2012=平成24年10月も、早最後の土休日、今秋も、もう終盤へと近づいた。明けて11月第2週は立冬、冬まで後少しと言う事で、今月中旬より、一気に秋深まったとの趣がある。拙個人としては「秋はレーシング・カーに乗ってやって来る」との印象があり、一部の年を除き、毎年10月前半の連休に催行される世界最高の「F-1世界選手権 日本GP」が終わると、一気に季節が進む感があったのだが、今季も、時期は少しずれるも、概ねその通りに進んだ様に思う。同レースの決勝にて、悲願の表彰台圏内を果たした小林可夢偉選手は、今回はインドGPにて苦戦中。有力なスポンサーに恵まれない事もあって、来季の残留へ向けての準備が大変な様だが、どうか引き続いて雄姿を拝められれば、とも思う次第。又、良く話材にする政治の世界に目を転ずれば、東京都知事 石原慎太郎さんが、現在の任期半ばで中途辞職し、新政党を立ち上げて、国政選挙に打って出るご意向の様だ。政界人としても人としても、齢80を数える老練な方のご行動なだけに、十分な見通しと計算の元に行われた事を、今は信じたいが、取り沙汰されている橋下大阪市長のグループとの連携や、どちらかと言えば保守・守旧よりの勢力との色んな政治面の協力にしても、対処を誤れば民主党現政権が犯した様な、ただの寄せ集めより来る失敗や不具合の繰り返しに繋がりかねない。自信家でもあるだけに、安倍総裁率いる自由民主党共々、類似の失敗をして欲しくない思いも強くある所である。
もう一つは、兵庫・尼崎を舞台とする連続不審死事件の続報だ。主犯格の女性被告、角田某は、遠く学生時分より非行が多く、少年鑑別所の常連であったとの報を聞いた。恐らくは、警察や文教の両当局も、問題多い事を認識しながら、浅薄な人権とかの観念に阻まれ、更なる凶悪かつ深刻な大罪を防ぎ切れなかったのではないだろうか。薬物中毒者、心神耗弱者が犯罪に走った時の治療処分もそうだが、こうした再犯を繰り返す者に対する、適正な監視はやはり必要だろう。見直されないのままの日本国憲法と刑法のあり様に、本当に問題はないのか、石原さんにも、又、法曹の専門家たる橋下さんにも、是非政権を目指すなら真摯にご一考をお願いしたい所である。
結局、この事件を通見しても「自らの安全は、自らで守る」他ない事に行き着かざるを得ない。昨日午後は、拙居所のガス関係の法定点検が行われたが、見回りに来た業者の方に、調理用ガス管の老朽化を指摘され、速やかに交換した次第。検査の費用はガス業者持ちだが、ガス管は器具側の為こちら持ち。ただ、僅か数百円の出費なら、万一の場合の安全には代えられない。折に聞いた話では、数年に一度は替えた方が良い様だ。
それと前後して、自家用車の給油に行ったのだが、そこでも給油所の方より、窓ワイパー消耗の報があった。これは、替えゴムを事前に買ってあったので、割高な給油時の交換を辞退して、今日自身で替えた次第。どちらも、形こそ違え、交通安全や防災にとり、大切な事共であったので、早目の対応と相成った。
来月は11月。山間にては、そろそろ冬タイヤに替えた方が無難な頃でもあろう。俺は、冬道を余り走らないので、冬タイヤの用意をしていないが、万一に備え、チェーンは持っている。そろそろ着装の方法も忘れかけているので、一度復習しておいた方が良いのかも知れない。その一方で、紅葉が楽しみな時季を迎えるのも事実。当地の見頃は、来月後半がメインになるのだろうか。夜間の都市部の電飾にも期待だが、昼夜の寒暖差も大きい。お読み下さる皆様と共に、改めて健康安全に留意の上、次の月へと進めれば、とも思う次第。今月はここまで。ラタ、マイ月。