Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

統治能力って・・・?

2014-11-30 11:35:13 | 日記・エッセイ・コラム
今朝のTV番組中の事だが、先頃行われた、今秋鬼籍入りの 土井たか子 元社会民主党々首のお別れ会に、河野元自由民主党総裁が参列との報に接した。「やはり同氏は・・・」とも思ったものだ。ご存じの様に、同氏は、かの朝日新聞が大失態を犯した、1993=平成5年発表の、先の大戦中の所謂慰安婦問題につき、必ずしも適切とは言えない反省と謝罪の意との、これも所謂「河野談話」の発信元である。勿論、一部では事実の所もあったかもだし、安倍現政権も基本継承の立場ではあるのだが、憲法問題や人権(実はエセ人権)、労働問題などでは声高なくせに、「北」による日本人拉致事件などは意図的にスルーを図る、不誠実社民党と近い所にあった、河野元総裁にはやはり不信感を抱かざるを得ないのが正直な所であります。

この記事とも少しは関連するのだが、ここの所、企業やスポーツ団体などの意思をまとめる力、所謂統治能力が翳っている様な印象があるので、少し触れようと思う。
不勉強ながらちと調べてみたのだが、統治能力とは、英語名をガバナンス=Governanceと言い、組織や社会に関与する者達が、主体的にそ関与を行う意思決定、合意形成をするシステムの事が、大体の意味らしい。この能力が疑われる事例が相次いでいる様なので、少し見て参りたい。

初めは、スポーツの分野 我国のバスケット・ボールの主要リーグの統一に絡む紛争。プロや社会人チームよりなる、主要2リーグの統合を国際バスケット・ボール連盟FIBAより再三言い渡されていたにも関わらず進展がなく、為に同連盟への加盟資格と、我国代表チームの国際試合参加が禁止されるに至ったもの。禁止措置は我国の女子リーグにも及び、このままでは2016=平成28年開催のブラジル国 リオデジャネイロ五輪への出場支障ともなりかねない。この数日、スポーツをも含む報道を見て参ったが、やはり日本バスケット・ボール協会の指導力不足が否定できない様だ。又、我国の国家的イメージの低下にも関わるだけに、前に出る関与を避ける様に見える、文部科学省の消極的姿勢も問題だろう。これが諸外国なら、政府機関の対応は違ったもののはずで、その閉鎖性から無理そうであるのは分っているが、内外より文化新興に後ろ向きの印象を持たれたくなかったら、方針転換すべきではないだろうか。

次に、社会経済面に大きく関わる証券取引についての問題。かねて日中以外の夜間などの時間外取引の実現を目指していた東京証券取引所が、この事に消極的な我国証券業界の意思をまとめ切れず、少なくとも今回は実現を断念した模様。既に昭和より平成の時世となり、証券取引をも含む経済活動にしても、国境を越えてのそれが当たり前。更にインター・ネットによる取引実現もあって、最早曜日や時間帯を区切っての対応は、少なくとも経済に関しては時代遅れの誹りを免れない事だろう。「やりたくないからやらない」では、国際社会より、日本の業界は怠慢と思われても仕方あるまい。
更に悪い事には「歴史は夜作られる」との言葉の如く、時間外に大きな商機が生じた場合、全く対応できず、それが元で諸外国、ひいては国際社会に遅れをとってしまう可能性がある事だろう。安倍政権も経済界も、我国の国冨や国益に無関心な者はいないはずであり、東証には早い時季に時間外取引の実現を可能とする様、促し続ける必要があろう。又、東証もその実現へ向け、より高い業界向けの統治能力をつけるべきである。

最後は、身近な所で我国産の自動車エアバッグの不具合問題。既に工場進出を果たしている米合衆国にて、エアバッグ破損による深刻な事例が複数生じ、遺憾な事に大きな人的被害も出た様だ。同国の行政機関は、我国メーカーに対し、一部の州のみだったリコール措置を全土に広げる様命令を下した様だ。又、メーカーの初期対応が十分でなかったとの批判も聞く。この事故は、これまで苦しんで築いて来た、我国工業製品への信頼を根底から揺るがしかねないだけに、メーカーには万全の対応を願いたいものだ。と同時に、外国への工場や拠点の進出に際し、信頼性で明らかに疑問符のつく現地にての生産活動において、我国産と同等の品質や安全度が確保できるか、事前の調査などが周到に行われたか、徹底検証をする必要があろう。それができなければ、我国の企業としての統治能力 コーポレート・ガバナンスの力量と信頼性が疑われ、ひいては我国の輸出産業への大きなダメージともなりかねない。祖国日本と、日本人が大きな不利益を被る前に、こうした事共への遺漏のない対応を求めたいものだ。

