Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

偽!桃太郎伝説XⅣ

2006-07-30 23:18:16 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!長かった梅雨だが、どうも今日付けにて明けてしまった様だ。

本稿は梅雨明けと同時に終わらせるつもりでいたのだが、残念ながら若干延長のやむなきとなりそうだ。品性不良は承知だが、良ければもう少しお付き合いを・・・。

さて敵役だった鬼共をも伴って、偽!桃軍団は帰投して来た。夜も遅くなったが、これから義理の両親も加わっての夜間会議の開会である。

義父「一同、ご苦労だった!赤鬼の負傷も大過なく何よりだ。とりあえず処置の後顔を出す様に。」

青鬼「心得ました。そう申し伝えましょう。」 一旦席を立って赤鬼の所へ・・・。

偽!桃「義父上、そう言えば昔、その怪物と戦を交えたご経験があったとか?」

義父「そうだ。確かお前位の年頃に、そいつとは対戦しているな。詳しくはこれからゆっくりと・・・。」 そこへ赤鬼と青鬼が戻る。

鬼2匹「親御様、遅くなりました。治療ではご面倒をかけました。」

義父「いやいや。そちらこそご苦労だった。これから怪物の話の核心に入る所ぞ。」

鬼2匹「それは興味深いですな。是非伺いたい。」

偽!桃「そいつは大蛇みたいな風体だと聞きましたが・・・。」

義父「そうだ。大蛇の様だから我々の身体に巻き付かれ、締め上げられると危ないのだ。

だから当然、集団にて攻めなければならない。」

犬「親御様。さし当ってどんな所に警戒すべきでしょうか?」

義父「それを聞いて欲しい思ってた所だ。奴は夜行性にて日中の行動は苦手だ。又夜も、篝火などの灯を絶やさなければ一応安全だろう。特に、煙に弱い所があるな。」

雉「最近、危険な兆候はありましたか?」

義父「ああ、その事な。先週ちょっと、地震の様な揺れがあったろう。あれは地震ではなく、奴が動いた為である可能性大だ。」

赤鬼「その為には、昼夜共、今まで以上に監視を厳しくする必要がありますな。」

猿「なるほどね。するってえと人員も事実上増える事だし、野番の常時2名増強も望めますね。」

青鬼「もちろん可能だ。それに小物衆も訓練のレベル向上にて、早期に戦力にできるでしょう。」

偽!桃「ならば今後は我々と鬼衆の軍勢を一体のものとして理解して良い思うがどうか?」

偽!桃勢3匹「賛成!」 鬼2匹「こちらも異議ござらぬ!」

偽!桃「では新軍の名称を決めようぞ。我々の偽!桃太郎軍とそちらの偽!鬼ヶ島軍から一字ずつ取って「桃ヶ島軍」としたいが如何?」

一同「異議ありません!」と同時に拍手が起こった。

義父「皆の衆新軍発足おめでとう。ご苦労だった。少し遅いが祝い酒と行くか?」

偽!桃「よろしですなー!遅いですからサッと行きやしょう!」

義母「皆おめでとうです。これからは友軍ですね。力を合わせて頑張って下さい。」

計5匹「有難うございます!これからどうか宜しくです!」

酒と夜食が振舞われ、連合軍「桃ヶ島」の発足を祝った・・・が。

猿「なあ青殿。この後の2次会はどう致そうかの~?」

青鬼「ハハ。エテ殿、又あちらの方だな。病気が出た感じだが、まあ仕方ないか~。」

酒気も入って、すっかりその気の両名であった。困ったモンだ~。First_1_800_3

(本稿はフィクションです。ラタ、マイ月)。

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特報~東海地方 遂に梅雨明け!

