、男性なら少しは世話になる18禁画像、つまりアダルト・メディアの世界でも似た様な事態が生じているらしい。詳細は存じないので、些かの拙邪推を交える所はご容赦を願いたいが。
実は昨今、俺も風聞で一度はその名を聞いた様な人気AV女性タレントの引退が相次いでいる様だ。主な所だけで、この一年で数人以上に上る模様。勿論、諸事情あっての事だろうし、年齢的にやむを得ないケースなどもあるのだが、他方30歳前の、人気盛りのそうした向きも複数あるとか。想えばこの事が、前述の陸運業界の抱える問題と何か通底する所があるのでは、とも思うのものだ。

昭和末期のバブルの頃、AV商品は最低でも単価10000円超が普通だった。人気処だと15000円超も珍しくなく、今もそうだがやはりレンタルで見るのが主流だった様だ。今はと言うと、DVD普及によるコスト・ダウンを顧慮するにしても単価5000円割れで、往年のほぼ1/3以下。
芸能誌やスポーツ紙などでたまに記事が載るのを見たりすると、やはり制作面での予算低下が進んでいる様で、人気タレントと言えど、もう以前の様には稼げなくなっている様だ。又、共演する男性タレントや撮影陣にしても、コスト面も絡んで以前よりその道のプロが大きく減り、この分野の仕事のリスクを厳しく弁えない者が増えている実態があるとも聞く。つまり、メーカーなど制作側から出演陣への過酷な要求や、余り健康安全面を顧みない杜撰な現場管理のあり様が何となく見えて来るのだ。これも記すべきではないかもだが、AV男性タレントの健康管理が不十分だった為に、一部の現場で性病が生じて大変だったとの情報もある。そうした事共への嫌気が、美貌で有能?な人気タレントの離脱を招いた所も想像できはしないか。

前述の事態は現状はまだ一部だろうが、とに角商品単価の低下などからも察せられる様に、「あの世界」も以前程には実入りがなく、それでいてリスクの高い世界になり下がってしまった様なのだ。人気タレントの中には、アジアを初め海外でも高い評価を得る向きも若干だがある様だ。周囲がその事を良く理解して大切に育てれば、それはそれなりの「日本品質」となり得るのだが、制作陣の「民度の低さ」などにより阻まれてしまっているの様であるのは遺憾なのも事実だ。こんな現状が続けば、この分野でも秀逸?な人材が多く流出してしまい、先行きは暗いものがあろう。その存在自体の賛否は横に置くとして。
もう一つ、余りに多くの商品の氾濫からも想像できる様に、20代~30代のAV女性タレントとその経験者は、計10万人を優に超えると言われる。この現実が、少子化の進む我国の恋愛及び結婚事情に暗影を落としている所も、少しは顧慮されて良いと愚考するのだが。

と、とりとめもない事を記してしまったが、輸送も娯楽も、一定の高い品質を望むなら、それ相応の適正な対価が存在するのは当然だ。今世紀初の規制緩和の負の面もあろうが、余りの安価は「安かろう悪かろう」で質まで悪化して、後退の許されない安全面までが損なわれてしまい、仕事に携わる希望者も退いてしまうのも事実。我々ユーザーをも含め、一体どれ位が適正なコストなのかを良く考え、こうした問題と向き合って参る必要があるのではないだろうか。
今回画像は、一昨年の今頃、当地金山副都心にての雪景色。荒天を突き、定時で目的地を目指すJR貨物便の姿が健気に映りました。勿論、終点よりはトラック輸送に引き継がれるコンテナ貨物ですね。余談もう一つ、昨日の聖バレンタイン・デーは、拙人生で初めて、チョコ収穫ゼロでありました。まあ世間的にも希望者が減り、仕方のない事ではありますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイバー犯罪 新たな脅威

2016-02-10 12:46:49 | 国際・政治
予想されていた事とは言え、「北」の弾道ミサイル発射が実行された。今回は、国際的予想よりやや早い前倒し実行もさる事ながら、事実上同盟関係にある、中国大陸の旧正月「春節」の連休にぶつけたのが何とも挑戦的である。発射技術、到達距離のいずれもこれまでより向上の後が見られると言われ、改めて強い憤りを新たにしなければと言う所だ。又、今回の行状に際し、左派野党などは「朝鮮半島に脅威なし」などと嘘の情宣を垂れ流していた様だ。こちらも強い憤激を新たにしなければならないだろう。

