Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

大猛暑、そして来月は・・

2012-07-31 07:43:23 | 日記・エッセイ・コラム

「金メダル、キタ~!」ご存知、英国は首都ロンドン市をメインに開催中の2012=平成24年 五輪・オリンピック夏季大会にて、女子柔道57kg級に参戦した松本 薫選手が見事優勝、我国に今大会初金メダルをもたらしてくれた。心身共に高度に鍛え、飽く事なき闘争心と、僅かなチャンスをも逃さない集中力を途切れさせなかった事が、今回の栄光に繋がったのだろう。まずは一言、奉祝。銀以下も各種目にて奪取が相次いでおり、これからの展開が楽しみではありますね。

その一方で、猛暑から来る遺憾な水の事故も多発している様だ。当地愛知にては昨日日中、岐阜県境の木曽川にて水遊び中の男子中学生4名が遭難、内3名落命の憂き目と相成った。些かの自己過信と、用心不足が招いた事態とは言え、前途有望な若い命が失われた事実を正面より捉え、こちらも一言弔意を申したい。ただ、大切な事は、周囲の者達が、こうした事故から自然に潜む危険を学び「自らは、自らで守る」との、強い意思と姿勢を養って行く事ではないだろうか。その事が、失われた若い彼らへの供養にもなり得ると、今は信じたい。続きは夜へ。

失礼しました。続きです。OCN Cafeのサイトがあった去年まで毎年、俺は特定のテーマを決めて、1か月間記事を綴る「特集日記」を載せて来た。OCN Cafeが閉じられて最初の8月となる来月も、拙ブログにて特集記事を構想してはいるのだが、今春の拙写真帖の一部画像に銘打った「ありふれている内に」と言う題目が我ながら気になっている所。そこで、梅雨時に登場した3人の武者達、源 義経、武蔵坊弁慶、そして大黒こと大国主命の各偽キャラクターに再登場を願い、彼らの会談の形にて記事を進めようかとも考えている所。テーマは、身近な震災復興や社会保障改革に伴う増税問題、沖縄の在日米合衆国軍基地への新型飛行機配置問題、滋賀・大津にて特に大問題となった、いじめより来る犯罪行為などの問題、そして福島の震災関連大事故に伴う、原子力発電の存廃問題など数多い。毎夏話題になる、戦争と平和の問題をも含め、18禁分野はなるべく抑制しながら(苦笑)、これらの事共に少しでも斬り込めたら、とも思っている所。3人のキャラは、連載の区切りにて、今は休憩中であります。去年までとは異なる展開に、書き手の俺も戸惑っている所あるのは事実だが、とに角やってみるつもり。期待しないで見守って下さればとも思います。おまけ画像は、今春終わったOCN Cafeの拙サイト最後の表紙であります。では、ラタ、マイ月。

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五条河原落書~その15

2012-07-29 00:15:53 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!梅雨明けよりほぼ10日。依然猛暑と熱帯夜の続く、当地愛知であります。深夜でも空調が停められず、自然エネルギー買い取りコストが電力料にも加算され、原油などの価格如何では、高めとなる事もあるだけに、この猛暑には早く終息を願いたい所。

もう一つ、前回、誤解を恐れずに申すならば、暑い夏場は、些か頭のおかしな面々が良く現れる事を記したが、それがあらぬか、ここへ来て現職警察官の不祥事が相次いでいる。神奈川県下にての、警察官複数による、対女性警察職員セクシュアル・ハラスメント疑惑と、当地の名古屋水上警察署職員の、覚醒剤不法所持及び使用容疑はその典型。特に後者は拙地元だけに大変遺憾であり、恥ずかしい事だ。覚醒剤などの違法、あるいはそれに準じる薬物を取り締まり、健康被害を食い止める使命を担うはずの警察官が、言わば「ミイラ取りがミイラになる」様は、決してあってはならない事だろう。当局は、もう分っている事とは思うが、普通の「身内の不祥事」では決してない事を念頭に置き、断固とした処分を講じて頂きたい。さもなくば、我国民市民の警察への信頼は失墜し、今度と言う今度こそは、容易に立ち上がれないダメージともなりかねない。

と、物語の方は、余り大きな事は申せないのだが、「五条河原落書」は終盤へと向かっている。米合衆国軍の新型飛行機配置問題を論じた武者3人、今度はよろしからぬ娯楽の話題へと転じた様だ、