2006-07-30 22:14:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

本日、名古屋地方気象台より、東海地方が梅雨明けした模様との発表がありました。
例年より10日程遅く、中国、近畿、関東、甲信越の各地方とほぼ同時の発表となりました。
梅雨時・・・確かに雨勝ちの気候が続き、湿度も上昇して鬱陶しい日々が多いです。
今年の様に、各地で水害を引き起こす程の雨量となってしまうのは論外ですが、普段のこの時期はそうした気候なりに、強い日差しが曇り空にて遮られる為、気温の上昇が少ないのが私にとっては救いなのです。
それがなくなるこれからは、少なくとも盆明けまでの約3週間は昼間の猛暑と熱帯夜の連続にて、辛い状況が続く事となります。
まあせいぜい自己管理を心がけ、この時期を乗り切る他なさそうです・・・苦笑。

さて今夏は、9月に迫った政権党、自由民主党の次期総裁選挙が折々話題になりますね。正式表明はこれからですが、最有力候補と言われる安部晋三さん、既に立候補表明済みの財務大臣、谷垣禎一さん、他に外務大臣、麻生太郎さん他がご出馬になる様です。
同党の総裁が結局は次期内閣総理大臣となる訳で、党員ではない我々も、注視して参る必要があると思います。

先日の地元紙、C新聞の第1面に、谷垣さんの立候補につき、今から約半世紀前の自由民主党初代総裁選挙のエピソードを交えて取り上げられていましたので、少しご紹介しておきましょう。

所謂保守合同、現自由民主党発足前の最後の内閣総理大臣、鳩山一郎さんの退陣に伴う後継総裁戦は、保守主流派の岸 信介さんと民間出身の石橋湛山さんのバトルとなりました。
石橋さんは報道人だった先の大戦中、「小日本主義」を提唱した気骨の方だったと言われ、戦後の政界入りに際しても「思想の自由が最も多くある党」である事を理由に、自由民主党の前進、自由党より立候補し当選を果たします。
健康上の理由により、同氏の党総裁、そして内閣総理大臣の任期は僅か2ヶ月にて幕となりましたが、「私の政治的良心に従う」との有名なお言葉と共に、大変潔い身の処し方だったと言われています。

記事は、現職の小泉内閣総理大臣の意向しか見えて来ない様に見える昨今の自由民主党にあって、ともすれば安部さんの独走ではと見られ勝ちな中での谷垣さんご出馬に、一定の評価を下していると見て取れます。
安部さんも、朝鮮民主主義人民共和国による日本人拉致事件への毅然とした対応に見られる様に、非常に骨太な方ですし敬愛もしています。しかしながら谷垣さんも、ご専門の国家財政分野について、高齢化に伴う社会保障と税負担の関係を中心に、努めて誠意のある説明を心がけている印象を受け、こちらも私としては一応の好印象を抱いている所です。
靖国神社参拝を控えるなど、やや不満な面もない訳ではありませんが、国民的戦没者追悼の場は同社に正当性ありとしたご見解には共感できるものがあり、又財政問題につき「本当の事を仰った」果敢さは諒とする価値があると思います。

安部さんとはやや違う方向性、そうした違いも尊重する「思想の自由が多くある場」が昔も今も自由民主党には求められていると思います。
谷垣大臣のご健闘をお祈り致します。

P.S 当Blog「トイレの雑記帳」にて連載中の読み物「偽!桃太郎伝説」は梅雨明け前にて終了予定でしたが物語の都合上、後2回程延長させて頂きます。ラタ、マイ月。*(日本)*
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偽!桃太郎伝説XⅢ

2006-07-29 19:48:08 | 日記・エッセイ・コラム

不安定な天候の今週末。一時は俄か雨も降った。明日も同様の予報で、どうやら当地の梅雨明けは週明け見込みと相成った。それならばと当アホ読み物の締めくくりへと動いている所。今夜は第13話です。

山の向う、正に敵陣の方向が明るくなっているのを目撃し、緊張度急上昇の偽!桃軍団本陣。作戦司令室に集結した一味は、義母の差し入れてくれた握り飯と吸い物、ほうじ茶にての夕食を兼ねて灯の方向を監視中。

偽!桃「連中め、遂に動き出しやがったな。」

犬「とりあえずは、小物衆の奪還に向けて仕掛けて来るでしょうね。」

雉「奴らは人質の価値ありです。勿論すぐには渡さない・・・ですよね。」

猿「ならばあしが監視してましょか?」

雉「ダメだ貴様は!二心あるからなあ!」

犬「その通り!お前の見張りは信用できんからな。すぐ強制猥褻とかに直結するもんで~。」

偽!桃「よってエテ公は、俺と一緒に最前線や~!」

猿「解りやした!まあ仕方ないですね。」 ここで犬と雉は拍手!

