大声では申せないが 昨日、当地愛知の一大行政官庁 名古屋市役所にて、結核の集団感染が発覚した様だ。名古屋市関係者 約 30名の感染が確認され、内数名は 発病に至ったという。「二次感染の恐れなし」と名古屋市側は言うが、具体的にどの様な状況で どんな強い感染防止策を執るのか、愚かな市民でも分かる方法で 踏み込んだ具体的手法を明らかにすべき。
名古屋城の木造天守閣復元とか諸々の行事など「上手い話」が先行するこの頃だが、ただでさえ麻疹(はしか)が流行っている所へ結核感染発覚では、とても当地が、そして我国が医療先進国といえる状況にない。河村市長も、この事態を重く見て 是非強い対応を願いたい。放置などもっての他。増々、当地の、そして我国の 病気に立ち向かう防疫意識が疑われる事となりかねない。諸外国からの旅行客からも避けられたら、一体誰が責任を負うのか?
本題です。サッカーやアメリカン・フットボール、ラグビーなど、格闘技的な激しい球技とはほぼ無縁の拙者だが、今月大いに問題視される、日本大学アメリカン・フットボール部が生じた、危険な試合行為は看過する事ができず、浅学ながら触れる事に決めた次第。
当該試合は、去る 5/6の日曜、大学アメリカン・フットボールの、対・関西学院(かんせい・がくいん)定期戦で発生した。ボールを離し、攻勢を解いた関西学院側のQB(クォーター・バック)選手の背後から、日大側選手が 明らかに危険で不当なタックルと呼ばれる攻撃を仕掛け、関西学院QBは崩される形で前のめりに転倒、頭部打撲などで 全治 3週間の重傷を負った件。この時点まで日大アメフット部を率いた 内田前監督(日大常務理事を兼任)は、被害に遭った関西学院側選手及びそのご家族に謝罪の上 監督を辞任した由だが・・
勿論、問題はこれでは済むまいて。内田前監督の謝罪は、不始末や不届きが多過ぎた様だ。この様な席に臨むに、使用ネクタイが相応しいものではなかった色合いに加え、相手校の名称を「かんせい・がくいん」と読むべき所「かんさい・がくいん」と読み違えていたんだと。全く、ダメージを及ぼした相手の名称を正しく把握するなど、謝罪のイロハではないか。関西学院の呼称は、無学な拙者でも心得ている。まして、上級教育者の内田前監督が この大問題に際してろくに事前に調べもせず、棒読み同然の対応では、相手校から「バカにしてるのか!?」と受け取られても仕方があるまいて。
直に不当行為に関わった日大選手は、本人の希望もあって 異例ともいえる日本記者クラブで謝罪会見を催し、関西学院側へ謝罪と強い反省を表す傍ら、危険行為は内田前監督以下の日大アメフト指導陣の指示によるものであった事を説明。部内で強い権限を持った内田前監督に対しては「意見できる様な関係ではなかった」旨も表したとか。同前監督の強硬な指導方針もあり、いわば部内が「集団催眠」状態に陥って、同前監督の「相手を壊す位の気持ちで当たれ」の文言も「相手が怪我をしてもやむなし」の様な意味合いに取らざるを得なかった所もある様だ。これは、我国の企業など集団組織で、間々見られる現象らしい。
当該の日大選手は、危険行為の結果 相手選手が重傷を負ったのを見て泣いたとされるが、この状況の時に なぜ内田前監督は直ぐに動かなかったのか、又、複数で見守っていたはずの審判陣が、なぜ試合を止めようとしなかったのか、内田前監督以下、日大側指導陣の説明は曖昧だ。明後日の 5/24木曜に 文書で発表の予定らしいが、指導責任や試合の管理運営のあり方などに 不明朗な所が大きく残る可能性がある。国会にての、野党の対与党追及の真似をしろとは申さないが、内田前監督以下の日大側指導陣に対し、詳細な説明を求めるべきは当然だ。内田前監督には、アメフット部監督辞任だけでなく、日大専務理事の地位も退かせるべきではないのか。
負傷した関西学院選手の親御は、刑事訴訟も辞さないご意向だとされ、そうなれば内田前監督以下の日大側指導陣は、傷害容疑で刑事問責される可能性もある。何よりも「実行犯」の立場にされてしまった日大選手の、今後の可能性を閉ざす事ともなりかねない。今日までの、所謂「囲み取材」などでは 危険行為の指示を否定しているが、教え子たる選手の供述と違うのは、明らかにおかしい。明後日の発表は文書によらず、やはり公式記者会見とした方が 日大全体の今後の為にも良いのではないか。今回画像は、当地南郊・刈谷市内の JR東海道線で見かけた 在来鉄道路線の守護神「ドクター東海」の線路設備検査の様子を。以下に、今回記事の関連動画をリンク致します。 https://www.youtube.com/watch?v=dknEe3i13HI