現状、拙愛車はリコールの対象となっていない様だが、今後車数が増える可能性もあり、これからの情報を注視して参らなければとも思う。
2014=平成26年11月の拙記事は以上です。添付画像は、昨晩秋に出かけた当地西郊稲沢市祖父江の銀杏の様子。ラタ、マイ月。
    
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共助と連帯の誇り

2014-11-24 23:06:48 | 日記・エッセイ・コラム
コナサン、ミンバンワ! 久し振りで、OCN Cafeの頃良く使っていたこの台詞で書き始めてみました。これは、愛好者ならご存知の、昭和末期の1980年前後に活動した、俳優仲間の小林克也、伊武雅刀、桑原茂一の各位による「スネークマン・ショウ」の一コマ「ジャンキー大山ショウ」の冒頭で伊武さんがお使いになっていたもの。賛否両論あるのは分っているが、これからも、時折使おうかな、などと思っている所です。

まず、今月ご逝去が報じられた俳優 高倉 健さんに一言弔意を申し上げたい。デビュー当時は、「ヤ」の字の付く任侠映画で鳴らしたのは餓鬼時分だった俺も少しは存じているが、年季を経るにつれて、少ない言葉で多くの想いを相手に、周囲に語りかけられる男性へと成長して行かれた。「幸せの黄色いハンカチ」「八甲田山」「海峡」「鉄道員(ぽっぽや)」それに「ブラック・レイン」「ミスター・ベースボール」などの海を越えてのご活躍、全て良き思い出である。昨夜は遺作となった特番「あなたへ」もチェックして、先立たれた奥方との約束を果たさんと旅立つ男性の誠実を見事に表現されていた。改めて、心よりの感謝と敬愛の念を表したい。我国の映像メディアにとり、高倉 健さんを失った穴は大きいだろうが、いつの日か、必ずこの大きな軌跡を追う才能が現れる事を願ってやまない。

さて話は変わる。一昨日夜、この三連休を狙ったかの様に生じた長野北部の「長野県神城断層地震」発生はご存じかと思う。負傷40名超、数十棟の建物全壊に至るも、犠牲が皆無だったのは幸運だったのではないだろうか。人的被害を最小に抑え得た要因として、地震ダメージの大きかった地域の市町村は、集落内の住民各位の助け合いを初めとする連帯の心がけが普段より強く、独居のやむなきとなった高齢の方々も、集落レベルで把握されていて、今回の様な災害時も、早めの救助の手が回せる様な体制作りが行われていた様だ。又、夜間ではあったが、近所同士の普段よりの相互理解もあって、住宅倒壊などの情報伝達が早く、逃げ出せなかった方の把握や救助の段取りなどが住民レベルで出来、消防、警察の到着前に手を打つ事のできたケースが多くあった様だ。勿論、揺れの後の目立った火災発生がなかった幸運に助けられた所も大きいだろうが。正に「不幸中の幸い」とはこうした場合に使うべきなのだ、と思わされたものである。

ただ、余震への警戒など大変だろうが、鉄道道路交通の寸断、電気、水道を初めライフ・ラインの停止などによる地域生活の支障は重大だし、これからの地域経済に必要な、スキーや冬山登山などの観光面への打撃ともなりかねない。安倍内閣総理大臣も、早めの被災地視察を行って、災害救助法発動など必要な復旧措置などを急ぐ表明をされたが、来年は、数年に一度の大行事」ご開帳」を控える長野の名刹 善光寺も大きなダメージを被っている様だ。これらを含めての早い復旧を望みたい。同時に、人的被害を最低限に抑えた地域の共助と連帯は、全国レベルでの防災へ向けた、有力な教科書となる事だろう。都市部と郡部で実情に合わせアレンジを変えるなどの工夫は必要だろうが、根本の精神は変わらない。いざと言う時は助け合う心がけが、結局は被害を小さく抑え込むのだろう。前出の高倉 健さんは、遠方の映画ロケの折は、必ず現場周辺をご自身の足で周って細かくチェックされていたと聞く。普段から様子を知っておく、そうした心がけの積み重ねは、防災にとっても有効だと俺は思う。