偽!桃「よしワン公。作戦室に残って後方を頼む。後の2名は俺と一緒に直ちに動け。良いな!」

3匹「心得ました!」 偽!桃以下2匹、灯の方向へと進む。やはり灯の主は鬼共なのか?暫く進むと話し声が聞こえて来た。「この辺りからが奴らの陣地だ。」「所謂境界か。小物衆はいつも、この辺まで出張っとるのやな。」

偽!桃「奴らだ。間違いねえ!」弓の用意に入る。

猿「威嚇に一発ぶちかましますかね?」

偽!桃「いや、まだ撃つな。なあ雉助。ものは相談やが奴らの上空から様子を窺えるか?」

雉「暗いのが難点ですが、何とかやってみましょう。」 不審な灯の方向へ飛び立つ。

暫く後、羽音に気付いたか、どよめきが聞えた。「ううっ、奴め!まだ生きていたのかっ!?」「弓矢はあるか?すぐ使えるかっ!?」

偽!桃「良いな。雉助が戻ったら第1波やぞ。」

猿「心得ました!」 程なく雉が戻る。「やはり鬼共でした。もうすぐ傍です!」

偽!桃と猿「ご苦労やった!怪我ないか?」

雉「お陰で無事であります!ただ、鬼共も弓矢で撃って来そうですね。」

偽!桃「よしっ!慎重に行くぞ。撃ち方準備!」

猿と雉「了解です!」 この直後、矢が2本近くに撃ち込まれる。

偽!桃「この野郎!先に仕掛けやがった。よしっ、撃て!」 3名、直ちに撃ち返す。

この内1矢が赤鬼の片腕をヒットしたのだが、直ぐには知る由もなかった。

青「おい赤どん!大丈夫か?」

赤「大丈夫。かすり傷程度だ。」

青「バカな!この出血はただ事ではない。直ちに戦闘中止や。おいっ、偽!桃の一味だな。撃ち方やめよ!傷の手当てや!」

赤「バカ言うな!戦闘は続行できる!」

偽!桃「やめとけよ。早く手当てをしろ!とりあえず戦闘は中断や!」

猿「お舘の仰せ通り!手負いでは戦はできんわい!」

赤「ふふん!悔しいが、まあ仕方がないな。」 そう言いつつ、青鬼の応急処置を受ける。

雉「それだけ口が動く所を見ると、急所ははずれた様だな。」

赤「ああ、お陰でな。所でお主がピンピンって事は、小物衆に何かあったのか?」

雉「いや。心配には及ばぬ。多少の毒には当ったが、連中は無事だ。今夜はお舘の親御様がお預かりになっていらす。」

青「一応は安心した。さあ、処置が済んだら戦闘再開だぞ!次は桃太郎にエテ公と一騎撃ちや!」

偽!桃「ふふん!まあ良いだろう。但し劣勢になって吠え面かくなよ!」 その時であった。偽!桃の携帯が鳴ったのは。「はい。」

義父「桃太郎か。今重大情報を摑んだ。至急戦闘を中止せよ。」

偽!桃「はっ!何と?」

義父「鬼達なんかより遥かに強大な敵が居る事が判ったのだ。よって鬼達とは速やかに講和せよ。」

偽!桃「義父上、かなり話が難しそうですな。これから全員そちらへ参ってお話を伺いますわ~!因みに赤鬼が負傷してますね。」

義父「桃太郎。お前も1度聞いた事があるだろう。鬼達の陣地と反対側に、伝説の怪物が居ると言われる事は!赤鬼の手当ては勿論してやる。詳細は後で!」 ここで、携帯は切れた。

