コナサン、ミンバンワ!
米合衆国映画の最高栄誉 アカデミー賞が発表された。予想通りか、それとも意外か・・拙者は、余り映画やドラマなどは詳しくないので、立ち入った言及は控えるが、映画関係者多数より、トランプ現政権への批判が寄せられたのは留意しても良いと心得る。テロ支援などの疑いある七か国民の入国を禁止規制する大統領令などへの反発が主な様だ。元々が移民国家であるだけに、それらの入国規制には慎重であるべきと言う事だろう。我国は、米合衆国とは当然生い立ちが異なるので、同一視点から難民移民への対応が論じられてはならないのは勿論だ。
さて、今春大阪府下に新設予定の、森友学園小学校の教育手法が、引き続き様々な立場から注目されている様だ。教育勅語の美点を前向きに捉えた、愛国志向の教育自体には反対しないが、安倍総理大臣夫妻のお名前を周知や説明もなしに借りるなど、些か露骨な面がなくもがなだと思うのだが。つまり、現状は余り前に出さぬ方が良い前述の方針が余りにも目立ってしまった為、現代の一般人の視点からは違和感が際立ってしまったのではないか。余りこうは捉えたくないのだが、もう少し日時をかけて、ゆっくりとこうした方向性を出して行くべきではと愚考する。
又、安倍現政権を応援したい気持ちも分るが、小学生などの小児に、政治レベルの表現をさせて良いのかも、一抹の疑問が残る。拙者は、森友学園の方向性そのものに反対ではないが、もう少し長い目で、教育の方向を国民市民の理解を得ながら、ゆっくり深化させて行った方が賢明な様に感じるのだが。
それにしても、左傾四野党のこの学園への攻勢は相変わらず低レベルだ。「初めに批判ありき」の、相も変わらぬ猿山レベル。国民市民多数は、最早その様な浅い追及や攻勢に期待してはいない。国レベルの難局には、一致協力して向き合う北欧民主主義の様なあり様を望んでいるのではないか。皇室への敬意も、北欧と形は違っても、根は同じだろう。今上陛下の皇位ご譲位の件にしても、与党の目指す一代限定の法制度を吟味も検証もせず、恒久譲位可能とすべく、皇室典範改正を主張しているが、拙者には疑問がある。改正をして、いつでも譲位ができ、更に女性天皇まで認めれば、皇位継承の安定性が崩れかねず、又、それが元で皇室の基礎自体が揺らぎかねないのだ。結局、四野党は、将来へ向かっては、皇統の廃絶を企んでいるのではと見られても、仕方あるまい。
それに関連してだが、文部科学省内で問題化している、大規模な天下り斡旋問題は、旧民主、現民進党政権下でも起きている。この究明が、自公と民進の双方が歩み寄って共闘し、疑惑と向き合う好いチャンスなのだが、残念ながらそんな思考は起こらないらしい。結局は、不毛な対立の繰り返し。蓮舫民進執行部は、こんなゴロツキレベルの党内容でしかないなら、速やかに交代すべきだと拙者などは思うのだが。
北鮮の要人、金 正男(きむ・じょんなむ)さん不審死の件も、未だ詳細には行き着いていない。実行犯の女性容疑者二名は、同氏を毒殺した疑いが濃厚だが、勿論、こんな事件は個人レベルで起こせる事ではなく、北鮮政府や、全世界に分散展開する、政府工作員が背後にいる疑いが大きくある。当該国となったマレーシア政府の厳正な捜査を期待したいが、相手が悪いのは事実。北鮮政府は、捜査に前向きとは到底言えず、場合によっては両国の国交断絶の可能性さえある。アジア圏をメインとする、国際情勢の不安定化をも招きかねない所であり、マレーシア政府の毅然とした対応を願いたいものだ。
最後になったが、余談を一つ。昨年来製作を進めて来た、拙写真帖新作「心の忘年会16's」が一応の完成を見ました。下記アド、拙方のHP内 写真帖ブログからお進み下さる様。余り良くまとまらなかったのも事実ですが、ご笑覧を下されば幸い。もし、ご感想等ありましたら、写真帖のブログ・コメント欄や、拙HPのゲスト・ブックをご利用下さる様。今回画像は、今年初、当地東郊の大曽根付近の某公園で迎えた、中央西線上り貨物便の様子。沿線に咲く寒椿が、一時寒さを和らげてくれた記憶がありまして。今月の、拙ブログはここまで。ラタ、マイ月・・