Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

今夏の特集日記を終わって

2006-08-31 23:47:44 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!

お陰様で、今年2006=平成18年8月の特集日記「酔いどれ電停」も何とか締めくくる事ができた。今回は中部地方の太平洋側ではここだけになってしまった豊橋市の路面電車の車窓に移った夏の事共との想定にて進めてみた。中々全てを網羅する事はできなかったが、片鱗でもご覧下されれば幸いです。

一昨年、今は消失した旧名古屋鉄道岐阜路線にても感じた事だが、路面電車は都市中心部の交通安全にとっての抑止力ともなっていると思う。

元々スピードを期待する乗り物ではない。昨今は各地にて実現し始めたが、高齢及び身障の各位のご利用を容易にする為できるだけ床を下げ、地上との段差を少なくしなければならない。又安全な乗降を図る為、安全島が必須で、豊橋でも現在2個所に残る安全島の不備は早期に解消を願いたい。これらの設備が一般車のドライバーへの心理効果となって、速度を上げる意図をくじき、事故の危険の減少が図れるのではないか。

日記の事だが、8/15の靖国に関する記事には予想通り、批判の投稿があった。ここでもう1度こちらの立場を明らかにしておくが、戦没者表敬に当っては、日本人古来の習俗による方法流儀に特段の配慮が払われるべきであり、神社の行事に関する最高裁判所の判例も、この方向性を踏まえて下されている。この事は尊重されるべきである。

靖国神社は、確かに明治以降の歴史しかないが、日本人の習俗に則っているのは事実であり、後は官軍側だけを合祀する今の方向性の是非とか、若干の問題が議論されればそれで良いのではと俺は思う。勿論批判は自由だが、それで俺の信念が直ちに変わる訳ではない。

他には俺のいる1サークルにて、メンバーの親御様が身体の不調に陥る事態が相次ぎ、この為例年よりコメントの書き込み数が伸び悩んだのがちと残念だったかな、と思う。

とまれ、この1ヶ月間無事終了できたのは、偏に知友各位のお陰。その事を良く踏まえ、続く9月へと進みたいものです。まずはお礼まで。ラタ、マイ月。Dscn1874

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後記~酔いどれ電停

2006-08-31 22:24:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

2006=平成18年の8月も終わろうとしています。今夏の当特集日記たる、豊橋の路面電車での小旅行も無事終了しました。ご多忙の中、ご同乗下さった各位に対しまずは一言、お礼申したく思います。

豊橋の路面電車・・・それは運営に当る豊橋鉄道にとっての最初の鉄道線であり、同社の記念碑的存在であると共に、我が心のそれでもありますね。だからなるほど「東田(あずまだ)本線」と呼ばれる訳ですね。
それともう1つ、昨春失われた岐阜路線と向かい合いながら感じた事でもありますが、私にとり、行き過ぎた不正な自由、つまり「放縦」に対する強烈な反抗メッセージ、言わばアンチテーゼでもあるのです。
何も予定のない休日、私はJR豊橋駅前の陸橋より、東へ向け発進して行く電車の様を眺めるのが好きであります。
些か派手な広告外装を纏った新旧の車輌たちは異口同音に「放縦は、祖国日本を滅ぼすぞ!」と静かに、しかし強く訴え続けている様に感じられます。それは一昨年、岐阜の街からも聞えて来た声でした。
惜しくも今の岐阜からその声は消えてしまいましたが、平和の為には自由とは、必ず自己責任の裏打ちがなければならない、その事のない「自由と平和」などこの世にありはしない事を改めて自覚したいものです。
その事が、引退した元名古屋市内線や岐阜路線の古い電車仲間達の遺志でもあると思いますね。

この所、毎夏の締めくくりには歌を1曲、必ずご紹介しています。今回はそう、夏の終わりに相応しい作品を記し、当特集日記を終わらせて頂きましょう。今月は誠に有難うございました。

