Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

我国是を弁えない「有識者?」達

2019-07-30 21:00:36 | 国際・政治

当地東海も、遅れていた梅雨が明けた。予め分かっていた事ではあるが、これからほぼ一カ月は厳しい猛暑と夜間も気温の降下が鈍い熱帯夜が続くだろう。昨今のこの暑さでは、かつては贅沢装備と見なされた空調も 命を守る防具と理解した方が良さそうだ。水分補給と共に、適切な利用で健康面の消耗を何とか抑えられればとも思う所。

この夏休み、子供達にとっては 乗り物に関する催事が大きな楽しみの一つだろうが、その様な中 兵庫県下の大手小売店にて催される予定だった自衛隊関連車両の展示イヴェントが、左派系市民勢力の中止圧力に遭って見合わせになったとか。そればかりではない。小学生以下向けの児童図鑑「はたらくくるま」に当初載った自衛隊車両群が、同様に左派市民勢力の攻勢に遭って増刷が中止されたとの話も聞いた。もうこれは、残念や遺憾のレベルではないだろう。明らかな「子供達の知る権利」と「学問の自由」への侵害だ。当該市民勢力の背後には特定野党が控えている様で、これらの妨害行動も それら党の指令によるものだろう。同様の事象は少し前 首都圏でも見られたが、我々は決してこんな連中の動きに与してはならず、子供達に正しい自衛隊の姿を教えられる大人を目指したいものである。

前置きが長くなった。本題です。前述の特定野党やその関連市民勢力にも近い立場の有識者連中が、昨今の安倍政権による対韓重要物資輸出管理見直しに対し不興の意を示している様だ。発出の共同声明賛同者は 70名超ともいわれ、必要あって行われた前述措置の即時撤回などを要求する内容。国民市民多数の支持を取り付け易い様 言葉を弄して自勢力の思考を正当化する内容だが、これらは勿論韓国側に過分に与するもので、決して真に受けられるものではない。「大韓民国(以下、韓国と略す)は隣人だから、特段の配慮を」とか「我国側が一方的に摩擦を増大させている」などと到底中立公正な代物ではなく、これは仮定の話だが、もしも将来北鮮主導で半島統一が実現した折にも、この連中は同じ主張を繰り返す事だろう。

政権与党側も、一見所謂「徴用工」問題と関連がある様な表現をしてしまったのは拙いと心得るが、主な所は韓国側へ輸出の 軍事転用もできる重要物資の同国内流通に不審な所があった事による。防衛機密に属する所もあって 全公表する訳には参らない事共もあるのだが、前述の有識者連中は 同一視が不適当な事共を引き合いに出して、政府の措置を不当などと騒ぎ立てている。万一にも対韓輸出された重要物資が(詳しい国名を挙げるは控えるが)核開発を目指す第三国などへの流出が露見した様な場合には、一体誰が責任を取るのか分かっているのだろうか。もしも事実となれば、平和志向を旨とする 我国是を根底から揺るがし、国際的対外信用の根幹にも関わる事態となりかねないのである。

だからこそ、安倍政権は対韓重要物資輸出に絡むこの問題につき 特段の慎重を期そうとしているのではないか。その姿勢を正面から捉える事なく曲解し、我国益を蔑ろにしてでも韓国側に与しようとする意図がみられる声明に、国民的支持は集まるまいて。偏向の疑いある NHKの調査でも、此度の対韓政府措置はほぼ 6割近い支持を集め、明らさまな反対はほぼ 2割に留まる由。当然の事だろう。安倍政権は、対韓優遇の所謂「ホワイト国」扱いからの韓国除外を来月中に進める意向とされるが、毅然たる姿勢で粛々と進めて頂きたい。それにより 折々韓国側が揺さぶってくる「世界経済への悪影響」は大してない事だろう。今回画像は、田植え前の当地北郊・一宮市内の JR東海道線を、西日本から当地愛知へと向かう上り貨物便の様子を。以下に、関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3536.html (自衛隊催事妨害問題関連),http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3537.html (対韓輸出措置反対声明関連),(何かおかしいよね 今の日本様→前述声明の、主な人物名簿有) https://ameblo.jp/yamatogusa/entry-12499125349.html