少し前にも載せたが、数年前 機上より撮った、北アルプスの秀麗な雪山をもう一度お目にかける。この南方が、此度の地震の震源地に当たります。
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衆院解散総選挙らしい

2014-11-16 15:31:31 | 日記・エッセイ・コラム
今月初めより、アジア太平洋経済協力会合APEC出席を初め、アジア圏他を歴訪中の安倍内閣総理大臣が、明日帰国される予定である。
ここで俄かに声高に聞こえて来たのが、衆議院解散総選挙の年内実施の見通しだ。最新の予想では、今週中にも解散、12/2(火)公示、同14(日)投開票
との日程になりそう。国会審議中の多くの法案が廃案となる事が見込まれ、これまで法案成立の度合いの高さが実績の安倍政権だけに、此度の選挙
実施は大義があるのか、疑問符のつく所。来年以降は、条件付きながら集団的自衛権の行使容認や、こちらも予定通りなら、消費税10%への再上方改定
などが見込まれ、国政選挙を闘い難くなる状況が生じる事から、今年末の前倒し実施となった様だ。野党各党は「大義なき解散総選挙」など揶揄して
いる様だが、それならば一昨年末の、民主党政権初の消費税上方改定決定時の衆院解散だって、大した大義はなかったはずだ。確かに国会議員の定数
削減など未実行の項目があり、此度の解散総選挙は初め否定されていた事の翻意があるにせよ、民主党最後の野田前政権などは「霞が関官僚勢力の好
感しない事は何も実行せず」との悪しきレッテルを貼られていた。それらを払拭する努力もしないで、安倍現政権や現与党側を批判も揶揄もする資格
はないだろう。

今日は、再びで恐縮だが、当地元紙 C新聞に載った、社会学者 浜 矩子さんのご見解を引用しながら見て参る事にしたい。


『にわか選挙シーズンを控えて』

突如として選挙のシーズンになってしまった。「解散は全く考えておりません」内閣総理大臣がそんなこと言っていた。その姿をTVで観た気がする。
つい数日前のことだった。
それはともかく、実際に選挙だとなれば、有権者は気合を入れて臨まなければならない。いかに大義名分がなかろうと。いかに党利党略オンリーであ
ろうと。いかに臆病者の開き直りであろうと。選挙はやっぱり選挙だ。相手がいい加減でも、有権者側は圧倒的な真摯さと賢さをもって、彼らのいい
加減さに鉄槌を下す必要がある。

そこで気を引き締めるべく、選挙に関する先人たちの言葉にインスピレーションを求めることにした。歴史上の偉人、賢人たちは、選挙というものに
ついてどのような見解を披露してきたのだろうか。
あれこれ調査する中で、まずは、かのスターリン大先生(旧ソ連元書記長。故人)の次のお言葉が目に留まった。「選挙結果を決めるのは、票を投じる
人々ではない。票を数える人々だ」。
うーむ、さすがに日本の民主主義はここまで崩壊していないと思いたい。そう信じていいだろう。
社会主義国つながりで、小平さん(往年の中国大陸共産党最高幹部。故人)に行こう。御大いわく。「米合衆国は、自国の政治制度をたらに自慢する
。だが、彼らの大統領は選挙期間中と就任時と中間選挙時と退任時で、まるで言うことが違っている」。なるほどね。国会解散直前に、国会解散を考
えていないというのも、この類かな。

選挙時に何をいうかという点については、ゴア・ビダールさんの警句が貴重だ。「言葉は人を惑わせる。そのおかげで、彼らは選挙時に大まじめで自
分たちの利害に反する投票行動をとってしまう」。同氏は、20世紀米合衆国の知性を代表する論客の一人だ。小説家であり、随筆家であり、脚本家だっ
た。自ら、米民主党から政界に打って出たこともある。こういう人がいた時代の同国には、救いがあったといえるだろう。

政治家の甘言にご用心、という観点からは、もう一人の劇作家の教えにも、重々耳を傾けておく必要がある。その人はエウリピデスだ。古代ギリシァ
の大悲劇作家である。そのご発言は次の通り。
「言葉は甘く、心は邪悪な者に大衆が丸め込まれてしまうと、国家は大惨事に見舞われる」。その通りだ。言葉は本当に危険物だ。例えば「何とかノ
ミクス」とか。「輝き」とか。「創生」とか。
同じ古代ギリシャの劇作家でも、喜劇専門の人は、また一味違ったアプローチで物を言う。その人はアリストファーネスだ。いわく「人々の心をつか
みたきゃ、彼らの腹を喜ばせるおつまみをつくってやればいいのさ」。そうか、だから、まず株を上げたりするわけだ。円安も、ある時点までは人気
のおつまみだったな。最近になって、財界なども、さすがにその毒性に気がついてきた。