偽!大黒「では弁慶、条件を言おう。先日、そなたの所に着いた資料とやらを、ワシらの眼前で開封し、我々皆で閲覧できる様にする事や。代金は、母堂がお帰りになれる事の祝儀って意味もあり、ワシが持ってやる。それを呑むなら、喜んで話をしてやろうぞ。」

偽!弁慶「有り難き事にして、まあ仕方がない事ですな。よろしい、そのお話、お受け致しましょう。では、続きは拙宅にて・・・。」3人は、偽!弁慶宅へ移動。偽!弁慶は、彼の留守中に受領されていた小荷物の開梱にかかる。どうやら、懸念された発火物ではない様だ。

偽!義経「さてと・・・チラっと見えたとこは、やはり18禁関係の様ですな。弁慶、タイトルが見えたら読んでも良いかな?」

偽!弁慶(余り気は進まないものの)「まあ良いでしょう。お読み下さりませ。」

偽!大黒「期待しとるぞ。さあ、見えるかな?」その間に、果たして18禁写真雑誌と磁気媒体が現れた。

偽!義経「やれやれ。こっちの方が各1000本太刀かよ。苦笑 では、ちょっくら読んでみますね。雑誌の方が『妄想ポスト~特集・バスの中でチ〇ポロリン(伏字です。苦笑)』、媒体の方がですね『もし、憧れの女先生がノーパンだったら』ですと・・・(呆れ顔)。」

偽!大黒「ワハハハハ!痴漢に露出・・・弁慶らしい、マニアックな題目やのう。まあ、ここまで見えたらもう裏切られまいて。そいじゃ、弁慶お楽しみの話をしてやるわな。」そして、この物語の7/15(日)付「その11」に記された通りの内容を話して聞かせたのであった。

偽!弁慶「うぉ~!そんな美女が応対してくれるんですか。もう桃源郷ですな。拙者も是非、お世話願いたいもの。笑 いや陛下、有難うござります。今度お越しの折は、是非ご一緒が叶えばと思いまするな。後、媒体の方は、すぐお目にかけられる様準備しますので。」

偽!大黒「いやいや、とんでもない。そうやな、そなたの母堂ご入京の目途がついたら、一緒に行こうぞ。母堂がお越しになれば、そなたも、そうそうはそんな所に出入りできんやろうし。」

偽!弁慶「そうでんな~。一つの区切りに、そう言う所を覗くのも、後学の為でもありますからな~」そうこうする内に、媒体の再生開始。夏ボケした?女性の高校教師が、周囲には内緒の上、(短めのスカートの下の)下半身裸で学校へ赴き、男子生徒らと所謂間違いや騒動を巻き起こす、尋常なら「あり得へん」展開に、些か頭のおかしな3人の武者達は、結構楽しんでいる様子。

偽!大黒「これって所謂、出演者がその役になり切る展開やな。シチュエーション・プレイって言うの?全裸にはならんのが、返って昂奮して好いやないか。」

偽!弁慶「左様ですか。そりゃ有難うござります。いや、陛下と拙者が近い趣味って事で、心強いものも感じますな。」(しかし一瞬、こんな事で一礼ってのも何だかなぁ、と彼は思ったりもした)。

偽!義経「それはそれで好い事じゃねぇか。まあ俺も、そう見る心理は何となく分るけどな。それは良いとして弁慶、母堂がご入京になった後、この1000本太刀の18禁図書館の処遇をどうするか、今から考えた方がええのと違うか?流石にこのままやと拙いわなぁ。」

偽!弁慶「左様ですなぁ。それはそろそろどうするか目途をつけておかないと。まあ陛下と殿に、ご希望の品を差し上げても良いかなとも思いまするが・・。」

偽!大黒と偽!義経「概ね同意するぞ!具体的な題目は、この後希望を出すわ。その上でどうするかを検討しようぞ。笑」

偽!弁慶「心得ました。拙母の事では、便宜を図って頂いた事、改めて感謝でござります。」

とりあえず、完。お読み下さり、有難うございました。

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五条河原落書~その14

2012-07-26 00:50:14 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!些かうるさいクマゼミの合唱聞こえる盛夏の時季となった。良く言われる日射病や熱中症への注意は勿論だが、些かの偏見が許されるならこの時季には、少々思考のおかしな人々が出現する様であるのも事実である。

