Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

迷走政権党と憂国忌

2010-11-29 23:44:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!2010=平成22年11月も、後僅かとなりました。

今年も、残るは師走の12月のみ。お互い、くれぐれも健康安全留意にて慌ただしくなりがちな年の瀬を乗り切り、つつがなく続く新年へと繋げたいものであります。

この所、菅民主党政権は一段と支持を低下させている様で、遺憾ではありますね。菅大臣の指導力不足もさる事ながら、やはり民主党自体の意思統一がなっておらず、強い政策姿勢 ポリシーを打ち出せないでいるのが最大の原因ではないかと私は見ています。つまり、明らかに国民に分る夢とかビジョンを、党内の方向性がバラバラである為に描けないでいる訳ですよ。

その事が、先日まで行われた行政事業仕分けがただのパフォーマンスで終わったと揶揄される理由でもあるし、沖縄尖閣にての中国船舶の事件やその情報扱いの不手際、更に先週の北朝鮮による対韓攻撃に際しての我国対応の遅れなどとなって表れている訳ですね。

政治面での主導力と同一視するのは好ましくないかもですが、今月25日は、作家 三島由紀夫さんの命日。
1970=昭和45年のこの日の急逝以来、同氏の命日は「憂国忌」として弔意を新たにする日とされている様です。
確かに、東京・市ヶ谷の陸上自衛隊基地への乱入や幹部を人質に取った挙動は称賛されるべきではないが、その一方で我が国の平和と安全について、今の国際連合なみの進んだ平和貢献への構想もお持ちだったとかで、政権党も思考の立場の違いを超えて、利用できる事共は採り入れても良いのでは、とも思いますね。

この続きは、拙ブログに記しましたので、下記アドレスよりご一読下されば幸いであります。今月の拙日記は、以上です。*(日本)*
http://nanaseko.blog.ocn.ne.jp/bloghakase32/
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迷走政権党と憂国忌

2010-11-29 23:21:32 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!2010=平成22年11月も、後僅かとなった。季節の変わり目、風邪を始め、A香港型インフルエンザや胃腸に重い症状の出るノロ・ウィルスも流行の気配だ。「アホやから大丈夫」は通用しない。昼夜で大きな温度差への対応と共に、嗽(うがい)や手洗いなどの衛生管理にも留意したい所である。

さて、支持率急落の菅内閣を擁する政権党、民主党の迷走ぶりは相変わらずだ。この件に関し、ある組織コンサルタントの方が、拙地元紙C新聞に同党再建へ向けた見解を表していらしたので、少し引用しようと思う。それによると・・・

「今の民主党と菅内閣は、組織の風通しが悪い。リーダーが『行くぞ』と言っても、現場が感じとってない。何か問題があった時、それが露呈するのだ。」

「組織再建の為に大事なのは、上位目的の共有化だ。政治で言えば、国益の為に何をするかと言う事だろう。ただ、民主党には、一言でこれと言うものがない。会社なら、経営理念、行動規範があり、ぶれないものがある。政権公約マニュフェストは、事業計画に近いもので、民主党に組織をまとめる指針がないのが問題だ。・・・中略・・・上位目的の共有化『目指すへきはここだ』と示して、見解の異なる党内グループよりも、合意を得る努力をしないといけない。まずは、納得と共感が生まれる様な対話力が必要となる。」

確かに、こうした事共が、今の菅大臣には大きく不足している所だろう。それもさる事ながら、仙石長官以下、民主党執行部が、方向性の大きく異なる党内を、強い指導力を以てまとめる努力をしている目立った形跡が見られないのは遺憾。これは、例えば「子ども手当」とか「高速道無料化」などと言った、自由民主党政権時代とさして変わらない様な利益誘導的手法では現状打開はできない、と言った教訓をも学べない程、組織が弱り始めていると言う事だろうか。