有権者のハートをわしづかみにするテクニックについては、次のアドバイスがさすがだ。「偉大なことができないなら、ちっちゃなことを偉そうにや
れ」。発言者は、ナポレオン(1世)である。
最後の一言は、やはりこの方にお願いするほかはない。その人は、オットー・フォン・ビスマルク(19世紀プロイセン帝国の首相)。伝説的政治手腕の
持ち主だ。いわく「人々が最もウソをつくのは、狩りの後、戦時中、そして選挙の直前だ」。ふむふむ。了解!


浜先生、多くの名言のご紹介を有難うございます。今回の記事とこ見解は、政権与党は元より、野党各党にとっても耳の痛い所が一つ位はあるだろう。
同様に、情宣の上手さは、中東で不気味に台頭している過激宗教組織 イスラム国やアジア圏で危険な動きを見せるタリバーン運動、それに最近でも
摘発例のある我国の極左勢力 中核派などにも共通している様だ。国民市民各位、大義なき選挙だからと言って、ゆめ棄権などは考えるべきでない
し、難しいのは分っているが、投票行動には、是非ご自身の信念に基づいた判断をして頂きたい。近年は、やむを得ない事情により本来投票日に出ら
れない場合に対応した、期日前投票制度も拡充されて来ているので、是非活用を願いたいものだ。

今回画像は、先週末 岐阜の悪友と出かけた長野県木曽町の紅葉の様子。JRの紅葉臨時列車も出て大いに賑わっていたが、画像の2階建て列車は、残念
ながら今年中の引退が決まってしまった。民営化したJR社にとり、利益や効率が無視できないのは分るが、一方で乗客や愛好者を喜ばせるアミューズ
メント性が軽視されて良いのか、長い目で見ると疑問が残る所です。 (P.S)次回は11/24(月)以降に掲載予定です。
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羽生選手の勇気 スポーツ報道の杜撰

2014-11-11 07:25:23 | 日記・エッセイ・コラム
各位お早うございます。この所、朝方に拙ブログを書く事が多い。夜帰ってからだと、書き込み中に眠気が襲う事が良くあり、休日にまとまった時間があれば良いが、ここの所これが中々叶わない。なるべく日数を空けない様にとは思うのだが。

中国大陸 北京にては我らが安倍内閣総理大臣も加わって、アジア太平洋経済協力会合APECが進行中。安倍大臣は、開催国たる習中国々家主席と短時間だったが会談を果たした模様。最近は、沖縄尖閣の件や、小笠原周辺のサンゴ密漁疑惑などの難題もあって、日中間は決して順境でないのは事実だが、曲りなりにも首脳会談に漕ぎ着けたのは一応の成果だろう。昨日はその影響もあってか、夕食会席上で、こちらも冬の時代の朴韓国大統領とも非公式ながら会談の機会を持つ事ができた様だ。どんなに難しい局面でも、まずは打開へ向けたきっかけ作りが大事である事を、昨日のこれらの出来事は我々に教えてくれている様に感じる所だ。

その中国大陸 上海にて先日まで開かれたフィギュア・スケート競技GPシリーズ中国杯にて、ソチ五輪金メダル保有者でもある羽生結弦選手が後半演技に向けての練習中、他の有力選手と衝突して重傷を負うも、途中棄権する事なく複数の転倒に見舞われるも演技を完遂、第2位を死守して大いなる感動を呼んだのはご存じだろう。途中棄権も危惧される程のダメージで、特に頭部の負傷は大変気になった。後半演技の転倒はその影響かも知れぬが、今は自身の本分を捨てなかった同選手の勇気を心より称えたいものだ。

勿論、その一方で「二度目はなしな」との心配の声にも耳を傾ける必要があろう。映画監督 北野 武さんや、プロ・テニスの勇者 松岡修造さん辺りは、負傷程度如何では、途中棄権も選択肢に入れるべきだったのではとのご見解だし、スポーツ医学の専門家各位も、演技続行か否か、ギリギリの所だったのではとの所見もある。コーチ以下、大会関係の各位との相談を経て、最終的には羽生選手の判断によったと信じたいが、スポーツ医の方のお話でも、出場か棄権かはギリギリの所だった様だ。その意味でも、その難しい状況を乗り越えた同選手の精神の強さは、十分に尊ばれて良い。

