Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

後記~弾丸列車の残像

2010-03-31 00:12:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

2010=平成22年3月も、遂に最終日となりました。まだまだ、冬の名残りの寒い日もあり、寒暖差の健康面への影響は、留意する必要があるでしょう。それと春恒例の、桜の見頃も気になる所。徐々に暖かくなるとは言え、夜などは花冷えの可能性もありますから、お互い出かける時は、安全面共々要注意ではありますね。

さて、今月は、先月末当地の東海道新幹線を走り去った500系「のぞみ号」の印象回顧を絡め、色んな事共を見て参りました。
鳩山民主党連立政権の目に余る迷走ぶりもあって、政治社会の面にては、中々希望の持てない情勢であります。特に同内閣の一部の閣僚が、本来の任務を疎かにしてまで沖縄米合衆国基地の移転問題に言及している実態には、些か首を傾げるものがありますね。日米同盟を含めた、我国の安全保障問題は、担当の防衛省に任せるとの姿勢が何故取れないのか、甚だ疑問であります。質疑応答は良いが、意思決定にまで乗り出して来るのはどうかと思います。

その一方で、地方をも含めた国内経済再建や医療危機の克服、「子ども手当」はとも角、その他の包括的な保育政策は、具体的方向が見えて来ない。曖昧になりそうな朝鮮民主主義人民共和国による、日本人拉致事件解決への取り組みもそうです。
こうした、我々国民の身近な問題を地道に解決しようとする姿勢が見えて来なければ、民主党連立政権の、傾いた支持を復旧する事は叶わないでしょう。悪くすれば、今夏と言われる参院選を勝利する事も不可能でしょう。

この連立政権に近い思潮を持つと言われる、日本教職員組合関係の政治資金問題も同じ。
新年度よりの学習指導要領改訂により、不評だった「ゆとり教育」が是正され、学習量の相当な増加が予想され、学生々徒各位の負担増やむなしの状況であるこの時に、この様な政治絡みの問題を生じていて良いのか、と揶揄したくなる。
そもそも、現代人の学力低下を招いたとされるこのゆとり教育の元凶は、前政権の文教関係省庁と日教組、それに一部の所謂進歩的有識者の共同正犯とも言え、その引責が強く求められるべきだと私は思います。

勿論、学術やスポーツの面などで、希望の出来事もなくはない。そうした良い面を評価しながら、前向きに色んな事共を考える姿勢も、一面で必要とは感じます。走り去った新幹線500系「のぞみ号」はそうした思考の大切さをも訴えていた様な気もしている所。
何が大切か、どの方向が正しいか、そうした所を良く見ながら、続く春本番の4月を迎えられると良いなと思っている所。
そうした想いを胸に、今は思い出となった新幹線500系「のぞみ号」に「有難う お疲れ様」の言葉を捧げたく思います。*(新幹線)*
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DMV~明日への道標

2010-03-29 00:12:16 | 旅行記

コナサン、ミンバンワ!2010=平成22年3月も、後僅かとなった。依然として冬を思わせる低温の日々が続き、咲き始めた桜も、見頃までは今少し日数を要する様である。

さて、交通愛好者ならご存知だろうが、先週当地岐阜東郊の明智鉄道にて、現状JR北海道のオリジナル車種である軌道陸路両用車、DMVが、当地としては初めての、旅客を乗せての営業試験に臨んでいる。

この試験は、明智鉄道の南部、岩村駅と明智駅の間にて実施され、往路の明智行きにては線路上、復路の岩村行きにては道路上を走行した由。今の車両は二代目で、先般米合衆国にての大規模リコール騒動渦中のT自動車のマイクロバス「コースター」をベースに、線路走行機能を付加したものになっている様だ。J北保有車の為、勿論耐寒装備も標準となるだろう。

それにしても、長いボンネット・ノーズの特異な外観、どこかで見たシルエットだと思ったら、懐かしのボンネット・バスもさる事ながら、遥か昔の戦前の頃、全国の地方私鉄に良くいたボンネットのある単端式(たんたんしき)小型気動車に極めて似たイメージである。勿論俺は、実車にお目にかかってはいないのだが、専門誌の写真などでは見慣れており、「あっ、そう言えば」ってな感じだった。笑

単端式気動車は、今のマイクロ・バスと同じ位か少し小さい位の車体で、多くの鉄道気動車の様に、動力を床下に配置する事ができなかった。それ故当時のバス同様、ボンネットを設けてエンジン・スペースとした次第。この配置は、ディーゼル・エンジンが未発達で、発熱し易いガソリン・エンジンが主流だった当時は、冷却面でも有利であった様に思われる。

線路上では、前部ボンネット内(エンジンはボンネット直後の床下)と後端の床下から前後各一対の線路用車輪を降ろし、後輪をレールに圧着して駆動力を得る為、雨天下などでは心もとない印象を受けるが、俺が撮影に赴いた晴天下では、約3%の上り勾配もほぼ問題なくクリアしていた。撮影はしなかったものの、復路の道路走行も、2モードの足周り故、同クラスのマイクロ・バスより明らかに重い車体の割には軽やかに走っていた様だ。昨今更に進歩した、より回転力の高い低環境負荷の、新世代ディーゼル・エンジンの威力による所かも知れない。

試験だから、当然DMVの歴史は、少なくとも我国にてはまだ始まったばかり。順調に推移すれば、線路と道路を直通できる新しい地方交通の旗手ともなり得るだけに、今後の試験の成功と、新しい交通手段としてのつつがない成長を祈りたい所である。

今月の、拙ブログは以上です。ラタ、マイ月。

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功利~弾丸列車の残像

2010-03-27 11:06:00 | インポート
晴雨の目まぐるしく変わる、春先の天候。今朝の当地は、お陰様で快晴です。気温はと申せば、冬の名残の肌寒さ。ボツボツと咲き始めた桜も、見頃は来週位でしょうか。

この所、弁護士と教員組合の不祥事が目立つ様に感じます。
特に、今月の当地愛知の某弁護士による高額の所得隠しと、昨秋の北日本にての某弁護士会副会長による、禁止薬物覚醒剤の不法所持及び使用事件はその双璧でしょう。
厳正な法の執行の役務に携わる、言わば「番人」の立場であるべき者がこの有様でどうするのか。普段でさえ、例えば重大な殺人事件などの刑事被告人の擁護に終始して、刑罰の公正を期す事を等閑にし、結果何の落ち度もない犠牲被害の方々の立場を蔑ろにする。その様な問題姿勢をもうずっと指摘されていながら、未だ改変に応じる姿勢は見られない。先日の栃木県下にての、足利事件に関わったとされていた、菅谷利和さんの冤罪解決は大変喜ばしいものの、冤罪を理由に凶悪事件公訴時効の改廃に頑強に抵抗し続ける弁護士達の姿勢は決して芳しいものではなく、一種功利志向の印象さえ受ける。それはあたかも、既得権益にしがみつき続ける中央省庁の官僚連中と似た様なものではないでしょうか。

通底しているのは、明治以後に我国に流入し、戦後に至って不健全化した欧米の功利主義があると私は見ています。それは、奇しくも同じ北日本にて、民主党選挙を巡る不正資金供与疑惑で逮捕者まで出した、某教員組合とて同じ。日教組傘下の全国の教組は、政治選挙の資金に関する報道の質問に対し、その大半が回答に応じなかった由。
「目標の為には手段を選ばぬ」不良姿勢が弁護士、教組の双方に見受けられる。極言すれば、それは極左暴力集団の手法にも近いものだ。海外なら、国際イスラム軍事組織の過激分子の行動がそれです。その象徴は各位ご存知の、2001=平成13年に米合衆国東部を襲った「9.11大規模テロ行動」でしょう。この組織の思考と、心理的には結局近いものがある様に思えてならないのです。

功利主義は、経済面で最も多いのは勿論です。少し前ならライブドアや村上ファンドの過剰な投資行動、今は一服しているものの、不良な不動産業者による、地盤不安定な不良宅地の売り込みなども該当するでしょう。犯罪の面では、今世紀の定番になったと言える振り込め詐欺に代表される諸々の知能犯、経済事犯がそれです。

