Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

月末の悲喜こもごも・・・

2007-05-30 00:24:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!2007=平成19年5月ももう後僅かとなりました。

初夏とは思えぬ朝晩の涼しさ。これまでの当地愛知では見られなかった気候です。
北方の寒気が例年より入り易い気象条件となっている事が原因の様ですが、続く夏の気候に悪影響がない事を今から祈りたい思いです。飲料などの諸用水、農産物へのダメージが懸念される所。特に現実のものとなれば、昨今は原油や金属資材高騰に端を発しての諸物価が上昇する所謂インフレーションの兆候が見られるだけに、経済情勢にも良からぬ影響を及ぼしかねません。

所で月末へ来て、信じられない様な報道が続きますね。
まずは松岡農林水産大臣の突然の最期。今年初より政治活動資金に不明朗な面があり、野党や報道よりその事を糾されていた矢先の訃報。原因は自殺と見られ、戦後の現役大臣では初の事態であります。
確かに無償使用が可能なはずの水道光熱費が多額に計上されるなど不自然な面がありました。その事につき、自信ある政治家であれば、最後まで公明正大であって欲しかった。「火のない所に煙は立たない」の諺通り、適正な記録がなされておれば、野党や報道の追及にも確信をもって対応できるはずであり、後ろめたい蔭の部分を作らなければ、追い詰められての最悪の結末をも避け得た事でしょう。
それでもどうしても、多くの情報を公にできないのであれば国民に対し、心と言葉を尽くしてその旨を解り易く説明する事ができる能力があったはずだと強く思います。
その様な誠意ある説明があれば、我々国民はきっと納得し得るものと信じるからであります。
一言哀悼の意を表する一方で、その様な良き政治家に相応しい、国民に対する努めが実行されなかった事に深い遺憾の念を禁じ得ない所です。

もうお一方、人気音楽集団であった「ZARD」の坂井泉水さんの急逝も残念至極。一言ご冥福をお祈りしたく思います。
高質な楽曲を多く世に問うた一方でメディアへの露出を避け、その事が多くの聴衆に共感を得て来たのではと感じています。
最近は音沙汰がなかったので気にはなっていましたが、まさか闘病中であったとは夢想だにしませんでした。
入院中の病院内にて散策中に不慮の事態に遭遇したとか。その最期には色んな憶測が飛んでいるのはご存知でしょうが、立ち入った見方は今は差し控えたく思います。

悲劇が2項目続いた後は良い方を。
中米メキシコにて開催中だった「ミス・ユニバース」の世界大会にて約半世紀振りに静岡県の20歳の日本人女性が優勝した由。
美貌度のみならず、人間的知性や品格も審査の内の様ですね。ここは我らが優勝者のこれまでの精進を讃え、これからの邁進を応援したく思います。
もう1つ、世界最高峰エベレスト、現地名チョモランマの最高齢登頂記録が長野県の71歳の男性により更新されました。
この方は元教諭で、若き現役時代より登山には親しんでいらした由。これまでの経験を生かし、周到な計画を練った上での挑戦姿勢が窺えます。こちらも心より奉祝です。

最後に私の興味あるスポーツ競技、大相撲の話題にも触れておきましょう。
これもご存知、モンゴル人民共和国出身の若手力士、白鳳関の横綱昇進が事実上決まりました。これで空席だった1横綱が再び埋まり、朝青龍関との2横綱にての態勢が固まった訳ですね。
新横綱の初土俵は当地名古屋場所。これで例年以上に開幕が楽しみになって参りました。(今月の拙日記は以上です)*(日本)*

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異常事態では・・・

2007-05-27 22:00:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

1999=平成11年に山口県下にて発生した、未成年者による性暴力の末の母子惨殺事件につき、最高裁判所は一審及び二審の無期懲役判決を事件の残虐な性質に照らして不適当と判断、二審の広島高等裁判所に差し戻し、先日より審理が開始されました。

生命を生み育てる母親と、祖国日本の未来を担う幼子に対する言語を絶する暴虐かつ不道徳極まる殺生に、残されたご遺族の心中は察するに余りあるものがあると強く感じます。

今回問題にすべきは、当時未成年だった被告に到底妥当とは思えぬ21名もの大弁護団が組織された事でありましょう。
日本国憲法第37条「刑事被告人の権利」規定もあって、全ての被告にはその立場が不利とならぬ様、弁護人を付す事ができる規定があります。又被告自身にてできない場合は、行政による国選弁護人が付き、裁判に臨む事となります。がしかし・・・。

常識論をもってしても、被告が1名の場合は企業の公害裁判などと異なり、弁護人は若干名に留まるのが通例であり、今回の大人数は素人目にも不自然であります。
先日知友のお1人も、この問題に言及していらっしゃいましたが、一言「理解に苦しむ」事態であります。

弁護団長格のY弁護士は長年、我国において死刑廃止を執拗に唱え続けている事で知られている様です。思想信条は自由につき、死刑廃止の発言自体は問題ないにせよ、本来は被告の立場の最小限の擁護を目指すべき裁判の場で、果して政治的要求たる死刑廃止を主張する事が妥当であるのか、甚だ疑問のある所です。又、同じ方向性を持つ弁護士がこの主張の為に弁護団を立ち上げたのだとすれば、職務逸脱の疑いもあると思いますね。

本日、TVの報道番組にても出演各位がご発言になっていましたが、死刑廃止の主張は本来立法府たる国会に対して行うべきであり、現行刑法が死刑を認知している以上はその事を容認した上で、被告の立場の擁護に努めるべきとのご見解であったと記憶します。当然至極でしょう。眼前の裁判と、国会に対して行う制度改正の要求を混同されては甚だ困ると強く思います。

同時にこの弁護団は、被害者の心情を一顧だにしていない印象も強いものがありますね。つまり被害者サイドよりの報復的運動を恐れる余り、事件そのものを直視し望ましい結果を出そうとする誠意ある姿勢に欠けている様に見えてならないのです。

この裁判の行方は我々も勿論注視して参る必要がありますが、事件の重大性からして未成年と言えど、極刑でも至当ではないかと私は思います。
勿論量刑だけでこうした問題が解決する訳ではないのは承知しております。
被告への刑罰と同等以上に重いのは、被告をそうした凶行に駆り立てた背景を厳しく糾す事でありましょう。今回の事件の背景には、犯行を煽る結果となった性的な表現の多い不良メディアの存在も大きいと思います。又、言論表現の自由の保障だけに傾き、必要な倫理規定を軽視し続けた日本国憲法の方向性も、もういい加減に再検討されて良いのではないでしょうか。
インターネットの世界でも蔓延するそうした劣悪な事共を放逐すべく、我々も常に関心を払う事が事件の再発を抑止し、ひいては被害に遭った方々への大いなる供養になると信じます。*(日本)*
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袋とじ・・・

2007-05-27 12:32:46 | 日記・エッセイ・コラム

2007=平成19年も5月最後の土休日を迎えている。久し振りでゆっくりできている。

来る6月は梅雨の時期。雨がちの天候が予想され、もしかすると今日が入梅前最後の晴天かも知れない。洗濯や夜具干しなど、努めて日照の有効利用に心がけ、その合間に先日入手した頂き物の自転車にて、名古屋都心へ雑用に行って参った。

所で俺が遠出などをしない休日毎に訪れる、名古屋高速道「K」I・Cそばの喫茶店には勿論の事ながら男性雑誌が複数備えてあり、それの閲読を楽しみにしている常連各位も少なくない様だ。巻頭を飾る魅力的な美女達の写真・・・余り見過ぎると美的感覚が麻痺しそうだが、それにしても昨今はモデル級の見事なのが多いのも事実である。

さてこの巻頭写真、良く鋏やカッターにて切り開かないと見られない所謂「袋とじ」になっているものも結構ある。「商品価値の高いカットは自分で努力して見て下さい」と言う事だろうが、成人向け限定版ではかなり際どい画像もあるのは想像に難くない。・・・で俺が雑誌の巻頭に目を向けるとあろう事か、最新号と言えども既にこの袋とじが開かれている場合が多いのだ。それも粗雑に破ったのではなく、外見上いかにも美しく、カッターナイフなどで細心の注意を払って切り開かれた形跡があり、興ざめ感などない所か、本当に「ご苦労様!」と讃えたくなる程の仕上がりを見せるものが良くある。

まあ余程時間的余裕に恵まれた人物の所業だろうが、果して年長者か?はた又若者か?是非一度会ってみたい気がするのも事実。無論、女性の線はあり得ないと思うが・・・笑

Myphoto

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全てに優先する「安全」と言う事

2007-05-24 23:51:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今日は私の愛好する乗物の世界にて、2つのニュースが飛び込んで参りました。一方は芳しいものではありません。まずはその方から・・・。