「少年時代」

夏が過ぎ 風あざみ 誰の憧れにさまよう

青空に残された 私の心は夏模様

夢が覚め 夜の中 長い冬が

窓を閉じて 呼びかけたままで 

夢はつまり 思い出の後先

夏祭り 宵かがり 胸の高鳴りに合わせて

8月は夢花火 私の心は夏模様

目が覚めて 夢のあと

長い影が夜に伸びて 星屑の空へ

夢はつまり 思い出の後先

夏が過ぎ 風あざみ 誰の憧れにさまよう

8月は夢花火 私の心は夏模様

            by 井上陽水*(日本)*
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夜空~酔いどれ電停

2006-08-29 22:39:00 | インポート
みさSAN今晩は。豊橋の街を走るこの短い路線にも、宵闇が迫って参りました。
今我々が乗っている路面電車801号は、座席の多くが進行方向又はその反対を向いた所謂クロス・シートが主で又、車体中程の床が下がっている関係で立席が辛い為、朝夕のラッシュ輸送に向かないのが難と言えば難。この為主に日中を中心に走るのが常ですが、今日は夜の迫ったこの時刻でも特別走行しています。

さて終点より折り返して駅前大通に入り、終点の豊橋駅前まで後僅かとなりました。
今夏の出来事でも簡単に振り返っておきたく思います。まずは遺憾な方から・・・。

国内では、先週末福岡市にて発生した飲酒追突事故でしょう。この件では、衝突に巻き込まれたRV車が現場となった橋上に留まれず下の海に転落、乗っていた幼少の3兄弟が犠牲となりました。まずは彼らのご冥福をお祈りします。
一方加害者の男子公務員は、相当の飲酒だった上に大幅な超過速度にて衝突、更に現場より逃走を図った由。結局は前半部を全損した衝突車が動けなくなって警察に捕捉されましたが、私の記憶でも稀に見る悪質な所業であり、強い憤りを感じます。危険運転致死傷容疑が適用される様ですが、刑事事件の傷害致死容疑にて立件し、最高刑を課しても良いのではないでしょうか。
本件を初め、我国にて起きている深刻な事件事故の多くは、その背景に「道徳の不在」がある様に思えてなりません。

海外では貴女の近く、北海道根室市近郊にて起きた、ロシア艦船による我国漁船への銃撃事件が挙げられるでしょう。こちらも乗組員1名が落命。心より哀悼の意を表します。
当初領海侵犯の疑いが持たれましたが、結局は無実だった様ですね。そうなるとロシアの所業は100歩譲っても過剰防衛と言う事になり、乗組員の犠牲が何としても悔やまれる所。
本来は我国固有の領土である所、ソビエト・ロシアは以前よりこの海域にて我国の船舶に対し、この様な過剰な行動を繰り返しており、その誠意が本当に疑われる所です。
「奪った物は返さない」と言う姿勢が、露骨に感じられてならないのです。同国との領土を巡る交渉は本当に難しく、平和裡に行なわれなければならないのは解っていますが、かと言って、一歩も退いてはならないのも事実です。
思えば同国は1983=昭和58年秋に旧樺太=サハリン西方の海域にて、航路を誤った大韓航空の旅客飛行機を、民間機であるのを知りながら撃墜し、250人を超える犠牲を生じた前科も忘れてはなりません。
そうした無法スレスレの国である事を念頭に置いて、接して行く必要がありますね。

さて良い方。貴日記にもあった高校野球夏季大会の決勝における名勝負。
久々の再試合となった濃い内容で、本当に見応えがありました。
同じくスポーツの世界、海外での慶事。
自動車のF-1世界選手権、ハンガリーGPに於いて、日本のホンダ・チームが実に39年振りの優勝を果しました。
ドライバーは英国のJ・バトン選手でしたが、チーム部門の表彰にて「君が代」が奏でられ、感動ものの光景でありました。
それと秋篠宮親王の紀子妃のご懐妊も喜ばしい出来事ですね。来月早々と言われるご出産に向け、大過なきをお祈りしたいものです。
後、恐れながら個人的には何と言っても我が両親が無事金婚を迎えられた事でしょうか。貴女の母上も、回復に向かっていらす様でまずは良かったと思います。
それからこれも個人趣味の話。今夏は少し、花火の写真に挑んでみました。以前より少しは良くなったかなって感じです。
この画像は近く、写真帖新作にてお目にかけたく思います。

さて、駅前方向より夏の名物、ビアホール電車が発進して来ました。今日も車内は賑わっている様です。801号は折り返し、この特別列車に続いて赤岩口の基地へと帰投して行きます。有難う。間もなく終点です。
(P.S 次回にて、ひとまずの終了と致します。)*(日本)*



