2017=平成29年9月も、最終日となった。少し早めの秋本番。夏場と違って、昼夜の温度差がとみに拡大しているので、着衣や寝る時の夜具などを上手く調節し、体調を維持できる様心がけたいもの。折から風邪も流行り出した様だし、毎冬の脅威でもある、インフルエンザも早めの流行が予測されている様だ。冬場に向け、足早に過ぎる良い季節を、元気で快適に過ごせればと思います。
さて「スポーツの秋」でもある所、芳しくない話題に接した。来年初、大韓民国・平昌(びょんちゃん)で開催予定の、冬季五輪(及び障害五輪)向け広報用世界地図から、我国 即ち日本列島が抜けていた件。韓国側は「担当部署の見落としミス」であるとして、速やかに事実認知と陳謝を行ったは良いが、ネット界では「韓国側の本音が出たのではないか」などの良からぬ見解も表されたと言う。日本五輪委員会JOCは一度、詳細の調査を求めても良いのではと心得るものだが。
本題に入ります。余り感心しない衆院解散に続き、第一野党だった 民進党の命脈が尽きようとしている事は、既に触れた。実質合流の決まった、国政新党「希望の党」小池代表と、もうすぐ任を終える、前原民進党代表が、複数回会談を実施、まずは民進党衆院議員の「希望の党」への異動が主題となっている風だが、小池代表は「自党勢力と、政策思想が一致できる議員のみを迎えたい」として、一定の絞込みを行う意向を表されている。当然の事だろう。
民進党の正体は「自由(リベラル)から極左まで」。「希望の党」と、政策思想の摺り合わせが可能な、旧自民など保守系議員層は、一定の審査や協議を経て異動が認められようが、旧社会党層は、日共並みかそれ以上の極左志向の者も複数ある。こうした勢力が「希望の党」入りすれば、無益な思想闘争などを振りかざし、党や国会の運営を大きく支障するのは目に見えている。日共などは「不当な選別をしている」などとして、得意の声高な非難を繰り広げているが「言いたい事は言わせとけ」である。小池代表は、将来へ向け、健全な党運営と国会活動を期す事のできる人選をお願いしたい。以前主張された「保守二党論」が意外な形で実現しそうなのは、拙者も好ましいと心得る。その為にも、民進党左派からの非難や妨害に屈する事なく、信念を通して頂きたい。
それにしても、今夏以来 頭に来ているのが、主要報道、なかんずく、左傾志向の朝日、毎日、東京の各紙とTBSの不良姿勢である。「自由(リベラル)」の意味を、わざと歪曲して活字や画像にする有様は、誠に不愉快の極み。例えば先月の、最後になるだろう民進党代表選で、枝野幸男候補を「リベラル側」と表わすは、毎回の不快感を禁じ得なかった。同候補は、極左過激勢力 革マル派との繋がりが指摘され、又、政治言動や政策姿勢も明らかに左傾しており「リベラル」の表現を当てはめるのは、明らかに不適切な人物だ。それを承知の不良報道は、各社局の見識を疑うものがあり、この傾向は、衆院選にあっても、一向に変わらない所だ。前述の枝野候補より、更に極左的な人物までを「リベラル」呼ばわりする始末。これが、大阪府知事や大阪市長を歴任された弁護士 橋下 徹(はしもと・とおる)さんが指摘された、報道不信の一因となっている事は、論を待たないだろう。
TBSの報道姿勢は、更に酷い。先の東京都議選終盤、安倍総理大臣の都心部遊説の折の「安倍やめろ!」コール。初めは、一握りの僅かな勢力が騒ぎ立て、一定規模に広がったものだが、同局はこの画像を不当に編集し、恰も遊説に集まった聴衆の殆どが「反安倍政権派」である様捏造の上 放送したとされる。又、衆院解散に際し、安倍総理大臣を招いての報道番組中にも、司会者や女性補佐に、質問を変えさせるなど、不当な編成操作をした様だ。こんな社局は、かねて指摘される様に、厳重な電波停止などの処分を下すべきである。
聞いた話で恐縮なのだが、内閣改造前の、高市前総務相が、野田現総務相に交代した背景に、前述の停波問題が絡んでいたらしいとの情報にも接している。詳細不明につき、詳しくは踏み込まないが、この様な問題が多発している以上、政府与党は、これまで反対していた、電波オークション制採用と、捏造報道が露見した時の処罰規定を法整備すべきである。今年に入り、安倍自公政権は捏造報道の標的となり、大いに苦労されているはずである。欧米先進国では一般化し、我国だけが整備の遅れる、この様な報道問題への対処を、遅ればせながら、国民市民の前に問題提起して、実現への議論を深めるべきと心得る。今回画像は、先年捉えた、岐阜県下の彼岸花の様子。背後を行くのは、JR中央線特急「しなの」。今月の拙ブログは、以上です。