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一考の価値ある NHKスクランブル放送化の主張

2019-07-27 13:37:15 | 社会・経済

先日来 欧州の世界貿易機関WTO会合で持たれていた、我国の対韓重要物資輸出管理見直しに対抗する大韓民国側の主張工作がどうやら不調に終わった様だ。当然の事と心得る。明らかに韓国側の 外交安保上不適切な事案が複数見られた為の見直しであり、それに関連する審査などをこれまでの優遇的な簡素なものから原則通りに戻すだけの話、即禁輸という訳ではない。所謂徴用工問題の報復ではとの見方もあったが、それは違うだろう。ただ 我国政府側が、結果的にせよそうした印象を持たれる隙を作ってしまったのは事実であり、これは今後の重い課題として認識願いたいとも思う所だ。

この問題についての 一部を除く既成メディアの扱いも、相変わらず中・韓寄りの芳しくないものだったらしい。筆頭はやはり朝日新聞勢力で、前述の重要物資輸出管理見直しの即時撤廃を感情的に主張するものだったとの事。それも自紙の顔ともいえる社説でそんな記事を載せておいて、政府与党に対し「冷静になれ」などとよくも書けたものだと呆れて見ている所でもある。先の日韓外相会談でも、当然に必要な牽制を冷静に行った河野外相の態度を悪しざまに書き立てていた様だし、既成メディア多数の思考は、どこまでも媚中媚朝に向く様になっているらしい印象は拙者も実感したものだ。これを放置する限り、既成メディアへの国民的信頼が戻る事はないだろう。

さて本題。その既成メディアの本丸ともいえる日本放送協会 NHKのあり方に一石を投じるべく先の参院選に立候補して政見を世に問うた「NHKから国民を守る党(以下 N国党と略す)」が比例代表で一議席を取得、同党の立花孝志代表の参院行きが決まった。投票前の政見放送は 決して品性豊かなものではなかったのは事実だが、現状は原則全国民に納付義務のある受信料徴収を 本当に見たい人々に限定する 所謂「スクランブル放送化」の主張は、一定の説得力があるとみるものだ。

この件につき 与党自民党と総務省、当事者たる NHKは「予定調和の」反対見解を表している。「公共放送と民間放送の二元体制を崩しかねない。NHKは災害報道や政見放送など公共放送の社会的使命を果たす事が求められる」として、全国民が公平に財源を負担する事の重要性を強調したとされる。

一件もっともらしい見解だが、冷静に振り返れば民放各社にしても 一部で偏向報道の問題を抱えるにせよ、報道機能そのものは NHK並みかそれ以上に果たしている例も見られるし、インター・ネット報道の進化も目を見張るものがあろう。つまりニュースにしても、視聴者側の選択肢が大きく広がっているのだ。TV局やラジオ局が少なかった昭和の高度成長期以前ならいざ知らず、多ch化やネットの割合も増えた現在では「公共放送の重要性」よりは、少なくとも一方で「肥大し過ぎた NHKの組織防衛」の為の主張に成り下がっている様に思えてならないのである。

電波調達のあり方も見直されなければならない。国家が電波の大元を牛耳る代わりに各社局に安価で割り当てる現行制度は、最早国際的には通用しないものだ。世界では「電波オークション制」と言って、電波調達にしても市場価格によってやり取りされていると聞く。現状よりは割高になろうが、一定は仕方のない事。その仕組みを受け入れないのは、今や 30を超える経済協力開発機構 OECD加盟国中では我国だけである。その国際的流れに乗れる様にする為にも NHKスクランブル放送化は一考の価値があると思う。災害、国防安保など緊急時には それに見合った時限的な態勢替えをすれば良いだけの事。その折の費用に限っては国費負担にだってできるはずだ。N国党の スクランブル化の主張は、国民レベルで一考されても良いと心得る。今回画像は、令和期直前に全ての更新リニューアルを終えた名古屋鉄道の特急「パノラマ・スーパー」の近影を。熱田神宮近所にての撮影です。以下に、関連記事をリンク致します。(せと弘幸Blog「日本よ何処へ」様) http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53327175.html

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不穏で身勝手な周辺諸国の動向

2019-07-24 20:54:23 | 国際・政治

先程 適当にネット記事を追っていたら、関西電力系の法人向け警備・セキュリティ企業の広告を目にした。規模や程度の大小はさておき 既に生じた事件について「たら、れば」を申すは必ずしも適切を欠くは承知しているが、大放火殺傷事件に見舞われた京都アニメーション社につき、当該容疑者が既に数日前には現地入りし 現場などの下見や襲撃装備の準備をしていた事実を社員各位と地域住民、地元警察が連携して不審者情報として共有しておれば、又 以前の脅迫メッセージが着いた時点で前述のセキュリティ企業に警戒を依頼しておれば、この事件も負傷と物損レベルで済んだのではないかと ふと思ったものだ。改めての弔意とお見舞いの意は勿論だが、難しくも着実な再建の折には 是非今後の教訓としてセキュリティ強化を強く望みたいと思う。