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辛勝と惜敗の間

2006-08-26 23:22:36 | 日記・エッセイ・コラム

昨年来、小学生の我が甥が昆虫対戦ゲーム「ムシキング」にハマっている。

当地名古屋では遊べる場所が意外に少ない様で、我が生まれ故郷の東三河へ行った折などに良く遊んでいる様だ。母親である実妹は、勿論良い顔はしていない。「癖になるので余り連れて行かないで欲しい」とは言うものの、中々そうは行かないのも事実である。

今年初までは惨敗の連続だったのが、夏前辺りから腕を上げた様で、少しは勝つ場面も見られる様になった。同じ負けでも惨敗と惜敗では意味が違うのだ。

場面は変わるが、今夏の高校野球夏季大会でも形こそ違え、同じ事が見えて来る様な気がする。再試合の果て、辛くも優勝を摑んだ早稲田実業高校。そして惜敗はしたものの、常に対戦相手を窮地へと追い込み、優勝試合を非常に濃いものにした駒沢大苫小牧高校。やはり昨年、そして一昨年の覇者はただ者ではなかったのである。

結果から言えば「勝ちは勝ち。負けは負け。」の強弁も立つだろうが、その差は優勝戦ともなれば、本当に紙一重の差なのではないか。そしてそのレベル差のない接戦が試合の質を上げ、観客を惹きつけて止まないと言う事だろう。

両校のエース達は、今度は高校野球日本選抜チームとして合衆国での国際試合の臨む。まだまだ高野の熱い夏は終わらない様だ。Dscn1871

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展望~酔いどれ電停

2006-08-26 17:02:00 | インポート
すうじさん今晩は。今、確か遅めの夏休み中だったと思います。本日の記事は又、お帰りになった折にでもご一読下されば幸いです。
当臨時電車はJR豊橋駅を発って東の終点、赤岩口に達した後、再び西へ向かって折り返している途中です。もうすぐ夕刻。酒気が恋しくなる時間帯です。

昨日の地元紙、C新聞の社説に、これからの路面電車に向けた応援メッセージが載っていましたので一読しました。
それによると、今年初、営業を止めた富山市内のJR線、富山港線の第三セクターによる運行引継ぎに当り、地域住民や専門家の意向を大きく反映させた、所謂LRTと呼ばれる次世代路面電車の交通システムを導入してJR時代の3倍を超える増便と、数ヶ所の電停増設、完全低床車輌の全面的導入による高齢者及び身障者の利用対応を徹底して行い、併せて電子カードによる定期券設定などにより運賃の上昇の抑制も図って、今春の運行再開よりは、JR時代の2倍近い乗客を獲得して熱い支持を得ている様です。

富山の市街地はJR北陸線が地平を走っている為、線路の南北に分断される状態が長く続いて来た由。それも7年後と言われる北陸新幹線の富山到達により、富山駅を中心とする駅施設等の高架化に伴って解消へと向かう見込みです。
今回開業した富山LRTはこうした動向も視野に入れ、利便性と環境整合性を高いレベルにて両立させながら、利用者たる沿線住民の要望の多くに応えているものと思われます。将来は市街地南側の富山地方鉄道線との接続なども想定されている由で、ともすれば沈滞しがちな地方都市にあって、町興しのきっかけとなる可能性を大きく秘めていると思います。

振り返って我が地元に目を向けますと、昨春運行を取りやめた旧名古屋鉄道の岐阜路線の今後の方向は宙に浮いたまま。
進まない議論の様子を見た同鉄道と岐阜県は、近く保留されていた線路の撤去へと動く模様。結局は地域住民の多くが無関心の為に、一部の方々が尽力しても何の進展も見られないのが現状です。

豊橋に於いてはまだ、岐阜よりはましな状況の様ですが、富山の様に「自らの公共の足は自らで守る」との高い住民意識はまだ十分には育っていない様です。
再来年よりは豊橋市内線にも完全低床の新車が現れる様ですが、より地域に密着したLRT的な発想にて、公共交通機関としての地位を高めてもらいたい所です。
状況によっては貴方の県都広島の電車でも実施されている様に、市内線以外の路線との接続や乗り入れが、もっと真剣に考えられても良いと思いますね。
今後の動向を注意して、見守って参ろうと思います。*(コメント)*

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