Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

田中好子さんを偲ぶ

2011-04-27 07:50:00 | インポート
各位お早うございます。今朝の当地名古屋も、遅れの花曇り。午後よりは降雨も予想されます。難有りなのは、一度降りだすと荒れ模様になり易い事でしょうか。暦は普段の日、お出かけはお互いご安全に。

さて先日、往年の人気アイドル集団「キャンディーズ」の顔だった女優 田中 好子さんが病の為、ご逝去となりました。まだまた色んな可能性を残しながらの、50代半ばでの急逝は本当に惜しまれる所。今は一言、哀悼の意を表したく思います。

1970年代、昭和50年を挟んでの、数年間に亘る伊藤 蘭さん、尾身 美樹さんとの歌手活動の後女優の道にお入りになったのは有名な所。
「春一番」「夏が来た」そして「微笑み返し」など、拙方が好みの曲もありましたが、女優としての方が、拙印象は深いですね。

一番の思い出は、1994=平成6年に篠田 三郎さんと共演された映画「さくら」で、旧国鉄バスにご乗務の傍ら、太平洋側の当地名古屋と日本海側の石川県とを結ぶ、長大な桜街道の実現を目指して無報酬で奔走された中部伝説の桜守、佐藤 良二さんの夫人役での好演が今も脳裏に焼き付いています。想えば、田中さんはこの時既に不治の病を得ていらしたと聞き、改めてその過酷な運命と、それを乗り越えんとされた志の高さに感銘を受けている所です。

亡くなられる間際は、先般の東日本大震災の惨状を大変気遣っていらした由。復興への大きな動きを見る事も叶わぬままの旅立ちは、少し心残りだったのではと思います。

「あちらでも、震災の犠牲被害の方々のお役に立てれば」が最後のお言葉だったとか。その想いは、きっと通じるものと信じます。
スーSAN、有難うございます。これからはごゆっくりお休みを・・・とは行かないか。笑

P.S 今月の拙日記は以上。ブログ記事は省略させて頂きます。*(日本)*
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国家的損失と言う事

2011-04-24 00:50:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

先月の後半に引き続き、今月も結局は東日本大震災に関する記述が多くを占める事となってしまいましたが、まあやむなき事とご理解を賜れれば幸いであります。

被災地東北各県の復興は、少しずつ進み始めているのは事実ですが、世界的漁場とされる三陸沿岸の漁業基地の再建は、その殆どがこれからで、まだ海底に沈められた瓦礫などを取り除かなければ、再度の出漁さえ叶わないのが現状の様です。
原子力発電所事故に絡む農業被害も甚大。これらに留まらず、風評被害もあって、我国の全輸出産業に悪影響を生じている事実を、政府当局と事故当事者の東京電力には強く意識し自覚して貰いたい所です。

小言ばかりが先行している印象は分っているが、放射線の影響が最早国境を超えるレベルとなった以上、我々は引き続き注視監視を怠るべきではないと思います。
先日は、菅内閣総理大臣も東京電力社長も被災地の見舞いに赴きましたが、自治体首長や避難中の住民各位の反応は、予想通りの極めて厳しいもの。ここは、謙虚に自らの過失に想いを致し、必要な補償へ向けて速やかに手を打つ姿勢を見せる事でしょう。

続きは、拙ブログ「トイレの雑記帳」に記しましたので、下記アドレスよりご一読を下されは幸いであります。*(日本)*
http://nanaseko.blog.ocn.ne.jp/bloghakase32/
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国家的損失と言う事

2011-04-24 00:32:29 | 社会・経済

コナサン、ミンバンワ!今の風情で参ると、多分今回が今月2011=平成23年4月最後の拙ブログ記事になるかと思います。来週よりは大型連休、人によっては10連休になるとかですが、先の東日本大震災の事もあり、単純には喜んでばかりもいられないのが正直な所と言う気もします。例年程ではないであろうが、帰省や行楽などで遠出の方々も多くある事と思われ、又、風聞では今まで景気対策の一環として実施されて来た、全国の高速道路の休日定額1000円割引の特典も、6月末にて終了とか。とに角、お互いに安全には留意の上行動する事としましょう。