「日本人に、功利主義は向かない」外交評論家の副島隆彦(そえじま・たかひこ)さんは、少し前のご自身の著作にてこのコメントを記していらっしゃいました。この考えはかなり以前、文学者で故人となった福田恆存(ふくだ・つねあり)さんも著されていた様です。私も同感で、我国の一般国民に欧米の功利思考を強要すべきではなく、強行されれば祖国日本及び日本人の将来に、確実に悪影響を及ぼすと強く思います。江戸期から戦前にかけて重用された、二宮金次郎の軌跡が少しは再評価されて良いとも思いますね。

振り返るに新幹線。残念ながら、欲望渦巻く功利主義思考を満載して日夜突進し続けた「負の側面」があるのも事実です。
走り去った500系「のぞみ号」の後ろ姿を思い返しながら、これからは、そうした所が健全に見直されながら、つつがなく快走し続けてくれると良いな、と思っている所であります。*(新幹線)*
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信頼~弾丸列車の残像

2010-03-24 07:50:00 | インポート
各位お早うございます。今朝は春雨の当地名古屋。明日までこんな空模様の風情です。拙居所の桜も、ポツポツと咲き始め、来週辺りには満開の見頃となるでしょう。そうなると、写真撮影の方も忙しくなりますか。笑

さて昨夜、首都圏のJR主要路線にて、高圧電線の障害により複数の列車がストップ。鉄道用語に言う抑止を余儀なくされ、一時計数千人もの乗客の方々が、列車内に閉じ込められる事態となり復旧に少なくとも二時間を要しました。
原因は、旅客向けの通信サービス用ケーブル線が破断して、線路と送電線を支障、そこを走行中の一列車がヒットした事による様ですが、JR関連の設備だった由で、やはり整備の不良を指摘される可能性は大きいですね。

実は一昨日、私も親族と共にJRの列車にて移動中に、名古屋市内にて、ビニールごみによる送電線支障にかかって抑止に見舞われ、結局二時間に亘り動きが取れない破目になりました。これは、沿線住人のごみ処理の不良によるものですが、同時に鉄道会社に対しても、風の強い冬場には、こうした送電線トラブルが生じ易く、その対策を強化すべきとの認識をもっと強めて頂きたいと強く思いますね。
私の場合は、列車の空調や手洗所の電源が落ちなかったのが不幸中の幸いでしたが、首都圏にては列車電源が落ちてしまい大変だった様ですね。一言お見舞いを申します。

ご免なさい。この記事途中でした。夜に入り続きを記します。
想えば、東海道新幹線も先月、車両の整備手順の不足より、送電線が不具合となる事故を起こし、同じ様に多くの乗客の方々が、長時間に亘りスタックした列車内に閉じ込められる事態を生じました。
人間・・・それは不完全な生き物。ある程度の失敗や過ちは付き物であるのは分かります。しかしながら、多くの方々に悪影響を及ぼす事態は、過去の失敗より学び、同様の事が繰り返されぬ様心がけなければならないのも事実。
今回の首都圏JR線の事故は、こうした姿勢が欠けている為に生じた所があり、分社化の垣根を越えた、本当に大切な安全と信頼へ向けた真摯な取り組みが求められる所だと、強く思いますね。*(新幹線)*
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日本庭園は 良いね

2010-03-22 09:18:29 | 日記・エッセイ・コラム

各位お早うございます。昨日の「春の嵐」が早めに通り過ぎ、今朝の当地名古屋はお陰様で晴天に恵まれている。丁度世間の三連休最後の日、近場へなら出かけるのも良いのではと思う。

一昨日も、今朝同様の晴天。更にこの日、名古屋屈指の名庭園、徳川園が年に何回もない無料開放日だったので、散策に出かけてみた。

情報を知った地元市民や遠方よりの来訪各位で、園内は大変賑わっていたのは勿論だが、それでいて(当然かも知れないが)作法や品格にも気を配っていらすのでは、ともふと思った次第。

ここからは私見だが、徳川園にも勿論池や人工の流れなど、水辺の景観を取り込んだ造りが見られ、これが大きな魅力にもなっている。はるか以前、大阪にての日本万国博覧会にても、我国の庭園文化が大きなテーマとなり、当時造成された日本庭園が今も記念公園として残されている由だが、これも我国固有の庭園文化の偉大さ故ではないだろうか。

造成や維持管理についての知識技術はほぼ皆無の俺だが、その魅力の片鱗位は理解できれば、と常日頃思っている次第であります。

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