本題です。セキュリティとくれば、国家レベルのそれも常に顧みられなければならないもの。先日、大韓民国も領有権を主張するとされる竹島上空を、ロシア軍機が領空侵犯した疑いが持たれ、為に韓国軍機複数がスクランブル発進して実弾による警告射撃も行ったそうだ。同じ事を我らが自衛隊も行って然るべきだが、竹島領有が係争中とかで これは行われなかったと聞く。外交ルートにて、韓露両国に抗議文が渡った由だが、いかにも弱腰の措置ではないか。

又、先の参院選結果を受け 中国大陸から今後の憲法改正などの動向についての懸念が伝えられたとか。これなどは、我国向けの内政干渉スレスレの出方ではないだろうか。そも日本国憲法の改正問題は、我国の内政問題だ。周辺諸国への脅威を最低限に抑えつつ 我国の独立と尊厳を守る為の自衛隊の法的地位を高め、自衛組織としてより広く国民的認知を図る為の日本国憲法第9条の小規模な見直しは、国の内外共 決して大きな脅威となるものではない。昨今問題の「有志連合」に関する協力にしても、最低限に抑えられるはずで、決して深甚な危険を伴うものではなく、我国の石油エネルギー輸送路確保の為の警備 即ち最低限のシーレーン防衛行為に留まる事だろう。

現在、世界貿易機関WTOの会合で議題に上ったとされる 対韓重要物資輸出規制問題にしても、黙って居れば大韓民国側の一方的主張が通ってしまう恐れもある。あくまでもWTOの規制に基づいた措置である事を、我国側は強く毅然と訴え続ける必要があろう。又 所謂戦中徴用工問題とは無関係な所も、併せて主張すべき。国連もWTOも、中韓系関係者の影響力が大きい様なので、決して楽観する事なく 見守る我々も緊張感を持って向き合うべきだろう。

周辺諸国がこの様な動きを見せると 一部を除く我国内の主要メディアは得てして一方的に我国側に非がある様な論調を採ろうとするが、適切を欠くものだろう。朝日新聞などは 此度の対韓貿易規制の即時無条件撤廃を口走ったとされるが、こんな風だから国民的不信を増長させるのだろう。正に「墓穴を掘る」の図ではないか。日本国憲法改正までは 今暫くの日数を要する事だろうが、決してその為の道筋を閉ざしてはいけない。外にあっては 前述の様な周辺諸国の不穏な動き、内にあっては 冒頭触れた京都アニメーション襲撃にみられる テロ化した深刻な凶悪犯罪がこれからも生じる懸念を抱える。それらの 命に関わるリスクと向き合う為にも、現行憲法のあり様は最早時代にそぐわなくなっているのは事実だ。改正へ向けた地道な議論は日々行われなければならず、国会で定められた憲法審査会にしても、健全な開会と運営を求め続けるべきだろう。今回画像は、当地の JR名古屋駅西方を伊勢志摩へと向かう近畿日本鉄道の高級観光特急「しまかぜ」の様子を。

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第25回参院選回顧

2019-07-22 20:51:20 | 国際・政治

「投票率以外は、まあ順当」というのが、昨日投票が行われた第25回参院選についての拙所感である。投票率が 49%弱と 戦後国政選挙では一、二を争う低さだったのが遺憾ではあるが、それを除けば まぁ予想通りの妥当なものだったと言えるのではないか。

自由民主、公明の与党二党は改選過半数の計71議席を確保、非改選を含めても憲法改正発議に必要な 全体の 2/3確保までには至らなかったが、安定多数を占めた事で 曲がりなりにも国民的信任を得たと申して良いと拙的には考えるものだ。これで、かねての懸案だった消費税原則 10%の上方改定は決定的となった。一定の反対意見があるは承知しているが、ここは努めて冷静に受け止めて向き合いたく思う。