さて本題。先日のTV番組を拝見したのだが、そこで近年、我国の政府や自治体関連組織、それにライフラインに関わる主要企業を狙ったネット上の脅威、サイバー攻撃が増しているとの報道があった。最近のコンピュータ・ウィルスによる攻撃は、我国だけを標的とする為に生じたものもあるとかで、主にメールの添付ファイルから感染する従来からのパターンが主だが、中には行政関連の実在するHPに巧妙にウィルスが仕組まれ、ユーザーが閲覧しただけで感染してしまう悪質なケースもあったと言う。

今日辺りも、財務省や厚労省、国税庁などの我国省庁の相当箇所で、HPの閲覧困難な状況が続いていると言う。これは大量データの送り付けによる通信妨害の様だが、形こそ違え、我国の実に1000箇所を超える主要企業や団体で、ウィルス攻撃やそれに伴う情報流出があったと言う。昨夏の年金機構の情報流出はその典型だし、JR北海道でも列車運行に関する重要情報流出の可能性があるとされる。

主なサイバー攻撃の元は、中国大陸の様だ。上海の様な同国の主要都市、米国の情報によれば、同国人民解放軍上部も、犯行に関わっている証拠があるとされる。同軍は、勿論軍事機密を理由に、そうした関与を否定しているが、我国側とすれば、そうした可能性をも排除する事なく対策を進める必要があるのではないか。何よりも、主要企業や団体の相当箇所で情報セキュリティについての危機感がまだ希薄で、厳重なPW設定など必要な基本的対策の徹底を強く進める必要があろう。昨年の年金機構の問題は、そうした基本部分を疎かにしていた為に生じた所がある。

ネットなどの詐欺事件でもそうだが、攻撃側の技術や手法は日々進化している様だ。もう各分野で高レベルな「日本品質」が維持できるのか?疑問符がつき始めているのも事実だが、情報セキュリティについてもそれができるか否か、厳しく問われている様に思う。
セキュリティ向上は、当然コストと労力を要する。しかしそれを避けていては、我国の国富の今後を握る産業技術や特許、行政などの専門情報が簡単に攻撃国の手に落ちてしまい、単に不利益を被るだけでなく、将来の我が国運までも傾かせる事になってしまいかねない。そうなればもう、少子化の大きな一因とも言われる、子供達や若者達の夢や希望も蝕まれ、祖国日本に明るい未来は永遠に訪れなくなってしまう事ともなりかねない。

その様な事態に陥らない為にも、国防の本体と共に、こうした行政や産業などの情報防衛に国民レベルでもっと関心を持って監督し、関係機関により強い対策を打ち出す様声を上げ、促す努力を続けて行く必要があると心得る。それはそのまま、我々国民市民の日々の生活を左右しかねない影響のある事だから。
今回画像は数年前の冬、新潟・福島県境で迎えた蒸機列車の走りの様子。コンピューター万能の情報社会とは無縁な、全てが人の手による昔の技術には、何か癒されるものを感じるのでありますが。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現代日本 長寿は幸せと言えるのか

2016-02-04 19:10:11 | 社会・経済
2016=平成28年2月も、拙ブログを宜しくお願い致します。お陰様で、気象については平穏な滑り出しの今月であります。

「半島」北部は、弾道ミサイルの発射準備が進んでいる様だ。毎回「人工衛星」などと言い訳をしているが、本当の目的は、衛星にせよミサイルにせよ軍事目的だろう。既に政府よりは自衛隊上部に対し、破壊措置命令が下されているが、我国への直接の脅威ともなりかねないだけに、当然の措置と心得る。核弾頭の装着も想定されていると言われ、世界の平和を脅かすものである事は厳然たる事実。我々は、これまで同様、こうした不穏な動きと厳しく対峙して行かなければならず、又、5月の伊勢志摩サミットを控え、その他の危険勢力への備えも怠れない。くれぐれも気を抜かず、切れ目のない対応をお願いしたいものだ。

それに引き替え国会はどうか。相も変わらぬ与党政治資金疑惑絡みの堂々巡り。野党勢力は、この問題には過敏な癖に、「半島」北部の脅威には頬かむりの黙秘だ。我国にとり、明らさまな脅威が迫っている時には、与野党は一致協力して難局に当たると言う、先進国では当たり前の態勢作りが我国ではできない。いや「我国だけができない」に陥っていやしないか。政治レベルの低さと共に、やはり民度の低さを思わざるを得ないのではないだろうか。今夏には18歳参政権が実現する運びと言うが、それ以前の政治・社会の教育がまともにできなければ意味がない。大体、民間報道(阿呆道である!)のトップ記事が芸能醜聞ではたかが知れている。昨日明らかになった、プロ野球巨人等に在籍した 清原和博元選手の覚醒剤所持使用容疑による逮捕劇は、当然重く見られるべきだが。

