Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

プロ野球、日本シリーズ回顧

2006-10-29 23:59:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今季のプロ野球シーズンも、先日の日本シリーズにての日本ハム・ファイターズ球団の総合優勝にて幕となりました。
対戦相手、我らが中日ドラゴンズ球団が又も栄光の座を逸したのは残念ですが、終わってみて思うのは、やはり日本ハムFの方に、今季の日本一となる資格が備わっていたのではないかと言う事でしょう。

2004=平成16年シーズンより、本拠地を東京より札幌へと移転。野球人口の圧倒的に少ない北海道にて、何とか多くの観客、そして愛好者を摑むべく、そして真に地域に根付いた球団を目指して選手、監督を初め指導陣、そしてフロントが一丸となり、血の出る様な地道な運営努力を続けていたやに聞いております。
名物となったSHINJOこと新庄剛志選手の大人気パフォーマンスも、思えばその一部だったのでしょう。
又野球の本家、米合衆国より渡来してチーム指揮を任されたヒルマン監督も、コーチ陣の日本流野球手法を多く取り入れるべきとの主張を容れ、密度の濃い練習を積み重ねて今日に至った様です。

今回の対戦は、守備で勝つ試合であったとの声を良く聞きますが、守りの完成度は確かに日本ハムFの方が優れていた印象を受けますね。中日Dも戦意は大いに感じられたものの、守備に乱れがあり、その不備を突かれて相手に勝利を許したと言った感がありました。
落合監督は「この敗戦は、来季に向けての財産となる」とのコメントをなされましたが、本当にそうなる様、この教訓を生かして頂きたい所。

来季よりの日本シリーズはこれまでの、リーグ戦勝者がそのまま闘う形より、セ・パ両リーグ共、各上位3チームが日本シリーズの出場権を巡って競う所謂プレーオフと呼ばれるPSG=ポスト・シーズンゲームを行なって、その勝者同士が対戦する新方式へと移行します。これまではパ・リーグのみで行なわれ、年によってはセ・リーグとの条件が不釣合いではないかとの指摘もありましたが、これも来季よりは少なくとも建前上は公平となる訳で、この事もどの様に作用するか見物ではありますね。
日本ハムFの各位には、改めて奉祝の意を表し、惜敗の中日Dの各位と今季にて勇退の新庄選手にも、心より労いの意を表したく思います。

P.S 今月の当日記は、以上です。*(野球)*

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もう1つの「学校の怪談」

2006-10-28 08:33:00 | インポート
お早うございます。今朝の当地は、今の所は秋晴れです。予報によると、これから天気は下り坂、夜は俄か雨位はありそうです。気まぐれな春や秋の天候そのままの1日となりそうです。

さてかなり以前、「学校の怪談」と言う邦画を見た記憶があります。確か夏休みの学校にて、小学生達が色んな怪事件に遭遇する様な物語だったと思いますが、この所は好ましからざる怪事件が、我国の多くの高等学校にて生じている事は各位ご存知かと思います。

富山県の公立校にて先日、主に歴史分野の必修科目の履修漏れが発覚、これをきっかけに、全国の300を超える公立、私立の高等学校にてこの事態が露見して、現状のままでは履修単位が不足して卒業に支障が生じる生徒数は数万人に上るものと思われます。

正に憂慮すべき事態!私にも不完全ながら経験がありますが、志望大学の受験に向け、これから追い込みに入るべき高等学校3年次にとって、学校側の予定する履修不足のカバーは大変な負担となる事でしょう。
ある学校の試算では、履修不足の充足に要する授業時間は約70時間の由。受験に必要な科目に加えてこの負担では、心身両面に及ぼす影響は想像に難くなく、来春の進路再考を迫られる向きも、きっと少なくないのではないでしょうか。

これはやはり、まず学校側の姿勢が厳しく問われるべきでしょう。
最低限の履修科目は、文部科学省の学習指導要領初め諸々の通達にて周知されているはずであり、最早ただの見落としと言ったレベルではないと思います。あろう事か一部の学校では、生徒の履修状況につき、教育委員会に対する虚偽報告までなされた様で、もうこうなると、学校の刑事責任を問うべきレベルかも知れませんね。

背後には勿論、以前から指摘されている、多くの高等学校による大学受験優先と言う教育姿勢の問題があるでしょう。
「全人教育」と言う言葉が示す様に、高等教育とは確かに、最高学府への道を拓く機会を与える手段としての一面もあり、それを否定する意思はありませんが、その本分は豊かにして高水準な知識と教養を、その教育を受ける人にもたらす事によりその人のバランスの優れた知育、徳育、そして体育に資し、その事によって高い人格と品格を創出する事にあるはずでしょう。
そしてその事が、ひいては我国の文化面を高め、強めて参るはずではないでしょうか。

遺憾な事に、現状はその様にはなっていません。回り道の様に見えても本分はそうである事を、国家も国民も見失ってはならないと信じます。
また此度の履修不足問題は2003=平成15年に強行された学校週5日制の問題も大きく影響しています。この制度は結局「教員の完全週休2日制実現の為だけに設けられた様なもの」との批判も多く、学校各位は生徒に対し、必要な誠意ある対処を速やかに実施すると共に、「人を教え育てる」との原点に立ち返り、生徒に必要を超える負担を強いない対応を、くれぐれも願いたいものであります。*(学校)*

