Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

2015=平成27年3月回顧

2015-03-29 20:16:30 | 日記・エッセイ・コラム
この3月も後僅かとなった。ここ数年、冬場は厳寒の傾向が続いて来たが、彼岸の前後より、一旦の寒の戻りの時を別とすれば、俄然春らしくなって来た様な気がする。桜(ソメイヨシノ)の開花も、少なくとも西日本にては例年より早めの様で、東京、福岡の両地区では、早々に満開との報にも接した所だ。
このまま温かくなるのは有難いが、空模様の方は「春に三日の晴れなし」と言って、不安定さを増す様だ。本日は雨模様だったが、昨日まではこの時季には珍しく晴天が続いた。実は、以前にも少し触れたが、俺は長年親しんだ名古屋市内の現居所を引き払い、同じ市内の親許近くへ移住する事となった。
公私共に色々あって、引越し作業はやや手間取ったが、お陰様で今月末には何とか落ち着きそうである。今月途中まで、拙母が負傷入院していた関係で、
まだまだ実家の雑用も多いし、自分の時間が持てるのは、まだ暫く先だろう。引越し作業に入っていたインター・ネットもようやく昨日再開した所。身の回りの整理にも一定の時間を要するだろうが、とに角できる所より実行して参りたく思います。

内外の情勢も相変わらず不安定で、欧州にては、フランス国内の山間に、ドイツ国の格安航空便が墜落、150超の犠牲を生じたのが遺憾だ。搭乗全員が落命された由で、邦人も2名含まれていた様だ。謹んでの弔意と共に、事故原因は、副機長とも言える、副操縦士の極めて不適切な操縦が原因だった可能性も指摘される。事故当日は、病気の為、医師に乗務を止められていたにも関わらす守らなかったとの話もある様で、現地警察や事故調査組織の、詳細に亘る真相解明をお願いしたい。事故当該の欧州機A320は、大変秀逸な機材との誉が高い様で、一度は俺も乗り込んだ事があるが、ライバルの米国機B767より、多くの面で秀でている様だ。不安定な天候下でも、前者の方が飛行は安定している様で、この事もあり、滅多な事で不具合を生じる様な機材ではないだろう。それだけに、今度の事故で失われた多くの人命が悼まれる所である。

国内にては、国会の予算委員会が、沖縄県の米軍基地問題などを巡って膠着した様な状態。本当は急を要する2015=平成27年度本予算の今年度内成立が難
しくなっている様だ。来月よりの、統一地方選挙へ向けた思惑もあるのだろうが、必要な意思統一は与野党の立場の差を超えて強く行い、より国民の、生活者の側に立った迅速な法案成立などの国会活動を進めて頂きたいものだ。

続く4月はいよいよ春本番。年度も変わり、多くの新しい「始まり」が見られる事だろうが、同時に季節の変わり目。昼夜の温度落差が大きく、風邪などの体調不良に陥り易い時季なので、交通などの安全面と共に、お互いに留意して参りたいものであります。
拙母は一応の退院を果たしはしたが、まだ当面は通院治療を要し、普段の外出ができるまでにはもう暫くかかりそうだ。諸々の雑用にも時間を要し、写真
撮影やネット活動も合間を縫ってになりそうだが、せいぜい近所にての練習撮影は欠かさない様にとも思います。少し前、金山公園にての様子を載せます。
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チュニスの悲劇は、他人事ではない

2015-03-22 16:18:23 | 国際・政治
ここ数日、当地名古屋は穏やかな晴天に恵まれている。気温も高めで、彼岸らしい温かさも加わって、このまま陽春かと思いがちだが、明日よりは一旦寒の戻りとなるらしい。特に、昼夜の寒暖差が大きいので、体調管理には注意したい所。ただ、桜開花の報も伝えられており、見頃となる今月末はもうすぐだ。それまでに、転居などの拙身辺の雑用が片付き、少しは花見や写真撮りなどができると良いのだが。