それに引き替え、スポーツ報道の杜撰さ、適当さはどうか。これだけの困難を乗り切っての第2位にも関わらず「2位に終わった」などと無神経極まる文言を平然と使い、出場か棄権かを判断する難しい局面の伝え方にしても、スポーツ医以下専門の方々のご見解を差し置いて、棄権を選択した方が良かったなどと口走る向きもあった様だ。全く、俗受け狙いの報道利権を失いたくないと言う、後ろ向きの卑しさ見え見え。どうせ、スポーツ芸能系統は、こうした報道姿勢でしかないのだろうが。
ただ、これだけは申しておこう。こんな記事は、対価を払って見聞きする様な代物ではない。

今回画像は、少し前の冬訪れた、霊峰富士の模様。静岡川 富士河畔より仰いだ所で、中々クリアに見られないのも事実です。
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まだまだ不足 自転車の安全教育

2014-11-05 07:25:45 | 日記・エッセイ・コラム
各位お早うございます。政治社会にあっては、我国も海の向こうの米合衆国も、決して高次元とは言えない政争が多い様だ。我が方は、もう毎度の事となった政治資金問題。確かに違法な所はあるのだろうが、そんな次元の事共は、民主党以下野党各党の多くも抱えているはずで、自党の事を自省してから与党の不適切を糾すのが筋だ。来秋にも消費税の再引き上げを考えざるを得ない緊迫した国内経済や、小笠原諸島辺りの中国大陸籍と言われる多数船舶によるサンゴ密漁疑惑など、外交安保の分野でも超党派一丸での真剣な対応が強く求められているはずだ。今一度「何が一番大事か」を真摯に振り返り、的確な優先順位を良く把握して、国民市民の多数が理解できる政策遂行を願いたいものである。
米合衆国の政局混迷は、同国の内政問題もあり詳しい言及は控えるが、改革を掲げて登場したオバマ合衆国大統領の指導力は確実に地盤沈下を引き起こしている模様。近く行われる中間選挙にても、同大統領率いる米民主党は劣勢に立たされる可能性が高い。中東の政情不安や過激宗教組織による大暴力事件の危機を考えても、米合衆国の指導力低下は絶対に防がなければならないだろう。中間選挙の健全な実施と、オバマ大統領の適切なご判断を望みたい。

さて、記事は身近な所。読者各位も外出で歩行をされている時、追越しや対向の自転車の、速度過剰による危険な状況を体験された方もあろう。現に人身事故は一度ならず生じており、遺憾な事に死亡例もある様だ。又、特に交差点にての自転車同士討ちとなるケースもあって、転倒時の打ちどころが悪ければ、深刻な事態ともなりかねない。現に俺も、車上よりこうした事故を二度も目撃している。こうも目立つ様になった以上、安全教育や啓蒙が強く求められるのだが、我国にてはこれまで、自転車利用時の詳しい安全教育は、組織だっては行われて来なかったのではないだろうか。

ようやく交通警察も、自転車の危険走行向けの警戒に乗り出した様だが、取締りと教育は、言わば対を成す「車の両輪」。後回しは許されないだろう。先日、TV報道にて目にしたのだが、ようやく自治体や民間のレベルでは、自転車向けの安全教育への取り組みが見られ始めた。この報道より、俺は一つ学んだ事がある。それは、やむを得ない場合だが、急制動が必要な時には、身体を走行時より後ろに引くと、安全に停まれると言う事だ。歩行者との、又自転車同士の急接近は、それこそ走り出す度にあり得るだろう。そうした所より自らの安全意識を呼び起こし、事故を招かない様心がけないと、とも思う所。本当は、多くの国民市民が自転車の安全教育の必要を感じていらす事だろう。速やかに、こうした教育啓蒙の動きが全国レベルへ高められる事を強く望みたいものだ。

今回画像は今から数年前、岐阜の悪友の居所近くのJR中央線のある踏切。駅を出た列車はまだ速度が乗らず、待たされる方のイライラが募るのは分るが、決して無理はいけない。現に、警報が発せられたり、遮断機が下り始めてからの強硬突破も少なくないらしい。決して、こうした行動に出ない様改めて自戒したい。
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