Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

序章~Oの愛した光景

2014-07-31 23:55:43 | 日記・エッセイ・コラム

月が変わり、2014=平成26年8月も、拙ブログを宜しくお願い致します。今年初の気象予測と異なり、先月後半の本土の梅雨明け後、ほぼ全国的に暑い日々が続いております。全世代に及ぶ、熱中症や脱水症状の懸念が指摘され、水分補給の意識的な高頻度化や、できるだけ日中の外出時間を抑えるなど、我々でできる対策も求められざるを得ない状況。来週には、甲子園にての、夏季全国高等野球大会も催され、その試合中の猛暑トラブルも心配な所。既に一部では、甲子園にての試合や、日中だけのデーゲームにこだわるべきではないとの見解も出始めており、プロ野球並みに、一定時間に限ってのナイト・ゲーム認知なども考えた方が良いかも知れません。高校球児も一人の人間であり、度を超えた過酷な練習や、日中の高頻度の試合出場などは、かつてとは明らかに異なる、苛烈な夏場の気象条件を踏まえて再考されるべきと心得るものであります。蛇足かもだが、拙居所辺りの、昼夜を分かたぬ蝉の大合唱もこれから盆前までがピーク。夜間良く眠れない日もありそうです。苦笑

さて今夏は、俺の大切な写真仲間のお一人で、昨年末、病の為逝去された、Oさんの初盆に当たります。もう彼我にての別れとなり、会話も叶わなくなった方に宛てる記事。果たしてこの方法が適切なのか、俺自身も疑問の余地があるのは事実ですが、とに角、良き交流の記憶を流れる様に記して参れたら、とも思っている次第。その中には、生前の同氏と、もっと語り合いたかった事共もあり、失われた後では余り意味がないのかもですが、そうした事をも含め、できるだけ多面的な記事にできればとも思います。そしてその事が、今は天界におわすOさんへの、感謝の意と心よりの供養となるものと信じるものであります。

とりあえずは、当地愛知より、Oさんと俺にとり、共通の大切な地、新潟磐越への道程を辿りたく思います。長野までのJR中央西線と篠ノ井線、それに長野より新潟へ至る信越線。全ては、そこから始まると思います。「千里の道も、一歩から」ではありませんが、とに角一歩を踏み出すと言う事で。

P.S 今回記事日付は、書き始めが7/31付となっておりますが、完成は8/1付であります。

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2014=平成26年7月回顧、そして来月は・・

2014-07-27 16:23:07 | 日記・エッセイ・コラム

昨日までの、殺人的とも言えた猛暑の一服は良いが、今日は時雨もある不安定な天気。この先はどうなるか、些か気になるのも事実である。申し遅れたが、今夏は、風物の蝉の声も初鳴きが早く、7/5前後ではなかったかと心得る。先週の梅雨明け後は「やっぱり」と言う風情で、今夏も「夜の蝉時雨」が余り目出度くない開演。苦笑 余り良く眠れない時もありそうである。又苦笑

東欧、ウクライナ国内にての、遺憾な旅客機遭難の報は今も続くが、300人近い犠牲の各位の中には、未だ遺体発見に至らない方々が十数人にも上ると言う。又、現地を実効支配する親ロ勢力が、現場の保全を誠実に行っていない情報もあるとかで、悲劇の再発防止へ向け、国際的な警察力の構築と、ロシア本国の誠実な協力の取り付け、それに早期の犠牲全員の遺体収容を初めとする、人道最優先の施策が強く求められる所。そう言えば、この事件に端を発した様に、我国近隣の台湾国内と、北アフリカ地域にて、航空機墜落が続発し、犠牲多数を生じたのも又遺憾。いずれも事件性はない由だが、悪天候下での無理な航行が祟った可能性が高く、殊に最近、世界的に格安航空LCCが盛んになっている折だけに、改めて「安全最優先」が問われる所ではとも強く思う。

拙個人面では、先週新潟方面への旅行中だと思うが、折悪しく夏風邪にかかり、今朝まで不調が続いた次第。明日の出番よりは何とか復調させるべく、今夜は早めの就寝を図らねばとも思っている所。冷房等も、最低限は必要だろうが、使用を誤るとこの様な厄介な所もある。原発停止に伴うともされる、この所の電気料金高騰の折でもあり、これまで以上にエネルギーを考えて使わなければならない夏にもなっている様だ。特にこの先、盆までの約2週間は、深夜帯も気温低下が鈍い熱帯夜が続く。途中で動作を止める、タイマー設定を上手く突かうなどして、乗り切れればとも愚考している所だ。

さて、これまで毎夏記して参った拙特集日記の事だが、今年初触れた、首都圏の大切な写真仲間だったOさんがご逝去後、初盆となる。不謹慎かもだが、来月は、Oさんと俺との写真や鉄道交通、それに日本海側の美味などを通じての交流の思い出と軌跡を綴って参れれば、などとも思っている所。題目は現状「Oの愛した光景」を仮題に、各回副題を付けて参ろうかとも思案中。今は天におわすOさんの心情に、できるだけ違わない様、文章には心がけて参ろうと思います。とりあえず、今月の拙ブログはここまで。ラタ、マイ月。