さて、旅に関して海の向こうより大変遺憾な便りが伝えられたのはご存じかと思う。北アフリカはチュニジア国にて、同国の博物館を舞台にした国際イスラム過激勢力らによると思われる発砲事件。見学に訪れていた、我邦人3名を含む20余人が犠牲となった。実行犯は2名が討伐され、関係約20人が拘束された模様だが、逃走した者もあるとかで、複数出された犯行声明の真偽を含め、事件真相の解明はこれからだろう。まずは犠牲各位への弔意と、負傷の方々へのお見舞いは勿論だが、当該となったチュニジア国政府にも、関係者の検挙と組織による犯行ならその摘発、その上で、世界的な美しい街チュニスを初め、同国内の治安回復に尽力をお願いしたいものだ。

ジャズの名曲「チュニジアの夜」にも謳われる程、チュニスの街は魅力的らしい。改めて遺憾な事態だが、事件に遭った旅行の各位は、地中海を大型客船で周る旅行企画にご参加、追加料金で周れる、所謂オプショナル・ツアーでお越しの方々だった様だ。世界的名所に惹きつけられ、旅費を要しても一生一度は見ておきたいお気持ちは良く分る。しかしながら、チュニジア国の周辺は、紛争や政情不安と無縁ではなかった様だ。数年前の「アラブの春」と言われる中東諸国の民主化は、チュニジア国以外は概ね不調に終わった様だし、国家経済が順調とは言えない所も共通してある様だ。そこより、各国内の治安情勢も安定とは参らず、我国外務省よりは、チュニジア国をも含め、渡航に関しての要注意勧告が出されていた様だ。

問題は、旅行の各位がこうした注意や警戒を要する情報を、どう受け止めるかにかかっている面も多くある様だ。例えば、ヨーロッパの某国にては、旅行者を狙った置き引きなどの窃盗事件が依然多く、他地域にても形こそ違え、我国に比して事件事故がやはり多い傾向にある様だ。
俺は、海外渡航の経験は中国大陸しかないので、決して大きな事は申せないが、幼少期に幼稚園や保育所、或いは小学校低学年の頃学んだ危機意識をもう一度思い出し、海外へ出かける時の心構えを再構築する必要はないだろうか。具体的には「知らない人にはついて行かない」とか、「大勢の前で所持金や貴重品を見せたりしない事」なとだ。今回の事件は、普段銃撃など起こり得ない国立博物館が舞台となった事は確かに不幸に思うが、昨今の中東情勢を見てみれば「いつ、どこで何が起こってもおかしくない」危険レベルに達しているのも事実である。世界中どこへ出かけるにしても、応分のリスクが付き纏うのが常だが、これからは、我国内をも含め、より身近な所でこうした発砲や刃傷などの事件が起こり得る事も意識すべきなのだろう。

緊急事態への対処などにつき、我国政府は現行憲法の趣旨にできるだけ沿う形での集団的自衛権の行使を限定的に認める法制整備、東京都辺りでは、2020=平成32年に開催が決まった21世紀東京五輪へ向けての保安対策などを打ち出す様だが、それらにしても、国民的な健全な危機意識が醸成されてこそ、本当に生きた意味のあるものとなる事だろう。国会審議などでは、左派的野党などより、相変わらず護憲原理的な質疑が発せられている様だが、一度位、こうした銃剣による我国民への脅威が間近に迫っている事を再認識してから政府与党の方針を糾す様に姿勢変更する必要がありはしないか。

今回の画像は、彼岸を迎えた先日の夕刻、当地西部の庄内河畔にて迎えた、東海道・山陽線試験列車「ドクター・イエロー」東京方面行の様子。
国際化の進展に伴い、全国の各新幹線も、海外よりのご利用が益々増える事だろう。線路、そして電気設備の安全を守る、この守護神の責務は重くなりこそすれ、決して軽くなる事はないのだろう。
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鳩山元首相 クリミア行の本当の理由は?

