Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

東大生協絵画廃棄問題は 十分な検証と厳正な処分が必要

2018-05-09 20:16:37 | 社会・経済

コナサン、ミンパンワ!今日は、日中韓三カ国首脳会談が行われ、李・中国大陸首相と文(むん)・韓国大統領と、北鮮の非核化問題などにつき 協議された様だが、難しいは承知も、少しでも実効のある話し合いをお願いしたいものだ。引き続いての経済圧力を保ちながら、対話の機会も用意する今の我国の姿勢は堅持されるべき。その上で必要なら、米合衆国を交えた周辺各国と新しい対応を協議し、情報や問題点を共有すれば良い。尤も、中国大陸向けは困難がありそうだが、李首相が、今秋にも安部総理の訪中を要請された所よりは 拙見方が楽観的なるのは覚悟だが、全然見込みがない訳ではないのかも知れない。

国内では、先日生じた 新潟市内の女子小学生殺人事件の悪質さに、憤りを新たにしている所。最も用心が緩み易い、下校途中を狙って連れ去りの末 殺害、更に捜査の攪乱を図って、JR(越後)線の線路内に、事故を装って遺体を放置するなど 邪悪の極み。列車事故のダメージを予め察知して、被害者遺体の大損壊を図り 証拠を改竄しようとしたとされる不良意図は 一鉄道ファンとしても、限りない怒りと不快感を覚えるものだ。容疑者は 地元新潟市の住人か、土地勘を持った者の凶行だろう。前途あるはずだった、女子小学生の霊魂に報いる為にも、確実な犯人逮捕と、厳重な処分を望みたい。

本題です。昨年来 西日本の森友・加計両学園向けの国有地払下げなどに絡む、不良な疑惑が取り上げられ、明日にも柳瀬元総理秘書官と、加戸前愛媛県知事の国会招致と質疑が行われる運び。この為に、左派メインの 6野党は、ストライキ的な乗りで 国会審議拒否を 20日近くに亘り強行した訳で、もう多くは期待していないが、あくまで疑惑の解明に向けた質疑を心がけ、間違っても政局に利用せぬ様にしてもらいたい。もしこれがあれば、最早一部を除いて 対野党信頼は地に堕ちる事だろう。

その森友・加計問題に匹敵する不祥事が「あの」東京大学で生じた事が露見した。この 5/8 同大生協が、大学中央食堂に展示の大型壁画を、食堂改修に伴い 昨秋不適切に廃棄していたとされる件である。壁画は、故・宇佐美圭司さんの作で、縦・横はほぼ 4m近い超大型。1976=昭和51年に、同生協発足 30周年記念に、生協側から宇佐美さんに依頼されたものとか。

一番の問題は、壁画の処遇を 専門家の見方や判断を仰がず、東大生協の一方的判断で決めた事だろう。当然だろうが、一連の宇佐美作品は社会的評価が高く、処分された壁画は 見方によっては億円単位の価値があった様だ。数年前亡くなられた 宇佐美さんのご遺族方に、壁画が移動時には分割・再組立てが可能とする資料があったにも関わらず、同生協は細部の調査も行わず、言わば大雑把に廃棄処分を決め 実行した印象が強くある。公式HPに謝罪を載せた由だが、それだけで済むのか?

国立大の最高峰たる東大の予算は、当然我国民市民の血税で賄われている。その関連組織たる東大生協に「血税を預かり運営している」自覚とか心構えはあったのだろうか。答えは「否」だろう。報道によれば、同大学生の意見も、多くは「あり得ない事」との様だ。素人視点でも「相当な価値があるのでは?との想像がつく大型壁画の処分を、安易かつ一方的に決めた 東大生協は、森友・加計問題と形こそ違え、大きな国家的損失を生じた事に関して 当時の担当者らを厳しく処分し、勿論 こうした問題再発を防ぐ為、子細な検証と、精緻な再発防止策を講じなければなるまいて。

ある意味では、諸問題の渦中にある霞が関省庁でさえ、前例を重んじて 施策の安全を図る所は伝統的に実施している様だ。東大生協は、こうした問題の対処を 謙虚に学ぶ努力をしていたのだろうか。霞が関省庁からさえ学んでいない印象が事実なら、それ以上に「官僚化、硬直化」が進んでいた事になり、最悪の「歪んだ自信」に繋がっている事が想像できる。つまり「己だけは、自勢力だけは大丈夫」との思い上がりだ。こうした所も 強い処分を行って、国民市民向けに 詳細を明らかにして頂きたい所だ。今回画像は、春の桜の見頃を終わり 新緑の時季に入った JR金山駅プラット・フォームから仰いだ金山公園の模様。通る列車は、中央西線貨物便。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする