Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

2014=平成26年1月回顧

2014-01-26 23:01:06 | 社会・経済

コナサン、ミンバンワ!つい先日、新年を迎えたと思ったのだが、もう最初月が下旬を迎えるに至り、些か驚いている所。「齢を重ねると、日々の経過が早く感じられる」ものの様だが、或いはそのせいかも知れない。まあ、己なりに、なるべく日々を大切に過ごす様心がける事が大事かも知れない。

今月は、昨秋以来社会問題化していた、冷凍食品農薬混入問題で、製造を行った関東地方の食品工場の関係者が農薬の混入に関わった疑いが強まり、一容疑者が逮捕された。これまでの取り調べでは「覚えていない」などと容疑否認を決め込んでいる様だが、農薬の検出された当該製品の製造年月日時間帯と、容疑者の勤務時間帯が概ね一致、又、周囲より、待遇面での不満を漏らしていた等、状況証拠が揃い始めている事より、是非とも真実の所を語って貰いたいものだ。罪責自体は免れるべくもないが、以前中国大陸の食品工場にて生じた毒物混入事件に近い経緯がある様に感じられ、又、当該食品会社も、農薬混入の事実公表が遅れるなど、対応が不適切だった所あり、そうした事が今回の事件を招いた面がなかったか、一度踏み込んで調べ上げる必要がありはしないか。そうした上で、容疑者と、辞任を表明した経営トップ、双方の公正な処分が決められるべきであろう。再発防止へ向けた厳しい取組みも、勿論実行されなければならず、それが確約できないのであれば、当該食品会社は、業務よりの撤退を検討すべきではないだろうか。深刻な犠牲被害を生じてからでは遅いのだ。

さて、食に関する危機と言えば、低温でも強い、ノロ・ウィルスによる大規模な食中毒が社会問題化、当地近くの静岡・浜松にて約1000人、広島にて数百人の被害を生じ、当地名古屋にても、今冬既に数十人が罹患されている様だ。浜松と広島のケースでは、学校給食の献立の一部に問題があった様で、調理関係者が感染していた可能性もある模様。ただ、そうであっても自覚症状がない場合もあり、調理関係者の感染を特定するのが難しい場合も考えられ、営業禁止、もしくは停止の措置が現状では当然としても、発生防止には相当高度な対策が必要ではとも思われる。基本的な対策は、手洗いと嗽(うがい)を数十秒かけて入念に行い、かつ家族であってもタオルなどを共用しない事だが、忙しい現場で、いかに関係全員に徹底して行わせるかが大きな課題であろう。夏場の食中毒も、確かに脅威ではあるが、ノロ・ウィルスは僅かな油断でも感染発症するのが危険な所だろう。特に、抵抗力の弱い子供達は、その事を理解していないので、普段よりの教育が特に必要ではと心得る。下痢、嘔吐など特徴的な症状が出たら、直ちに医療機関を受診するなどの速やかな対応も求められよう。

過度に恐れる事はないかも知れないが、インフルエンザの流行期とも重なっているだけに、合併症が起きると厄介そうだ。今一度、できるだけ入念な嗽・手洗いを初めとする策を心がけるべき時だろう。

今月は、来月前半に投票される予定の、東京都知事選に向けての動きも話題となっているが、それについては次回触れたいと思います。今月の拙ブログはここまで。ラタ、マイ月。

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今冬の、拙写真貼のお知らせなど

2014-01-19 11:49:27 | 日記・エッセイ・コラム

やや風が強いが、先週に続く冬場れ。静岡県下にては、あるいは霊峰富士を拝むに相応しい晴天であろう。この週末、叶うなら、俺も久し振りで拝観に参りたいと思っている所であります。

さて、その静岡県下にて、遺憾な事件があったのはご存じの通り。浜松市内の複数の公立小学校にて、ノロウィルスが原因とされる、大規模な食中毒が発生、児童や教諭ら1000人近い患者を生じた様だ。学校が舞台なだけに、他の事件事故同様、特段の扱いと受け止めがされるべきは当然だが、「どんな大事も、原因は小さい事」と言う言葉にある様に、事故の原因は、給食向けに複数の学校に納められていた、同一メーカーの食パンよりウィルスが検出された事によると言われる。同メーカー工場内の共用履物よりウィルスが見つかった由だが、ノロウィルスの防疫はかなり難しいと言われ、当該メーカーの問責と改善努力の要請は勿論だが、僅かとは言え不運だった所もありはするのかも知れない。とまれ、そうした事故への防護に課題が残ったのは事実。現場が学校だった事の重大さを踏まえ、これからの、再発防止に向けた強い対応を求めたい所だ。

折しも、今日は沖縄・名護市長選、明けて来月は東京都知事選が執行される。それぞれに米軍基地問題や、都市再開発問題など大きな課題を抱えているだけに、防御・防護面をも含め、そうした事共に、現状よりも良い対応のできる候補を選んで頂きたい所。これは、いずれ首長や地方議員を選ばねばならない事態に向き合う我々も、注目しておきたい所だと思うがどうだろう。

次に、これは自己宣伝の様で恐縮ですが、昨秋冬の、拙写貼新作が一応の完成を見ましたので、ここにお知らせする次第。厳冬の年初の折、各位ご多忙が察せられますが、折にご笑覧下さり、ご意見でも賜れれば幸いです。題目は「心の忘年会13,s」。拙HP別室の写真貼欄下方 ⑲番へお越し下さる様。この記事の下方にも、入口を設けておきます。

http://www18.ocn.ne.jp/~hakase32/

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「成人の日」雑感

2014-01-13 23:46:17 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!今日1/13は、今年の「成人の日」。新成人総数が去年を若干下回ったのがちと残念かもだが、今の我国には、まだまだ若者達が大きな希望を持って何かを目指す様な環境が整っていない所があるのも事実。そうした希望に繋がる道筋を作って進ぜるのが、我々大人、なかんずくOssan達の使命でもある様な気がする。一筋縄では参らない難しい課題だが、少しでも効果が出せれば、かねて問題視される出生減にも歯止めがかけられようし、海外よりの留学生や投資などもスムーズに呼び込めるだろう。とに角、地道に取り組んで参るしかなさそうだ。

「希望」が持てて、尚且つ「平和で安全」が望ましいと来れば、そこはやはり、先日触れた、相応な社会的「防護や防御」がいよいよ必要となろう。それが破られる様な事態が続発したのは遺憾だ。

一つは、神奈川県横浜市内の検察施設にての、凶悪事件の男性被疑者の脱走事件。同施設にて、弁護士接見中に生じた訳だが、背景にはやはり、万一の脱走に備えた防護が不十分だった事がある。警察施設では対策がされている由だが、被告弁護側の都合で検察施設が使われる事もある由。そうであれば、同施設も警察と同レベルに防護が高められるのは当然だろう。「担当が異なる」とか「コスト問題」などを持ち出すのは言い訳に過ぎない。各地の検察各位は、こうした事態を教訓に、施設の防護性向上に、くれぐれも強く取り組んで頂きたい。

もう一つは、当地南郊の三重・四日市にて生じた、大手化学工場の爆発火災事故だろう。5名もの犠牲を生じ、安全管理姿勢に大きな疑義が持たれる、当該会社の罪責は大きい。事故施設は、定期点検や安全策のあり方が適切ではなかった疑いが濃厚で、全容の解明と共に、事故防止の確かな安全が担保されるまで、操業再開を認めるべきではないだろう。これは勿論、福島県下にて震災に伴う大事故を生じた原子力発電所の対応と同じである。

この様な、政治社会面での防御、防護の不足が、子供や若者、女性達の不安や失望に繋がっている所は、想像に難くない。行政も専門家も、もっとそうした所を重く見て、未来に希望が持てる様な策を強く打ち出す事が、折角持ち直し始めた経済の為にも必要ではないだろうか。

Mtfuji300

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追悼・・・

2014-01-10 23:59:13 | 日記・エッセイ・コラム

事前の気象情報の通り、今冬も厳寒の日が多い様だ。そんな年初に、残念無念の訃報がもたらされた。数年前より、特に新潟磐越の写真撮影で世話になった、首都圏在住の一写真仲間が、病を得て逝去したのだ。

名をOさんと仰った。今から数年前、2007=平成19年の夏頃、新潟県下のJR磐越西線で知り合ったのが最初だったろうか。当時は本業の都合で、新潟市に単身居住。以後、この地区での撮影の多くで行動を共にし、良き撮影場所や手法のアドバイスを下さり、又何度か酒食の機会をも得て、有意義な時間を共にできたと思っている。

勿論、写真の対象とか手段などでは見解の相違もあったのは事実だが、目立った反感を表す事もなく、俺のスタンスを認めて下さる度量の大きな所が魅力の人物だった。

一番の思い出は、2009=平成21年暮れ、新潟・福島県境にて、蒸機列車の雪中走行を追っていた折、危うく投宿先の新潟へ戻れなくなりかかった事だろう。初めは、更に奥の福島県会津地区を目指すつもりだったのだが、雪で磐越西線の列車ダイヤは大きく乱れ、上下線共数時間の遅れが生じると言う。やむなく予定変更、まだ未着だった朝方の新潟方面行で戻ったのだが、もし乗り遅れていたら、最悪1日2日は、水も食糧もないまま孤立していたかも知れない。この時のOさんの機転と好判断には、今も敬意を表している次第である。