2015-03-15 14:29:45 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は、久々の朗報に接した。前世紀よりの懸案、北陸新幹線が金沢までの開業を果たし、首都圏と北陸の交流がより容易になった。
一昨日までは、新潟へ向かう上越新幹線より在来線特急への乗り換えで4時間近くを要したのが、此度の開通で、最速ならほぼ2時間半で到達可能と
なった様だ。片道1時間余りの短縮効果は大きく、社会経済、外国よりを含めた観光などへの効果が期待されるが、決して「開店景気」に終わらせ
ない為の、地道で息の長い取組みも必要だろう。北陸新幹線の現終点、富山・金沢周辺には加賀、宇奈月など著名な温泉郷も多い。主な所は、地元
の叡智に委ねるべきは承知しているが、この開業が全ての沿線にとって有益をもたらす様、ライバルとなる東海道側の我々も、冷静に見守りたいものであります。
東海道と言えば、当地を行く東海道・山陽新幹線も、昨日より若干だが速度向上を果たした。1992=平成4年に最速列車「のぞみ」の運行開始より最
高速270km/Hとされて来たが、最新の車両技術の進歩が、此度の速度向上を可能にしたのだ。最新車 N700A(アドバンスト)は、山陽新幹線よりカー
ブのきつい東海道新幹線区間にても、最高速285km/Hでの走破を実現させている。これにより、東京より名古屋までで最大2分、新大阪までで最大3
分の時間短縮が可能だと言う。往復でも数分位だが、東海道新幹線ユーザーの中には、その僅かな時間を惜しむ方々も多いのだろう。それに比すれ
ば、往復なら2時間を超える北陸新幹線の所要時間短縮効果は、必ず何かをもたらすものと信じたいものだ。開業前の人気在来列車「トワイライトEXP」の引退や
「北斗星」の毎日運行終了は確かに惜しまれるが。

一方で、内外の情勢は依然として難しい所が続く。中東にての国際イスラム軍事組織「IS」の危険な跳梁は相変わらずだし、国内にては、首都圏で
生じた、男子中学生惨殺事件を巡り、同じく未成年だった少年グループの問責のあり方が議論されているのはご存じの通り。成人の定義を20歳より
18歳へと引き下げる話も進んでおり、ここは俺としては、少年法を見直して、18歳以上は実名と顔写真を公表して、成人同様の裁判で罪責を問うて
も良いと思うがどうだろう。

又、先日で先の震災 東日本大震災より満4年が経過、発生当日の3/11午後には各地にて黙祷が捧げられた。俺は近く引き払う事にした現居所で、
黙祷に参加。TV報道などで、特に原発禍と重なった福島県下にては復興が遅れ、被災された各位が依然苦境にある事、順調に復興が進む地域がある
一方で、残念だが地域による復興度合いに差が出始めている事などを、少しは理解できた様に感じる。特に、震災を免れた多くの地方で、この悲劇
の風化が始まり「被災地を特別視し、扱っている」などとの良からぬ誤解を生じ始めている実態も見聞きした。未だ2000人を超える行方不明の方々
があり、試算によっては計20兆円とも言われる未曾有の大被害がすんなりと収束するはずがない。我々国民、そして決して楽ではない諸外国よりの
温かい金銭をも含む支援も、まだ分配されていない所ありとも聞くが、安倍現政権も、まだまだ長期を要するとの認識をもって、復興施策に当たっ
て頂きたい所である。

さて、その震災復興支援に際し、我々や諸外国有志の気持ちを踏みにじる愚行をやらかした不逞の輩がいる事を忘れてはなるまい。元内閣総理大臣 鳩山某である。

つい先日も、現ウクライナ領クリミア半島へ意味もなく赴き、住民投票を盾に、この地域の奪還を図るロシア共和国当局寄りの言動をしたとされる。勿論これは、
我国政府や欧米諸国の統一見解とは真逆のものだ。我国政府は、かねてこの行程を厳しく批判し、取りやめを勧告していたが、それにも関わらず同某は強行し、
上記の言動に及んだ次第。
我国政府、政権党はもとより、大臣時代に属した民主党執行部よりも、厳しい批判の見解が出された。ただ、この見解はまだ弱い所あるもので、鳩山某にナメられた
感があるのは否めないが、その一方で、この様な身勝手を許していては、我国の懸案たる北方領土返還交渉に悪影響を及ぼしかねないのも事実である。

この件についても、様々な報道見解が出されたが、大きくあるのが、同某の祖父、鳩山一郎さんが、旧ソ連邦時代に、対日外交関係に携わった経緯からではないかとされる。
確かに、当時の鳩山大臣は親ソのお立場を取らざるを得なかった所もあるだろうが、それに比して、「大臣だった」鳩山
某の言動はいかにも安易で稚拙だろう。ある民主党に近い筋は「鳩山氏の善意の暴走だ」との表現をされていたが、それはつまり「独善」と言う事
だろう。それが昂じての確信犯と思われても仕方あるまい。一部には鳩山某は、美人で知られる、あるロシア政府高官にも、不良な好意があるので
はないかとの憶測もあるのだ。あくまで憶測だが。いずれにしても、こんな訪問は浅い善意でする事ではない。

もう一つ考えられるのが、クリミア半島は、先の大戦末期に、連合国首脳によって我国の戦後処理が秘密裏に話し合われた、ヤルタの地を抱えてい
る事だろう。この会合「ヤルタ会談」は、日独伊など、旧枢軸国の戦後管理の方策などが固められ、続く独・ポツダムでの会合に直結、我国に降伏
を促す「ポツダム宣言」の基礎を作ったとされる。つまり、戦後の我国のみならず、米ソによる二極体制を追認するYPことヤルタ・ポツダム体制に
道を開き、各国の民族自決権の葬送を図ったと言われる遺憾なもの。鳩山某は、このYP体制の従属者である。

「ポツダム宣言に書いてあるでしょ。(戦後の我国領は)北海道、本州、四国、九州って」これは、少し前、全国にTV報道された、鳩山某の軽率かつ
無責任、無神経極まる言動である。当時の防衛大臣は、これに接し「この国賊!」と罵倒された由。更に、軽口で出して来る辺り、この男はYP体制
の隷属者と見て差し支えないと俺は見る。邪推は承知だが、行程の本当の理由は、この「ヤルタ詣で」辺りだったのではないか。事実とすれば、
正に許し難い反日、反国民的挙動であり、死刑以上の万死に値するものだろう。

先の震災に際し、この男は先代より百億単位の高額資産を相続したにも関わらず、義捐金は遂に一銭も拠出しなかったとされる。それも、ただのが
めつさ、せこさではない。夜逃げ同然に政権を降板した後、続く菅、野田の両政権下で復興増税が図られる事を事前に察知していた事さえ感じられ
る。つまり「増税インサイダー」の可能性さえあるのだ。「元」とは言え、どこまでも反日の内閣総理大臣経験者を出してしまった我国民は不幸である。

母の退院より数日だが、まだまだ拙身辺は落ち着かない。実家雑用と現居所の引き払い準備などで慌ただしい日々。その合間を縫い、練習の写真撮
影と言う所。名古屋西郊、枇杷島の庄内河畔もそろそろ春の気配。が、向うを行く長野方面への燃料列車の進行を見るたびに、四年前の震災と、被
災地への想いを新たにさせられる。当時、被災地を行く東北、常磐の両JR線は寸断、東海道線も機能停止に陥り、支援の燃料は中央、上越ルートと
日本海縦貫ルートより、いち早く開通した磐越西線を経て、福島・郡山へと届けられていたのだ。曜日、昼夜を問わず、連日行われた懸命の輸送を
、強く記憶に留めなければと改めて思う。
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自衛隊 文官統制廃止をどう見るか

2015-03-08 16:32:05 | 日記・エッセイ・コラム
2015=平成27年3月も、拙ブログを宜しくお願い致します。積極的平和主義を標榜し志向する安倍自公連立政権が、又一つ新たな方向性を打ち出した。我国固有の自衛組織、自衛隊にあって、近代防衛組織の大原則 文民統制シビリアン・コントロールを強く支えて来たとされる、陸海空三自衛隊にあって、共通して機能していた、文官統制を見直し、事実上の廃止を目指し、関連法規 自衛隊設置法の改正を閣議決定したと言うのだ。

文民統制シビリアン・コントロールとは、平たく申せば、例えば諸外国にあっては、自衛組織たる軍隊の独善的暴走と、それから来る侵略的軍事行動を抑止すべく、その国家の議会(我国にては国会)を頂点とする立法府が軍上層部を厳しく管理監視し、防衛に関する行動などは、原則は事前、やむを得ない場合に限り事後の、議会の承認を必ず得て実行する仕組みであるとされ、この仕組みを自衛隊内部にても構築して機能させようとの意図から設けられたものであるとされる。これは、かつて昭和期に入ってからの戦前、軍部が旧帝国議会の意思に背いて暴走し、特に先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争において、我国内外に多大な損害を招いた事に対する反省の意味から導入された所もあるとの指摘もある。現状、自衛隊内にては、陸海空は勿論、制服組トップの統合幕僚議長よりも、背広組の防衛局長の方が上位にあって、種々の自衛活動も、制服組の裁量よりも、背広組の文官による監理監視が重んじられる仕組みの様だ。

安倍政権はこの仕組みを見直し、少なくとも自衛隊内にては、背広組と言われる文官トップと、制服組トップの統幕議長の立場を対等なものとし、同隊の急を要する自衛活動などの状況判断と意思決定の時間短縮を図り、やはり今議論中の集団的自衛権の行使に当たって、我国への直の軍事脅威「武力攻撃事態」並びに同盟又はそれに準ずる立場の他国との、特に安保面での強い協力を要する「存立危機事態」などの場面に、円滑に対応できる様、態勢作りの一環にしたい意向があるのだろう。かねて懸案とされる、我国の石油輸入ルートたる、中東近海の機雷除去 掃海活動などに道を開く、所謂「シーレーン防衛」も条件付で検討される方向の様だ。

確かに、無理無謀が祟った戦前戦中の反省と言う事からは、一抹の疑問符がつくのは事実だ。特に、我国の軍事政策によるダメージを被った大韓民国辺りよりは、一定の警戒感が出るかも知れない。ただ、そうした動きに対しては、我国内共々言葉を尽くして誠実に、この見直しは、決して我国周辺への脅威とはならない事を丁寧に粘り強くその趣旨を説明して行くべきだろう。自衛組織の態勢変更が、すんなりと内外に理解されるものではない事は分っている。我国と、その周辺地域のより良い未来の為にも、安倍政権も、そうした努力を惜しむべきではない。

一方で、文官統制への安易な反対も一考を要するだろう。防衛予算の話題に触れると、決まって「浪費」「無駄遣い」とか「危険な策動」などとまるで左派のレッテル貼りみたいな主張を繰り返す向きがある様だが、いい加減に「バカの一つ覚え」からは卒業を願いたいものだ。
確かに、一気の廃止にアレルギーを感じる心情は分らぬでもないが、見直しには一定の慎重な思考と配慮がされているはずであるのも事実。意思決定のスピード・アップは時間短縮と諸費用の抑制と言うブラス効果もあるはずだ。財政危機に直面する今の我国に、見直さなくて良い部面はないはずで、安全面が担保されれば、健全な「発展的解消」になるなら支持しても良いと俺などは思うのだが。

私事恐縮。今月中に、負傷入院中の母の退院が見込まれそうです。戻れれば又、通院などで新たな苦労もありそうだが、ひとまずは良い区切りを迎えられそうな気配。画像の方は、それまでは、近所にての我慢の練習撮影が続きます。先年、惜しくも間伐に遭って風情半減の金山公園の桜花。この春はどうなるか注目です。正に今「春を待つ時季」。
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