その上で、やはり東北地方複数と沖縄選挙区で議席を獲れなかったのは やはり安倍政権の反省材料といえるのではないか。高額な費用と立地リスクを伴う防空設備「イージス・アショア」の設置を巡り、地元への十分な説明や調整が不足していた為に 意思疎通の不足を招いた事が敗北の一因ではないか。岩手県メインに 宿敵ともいえる小沢元自由党代表の地盤である為に苦戦し易い事情があるにせよ、そうした所が些か粗雑だった印象は拭えないのではないか。イージス・アショアそのものは防空上必須につき 設置に反対するものではないが、もう少し地元事情への配慮と、設置についての融通があっても良かったのではとも思うのだ。

広島選挙区では二候補中新人が当選、現職が苦杯を仰ぐ悲喜こもごもとなったが、この結果については朝日新聞がこき下ろしていた様だ。もう与党の事共は悪しざまにしか書く事のない同紙故 まともに取り合う気もしない所だが、やはり与党の選挙戦略が甘かった所がないでもないのではという気もする所だ。まだまだ続く与野党攻防。政権与党は、もう前述の様な諸失態を繰り返さぬ様。多数派を維持しているたからといって、決して用心を解かぬ様願いたいものだ。

野党側では 立憲民主党と大阪維新の会が議席増進するも「躍進」には程遠い有様だ。過日も申した事だが、立憲民主党の拙印象は「所詮は旧社会党」。現国民民主党と共に、つい先年旧民進党から分裂する形で発足した同党。民進党の前身、旧民主党政権下での「悪夢の三年間」をご指摘の各位は多いだろう。それは正にその通りなのだが、旧民主党→旧民進党内にはかつての日本社会党の流れを汲む勢力がかなりあり、その相当部分は日共より極左的とされる社会主義協会の思想的影響下にあったとされるのだ。現立憲民主党は、旧民進党分裂の折 その左派勢力によって結成されたもの故、思考体質は限りなく旧社会党に近いとする見方も大きくある。

枝野同党代表は 事ある毎に「新しい政党」の情宣に勤しむ風情だが、大元の思考は旧社会党と大差ない。因みに同党支持者の中心は、60代後半から 70代にかけての「団塊の世代」と最近選挙権を得た 10代後半の若い世代だ。前者はよく知られる様に、昭和後半の高度成長期 学生運動華やかなりし頃の思考が立憲民主党の政治姿勢に近く、好まれる理由だとされる。後者は、例の「悪夢の三年間」を知らぬ世代で、これが党側の巧妙な政治情宣に乗せられている所があるからとみられる様だ。党勢が増えてはいるも「躍進」といえる状況には程遠い。少なくとも熱狂的「カルト」支持者は少数だろう。

護憲一辺倒の 社会民主・日本共産両党は、予想通り退潮の気配。特に社民のそれが酷い。獲得僅か一議席で、非改選を含めても計三議席。公認政党の存立要件のクリアさえ危ぶまれ、近い将来の消滅もありそうだ。そりゃ「護憲」だけでは新時代に見合った政策提言能力など期待できないだろう。反増税と言った所で少子高齢化に伴う社会福祉の要請から、消費増税メインの一定の負担増は避けられない運命であり、それらとどう健全に向き合うがが議論されるべき所、本題から目をそらした政権与党の短絡的批判ばかりしている。これでは支持される方がおかしいと言うものだ。

新しい党派では、山本太郎前参議が率いる「れいわ新撰組」が一定の注目を集め 二議席を得た。その結果は基本尊重すべきだが、山本前参議は以前極左過激勢力との繋がりを指摘された事もあり、身障者初め社会的弱者の援護などを旗印にするも 前述の事実にも留意して様子を見るのが至当な所だろう。もう一つ「NHKから国民を守る会」も一議席を得た。他の各党との連携が難しそうな政見を持つが、こちらも暫くは静観したい所だ。

以上、とりとめもなく昨日の参院選を振り返ってみたが、安倍政権は、国民多数の当面の要請が 経済メインの国内安定と、先の京都アニメーション襲撃の様なテロ又はそれに類する凶悪事件を起こさせない社会の平穏を望んでいる事に留意の上、今後の政権運営をお願いしたいものだ。勿論、安倍総理大臣の積年の主張「憲法改正への道づくり」を全否定するつもりもないが。今回画像は、今月半ば JR東海道線で偶然目にした、当地東郊・東三河の鉄道車両メーカーから輸送される 名古屋地下鉄新車の様子。この様な鉄道新車の送付は「甲種輸送」と呼ばれる様です。