同氏との最後の行程は、これも一昨年春の磐越西線だった。首都圏にてご家族との同居叶った、この年の夏頃より体調が優れず、いつか又とも思ったものだが、同年暮れに至り、どうも癌と思われる腫瘍らしい事を伺って、落胆したのを今も覚えている。

昨年に入ると、高い頻度の放射線治療が必要になった事も聞き、何とか回復をと祈って参ったが、残念ながら叶わなかった様だ。これから更に、密度を深めた交流を望んでいたし、又、人間的にも高潔でバランスに優れた思考のできた人物だっただけに、惜しまれてならないのが素直な所だ。ただ、事実は受け入れなければならず、大変な状況下、知らせて下さったご家族には、心よりの感謝の意と共に、その勇気を称えなければならないのも事実だろう。

もうすぐ、昨秋より今年初の拙写真貼をまとめる時期だが、今回はOさんに捧げる一作となる事だろう。又、今夏の特集記事は、新潟磐越にての、Oさんの思い出に因む内容となる可能性も高い事を、この場を借りて申しておこうとも思います。

Oさん、貴生前はお世話になり、誠に有難うございました。我々は、これからも下手なりに画像の記録を残そうと思います。どうか、天界より見守って下されば幸いです。合掌・・・。

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防護・防御意識の向上が必要

2014-01-05 15:56:17 | 社会・経済

昨年末、今回は長いなぁと思って迎えた9日間に亘る年末年始休も、早最終日。そんな日に限って、良過ぎる程の冬晴れの上天気。中々、気象の事は上手く行かない所が多い。

明日よりの日常モードに何とか戻せる様、今から態勢を、と頭では分かっているつもりだが、いざ明朝になってみると、中々そうは行かない事であろう。とに角、粛々と向き合い、やるしかないのだろうが。

さて、一昨日の帰省ラッシュにかかる形で、東京都心は東海道・山陽新幹線の至近にて火災事故が発生、ほぼ半日に亘り、同線の東京~博多間にて運転不能となる麻痺状態に陥った。俗に「抑止」と呼ばれるストップ状態は数時間に及び、午後の再開後も列車ダイヤの乱れが続き、運休多数、乗客への影響は、数十万人に及んだ様だ。帰省よりのUターンの行程を狂わされた方々には、一言お見舞いを申し上げる次第。又、これと前後して、中米方面へ新婚旅行中だった日本人2名が襲撃され、残念なから内1名が落命の模様。こちらも、犠牲の方への弔意と、被災の方へのお見舞いを申し上げておきます。

国内の火災事故。確かに、直接には火災が原因で新幹線が止まったのは事実であり、その方の問責が先行するのはその通りとしても、新幹線の施設に、火災や水害、あるいは高架道路よりの自動車落下などに対する防護の備えは万全だったのだろうか。帰省よりの帰途、今回の抑止の影響を受けた、ある知人の方も記していらしたが、火災そのものの熱や煙の影響と共に、通信線が切断された事が抑止のやむなきに繋がった様だ。運行管理をするJR社も、監督する国土交通省も、こうした事態を読み切れていなかった事は(先の震災における原子力発電所大事故を予見できなかった東京電力や経済産業省・文部科学省と同様に)問題視されるべきだし、再発の防止へ向けた取り組みは、相当にレベルの高いものとしなければ、対応し切れない事だろう。JR社は、東海道新幹線の新しいルートとなる、リニア・モーター式新線の建設に向け準備中であるのは良く知られるが、かつては在来線以上にセキュリティなどの防護に優れているとされながら、不正な線路取り外しなどの大きな列車妨害に複数回見舞われている。果たして、そうした事件の教訓が生かされているのか、又、リニア線を初めとして、これから開通する新しい線区に、それに見合った防護や防御が正しく適用されるのか、乗客の立場となる我々は、今の内より監視する必要があるのでは、とも愚考するのだが。

海外 中米にて生じた、日本人が襲撃された事件にも通底するものを感じる。事件当時、被害の各位が入った国の都市部は犯罪が多く、治安は決して芳しくなかった様だ。加えて、余り著名な旅行先ではなかった由。そうした所への行程は、事前に現地の状況を少しでも情報収集にて理解すべきだし、外務省の関連部署や旅行会社よりも、入手可能だろう。事件に遭った各位に対しては酷かもだが、やはりそうした用心が希薄だったのでは、と思わざるを得ないのだ。

我国の新幹線も、遠出先の日本人も、これまで、これからに関係なく事件事故に見舞われるリスクは解消しない。やはり、対策や心構えなど、色んな事態を想定した普段よりの防護・防御が求められるのだと強く思う。

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