初夏の事だったが、当地名古屋の、とある市営バス運転手が、出発待ちをしている時に通行人に道順を尋ねられ、応対に手間取っている間に出発時刻を過ぎてしまい、たまりかねた乗客が出発を促す事をも兼ね、怒声を上げた所、これにキレた同運転手、暫く蛇行運転や急停止を繰り返した揚句、あろう事か、担当するバスを降りて放置してしまった由。人身事故を生じなかったのが不幸中の幸いであったが、一歩間違えば、乗客各位や周囲を走行歩行する人車に危険が及びかねない所。昨日付にて、この運転手は懲戒免職となった由。

もう1件。昨日午前、当地東郊の岡崎市内にて、走行中の自営業男性運転の乗用車が、信号交差点にて男子専門学校生の乗る原付二輪と衝突、これがもとで同学生が意識不明の重体に陥った。将来ある有能な若者が、この様な事故で可能性を断たれる懸念ある事は本当に遺憾。自営業者は、基準の倍近い酒気を帯びていた由で、危険運転致傷容疑で立件される可能性もある。何よりも、朝から飲酒運転などとは論外であろう。

こんな風に、毎年夏が来ると、正直頭のおかしな人種が増える印象がある。下手をすれば、我々にも危険が及ぶ可能性がなくはない。健康と共に、こうした所にも注意を新たにしたい所であります。

この他にも、在日米合衆国軍の次期軍事輸送飛行機、MV22オスプレイ(「ミサゴ」と言う海鳥の意)号12機が、遂に山口・岩国の基地に揚陸され、昨日などは、機体がほぼ完成し、問題あるとされる飛行用エンジンの性能テストも実行された模様。やはり、沖縄・普天間への配備を確実にする、なし崩し的既成事実の積み重ねでもしているのであろうか。詳しい話はこの後、「五条河原落書」第14話の、これも些か頭のおかしい武者達の会話に譲る事としたい。

偽!大黒「その条件を、今話したい所やが、少しだけ時間を貸せや。先日、とうとう揚陸された米合衆国軍の新型飛行機、MV22オスプレイ号の話を少ししたいんや。」

偽!弁慶「良いですよ。が、あれは本当に拙いですね。一定レベルの安全度も定かでないのに、合衆国軍は半ば強引に山口・岩国に持ち込んでしまった。現地と沖縄にては、未だ非難と反対の動きが渦巻いとる様ですよ。陛下、殿、何とか水際で阻止する事はできなかったんですかね?」

偽!義経「俺も涼やが、ならば言わせてくれや。結局、その理由は『日本外交は弱体』の一言に尽きるやろうな。弁慶も分るやろ。沖縄・尖閣や北方領土を巡るトラブル、鯨や鮪、果ては鰻まで巻き込まれた漁業資源の国際取引にての、我国の立場が不利になっとる事も、全部通底してるって事やろうな。」

偽!大黒「義経の見解は、大筋でその通りやな。同盟を組む合衆国と言えど、外交ルートでできるだけの牽制をしておけば、状況はもう少し我国民市民が一応の安心ができるレベルになったはずや。それができんって事は、やはり外交技術に問題があるって事やろうな。」

偽!弁慶「お話から、少し見えて来ましたな。つまり、事前の外交レベルの交渉や打ち合わせが不十分なまま、『危ない飛行機』の我国への配備がなし崩し的に決まってしまったって流れですな。それにしても、もうエンジン・テストまで始まったとあっては、近々テスト・フライトが強行されるでしょう。拙方の実家は、訓練空域の直下にあるので、やはり不安ですよ。」

偽!義経「弁慶の不安は良く分る。岩国に入った機体の様子は俺も見たが、プロペラ機にしては、回転翼が異様にデカいのが引っかかった。あのエンジンの向きを90度変えて、ヘリコプターのローターの様な動力を得るつもりの様だが、デザインも技術も、何か中途半端なものがある様だ。本当にあれで、ヘリコプターでできる滞空=ボバリングなどがきちんとできるのかどうか?」

偽!大黒「本当に、事故歴があるのは事実や。複数の乗組員に犠牲を生じた大事故もあったし、ワシもやはりエンジン周りの設計に無理がある様に思うんや。あのスタイルで大量輸送をやると言うのは、現状では反対せざるを得ないな。」

偽!弁慶「本配備地が又悪い。ただでさえ住宅地の中にあり、数年前のヘリコプター事故で地元の反感が強い、普天間基地ですからな。沖縄県内の反対が強いのは、痛い程分りますよ。」

偽!義経「それによ弁慶。普天間基地と言や、近い将来移転の予定があるよな。我国の外交がもそっとマシやったら、基地移転完了までオスプレイ号の配備を引き延ばす事だって可能だったんやないか。」