安全保障面をも含め、これからの我国の夢とかビジョンがまともに描ききれていないのも気になる。折しも、今月25日は、作家 三島由紀夫さんの命日。大阪万国博の催された1970=昭和45年のこの日、東京・市ヶ谷の陸上自衛隊駐屯地に、同隊最高幹部を訪ね、内一名を人質に立てこもり、自衛官各位に武装蜂起を呼び掛けた後、同志の若手国粋組織 日本学生同盟の創始者 森田必勝さんと共に自刃しての最期は衝撃の記憶として今も脳裏に残っている。勿論、両氏の行動の全てが称賛できるものではないが、本当は、先の大戦の戦勝国の平和と利益の為に我国に強要された戦後レジームを、やがて今日の様な荒廃へと進む事をいち早く察知、我国の自衛隊に、国際貢献を可能とする国際連合平和維持活動PKOの原型となる様な構想をお持ちであった事は驚嘆に値するし、自衛隊の各位の評価もかなりの様だ。同氏の構想は、最早死の床にある印象の日本国憲法がもたらした、堕落した自由や個人志向、歪(いびつ)な権利意識では理解の度を超えているであろう事は分っているし、思想面の好悪はあるかもだが、何よりも、我国独自の文化的あり様の保全と共に、三島さんなりの「夢の形」を表現したものではなかったかと、俺は今、思っている所だ。

今年も、三島さんを偲ぶ「憂国忌」は執り行われたはずであり、心酔する各位は、亡き同氏と森田さんを「烈士」と呼ぶ事もあるやに聞く。俺は、そこまでの賛美は些か拙いのではとも思うが、夢を形にしようと邁進した男性達の心意気は理解されて良いと思うし、民主党も菅政権も、その価値ある所は利用して、組織の再建を図るべきと思うがどうか。

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特報~「北」の対韓攻撃に思う事

2010-11-24 00:25:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

昨日午後、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の国境近くの黄海沿岸部にて、「北」の対韓砲撃により、分っているだけで韓国軍関係の方2名が落命され、民間人を含め10数名が負傷されました。まずは犠牲の各位への弔意と、被害各位に一言お見舞いを申し上げます。

攻撃の原因は、現地近くで行われていた韓国軍の演習に、「北」側が過剰反応した事による模様。やや遅れて「韓国側の挑発に対応し、軍事制裁を実施」との見解が示された様です。

今回、大韓民国当局は、戦局拡大を防ぐべく良く自制すると共に、国民向けには必要な情報をいち早く開示し、混乱を小さく抑える努力を行った事は評価できると思います。
今回の「北」の攻撃は、非核化への所謂6カ国協議に米合衆国を参加させる事が一つの狙いと言われるが、それにしても「北」のやり様はヤ〇〇のそれと大差ない。韓国々民の各位も、戦争状態の拡大を抑える事への賛意の一方で「やられっ放しではダメ」との強い決意を表していらす方々が多い。自らの祖国の尊厳を守り抜く事の大切さを、身を以て理解されている様子が強く感じられ、ここの所は、これからの我国の教科書にさえなり得ると思ったものでした。

朝鮮半島の情勢は、これ以上悪化して欲しくはないが、アジア情勢はこの所不安定さを増しており、これまでの「平和ボケ」的な思考では、決して対応できない厳しさを感じずにはいられないのも事実。

意思統一もまともに行えない民主党政権は、外交安保の面でも心もとない。我々国民は、こうした面でも自己責任にて対応する、つまり「自らの祖国は、自らで守る」決意と姿勢を、教育などできる所より高めて参るべきと強く感じる所であります。

P.S 今回は、ブログ記事はありません。次回は11/28(日)以降に掲載致します。*(日本)**(韓国)*
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政治問題、当地の場合・・

2010-11-21 22:14:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

2010=平成22年11月も下旬に入り、初冬の気配が濃くなって参りました。
例年より魅力有りと言われる、各地の紅葉も見頃を迎え、当地愛知の全国区の名所、豊田市の香嵐渓辺りは、連日相当な混雑となっている模様。可能であれば、余り名所でない所へお越しになるのが賢明ではあるのですが、こちらは山間の食糧事情の悪化もあって、熊の出没頻度が増している所もあり、迂闊にお勧めできないのが悩ましい所です。

さて、我国政治の方は、相変わらずの難儀な状況。菅現政権の相次ぐ閣僚失言で、政治運営は更に困難の度を増しています。先般の沖縄尖閣の一件の様に、我国の周辺事態も益々難しさの度合いを加えているこの時に、内閣がこんな問題を起していて良いのか、との想いもありますが、こうした問題は、菅 直人大臣の指導力不足もさる事ながら、党としての意思統一と方向性さえ打ち出せず、為に責任政党の努めさえ果たせぬ民主党の構造的弱さにあると私は見ています。余りのお粗末さにできるだけスルーしようと思いましたが、やはり一国民として看過できないものがあり、後日詳しく触れようと思います。

今回は、当地名古屋にて生じているもう一つの政治問題、河村たかし現名古屋市長と、名古屋市議会の見解対立を見てみようと思いました。
この問題、やはり名古屋市民の端くれとして無関心でいてはならないと思いますので。