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三重、鈴鹿最後のF-1は・・・Ⅵ

2006-10-26 07:51:20 | 日記・エッセイ・コラム

正に「世代交代」を絵に描いた様な幕切れだった。

今季のF-1世界選手権終盤、三重鈴鹿ひとまず最後の日本GPと最終戦たるブラジルGPにおいてチーム・フェラーリの新鋭F・マッサ選手が連勝、エースの座を降り引退するM・シューマッハー選手は競技車の不調もあって完走さえ叶わなかった。最終戦ブラジルGPにても第4位入賞を果したものの、常連だった表彰台へは届く事なく終わった。

総合優勝のタイトルは、最終戦第2位入賞のチーム・ルノー、F、アロンソ選手が連覇を果し、シューマッハー選手の後継者名乗りを不動のものにした。

日本勢も良く健闘、チーム・ホンダのJ・バトン選手の第3位入賞を初め、長らく後方に甘んじていたチーム・アグリ、佐藤琢磨選手が第10位、山本左近選手も第16位にて共に完走を果し、来季へ向けての更なる進歩と向上を誓う形での良き今季終幕となった。

来季よりの日本GP、既報通り静岡は霊峰富士の麓、富士スピード・ウェイにての闘いとなる。はるか以前にも開催実績を持ち、事実上の帰郷と言う事だ。

鈴鹿より遠ざかるのはちと残念だが、思えば我国にとり、真の聖地とよばれるこちらの方が、考え方によっては世界最高のカーレースの戦場としては相応しいのかも知れない。

それでは来季へ向けより深い内容と感動を期待しつつ、この連載の締めくくりとしたい。

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海外で問われる危機意識

2006-10-23 07:51:00 | インポート
お早うございます。今朝の名古屋は、久々の雨模様。普段は鬱陶しく思う雨天ですが、日数が空くとなぜか懐かしく、又ホッと一息つける様な気がするのも事実です。

一昨日と昨日、今年最後の新潟磐越へ参りました。まだ紅葉には少し間がありますが、山間はそろそろ始まりと言った感があり、盛りが見られないのはちと残念な所。
まあ来月と年末は本業が忙しくなりそうな気配であり、止むを得じと心得ています。
ラタ、マイ年の楽しみですね・・・笑。

さて、10/20(金)夜より出かけたこの行程、往路は昨夏より運行の始まった、夜行長距離バスを利用しましたが、1つ気がかりな事があります。
それは長距離、そして貸切観光バスの殆んどに乗客用シートベルトが標準で備わるにも関わらず、着用している向きが殆んどいない事。乗務員による案内も不徹底であり、鉄道より確実に安全面で劣るバスの利用法がこれで良いのか、少し不安です。

思えば先週、トルコ共和国にて発生した日本人観光団の乗る貸切バスの事故にても、犠牲及び深手を負った各位は、シートベルトの非着用の為に、転倒した折座席より投げ出されたのが不運の原因ではないでしょうか。荒天の下、走行速度が不適切だった模様であるのも事実ですが・・・。

海外にては特に「自分の身は自分で守る」心がけが強く求められると言います。
多くの事件事故も、その気持ちがあれば少しは軽減できるのではと思います。
因みに私は「大型だから大丈夫」と思わず、バスの場合も長距離では自家用車同様、必ずベルトを着用し、周囲の乗客にもできるだけ勧める様にしています。
「何かあってからでは遅い」。その事は、遥か以前、不幸な多重事故の犠牲となった、我が叔父の重い遺言でもあります。*(注意)*

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医療不祥事はなぜ減らないか

2006-10-18 23:39:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

最近のラジオの番組にて、タレント ケーシー高峰さんの「医療漫談」が静かな人気を呼んでいる様です。我が母が大の愛好者で「あれは文句なく面白い!」と毎回欠かさず聞いている様です。私も1~2度拝聴した事がありますが、病院を舞台とした医療現場の悲喜こもごもを、軽妙な語りにて面白おかしく表わされており、楽しみながら医療問題の今を知る事ができて有意義です。それはさておき・・・。

昨今も本当に医療の不祥事は多いですね。
昨日も今夏、奈良県下の病院にて、ご出産中の女性が意識不明に陥り、原因追究が疎かなまま実に18もの病院に転院拒否された揚句、その後の転院先にて落命される悲劇が発覚しました。身ごもっていた胎児が無事出生したのが、不幸中の幸いでした。

妊婦が亡くなられた原因は脳内出血。これにつき、最初の病院の内科医が、脳障害の指摘をなされていたにも関わらず、産科医が検査を拒んだ為、脳の症状が見逃され、手遅れとなってしまった様です。
結果的に犠牲となった患者の方に哀悼の意を表すると共に、この不手際が糾される事を、業務上過失致死容疑にて捜査を開始した警察各位に強く望みます。

不祥事はこれだけではありません。我が地元、名古屋の大病院でも、移植予定の臓器が保管不良から不当に処分される事件がありました。人命に関わる場所でどうしてこんな事が続発するのか、本当に遺憾に思います。

我が悪友の1人も医療の世界に進んでいますが、そちらを含めて各方面よりの話を聞いてみますと、病院や診療所の組織は、まだ縦割りの傾向が強い様ですね。その為例えば緊急の時などに、適切な連携処置ができ難い嫌いはあると思います。
患者の命が一刻を争う様な緊急時には、組織の横の連携を強め、円滑にして機動的な対応が遺漏なくできる様、改善を求めたいものです。お医者さんの不足している現実はあるでしょうが、まだ改善の余地はある様な気がします。
又、移植予定の臓器などの大切な品目は、くれぐれも常に人の目が行き届く様、厳重な管理を願いたいものです。
名古屋での不祥事は、そうした管理が適正に行なわれていない事を裏付けています。
こうした事が続くと、やがて医療全般への不信へと進んでしまわないかと、些か心配な所ですね。*(病院)*
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