偽!弁慶「それです殿!普天間基地はどうせ将来移転するのです。それならば、合衆国本土にある内に安全面の問題を出し尽くし、クリアにさせてから我国に揚陸させる事だって可能だったはずですよ。陛下は、この辺どうご覧になりますか?」

偽!大黒「そう。理想論は、そなたらの言う通りやで。ただ、今回のオスプレイ号配備は、3年前の政権交代以前に、当時の自由民主党政権と、米合衆国軍の間の言わば『密約』になっていた所がある様や。だから合衆国側としては『予定の行動の一環』に過ぎん所があるのは事実や。我国としては、外交面での強い働きかけもさる事ながら、政権交代の時に、こうした表に出ない取り決めとかを、どの位調べて把握しておったかと言う事も問題にせなあかんやろうな。」

偽!弁慶「有り難きご見解にござります。と言う事は、日米安保の根底に関わる問題につき、政権交代と言えども思うに任せぬ面あれど、その交代の時に、安保上の非公式な取り決めなども調べておれば、よりまともな対応ができた可能性もあるって事でしょうか。」

偽!義経「それができりゃ文句なしなんやが、交代当時の、あの鳩山無責任政権では、安保上の事共は、満足に調べてないやろうな。何しろ当時の連立は、安保やる気なしの社会民主党やったし。」

偽!大黒「そやな。社民党連立は、安保面にも相当に影響したらしい。あの鳩山政権がこの問題でプレたのも、社民党の圧力に負けた節があるのやからな。同党は、基地のハード面さえ目途がつけば、普天間の海外移転も速やかにできるなどとバカな見方をしておった。戦略面をも併せ考えれば、基地移転が簡単ではないのは、四足でも分る事や。大体、鳩山某はその辺りの見識が全く欠けていた。だから国民市民各位に『ただの寄せ集め』と揶揄されたのや。」

偽!弁慶「百歩譲っても、結果的に無能だった鳩山政権のせいで、普天間基地の移転は延期されてしまった。そこへ危険な新型飛行機の配備と来りゃ、地元の憤りは一通りじゃありません。とに角、今は山口・岩国に釘付けにしておかんといけませんな。」

偽!義経「安全面の見通しがつくまいで飛行させない、と政府は言うが、具体的レベルが示されない以上、余り信じられる見解ではないのは事実や。恐らくは、なし崩し的に早けりゃ10月、遅くとも初冬には本配備となり、我国本土にてのテスト・フライトも実施やろう。弁慶、母堂の事やが、遅くとも秋にはご入京できる様手を打たなあかんな。」

偽!大黒「ワシもほぼ同意見や。危険な機体を、そのまま飛ばす訳には行かんから、反対の意思表示をする事は大事やが、それにしても合衆国軍は、自民政権時代の密約を盾に、普天間配備を強行する可能性もデカい。そうなった場合をも考えて、弁慶の母堂をお迎えする事を進めんとな。いや、2人共有難う。それじゃ弁慶、さっきの条件を聞かせるとしよう。」

偽!弁慶「心得ました。陛下、殿、拙母の件、ご面倒おかけしますが、一つ宜しくお願い致します。では、条件を伺いましょう。」

以下次号、本編は、フィクションであります。

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五条河原落書~その13

2012-07-22 16:04:25 | 日記・エッセイ・コラム

昨日より、拙趣味たる写真仲間の、夏の会合が東京都内にて催され、直前で都合がつき顔を出して来た。普段なら、交通費がかさんで困る所だが、幸いにもJR社の、学校の長休時期に発売される特割券「青春18きっぷ」の利用可能期間にかかり、安い交通費にて往来できたのは幸いであった。それにしても、昨日から今朝にかけての首都圏は、7月下旬とは思えぬ涼しさ。去年辺りまでの猛暑も勘弁願いたいが、このままだと久し振りの冷夏となるのかも。どちらにしても、野菜や穀類などの農産物の作況を悪化させ、価格高騰に繋がりかねないので、天気の状況は、健康面と共に、我々も注意を払う必要があろう。現に、異常高温に見舞われた米合衆国の内陸部にては、穀類などが凶作となり、相場の上昇が起き始めている様だ。

さて、本日は曇天なれど、梅雨が明けてしまった訳だが、この時期恒例の低レベル娯楽読物「五条河原落書」をもう少し連載させて頂きたく思う。今回は第13話。実母に面会すべく、留守中の偽!弁慶宅とその離れとも言える、河畔の地下壕に乗り込んだ偽!大黒、偽!義経の両名と、その配下の計約10人の男達。偽!弁慶が強奪や詐取などで不正入手した刀剣類が、本人の申告を大きく下回った事実に不快感を抱く一方、持病的趣味とも言える、成人向18禁図画や媒体の予想通り?の多さに唖然としているのも事実である。

偽!義経「ハハ。こちらは確かに『1000本太刀』まで後1本ですな。所で皆、雑誌とか写真集なんかの、18禁図画の方の数は、把握できたんかな?」

供の者「はい殿、やや手こずりましたが、たった今、分りましたので申し上げます。3人で手分けして数えましたが、それぞれ322,336,それに341にてござります。」

偽!義経「よしっ、ご苦労やった!勘定はそこまでで良い。合計は俺がやる。322+336+341=・・・ハハハハ、これも999でござりますな!」

偽!大黒「なあ義経、そして皆の衆。どちらも『999』だってよ!これさぁ、偶然にしては、でき過ぎとる思わへんか?」

偽!義経他一同「仰る通り、偶然の一致とは思えませんなあ。」

偽!大黒「それで、ここからはワシの見立てなんやが、先刻飛脚の者が届けた小荷物が、どうも弁慶が出発前に注文した18禁媒体やないかと想像するのやが、皆はどう思うや?」

偽!義経「それがしも、多分それではと愚考します。但しですね、武者の嗜みとして、万が一にも、開封すると炸裂する、爆発物だったりする場合もあり得るものと想像する必要もありかと心得ます。」

供の者複数「私共も、殿と同意見にてござります。例え、送り主様が信頼できるお方だったとしても、まさかの場合に備える心がけは必要でござりましょう。陛下」

偽!大黒「よしゃ!全員一致って事で、結論それで行こか。包装を見る限り、送り主は怪しい人物ではない様やが、ここは弁慶が帰ってから、奴自身にて開封させるべきやろうな。」

偽!義経他一同「大黒様のご決定に同意です!」

偽!大黒「よしゃ!全員で、速やかにここを保存してくれや。弁慶が帰り次第、奴を立ち合わせて、この行状を糾したろうやんか。」

偽!義経他一同「心得ました!」現場保存と施錠の後、一同は引き揚げた。

その数日後、実母との面会を果たした偽!弁慶が帰って来た。その日夕方、例の3人は、いつもの五条大橋上にて待ち合わせの上、馴染み処へ。

偽!弁慶「陛下、殿、留守中は有り難き事にござります。」

偽!大黒「まあ良い良い。そなたの所2ヶ所、とっくりと見させてもらった。ついでに、通信入手した物品も、受取っておいたからのう。」

偽!弁慶「それはそれは!大変ご面倒をおかけ致し、恐縮の限りでござります。」

偽!義経「まず訊くが、母堂はお元気でおわしたのか?」

偽!弁慶「は!お陰様で、至って健勝の様子にござります。」

偽!大黒「次によ。上洛のご意向はどやったんや?」

偽!弁慶「はは!その事につきましても、いずれ時期が来ますれば、こちらへ上りたいとの希望にござります。」

偽!義経「急かすつもりはないけども、できれば雪とかの前に、こちらへお移りになれる様にした方が良い事ないか?俺達も、ご希望通りに動くでな。」

偽!大黒「そやそや。一篇その方向で、母堂と文面でもええから相談してみ。年を越すとしんどいやろうからな。」

偽!弁慶「重ね重ね有り難き事でござります。拙母には、その方向で話を進めて参る所存です。と、言う所で陛下、この前の上方へお越しの折の事を伺ってもよろしいか?」

偽!大黒「その話なら、喜んで聞かせて進ぜたい。のは山々やが、条件が一つある。その条件とは・・・。」 以下次号。本編は、フィクションであります。

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五条河原落書~その12

2012-07-18 07:51:21 | 日記・エッセイ・コラム

各位お早うございます。九州・東北の各地方を除き、我国の多くの地方が、昨日梅雨明けを迎えた様だ。今季、特に九州の北半分に大ダメージをもたらした大雨を覚悟していたのだが、余りにも呆気ない幕切れだったのも事実。尤もこれからは、度々台風も近場を通過するだろうから、むしろそちらへの警戒をした方が良いのかも知れない。それと、近い将来見舞われるであろう、大地震への備えも、勿論大切であります。