さてと、先日4/22は、地球環境を考えるアース・デーだったとか。又もや福島の原子力発電所事故へと話が行く訳だが、各方面への悪影響を考えれば、まあ仕方がないだろう。

そのアース・デーにも関連する詩を見つけたので、以下にご紹介しましょう。

「On The Green Earth」

空が青いのは 哀しい地球を見た空の涙色

いけないよ いけないよ 生まれた星を傷つけないで

いけないよ いけないよ ・・ね

これは、横浜のピアノ奏者で詩人でもある、中村由利子さんが以前詠まれたもの。どうなんだろうね。これを見事にやった東京電力の上層部連中、どうせ何らの痛痒も感じないのかも知れない。この前、同社の社長が遅まきながら現場の在る福島県知事や、事故発電所周辺の避難所を見舞ったが「今頃やっと腰を上げたか」との印象ばかりが先に立ち、案の定、避難の各位よりも激しい抗議を食らっていたが、「福島県知事に面会を拒否されたから」現地入りが遅れたなどとは言い訳に過ぎない。プロの電力マンだったら、一度位拒まれても誠意と執念を以て県知事にも住民各位にも速やかに頭を下げて謝罪に赴くのが筋だろう。「地元福島県と関係の方々に多大なご迷惑をおかけし」の下りも如何にも不十分だ。最早放射線の悪影響は、我国内だけに留まらず、とうに国境を越えているのだ。独り福島県のみならず、我国の輸出産業全般に及ぶ、最早国家レベルのダメージである事をどうして認めないのだろうか。そう言えば今月前半に、大型掲示板2chにて、ACのTVCMにて流れる「魔法の言葉で 楽しい仲間がポポポポーン!」の台詞に載せて、爆風で建屋の屋根が悉く吹っ飛んだ、福島第一発電所の(オンボロ)原子炉4基の風刺漫画が描かれた欄があった。こんな投稿をされる様では、東電の完敗ではないのか。

政府当局の対応も、それに通じる所がある。菅内閣総理大臣も、上空視察に続き、避難所を見舞ったのは良いが、時間面を含めた対応はこれも不十分。そこそこに切り上げようとする所を避難中の方々に「もう帰るのか?話は終わっていない!」と抗議される様は何だかなあと思わざるを得なかった次第。これが「国民目線、生活者視点」との主張を展開された同じ方かと一瞬我が目を疑ったものだ。もう「面倒な事はなるべく避けて」との意図が見え見えで、こんな事では東電を庇っているのでは?と疑われても仕方あるまい。同じやるなら、もう少し被災各位に寄り添った姿勢が必要と見るのは、俺一人ではないと思うのだが。

避難中の方々のお言葉は、本当に心に沁み入るものがあったのは事実。「子供の将来に暗雲」「大切な家畜が全て落命した」「東電社員や閣僚は、何日か避難所で暮らすべき」。本当に、これは福島一県で片付くレベルのものではなく、国家的損失と位置づけられるべきレベルだと強く思う。復興構想会議とか復興財源の議論も結構だが、被災各県には、電気やガス、水道や生活道路などのライフ・ラインが未だに復旧叶わない所も多い事を、常に視野に入れておいてもらいたいものだ。