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京都アニメ放火~テロ化する凶悪事件への対応は良いか

2019-07-19 20:43:54 | 社会・経済

昨日、京都市内にて生じた 京都アニメーション社拠点を狙った放火事件は、死傷数十人という凄惨な事態となったのはご存知だろう。30人を超える犠牲各位への弔意と、ほぼ同数に上る負傷各位へのお見舞いを 謹んで申す次第。放火を認めた容疑者も火傷治療中の由だが、可能になり次第逮捕状を執行し、厳重な取り調べと刑事処分をお願いしたいものだ。

我国のアニメーション文化は世界的にも高レベルとされ、京都アニメーションはその制作の一大拠点とされて来た。今回極めて有能な、そして将来有望なアニメーターや監督の方々多数が失われた可能性が大きく、一つの国家的損失と位置付ける事もできよう。同時に、関係各位の犠牲が大きい折 言及すべきではないかもだが、当該社屋の保安度セキュリティが十分であったか、最高経営陣は警察・消防の検証結果を待って是非とも再検討を行い この様な悲劇の根絶を目指して頂きたい。

この事件を踏まえて振り返るに、今年中盤に入っては 神奈川・川崎の小学生殺傷事件や大阪・吹田にての警察官襲撃事件など、テロ的な臭いが強い凶悪事件が目立ってきた。決して無為無策とは申したくないが、こうした事象に対する警察、学校、会社などの民間団体の取り組みは 決して十分とは言えないだろう。「自分は手を上げないから、まさか相手も向かって来るはずがない」とする所謂性善説は、もう今は通用しないという事だろう。

今回触れた三件の犯人は いずれも精神疾患があった様だが、そうでありながら犯行は極めて冷酷で計画的な所が大きい様だ。吹田にての警官襲撃では、以前の土地勘を利用して交番に虚偽の盗難通報を行い、複数で勤務中の警官が一人になった所を襲ったとされる。又、現状最高の保安態勢で臨んでいた川崎の小学生殺傷でも、事前に下見を行って、見守りの死角を突く形で襲撃の挙に出た節がある。そして今回・・事前にガソリンとされる可燃物を多量に用意、その入手には「発電機用」と販売のG,Sに偽っていた様だ。放火に際しても、火の回りが最も早い玄関ロビーと関係者出入り口、それに吹き抜け構造の螺旋階段のそれぞれ最寄を狙って行った様だ。更にその際 十分な殺意を窺わせる言葉を口走ったというから、殺意と責任能力は十分に問えるだろう。数年前、コンビニ店強盗の罪で実刑となった前科も顧慮されるべき。

甚大な被害に遭った京都アニメーションと関係各位へのお見舞いの意は当然だが、それを踏まえた上で やはり当該社屋のセキュリティについては、心もとない印象が付き纏う。最低でも、主要企業が行っている様な玄関の受付、できれば守衛の方が詰めておれば 一定でもこの様な蛮行は抑止できた可能性がありはしないか。やはり犯人が易々と玄関に上がれた事が、悲劇の原因だった様に思うのだ。もしも当該の関係各位に少しでも玄関周りを警戒する気持ちがあれば、異なる状況になり得た様にも思うのだ。

当該容疑者は、犯行に先立ち やはり現場を下見していた。目撃者も複数あり、難しいは承知だが やはり地域レベルでも不審者としての情報を、早めに警察と共有する姿勢が求められるのではないか。もう一つ、京都アニメーション宛てには以前から 作品に絡む脅迫メッセージ送付が一度ならずあったとか。これは見過ごせない事実だ。経営陣が、制作現場の各位とこの問題を密に共有できていたかどうか、少し疑問が残る所だ。

まだ現場検証の途上につき 多言は控えるべきかもだが、今回挙げた以外にも諸問題はあるかも知れない。拙者が以前から主張してきた事だが、現代社会はもう昭和期の様に「自分は、自勢力は凶悪事件の標的になるはずがない」との所謂性善説による見方が通る時代ではなくなっている。多くの人材が失われた京都アニメーションの態勢再建には相当な月日と費用を要するだろうが、再建への道程では是非ともこうした保安面の留意もお願いしたいもの。その事が 容疑者の厳重な処分と共に 犠牲となった多くの方々への大きな供養になるものと信じる。今回画像は先年 JR京都駅で見かけた JR西日本所属の在来線軌道設備試験列車の様子。当地の JR東海試験列車の様に 愛称こそ持たないものの、東海道・山陽新幹線「ドクター・イエロー」にも負けぬ気魄を感じたものです。

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