Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

脱「硬直憲法観」を目指すべき

2018-05-03 20:58:38 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!昨日午後からの降雨も 朝方には止み、強風なるも まずまずの天候の一日だった。今日 5/3は憲法記念日。戦後日本の礎とされる、日本国憲法施行を祝す日とされるが、その一方、ただ単に一字一句も見直す事なく 漫然と守るだけで、これまでの様にこれからが通るのか、再考しなければならないのも事実。今はまだ可能性の次元だが、やはり遠くない時期に 日本国憲法の抜本的改正に踏み込む必要があるのではないか。

その事を象徴する事件が、今を遡る 31年前に生じている。広域重要指定第 116号 朝日新聞社阪神支局襲撃事件である。1987=昭和62年のこの日夜、前述支局にて、執務中の記者 2名を標的にした発砲事件を生じ、犠牲、重傷各 1名。赤報隊を名乗る不詳な勢力が犯行を認めるも 15年後の 2002=平成14年の同日 当時の刑事訴訟法による公訴時効が成立、未解決事件となったもの。

確かに、赤報隊勢力と対立する論調の報道組織と言えど、暴力で人命を奪っての「圧殺」は、民主主義国家にあっては断じて認められない事象であり、その凶行自体は、正当化すべからざる自覚を持つべきだろう。その一方で、標的となった朝日新聞社は、その紙上論調は 多分に左派容共志向であり続けていると指弾され、しばしば主張の「立場や価値観の違いを超え、互いに尊重し合う民主社会の実現に、新聞が力になれる様努めたい」が表されても 決して説得力があるとは言えず「そう言われてもねぇ・・」と、些か白けた向き合いにならざるを得ないのも事実である。

昭和末期以来の、所謂慰安婦問題を巡る誤報という大失態を筆頭に、近くは森友学園問題に際し、新設小学校名を間違って記事にするなど、朝日新聞の誤報虚報の多さは 群を抜いていると言われる。だから「偽物=フェイク」の烙印を押され、信頼度の地に落ちるレベルの低下は、全盛期の2/3以下とされる 購読数の大幅減少にも表れているのではないか。

朝日新聞勢力は又、自勢力の見解を「反日」「反国益」であるとして、意に添わぬ意見を敵視し、排除しようという空気が、安部政権になって年々強まっているとの主張を展開しているが、それも又 妥当性を欠くのではないか。同紙勢力と距離を置く、或いは批判的な勢力は それこそ戦後一貫して存在し、例えば昭和末期の中曽根政権の頃などは、それなりの勢力があったはずで、殊更に「安部政権下で強まった」とするのは、独断専行と言うべきだろう。図らずも同紙勢力が「アベノセイダーズ」たる事を、黙認している様なものだ。

朝日新聞勢力は、勿論「議論さえ認めない 護憲原理主義勢力」を弁護する報道メディアである。今は故人が惜しまれる 政治学者・渡部昇一、作家・上坂冬子の各位は、それぞれ「思考停止、磨かれざる憲法の悲運」 「議論さえ認めぬ論調は 護憲ファッショ」であるとして、生前大いに嘆かれていたものだ。今年初に急逝された 著述家・西部 邁(にしべ・すすむ)さんも 近い思考だったとされる。先月来、国会審議を労働者のストライキよろしくボイコットし続けている「例の 6野党」の大半が護憲原理勢力と見て良さそうだ。それも まともな常識話が通じない、マニアックな思考のそれだ。こんな勢力と、将来必ず迫られる 憲法改正の話題などしても、端から不調に終わるだろう。

以前、作家・落合信彦さんは「憲法は、時代と共に変わって行くものだ」との見解を表され、拙者も唸らされた記憶がある。又、発言者不詳なるも「変わらずにいる為には、変わって行かなければならない」の名言もある。想えばこの言葉は、日本国憲法の為にあると感じたのは 拙者だけではあるまい。繰り返すが、護憲原理主義は 歪んだ思考なのだ。その歪みを正さぬまま 将来へ継承するのは、誰がどう見ても無責任の誹(そし)りを免れまいて。

今回画像は、先年捉えた 浜名湖畔を行く東海道・山陽新幹線列車の模様。上手く行けば、湖上で漁労に勤しまれる 地元の方々とのコラボも狙える可能性がありまして。今回の最後に、今日の憲法記念行事に関するネット記事を 以下にリンク致します。護憲or改憲、どちらの主張が全うかは、記事を一読して下されば 概ね理解が得られるのではないでしょうか。もう一つ、元大阪市長・橋下 徹弁護士の、信念あるお言葉も載せます。「護憲勢力は、国民投票から逃げるな」 https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-180503X965.html

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