偽!桃「各位聞えたか?これは厄介な事になった。我々共通の敵が現れそうな気配だ。」

赤鬼「あの怪物の事か?やっぱりいい加減な噂やなかったのやな。これは桃殿、協力して当らんと勝ち目はありませんぞ。」

青鬼と猿と雉「赤殿のお言葉通りやな。これは講和のし時や思いますが、お舘如何?」

偽!桃「そうやな。俺も今、何となくそう思っとった。遅くなったが、詳細は義父上のお話も聞いた上で詰めようぞ。」 再び携帯を取り出し「ワン公、これから一行と共に戻る。」

犬「心得ました!状況は摑めてましたぞ!」

一同「では本陣へ戻ると言う事で。」 合流した灯は、偽!桃本陣へ向けて動き出した。

「それにしても・・・」と鬼共は思った。「まさか手前の盛った毒に引っかかるとは、何たるたわけた小物衆かっ!?」(続く。本稿はフィクションです。)Dscn1792

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救急トリアージ制度に道を!

2006-07-29 18:17:00 | インポート
長かった梅雨がようやく明ける兆しが見え、当地愛知にも真夏がそこまでやって来ています。
日中の最高気温は常に30℃超、深夜も最低気温25℃以上の熱帯夜が続き、暑さが苦手な私にとっては1年中で最も辛い季節の到来であります(夏男、夏女の各位ご容赦!)。

さてこの時期、私同様暑さに弱い方々は少なくない様です。熱中症に代表される夏の身体の不具合も、思えば色々ありますね。
考えたくはありませんが、食中毒の危険も付きまといます。
又夏は水のレジャーの季節、それに伴う水難事故が生じるケースも多いですね。本日も私の好きな場所の1つである新潟の柏崎海岸にて大きな事故が発生したのは誠に遺憾です。

こうした急病や事故の時にお世話になるのが救急車。我が居所の傍にも消防派出所があり、消防車2台と救急車1台が24時間、昼夜を分かたぬ警戒に当たり、一朝事あれば直ちに出動して行きます。夏は急病も多く、この所は特に救急車の出動頻度が高まっている様です。

現状救急車の活動順位は、電話による緊急通報順となっていますが、中には後からの通報の方が患者さんの症状が深刻で、緊急を要するケースが少なくありません。こうした状況により的確に対応できる様にしようとする改善策が「トリアージ制度」です。

「トリアージ」・・・聞き馴れない言葉ですが原語は「Triage」と記し、フランス語で「選択」を意味します。
つまり通報順と言う従来の出動原則を少し離れ、通報された内容を吟味して、より緊急を要する症状の案件から迅速に対応して行こうと言う事です。

救急車の利用実態はご存知の様に、それなりに問題点も指摘されており、中には利用者自身で対応できたり、タクシーなど民間の輸送業者に依頼しても良さそうな不要不急のケースも散見されます。その一方で大規模な火災や交通事故などで対応に急を要する傷病者が多く出るケースが、後発の形で生じるケースもないとは申せません。

ここでの課題は、消防に対し通報をする方がより詳細に傷病者の状況を理解把握し、落ちついて的確に報告する事ができるかにかかっています。実際に出動した所、患者さんの容態が軽かったり深刻だったりするケースもあるからです。

どの位効果が上げられるか疑問視したくなる気持ちも解らないではありませんが、これ又ご存知の様に消防、救急の活動には我々の血税が充てられています。当然無関心であってはなりません。

本当は助かるはずの人命を助けられなかったなどと言う事態を阻止する為にも、救急医療制度をより効果的に機能させる為にも、消防署の活動への従来の協力と共に、我々の通報のあり方も、改めて問い直される時が来ている様に感じます。*(病院)*


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偽!桃太郎伝説XⅡ

2006-07-27 00:31:46 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!

昨日遂に、九州と四国が梅雨明けした模様。当地のそれもここ数日の内だろう。

長梅雨を良い事に綴って参ったこのバカ話ももう終幕に入るべきだろう。と言う所で今回第12話は、敵陣の鬼共の会話を盗み聞きしてみよう。

赤「青どん。偵察の小物の奴ら、ちと戻るのが遅うないか?もう夕方やぞ。」

青「左様!連中がおらんと夕食の準備もはかどらんしなー」

赤「奴ら携帯を持って行っとる筈やな。ちと連絡を取るか。」

赤鬼が小物の携帯を呼び出すも応答なし。「電波の届かない所にあるか、電源が入っていない為、かかりません。」のメッセージが繰り返されるばかり。

青「赤どん。連絡はついたかね?」

赤「いや、ダメだ。幾ら山間でも通じん事はないはずだが・・・。」

青「まさか充電し忘れ・・・はないよな。」

赤「まさか!それは絶対なかろう。」 ここで、ただでさえ冴えない青鬼の表情が更に蒼白に。そして・・・。

青「赤どん。まさかあいつら、偽!桃の一味の捕虜になったのでは・・・。」

赤「可能性としてはある。だが、考えたくないな。」 これから夜を迎え、山間での作戦は、鬼共としてはできるだけ避けたいのが本音だが・・・。

赤「危険かも知れんが、奴らの陣地へ潜入してみるか。」

青「最悪の場合には、考えんといかんな。だがその前に、何とか腹ごしらえを・・・。」

赤「左様。腹が減っては戦ができんわい。」 と、とりあえず夕食。

その頃の偽!桃の陣地。毒より回復した鬼共の小物衆の取調べが進む。

猿「するってえとお前ら、鬼連中の指示で何回か来てたのやな?」

小物衆「そう言う事です。まあ画面でこちらの情報はある程度摑めてましたが。」

偽!桃「なるほどな。先刻の毒もお前らが仕掛けたと、そう理解して良いな。」

小物衆「はい。」

猿「所でお前ら、もし捕まらなんだら陣地へはいつ戻る予定だったのや?」

小物衆「はい。明るい内には・・・。」

猿「そうか。・・・て事はお舘、鬼連中はもうこいつらが戻らない異変に気がついてますよね。」

偽!桃「そう言う事や。さて、今日の取調べはこの辺で。こいつらを親御達に預けて監視して頂こう。来い!夕食も出してやるさかい。」

小物衆「了解です。」 偽!桃に連れられた小物衆。義理の両親の元へ。入れ違いに午後の巡回をしていた犬と雉が戻る。

犬「どやったエテ公。取調べは?」

猿「ああ。まあ順調に進んだ。鬼共ももう手下の拘束に気付いとるやろう。」

雉「やっぱり毒を仕掛けたのも奴らだったんか?」

猿「その通り!」

犬「だから言ったじゃねえか。奴らは最初に残飯を狙って来るってよ。まあ当ったのが当の本人達やったから良かったけどよ。」

雉「ああ、まあな。今度ばかりはワン公にどうこう言えんな~。」

猿「まあ気にするな。誰にでも難点や弱点はあるわさ。」

雉「それ、貴様には言われたくなかったな~・・・苦笑。」

犬「いかがわしい画面を見ると、途端に黒棒が黒光りして元気になりま~す・・・爆笑。」

猿「よせよ~!大きなお世話だ~!」

雉「事実だから仕方なかろう。それに大きなお世話は、大きな黒棒の間違いじゃないのか?」 犬、又爆笑。その直後、偽!桃が緊張の面持ちにて戻って来る。

偽!桃「皆の衆。今から至急作戦室に集合や!今小物衆を親御に引き渡して戻る途中に、山の向うが何となく明るくなるのを見たんや!」

3匹「おおっ、それは異変ですな!至急確認せん事には!」

ここへ来て緊迫感漂う、偽!桃軍団の本陣であった。(続く。本稿はフィクションです。)Dscn1536_1

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