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日本海の想い

2014-07-19 23:17:51 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!実は、連休に恵まれた事もあり、今朝より新潟入りしている所であります。

午前中は結構な降雨で「又もや降られてしまった」苦笑もの。10日前の大雨で、JR磐越西線が、ラーメンの街、喜多方近郊で水害の為寸断してしまい、主目的の蒸機の列車撮影が片道だけとなり、やや具合の悪い展開と相成った次第。ただ、前回記事への知友のコメにもある様に、東欧のロシア・ウクライナ両国境地域にて、マレイシア航空機が不審な墜落を遂げ、乗客ら300に近い方々が犠牲となる遺憾な事態となったことに比べれば、些細な事だし、気象の事共であれば、そう言う事として理解し受入れなければならないのだろう。前述の墜落事件は、地上よりのミサイル攻撃による疑いがあるとされ、事実なら決して許容されるものではない。ロシア・ウクライナ両国及び旅客機運航当事国等は、紛争当事国などである現状を差し置いても、人道上の見地よりも、事件の真相究明と再発の防止へ向け、尽力を惜しむべきではないのではないか。又、国際連合も、こうした事件に際しては、もっと権限を高めて、より強い国際法の力で、紛争関与国の制御ができる様、態勢を整える努力が求められるだろう。

紛争解決への努力もだが、日本海側へ来ると、いつも思うのが、昭和後期の1970代前後に、朝鮮半島北部へ拉致された、我らが同胞の事だ。2002=平成14年に5名の方々が無事帰国を果たされたのは勿論喜ばしいが、勿論事件はそれで終わりではない。先の日朝交渉にては、再調査など、対「北」で有益な条件を勝ち得た所もある。それらの状況を生かしながら、生存全員の帰国が叶う様、着実に繋げて頂きたいと強く思う所だ。

明日は、首都圏の悪友も合流して、新潟にての2日目を迎える。今日に続き、不安定な空模様らしいが、何とか大雨だけは勘弁して欲しい所だ。後、帰路に当たるJR中央西線も、先日の土砂災害にて岐阜・長野県境辺りで運行が止まっている事にも留意すべきだろう。そうした障害も視野に入れ、なるべく来週への影響のない、有意義な休日にしなければ、とも思う次第であります。

この記事」を終える間際、岡山県下にて、先日来行方不明となっていた女子小学生が無事生還、連れ去りのかどで、同県下の男性容疑者が確保された様だ。行方不明事件の良き解決は喜ばしいが、夏場はこの様な、性的にも不良を抱えた不審者が出て来易い時期でもある。事前に不審者情報もしばしばあったとされるだけに、当該の女子小学生も親御様も、防犯への警戒に不足はなかったか、明るい夏休みとする為にも、その辺りを良く振り返り、次への備えとすべきではないだろうか。

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梅雨空の下で

2014-07-13 23:14:47 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ! 沖縄・奄美地方の順で、平年よりやや遅めに梅雨が明け始めた様だ。だが、本土のそれはまだ先。先日、列島をほぼ縦断した台風第8号と、そのあおりで活発になった梅雨前線の襲来で、当地では岐阜・長野県境辺りにて土石流災害が発生、残念ながら若い方が犠牲となってしまったのは遺憾。交通も、国道19号とJR中央西線が寸断され、前者は仮復旧、後者は暫く不通状態が続く様だ。この地方の人的移動と物流に大きな影響があるのは事実だが、復旧は安全最優先で万全を期して頂きたいのも又事実。少しく日数はかかるだろうが、安全安心の態勢を伴ってのものであって欲しいと願うのは、俺一人ではあるまい。

国外に目を転ずれば、先日来の朝鮮民主主義人民共和国による、短距離ミサイルの発射が続き、これも遺憾な所。背景には、この所歴史問題などで反日姿勢を強める中国大陸の新政権が、同国を差し置いて先に大韓民国との連携強化を図ろうとしている事や、近く実施の米韓軍事演習への反発があるものと思われる。我国の安倍政権が、この発射行動への抗議を行ったのは勿論だが、進行中と言われる、昭和後期の日本人拉致事件の解決への動きを阻害しない様願いたい所でもある。それと、中東のイスラエル、パレスチナ両民族による内戦も芳しくない事態だ。今回こちらは、パレスチナ側が、イスラエル国の複数の未成年者を誘拐殺害したのが発端とされるが、両勢力は、遠く1940年代後期より戦闘行為を繰り返し、おびただしい犠牲を生じているのはご存じの通り。もういい加減に「報復の連鎖」よりの脱却が模索されて良く、その為には、パレスチナ民族の尊厳が今より重んじられる必要があるのだろう。この地域の政情不安は、我国のエネルギー事情にも影響するだけに、少しでも鎮静化に向かう様、配慮する必要があるのだろう。