さて本題。本当に産業各界の品質や信頼性の低下が目立ち、本来は秀逸な日本品質の維持に暗雲が垂れ込める昨今だが、この事が前述の清原元選手の不祥事などと相まって、子供達や若者達の未来への夢や希望を蝕み、諸々の犯罪や非行へと走らせているのは遺憾な事に事実。
今日も裁判が行われた、首都圏の男子中学生殺人も、そうした状況下で起きたものだ。犯人グループの厳正な処分は勿論、背景となった戦後教育の不良も、厳しく糾されなければならない。

若い世代の失望感は、形こそ違え、厳しい現役活動を終えた高齢世代も似た様なものがあろう。公的年金だけでは食生活にも事欠く方々多数。高齢者向けの各種活動も、必ずしも充実したものではなく、医療も手厚いとは言えない。最近とみに増えた、自己判断のできない認知症有病者の対策をどうするかの具体的動きも見えない。既に単身独居の方々も多く、家族親族の介護だけでは到底手に負えない所まで来ている。

去年の今頃は、拙母が前年来の負傷の為入院していて、週一度は見舞いに参ったものだが、病棟を訪ねて愕然とした記憶がある。
数十人とも思われる入院患者中、終日起き上がる事さえ叶わない方多数。恐らくは、全体の半分近くに上ったのではないだろうか。杖、歩行器、車椅子などで出歩ける方はまだマシな方。この状況は、他の各病院でも大差ないと思われ、果たして平均寿命の延びだけで、本当に人は幸せなのかと首を傾げてしまったものだ。

戸外へ出、街や郊外を歩いてみても、近頃はどうも、認知症を患っているのでは?とも思われる、高齢の方々が少しずつだが増えている様に見受けられる。こうした向きが、先日も裁判沙汰のあった、大きな鉄道事故などの当事者となってしまうのである。認知症運転者による深刻な交通事故も散見される。少し前の、JR宮崎駅近くの犠牲を生じた惨劇が好例だ。こうした症状を持つ各位は、家族だけで介護支援をするには限界があろう。

良く言われる、地域や社会で支援をする態勢を築くのがまずは大切だが、とに角可能な範囲で無理なく進めるのも又大事。報道(実は阿呆道)が何かにつけて持ち上げる、北欧モデルの様な、極めて手厚い社会福祉はそれは理想的だろうが、その為には財源となる消費税を最低でも標準30%、食品などの軽減税率も10%超とせざるを得ないであろう。我国社会が、その様な高負担に耐えられるとは到底思えない。又、フランス国の高水準福祉も良く引き合いに出されるが、それは同国が紛争国への武器輸出や原子力技術供与などで稼いでいるからできるのだ。阿呆道共は、そうした所を正確に我国民市民に伝えようとはしない。どう言う了見か。とに角、今までが家族の繋がりの中で高齢者の支援も行って来れたものが、時代の急激な変化で不可能となっている。少子化が将来共解消しない以上、昔に戻す事は無理。我国独自の無理のない中福祉中負担で、とりあえず来春予定の消費税標準10%への上方改定にも、国民的理解を要するであろう。

もう一つは、意味のない長寿を見直す価値観の転換だろう。医療機関は自身の利益になる事もあって、決して有益とは言えない延命医療に狂奔して来た所があるが、もうそれも曲がり角。生前遺言リヴィング・ウィルや自分の死に備えるデス・ノートなどで生前の内に、無益な延命医療を拒む選択もできよう。そうした手法が、国民的選択として認知されるべきなのである。俺ももう後半生。親がまだ元気な内に、デス・ノートを起こした方が良いと思っている所。
作家 三浦朱門さんは「老いれば自由に死ねばよいのだ」と言う著作をお持ちの様だ。舌禍も幾度かある同氏だが、この姿勢には賛成だ。
老いも若きも、自らの人生を自ら描けてこその幸せと言うものではないのか。

今回画像は、今年初、当地名古屋の東部にある公園脇を行く、JR中央線の模様。列車を見ると過敏な反応をするワン君が、飼い主様を振り切って競走を挑んでいるのが笑えます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする