Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

2009=平成21年9月回顧

2009-09-29 07:50:00 | インポート
各位お早うございます。

今週に入り、東北日本を除く各地は雨がちの気候に入った様です。
例年ですと、9月半ばが「秋の長雨」の時期ですが、今年は梅雨同様、少し遅れての雨の時期と言う事でしょう。今週末までは、こんな感じの様です。

さて、今年2009=平成21年9月も後2日となりました。そろそろ今月を振り返って良いかなとも思います。
昨日の事ですが、先月末の衆議院総選挙にての大敗北により、政権の座を滑り落ちた自由民主党の代表、第24代総裁に元財務大臣、谷垣禎一(たにがき・さだかず)さんが選出されました。今回の総裁選には、他に2名の若手候補も名乗りを上げましたが、経験的力量や閣僚の経験などから、事実上谷垣さんの信任投票となった模様。全有効票中、約6割の支持。
最大野党に立場を変えた自由民主党には、これまでの官・業との行き過ぎた癒着の構造を糾しながら、民主党連立新政権の方向を適正に監督する努力を願いたい。その意味で、谷垣新総裁は財務大臣時代、我国財政の実態を少しでも国民に対し明らかにする努力の跡がある程度は見られ、これからも、誠意あるご対応が見込める事を少しは期待して良いのでは、とも思います。
とに角、今は傾いた党勢の再建が大事。連立を組んでいた公明党とも引き続き協力の上、この難局を乗り切って頂きたく思います。

次に、今月は防災月間でした。大正年間に生じた関東大震災の教訓より、様々な防災訓練他が定期的に実施されているのはご存じの通り。当地東海にては近い将来大地震の発生が懸念され、それへの対応も気が抜けない所でしょう。
それに加え、今年はおとなしいものの、例年は我国のどこかへ台風がやって来る時期でもありますね。
当地東海にとっては、風水害史上最悪の犠牲被害をもたらした、1959=昭和34年の伊勢湾台風の史実を忘れる訳には参りません。台風による暴風雨と、大潮による高潮よりの大波が、伊勢湾沿岸に大害を生じたのは良く知られていますが、当時は携帯ラジオなどの普及が進んでおらず、リアル・タイムにての気象情報が不十分だったのも不運であったとされます。
海岸堤防の増強や情報網整備など、各方面での対応が格段に進みましたが、こちらもやはり油断は禁物。
歴史に学び、今一度気を引き締めたいものだと、今思っている所。

後、自然災害ではありませんが、2005=平成17年春に生じたJR福知山線大列車事故の調査に関し、JR西日本社は事故調査委員会の関係者と不正に接触し、かつ便宜を図った形跡がある様ですね。これは事故の犠牲被害の各位に対する重大な背信であると私は見ています。
こうした接触は、当然法律上の禁止事項。にも関らず、双方に旧日本国有鉄道の関係者がいた事も関係していると言われ、事実とすれば極めて遺憾な、官僚流「庇い合い」の構図があるのでは、とも指摘されています。
当然の様に再調査が行われる由ですが、こちらの実態も、犠牲各位の供養の為にも、是非明らかにして頂きたい所です。
(今月の拙日記は、以上です。)*(雨)*

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伊勢湾台風より50年

2009-09-27 23:55:19 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!当地東海にとっては忌まわしい史実、伊勢湾台風の風水害より昨9/26にて満50年となり、当時犠牲となった各位の遺族、親族の方々による追悼行事も多く行われた。

1959=昭和34年のこの日の数日前、南方太平洋上にて生じた台風第15号は短時間に一気に発達、我国近海に達する頃には中心気圧895hpa以下、中心における最大風速約75m/s以上、風速25m/s以上の暴風雨半径約400kmと言う我国気象史上屈指の猛烈な勢力にのし上がり、余り衰える事なく運命の日夕刻、紀伊半島に上陸する。襲来時の中心気圧930hpa以下、瞬間最大風速60m/s以上の破壊力は凄まじく、無防備な東海地方にては犠牲5000名以上を初め、風水害史上最悪の人的被害を生じるに至るのである。

想えば、襲来前の大雨による河川洪水が起き始めていた所へ、当地東海にとっては最も不運な、名古屋市西方を高速で通過した(70km/h位だったと言われる)大型台風による高潮(大潮とタイミングが合致)が重なり、名古屋市南部を中心とする伊勢湾沿岸には大波が打ち寄せて市街地を大きく冠水させ、更に名古屋港とその周辺に貯められていた巨大木材が波により流出、多くの建物を破壊した事が、犠牲を大きくしたと言われる。

当時出生直後だった俺は、余りはっきりした記憶がないのだが、両親のコメントによると、当時住んでいた西尾張の家も、強風の為倒壊間際まで追い込まれたとか。事実なら、我が一家も辛くも難を逃れた口だったのかも知れない。

景況が悪いと言われながらも、東海地方は全国レベルからすれば、まだマシな状況であると言われる。その事と、今の我々の繁栄は、戦災や災害の標的となった、こうした方々の犠牲の上に成り立っている事実を、防災への取り組みと共に今一度振り返り、改めてご冥福を祈りたいものである。(今月の拙ブログは、以上です。)

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「ポッポッポ新政権」は尊敬されるか~更に続き

2009-09-26 18:07:00 | インポート
しつこい様ですが、もう一回前回の続きをさせて頂きます。

新政権の鳩山内閣総理大臣、先日より夫人と共に米合衆国を訪問、外交デビューを果たされました。今頃は全訪問日程を終え、帰国の途にある頃でしょう。お帰り後も、勿論問題は山積。前回も申した通り、事故災害時の救急活動トリアージの如く、重要度と優先順位を良く考えてご対応願いたいのと、知友の方がご指摘の様に、民主党にも幹部を中心に企業献金の問題がある。その事に関する国民への誠実な説明と、どう処して行くかも明らかにして頂きたい所です。

その事を踏まえた上で、ひとまずの最後となる今回は「少しは新政権を褒めよう!」との姿勢にて、好材料になりそうな所に触れようかと思います。
鳩山大臣は滞米中、オバマ合衆国大統領や国際連合の会合にて、核兵器廃絶への取り組みや、地球環境に悪影響を及ぼす温暖化ガスを、向こう約10年で平成初期の1990年に比し、25%削減を実行する旨の公約を掲げました。それら自体に異議はなく、強く反対するものではありません。ただ、難問が多いのも事実。
我国の置かれた環太平洋を見回すと、米中の二大国を初め、朝鮮民主主義人民共和国、少し離れたインド、パキスタンの両共和国など、核兵器保有国が大変に多い。短期的には、独立国としてそれらへの対応も必要となりましょう。こう言う方面の事共になると、現状連立中の社会民主党はすぐやみくもに反対するが、ここは国際的視野に基づく冷静で巨視的な対応を求めたいもの。その為に、陸・海・空の三自衛隊の有効な活動を強く望む所です。まあ、鳩山大臣はその辺もきっとご存じでしょうが。

次に温暖化ガスCO2の問題。これとて、日本及び日本人の叡智を結集すれば、達成は不可能ではないでしょう。経済産業界は、景気にマイナスとか企業の海外移転に繋がるなどと難色を示している由ですが、正直逃げ腰の印象を免れない。
常日頃「知恵を絞れ!」などと精神主義よろしく檄を飛ばしているのですから、環境問題にしても、その知恵を出せないはずはなく、むしろ政・官に対し「まだまだ甘い!25%減と言わず、30や40%減だってやったるぞ!」と発破をかける立場のはず。それに伴う雇用の創出とか、新しい産業の育成だって可能のはず。後ろ向きの姿勢は、内外にとり好ましいものではありません。
尤も、少しでも軍事分野に使える技術を育てようとすると、(祖国日本に軸足を置かない)左派勢力はすぐに反対や妨害を図る。そうした動きを政治主導にて抑え込み、どんなに情勢が変わっても、新しい事に前向きに取り組む姿勢が、官民共に求められているのは事実だと思います。
それと、国民各位の生活習慣や人生にての価値基準にも、見直しを促される所が少なからず生じる可能性もあり、ここは庶民の知恵が試される場面もありそう。私個人は、余り大きな事は申せませんが。苦笑

後、とても良いなあと感じたのが、鳩山大臣が英語演説の時、通訳に頼らずご自分の英語で語っていらした事ですね。これは今までの内閣総理大臣より大きな変化だと思います。これなら、遅ればせながら、諸外国の対日印象の改善にも資する事でしょう。これからも、このスタイルを貫徹すると共に、以後の内閣総理大臣、そして閣僚各位にも踏襲をお願いしたい。そうした努力が、一度は後退した我国の国際的立場の復興にも役立って来ると強く思いますね。改めて「ポッポッポ政権」が志強い「シュッポッポ政権」となる事を心より望む次第であります。(この項終わり)。

P.S 本日は、風水害史上に残る伊勢湾台風襲来より50周年でありますが、これに因む記事は次回拙日記と、拙ブログ「トイレの雑記帳」にて扱う事と致します*(日本)*
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天誅ものだ!

2009-09-23 23:34:30 | 社会・経済

コナサン、ミンバンワ!

先月来、清純派で知られた女性タレントの覚醒剤使用による刑事問責が世間と芸能界を騒がせているが、そればかりに気を取られていてはならない。北日本にて先日、現役弁護士が覚醒剤不法所持及び使用容疑にて北海道警察本部に逮捕されていたのだ。先の女性タレントの容疑とは、責任の度合いにおいて、雲泥の差ではないだろうか。

確かに覚醒剤所持使用は大罪だ。精神疲労の果てとは言え、その軽減を禁止薬物に求めるのはあってはならない事態であり、違反した者は、可能な限りの重罰を科されて然るべきであろう。ただ、芸能人とは言え一民間人であるのも事実。裏付けがあれば、ある程度の酌量の余地はあろうが、殊法律の専門家たる弁護士となると話は別ではないか。

弁護士たる者、覚醒剤に代表される禁止薬物の類が人類にとり、どの様な悪影響を及ぼすかはどんな一般人よりも熟知していて然るべきであり、違反行為に対しては、正義の代理人として然るべき毅然たる対処の挙に出るべき立場にある。その様な人物があろう事か、自ら禁止薬物に手を出すとは何事か。しかも、悪しき作用や多くの人々への危害の恐れも十分に知り得る立場でありながらの所業にあっては、最早確信犯の誹りを免れないであろう。更にこの人物、聞けば札幌弁護士会副会長の要職にある由ではないか。こうなれば社会的影響は甚大。これが中華人民共和国においてならまず死刑、それも恐らく公開にての銃殺刑であろう。

そこまで求めるは、我国にては不可能としても、この弁護士は重罰に処せられて然るべきであり、当然資格剥奪に処せられるべきである。又「弁解の余地なし」との見解を表した札幌弁護士会々長に対しても、管理監督不行き届きによる処分が行われるべき。日本弁護士連合会は、この件に対し断固たる処置を執るのが筋であろう。万一にも逃げれば、国民的信頼は一気に失われ、弁護士倫理は地に堕ちるであろう。

戦後の、日本国憲法による誤り偏った人権感覚の下、多くの弁護士は、例えば凶悪事件にての容疑者の人権過剰擁護に終始し、我国社会の本当の正義を見誤り、凶悪事件被害者援護を等閑にして来た。ただでさえ、国民的信頼が傾いているのを理解していない者が多い印象を強く受ける。今回の件への対処は、日弁連に突きつけられた言わば「踏み絵」の大きな一つだろう。誠実に対応する姿勢を見せなければ、いずれ信用失墜と言う名の天誅が下される事となろう。

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「ポッポッポ新政権」は尊敬されるか~続き

2009-09-22 00:16:00 | インポート
前回の続きです。

鳩山民主・社会民主・国民新の連立政権は、曲がりなりにも発足した様に見えますが、やはり順調な滑り出しとは行かない様ですね。
北関東にて建設途上のダム工事の今後に代表される様に、地方の公共事業の進め方については、関係自治体など地元各位との綿密な打ち合わせが当然必要でしょうし、眼前の課題たる医療危機や出産・介護福祉の不安、教育保育の問題など、優先順位を見極めて対応を願いたい所です。

その様な中、ちとこの政権の今後に不安を残しかねない事態が露見しましたので、この場にて指摘しておきたく思います。
昨日の全国紙S新聞の電子版に載った記事ですが、以下引用させて頂きながら、この問題を考えたいと思います。

『頑固に「護憲」を掲げる社会民主党が、鳩山連立政権で早速足を引っ張り始めた。
同党きっての論客、辻元清美衆院議員の国土交通省副大臣起用を巡り混乱。
組閣翌日に副大臣辞任と言うハプニングが起きる寸前だった。同党は、衆参両院計12名の小世帯だが、外交安全保障政策だけでなく、政権運営面の好からぬ火種となりかねないドタバタぶりに、民主党よりは「付き合いきれない」とため息が出ている。

2009=平成21年9/18(金)国会、社会民主党控室にてのやりとり

辻元議員「(国交副大臣就任につき)やだ、やだ、やだ!」
A政策審議会長「そんなのダメ。やりなさい!」
辻元議員「F党首が閣議で署名しちゃってるんですよ。もう、どうしてくれるんですか。幹事長!」

混乱は、9/17(木)夜に始まった。M国土交通大臣よりTELにて副大臣就任要請を受けた同議員は、同党国会対策委員長である事を理由に断り、対応をS幹事長に一任した。
これを受け、同幹事長は(消費者及び少子化対策担当相でもある)F党首と協議を図るもTELが繋がらず、同党首は9/18午前の閣議で、辻元議員の名が掲載された副大臣名簿に署名してしまった。
F党首は、閣議後の記者会見にては、当初署名の事実を否定、後刻認めたが、なぜ辻元議員の意向を踏まえなかったのかは不明。
この件で社会民主党幹部は、9/18夜の副大臣認証式までに、閣議の決定を撤回させようと動いたが官邸サイドは拒否、S幹事長は国民新党幹部に「連立政権として、十分な意思疎通ができていない。」不満を表したが、最早白旗を上げるしかなかった。』

この下りを、皆様はどうお感じになりますか?私は正直な所「やはり、社会民主党は政権の一翼を担える器ではない」との見解に行き着かざるを得ないですね。
「連立政権として、十分な意思疎通を」と言われるが、それは「初めに相手に要求ありき」ではなく、不足を感じるなら、自らの方から改善への動きを起こすべきものでしょう。
「良くしよう」との動きを起こせば「打てば響かん」で、相手も初めてそれを理解し、協力してくれると言うものではないでしょうか。
そうした姿勢がないから、国民新党だけでなく、民主党よりもため息が聞かれるのでしょう。閣議にての辻元議員と社会民主党最高幹部諸氏との意思疎通が全くなっていない事にも、それが表れています。それさえまともにできずに、政権運営など到底覚束ない、と私は見ています。
党幹部同士の通信手段を、万一の場合に備え二重以上に完備する、安全努力を怠った党の不良姿勢も問題でしょう。

辻元議員は数年前、秘書給与に絡む詐欺容疑にて、刑事責任を問われた過去があります。幾ら故意ではなかったにせよ、自らの不徳に変わりはないと強く思います。又、近年では中東にて、自ら主宰の(所謂)平和運動一行の搭乗船を、対外派遣に反対しているはずの海上自衛隊護衛依頼を黙認するなど、その主張に大きな矛盾を生じている。この様な信頼性の低い人物に、副大臣の要職を担わせようとする、新政権の姿勢にも疑問を感じる所。
とりあえずやらせるのは、鳩山内閣総理大臣のご判断にもよるだろうが、問題を起こしたら、直ちに罷免する位の気概がなければ、真の国民の支持は到底叶わないと思いますね。*(日本)*
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