今日日中、東京都心を巡るJR山手線にて、発車しようとした列車が乗降扉を閉めた際、乗り込もうとした女性のベビーカーを挟み込んでそのまま動き出し、非常制動にて緊急停止する事態がありました。
ベビーカーに乗っていた幼児とその母親、更に幼児の救出に当たった男性の計3名が負傷した模様。この所JR各社は乗客乗員に人的被害を生じる事故がしばしば起きているだけに、今回の事態は極めて遺憾であります。
事故の舞台となった神田駅は東京駅のすぐ北隣の都心部に位置し、乗降人員が多いにも関わらず、日中プラット・フォームを監視する駅員の配置はない様です。
発車に際しては車掌がTVモニターにて乗降の安全を確認する形を取っていますが、事故当時の当該車掌は、ベビーカーが列車の扉に挟まれるのに全く気がつかなかった様です。
直接は「何を見ていた!?」と言う事ですが、2005=平成17年春に全量が更新された山手線の今の列車は11両編成。比較的空いている日中でも編成当たり1000人近い乗車があると見られ、更に駅にての乗降も多いとなれば、TVモニターと言う武器があっても車掌1人の視力と注意力だけでは限界があるでしょう。
走行安全確認等大変であるのは分っていますが、こうした係員のいない駅では、運転士の方も車掌の安全確認の援護をする等の配慮があって良いのではと強く思います。勿論一番良いのは駅員がプラット・フォームに立って監視を行うのがベストであり、状況によっては、駅員配置をやめた駅でも復活を検討願いたいものであります。*(新幹線)*

もう一つは自動車の話題。近く実施予定の改正道路交通法により、後席の拘束システム、シートベルトの着用が義務化される事となりました。これは朗報と言えるでしょう。
今夜の報道にても取り上げていましたが、車の衝突実験を見ていますと、後席と言えどもシートベルト非着用の被害状況はかなりのもので、壁や前席の部品にて頭部を強打すると生命に関わる可能性がある由。
更に前方や上方に投げ出される事により、ベルトを締めて安全なはずの前席の乗員も、頭部を打つなど危険な状況に晒される恐れがある様です。

確かに街を行く車の車内を眺めてみますと、後席、あるいは第2列第3列の乗員は、シートベルトを締めていない事が多い様ですね。この状況は危険であるとの自覚が広く求められます。
今回の義務化により、こうした自覚がより広く行き届く事を強く望みたいものであります。やはり交通安全の基本は「自らの身は、自らで守る」と言う心がけでしょう。*(車)*

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銃声、我が街でも~続き

2007-05-22 07:46:00 | インポート
お早うございます。警察機動隊員1名が犠牲となった当地東郊の発砲事件。昨夜はこの勇敢な若手警官の通夜だった様ですね。改めて謹んで哀悼の意を表します。

事件の解決当時、私は恐れながら休日を山間にて過すべく埼玉県下を走行中の、東北新幹線の車中だったと思います。確か宿に入ってから解決の報に接したと記憶しています。
帰名後の昨日も勤務先にて取引先の方とこの話をしたのですが、現場はまだ警察によって封鎖され、設置された献花台には夥しい花束が供えられていた由。心痛と今後の不安が人々の心を過ぎったのが分る思いでありました。
報道によれば、こうした発砲事件に対する警察の対応には課題が山積している様ですね。
例えば結局は人命を守れなかった防弾具。
亡くなった機動隊員が用いていた防弾チョッキは数ヶ所ある継ぎ目部分に弱点があり、今回は被弾箇所がそこだった為致命傷となってしまった由。こうした装備の問題は、コストを二の次にしても早急な改善が強く求められます。

又最初に負傷した警察官救出の処置にも問題があったとされる様です。
機動隊員が倒れた2度目の発砲のきっかけは、犯人の飼い犬が警察の行動を察知して吠えたのがきっかけだったと言われます。
人に気付かれぬ様救出行動を行ったのは良かったのですが、飼犬などのペットの反応を織り込んでいなかったのは不手際の範疇ではないでしょうか。
又昨日、勤務先の上司との雑談にても問題となった事ですが、県警察本部と所謂SATと呼ばれる主にテロ行動対策を手がける専門班との間の指揮系統や連携に乱れがあったのではないかとの事。事実とすれば、この事が機動隊員が倒れた一因かも知れません。この方も是非、今後に向けて的確な行動ができる様、改善に取組んで頂きたい。

最後に一言。今回の事件を振り返っても、銃火器が予想を超えて我々一般人の世界に入り込んで来ている気がします。
入手は勿論非合法の密輸でしょう。入手元の多くは発展途上の東南アジアの諸国、そして朝鮮民主主義人民共和国も含まれる様です。
噂では、インターネットにても銃砲類の入手が可能なサイトが存在するとか。
手間がかかっても、そうした不良メディアに対する取締りも毅然とした姿勢にて臨んで下されたいものであります。
亡くなった機動隊員殿に向け、改めて敬礼、そして合掌・・・。*(日本)*
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