批判的見解が先行するのも事実だが、この災禍より我々が学ぶべきであるのも又事実。何しろ本州にては、M8超の大地震が1世紀以上生じていない空白域は、事実上当地東海他僅かな地域だけになってしまった。その事はとりも直さず、近い将来当地も東日本に近いレベルの震災に見舞われる恐れがある事を意味する。報道などでも繰り返し伝えられている事だが、我々は防災の為の基本的な備えと行動が必ずできる様、普段より心がけておく事が必要なのだろう。その実行こそが、此度の震災の犠牲被害の方々に対して我々ができる事の大きな一つであると、強く思うのだ。今月最終回ならラタ、マイ月。ああ、それから、文末にて恐縮だが、中村女史のサイトのアドレスをご案内しておきましょう。

http://yurikopia.com/

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「意思不統一」のツケ

2011-04-20 07:43:00 | インポート
各位お早うございます。桜の時季も終わり、今丁度新緑の時季へのモード・チェンジまっただ中の風情たる当地名古屋ですが、今朝は遅れの花曇りであります。折しも、此度の被災地東北が花の時季を迎えた由。これから咲く花が、苦境より脱すべく闘い続ける方々の、せめて一時の和みと励ましになればとも思います。

さてその一方、対策の遅れていた東京電力福島第一原子力発電所事故問題も、ようやく不安解消への道筋が少しは見えて来た様です。
東電本社より、今後概ね年内の放射線抑制へ向けた行程が表され、又、欧米の専門チームによる具体的な支援の方向も次第に明らかになって来ています。それはそれで良い事として、どうも欧米よりの支援表明より、今日の具体化まで時間がかかり過ぎている様に感じるのです。

その事は「何となくだが、震災復興向けの専門委員会の数が多過ぎやしないか」との指摘にも表れていると思います。
内閣総理大臣、菅 直人さんの指導力、統率力がアンダー気味であるのは分っているが、それよりも私は、意思統一の力量に欠ける、又その必要を痛切に感じている様にも見受けられない民主党の体質が、この期に及んで変わっていない様な印象を受けるのです。ですから、先日の復興構想会議など、とりあえず緊急の必要があるとは思えない会議会合まで設定してしまい、無駄が見受けられると共に、原発事故対応など、急を要する重大事案への速やかで的確な対応に欠けるのでしょう。

原発事故対応につき、中・露両国を含む欧米の技術支援の具体化が遅れた裏には、東電本社の事故廃炉回避願望など、同社の面子にこだわった独善の弊害が立ちはだかったやに聞いています。それを強く説得し、速やかに打てる手を次々に打って、有害物質の拡散を抑えて周辺住民や産業への悪影響を最低現に抑えるのが政治の使命のはずだが、今の民主党にその様な力量があるのか、甚だ疑問ではありますね。

東北と言えば、元最高幹部にして現党員でもある、小沢一郎さんの地元。こんな時こそ、同氏が率先して問題の解決解消に当たるべきとも感じるのですが・・・。*(日本)*
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復元力が復興力

2011-04-17 02:11:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

未曾有の国難的災禍、東日本大震災は、発生一ヵ月を経過して、僅かずつではあるが、復旧への動きが出始めているのは喜ばしく思います。

まだまだ、十万を超える方々が避難所にての起居を余儀なくされ、電気やガス、水道等のライフ・ラインが寸断したままの所も少なくなく、仮設住居の設置や瓦礫など廃材の処分にも、相当な日数を要する事でしょう。

しかし、その様な中でも「援助は有難いが、一方で自助努力はやはり大切」とする被災各位の真摯な姿勢には頭が下がるのも事実です。
先日の報道番組にて「涙は、心の中で流すもの」と仰っていた農業関係の方の、復旧へ向けた強い姿勢には、深い感銘を受けた次第。

その一方で、「復興の前の復旧」を支援すべき立場の民主党政権や、原子力発電所事故の多大な責任を負うべき東京電力の姿勢には、どうもそうした信念ある強さが感じられません。
一度危地に陥っても、きちんと立て直す復元力。それこそが、将来の復興に繋がる力だと思うのですが・・。

拙ブログ「トイレの雑記帳」にも関連記事を載せましたので、下記アドレスよりご一読を下されば幸いであります。*(日本)*
http://nanaseko.blog.ocn.ne.jp/bloghakase32/
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