昨日の当地は、久しぶりの降雨でした。猛暑続きも一休みと言った風情で、平日出番ともあって、却って良かったかな、とも思っている所です。
さて、今月も色々ありました。
まず、第22回参議院選挙。将来の引き上げが避けられないとされる消費税の扱いを誤った事もあって、第1党民主党が大きく勢力を落とし、連立レベルでも同院にては過半数を割り込みました。又も「ねじれ国会」の始まりですね。法案などの政局運営は困難が予想され、菅政権の本気度が問われる所でしょう。
その一方で、対外的にも、我国の政権が短期間に次々に替わる不安定な状況には何とか歯止めをかけなければならない。さもなくば、国際的信用の失墜に繋がり、国民生活の窮迫をも伴う我国の大いなる不利益を招く事となりかねず、ここは政治生命を賭してしっかり当たって頂きたい。
次に、政権交代後初の死刑執行。
今回は2名に対して行われ、特に前者は2000=平成12年に栃木県下にて宝飾店を襲撃、ほぼ店員全員の6名を殺戮し、店舗に放火した上に\1億を超える貴重品の強奪に及んだもの。後者と共に、罪責が確定している以上、その執行は粛々と行われて然るべきだと思います。
困るのは、本当は死刑廃止派の現法務大臣の執行立会。先の参院選にても敗れ、議席を失っての続投と共に、民主党の人気取りの為のパフォーマンスではと揶揄もされている様です。又、この事が偏った人権擁護勢力に、言行面でつけ入る隙を与えてしまった印象もある。死刑制度が我国の、そしてアジアの大義である以上、その執行は矜持を以て粛々と行われるべきです。
後、埼玉県下にての、防災ヘリコプター遭難も遺憾。登山者が難しいレベルの救援を要するケースは年々増え、今回の様な二重遭難の危険は増大している様です。
中高年の愛好者も多く、それだけに、年齢の事も把握して無理は避け、十分な装備と余裕ある行動を心がけて頂きたい。又、救難関係の各位も、過去の大きな事故や問題を良く把握して、今後の安全に生かして頂きたい所。夏山には冬山とは異なる危険があるでしょうから。
さて、来月の拙日記は、毎夏恒例の特集日記を綴ろうと思います。
日頃お馴染みの鉄道の駅にての色んな想い出や気になる事共を思うままに記せたら、などと画策中。又、ご笑読の上、ご意見ご感想を賜れれば幸いであります。
P.S 今月の拙日記は、以上です。*(新幹線)*