その地震とも関連があるのだが、先の震災にて大事故を生じた、原子力発電のあり方につき、全国各地にて一般国民市民の意見聴取会が順次催される予定。まず、その内の1ヵ所が当地名古屋だったのだが、発言者の1人が地元 C電力の社員だった事が問題化している様だ。主催者の我国政府は、人選の折の抽籤のあり方を見直す意向の様だが、確かにプロ・スポーツで言えば選手の立場の者が、発言の機会を得る事は疑義が残る一方で、現憲法が保障する「言論・集会・表現の自由」との兼ね合いはどうよ?との疑問も残る。俺も将来的には原発を廃止すべき、との立場。これは、原子炉がある以上、原子力エネルギーが軍事転用の可能性を残し、その事の排除を目指す意図からでもあるのだが、電力関係者も、十数年後の原子力発電割合を、現状よりはマイナスとする事には大筋で同意している。又、現業に関わる者として、相応の数値的根拠も持ち合わせているであろう。その事より、原発増設などを口走る、不逞の輩の暴言よりは発言の機会を与えても良い様な気もするのだが。(続きは夜にて恐縮)

さて続編。当夜どころか翌朝になってしまった。謝 前回の夜、紀の国への旅にて留守中の偽!弁慶宅に踏み込んだ偽!大黒と偽!義経の両名。それぞれの供の衆数名も加わって、偽!弁慶がこれまでに不正入手した刀剣類、及びこの男の趣味と言うか持病と言うか、大量に保有していると見られる、成人向き18禁図画及び媒体(VTR&DVD)などの捜索である。まずは本宅を探し始めた偽!義経だったが・・・。

偽!義経「大黒様。半刻程心当たりを全て当たりましたが、刀剣類に盗品らしきものは見られませんな。数振りはあるが、これはいつも奴が常用してる類でしょう。18禁もあるにはあるが、図画の方は、その辺りの書店やコンビニエンス店で扱ってる様な、修正後のものばかり。媒体も似た様なのが、いずれも両手で数えられる範囲であるだけです。」

偽!大黒「そうか、流石に本居の方は誰に踏み込まれても良い様に、当たり障りのない様にしとるのやな。となると、盗品やH趣味のモノは、加茂河畔の地下壕の方って事か。いや、ワシもうっかりしておった。ここには媒体も見られる、立派な受像機が構えておったからのう。」

偽!義経「確かにねぇ。英語で40インチとか記入があるので、こちらの寸法ならほぼ3尺3寸でしょう。こんな安価でつまらん媒体を見る為に、奴がこの様な画面を入手する訳がありませんよ。」

2人、示し合わせて偽!弁慶宅より更に徒歩2分程の地下壕へ、先程の供の衆数人を伴い移動。

偽!大黒「さてさて、ここの合鍵はワシしか持ち合わせておらんはずやな。どれ、ちょっくら・・。」やや動きは渋かったが、地下壕の扉は何とか解錠。武者達は、なるべく静かに乗り込んだ。

偽!義経「皆は、刀剣の類を当たってくれ。大黒様と俺、それに手空きの2人で18禁媒体を探そうや。」そして更に半刻余り後、今度は手ごたえがあった。

供の者「陛下、殿、刀剣が大量に見つかりました。今、こちらへ運ばせます。」

偽!義経「良くやったな!ご苦労やった!アイツ、やっぱりこちらに隠していやがった。さてさて、18禁の方も、それっぽいのがボツボツと・・・。」

偽!大黒「よしよし。例の図画と媒体、ワシの席の辺りにまとめてくれや。この後義経と数えるんや。ああ、手の空いた者で、刀剣の勘定してくれへんか?」供の衆の内、2名が刀剣を数え始める。その把握は数分で終わった。

供の者「大小含め、123振であります!陛下。」

偽!大黒「何やアイツ?0が1桁完全に足らんやんか。1000本太刀なんて大嘘やで!帰ったら、一度追及せなあかん。」

偽!義経「やはり誇張でしたか。これは、帰ったら吊るし上げですな。楽しみだ。笑 ですが、18禁媒体の方は、満更嘘じゃなさそうですな。」その間に、偽!大黒と偽!義経の前に、夥しい18禁媒体の山が築かれた。

「揃いました!」の供の衆報告の声を合図に、偽!大黒「そいじゃ義経、数えに入るかな。」

偽!義経「心得ました!」2人、勘定に入る。意外に速いペースで数量を把握する事ができた様だ。

偽!大黒「さてと、ワシの方の媒体数、456や。」

偽!義経「拙方は、543であります。」

偽!大黒「足してみよう。456+543=・・・・・・999だよ。おい、ちょっと!」

続く。本編は、フィクションであります。

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