話を梅雨空に戻す。時折時雨の今日々中、拙居所近くを通る、JR関西線沿いにて、作業中のディーゼル機関車を見かけた。折しも水害にて寸断中の中央線向け燃料貨物の発送不能と日曜日が重なって、荷動きは少な目だった様だが、勿論ある程度は動いている。基本土・日曜毎の休日を保障され、便利に見える我々の生活も、実は土・日返上で立ち働く輸送の方々によって支えられているのだ。彼らも、勿論平日のどこかで休息できる事は分っているが、俺は、改めてその辺の事に想いを致す必要もあるのではないか、とも感じた次第。今、作家 柳田国男さんの著書「想定外の悪夢」を読み進めており、先の震災に伴う原子力発電所事故などの対応に際し、深刻な事態を事前に察知する想像力の大切さなどを学んでいる所だが、同氏の著作には他に「雨の降る日は考える日にしよう」なる作品もある。いずれ拝読したいが、正にこのタイトルに沿った事を実行すべきと感じた、この日曜日であった。

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法人減税は、外形標準課税拡大とセットで

2014-07-06 16:02:38 | 社会・経済

コナサン、ミンニチワ!2014=平成26年7月も、拙ブログを宜しくお願い致します。

今秋に、拙記事を載せるOCN「ブログ人」の終了が決まり、今の体裁での記事更新も、後何回かと言う所だが、できる限り、現状の週一回更新が続けられればとも愚考する次第。次のブログへの移行準備は、来月半ば頃整う様なので、それに合わせて拙欄も引越し準備に入る事となろう。8月は今夏の特集記事を予定しているので、移行処理は9月の早い時期となるかも知れない。

社会一般ではこの所、法規制の隙を突いて出回る事実上の違法薬物「脱法ハーブ」などの悪影響による交通事故多発が表面化、首都圏にては、主なものだけで2件発生、内1件では犠牲を生じる遺憾な事態となった。監督する厚生労働省と警察庁には、速やかに実効ある取締りを望みたいし、国民市民レベルでの追放運動も起こり始めたが、何と言っても「需要ある所に供給あり」だろう。まずは、我々の側で、こうした薬物に頼る様な、安易な生き方をしない様自覚を新たにする必要があるのだろう。薬物販売には、暴力組織が関与しているとの指摘もあるが、まずは「用いない決意と努力」によって、地道に需要を絶つ事が大事だろう。

次に、外交安保面にての、所謂集団的自衛権の現行憲法下での行使容認踏切りを図って物議を醸す安倍現政権だが、国家財政の大元をなす税制面でも大きな変革を図ろうとしている。ご存じの企業向け税制、法人税の下方改定についてである。

主要企業が対象の法人税は、現行法人所得の35%課税が原則だが、これを30%を切るレベルまで引き下げ、経済政策「アベノミクス」効果の増進をも兼ねて、企業活動を容易にし、併せてこの所厳しさを増す国際競争力向上の一助にしようとの狙いもある様だ。問題は当然ながら財源。法人減税だけでは、計算にもよるが、数兆円もの税収減となる可能性もあるだけに、代替財源の確保が絶対の条件になると言われている。既に、一般国民市民の多くは、今春の消費増税と、減税されない所得税や住民税、それに先の震災復興向けの特別税負担に追われて、これ以上の増税は見込めない情勢だ。景況が順調なら、来秋にも予定される、消費税の再改定も視野に入れなければならない。

そこで財務省などが注目し、導入実現へ向け検討しているのが、地方税の法人事業税の一部に適用される、外形標準課税と言う手法だ。これは平易に申せば、各企業の事業規模や社員・従業員の人数などを基に、利益のあるなしに関係なく一定額を課税しようとの考え方で、主に相当数の大手企業に適用されているが、これを少しでも、(租税特別措置などで)納税の度合いの少ない中小企業にも対象を広げようと言う事の様だ。

ご存じの様に、約250万社と言われる我国の色んな企業の内、一定規模以下の中小企業の約7割は、利益の出ない赤字法人だと言われる。ただ、本当に経営に苦しんでいる所もあれば、本当は利益があっても、税制上赤字にしている所も少なくはない様だし、国際的に事業展開している所では、納税面で有利な外国の関連企業を黒字、我国の本体は赤字などと言った操作も良く行われているやに聞く。大切な税を使い整備される道路などの公的インフラなどを日々使っている以上、応分の負担をすべきは当然で、こうした見直しは税の公正、公平の観念を維持して行く上でも必要な事だろう。

法人減税も、長年言われて来たテーマだろうが、実現に当たっては、これ以上生活者の税負担を増やす措置は認められない。各種企業は、経済安定に不可欠な「雇用」を握っているだけに、中々に課税強化が難しいのは分るが、たとえ一定でも、外形標準課税の範囲を増やす事により、代替財源の確保を図る様努めるべきである。

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