詳しくは、拙ブログ「トイレの雑記帳」に記しましたので、下記アドレスよりご一読を下されば幸いであります。*(日本)*
http://nanaseko.blog.ocn.ne.jp/bloghakase32/
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政治問題、当地の場合・・

2010-11-21 21:53:05 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!OCN Cafe日記より読み進まれた各位は、改めまして。相次ぐ閣僚の失言問題で、激震続きの菅民主党政権だが、拙ブログにては、当地でも生じている、名古屋市長と名古屋市議会の対立問題に少し触れておこうかと思います。

事の起こりは昨2009=平成21年夏、河村たかし市長より、選挙公約たる市民税の10%恒久減税の提案が示され、教育福祉への悪影響や、財政悪化などを懸念した市議会が難色を示したのが主因の様で、何やら政権公約マニュフェストの実施にこだわる民主党と、それに異議を唱える中央政庁の関係に似ていなくもない。河村市長は、市議会の解散を目指す名古屋市民の署名を集める活動に打って出、法的に有効とされる署名数を集めたのは良いが、市選挙管理委員会は、書式に不備が見つかった事を理由に効力を保留、現在も審査中の由。これまでに、名古屋市民の複数回に亘る請願などを握りつぶした前科を持つ市議会の姿勢にも問題があるのは事実だが、自らの公約を無理をして通そうとする、市長の独裁に近い手法が決して好ましいものでないのも事実である。この問題につき、本日の地元紙C新聞に、政治学者 佐々木信夫さんのご見解が載ったので、ご紹介しましょう。

「危機に立つ『首長と議会』の関係」

国は議院内閣制、地方は首長制を政治制度とするが、制度の狙いは違う。議院内閣制は、議会で多数を得た政党が内閣を作り、政治主導で公約を実現する仕組みだが、首長制は一つの政治勢力の独裁化を防ぎ、首長と議会を対等とし、首長に執行機関、議会に議事機関と言う独自性を持たせ、相互が抑制均衡関係を保つ様求められている制度である。なぜ首長制かと言えば、住民に身近な地方自治は、公正な行政サービス提供の担保こそが大切とされるからだ。

名古屋市長が、自ら公約である10%恒久減税、議員定数及び報酬半減条例を議会に提案したが否決されたため、市民を巻き込み「減税日本」と言う地域政党を設立。自ら党首となり議会を解散させようと解職・リコール請求運動に走った。リコール請求が成立し、住民投票で過半数の支持で、議会の解散が決まったら、市議会選挙に支持派候補を積極的に立て、議会の多数派確保を狙うと言う。だが、このやり方は議院内閣制ならとも角、首長制で最も警戒している政治勢力の独裁化を防ぐと言う制度趣旨を市長自らが踏みにじってしまう行為となる。確かに、議会の存在はワンマン市政には邪魔であろう。しかし、それは超えてはならない一線である。今、地方議会の存在意義を問われている事は否定しないし、改革は必要だ。

だが、議会無視の意思をストレートに表す市長まで出始めた点は問題だ。鹿児島県 阿久根市長が、本来議会に諮るべき事案について議会を招集せず、専決処分と言う制度を乱用している。職員や議員のボーナス支給半減と言った、およそ緊急性のない事案まで専決処分に付した。専決処分は例外的な方法であり、後の議会で承認を得る事が要件となっている。

とも角、これら市長の暴走とも思える行為に対し、大臣や知事が法令違反ないし不当な行為だと認識しても、権力的な「是正」要求はできないとされる。従来の国・都道府県が上、市区町村が下と言う上下関係はなくなり、双方は対等だと見る地方分権の趣旨からだ。然らば、これを正すのは誰か。残るのは有権者の見識しかない。

これを読んで、俺は「詰まる所、民主主義とは自己責任ではないのか」との想いを新たにしている所だ。つまり、当地名古屋にて、今生じている色んな問題、首長と議会の見解の相違と対立、社会経済、教育福祉、治安防災、交通運輸などなど、それらは全て、当地名古屋に生き暮らす市民の人生に直に関わって来るのだ。最早、政治的無関心は通用しない。首長の独裁的行き様は、ご紹介の通り、当地名古屋以外の複数の地方にても生じている。国の政治組織や首都圏のそれが、いつ同様の事態に陥らないとも限らない。我々名古屋市民は、今回の市長対市議会対立をその解消の日まで注意して見守り、当然の事ながら、その事より多くを学ぶ責務を負っていると強く思う次第であります。

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