Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

特報~日本製大型ロケット打ち上げ再開へ

2005-02-27 00:42:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

昨日夕方、日本製大型ロケットH2A型の第7号機が打ち上げに成功、これで一時足踏み状態であった我国の宇宙研究開発活動が再び動き出しました。今回のロケットには、気象観測や航空管制の能力を持つ多機能衛星が搭載され、今後周回軌道の修正などを経て5月頃を目途に本格運用に入る模様。
これで寿命到来により昨年来懸念されていた気象衛星「ひまわり5号」の後継問題は一応解決される事となりました。
今世紀に入って打ち上げ失敗が続き、対外的印象が冴えなかった我国の宇宙分野。
主原因とされた補助ロケットの不調解消を中心に20箇所を超える改良と見直しが施され、今回の成功に繋げた由。
続く第8号機以降も安定した打ち上げ実績を積み重ねてもらいたい所です。その上で諸外国にも売り込める技術的価値を磨いて行ってくれると良いですね。*(ロケット)*


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皇位継承問題に関する私見

2005-02-24 23:03:00 | インポート
昨日は皇太子殿下のお誕生日でした。お歳の方は怖くてコメントできませんが(苦笑)、心より奉祝申すと共に、ご一家の今後のつつがなきをお祈りしたく思います。
さて今夜は恐れながら、最近何かと話題になる皇室の皇位継承問題につき、私見を記したく思います。
皇室の皇位・・・伝統的に、男系の皇族による継承が続いて参りました。皇室の憲法に当る皇室典範にもその旨が謳われ、定められているのはご存知だと思います。ただ、現在の皇室の顔ぶれを見ますと、皇太子殿下以外の男系継承者は実弟に当る秋篠宮殿下ただ1人と言う現状です。
そこで小泉内閣総理大臣の下に有識者会議が設けられ、その席にて女性天皇の可能性も想定されています。ただ、歴史上の女性天皇は在位の短い暫定的な例が殆んどで、長きに亘る在位はない様です。その様な形での女性天皇容認は、現状では少し無理があるのではないかと思います。
現行の皇室典範は、この他養子による皇位継承も事実上禁止しています。しかしながら第二次大戦終結後、皇族を離脱した方々は少なからずあり、そうした方々の養子による継承を認めれば、男系による継承は再び可能性を帯びる事となります。
実は皇室典範が養子による皇位継承を禁じたのは戦後の事であるやに聞いております。これは当時我国を占領統治していた連合国進駐軍=GHQ向けの政策だった様で、こうした所にも外務省の弱腰が見え隠れすると共に、1951=昭和26年にサンフランシスコ講和条約により我国が独立を回復したにも関わらず、伝統に基づく決まり事の再評価さえ行われない怠慢を見る思いが致します。
ある雑誌の記事にあった事ですが、男系による皇位継承の伝統を守る為にはやはり、養子による継承を認める方向での皇室典範改正が必要である由。
私はこの見直しを心より支持するものであります。長きに亘る我国の歴史に於いて、男系による皇統の継承が伝統であるのなら、先程申した法改正をもってしてでもその保持に向けた努力をまずすべきでしょう。それをもってしても尚、皇位継承が難しい場合に初めて女性天皇を認める、と言う方向で行くのが筋と言うものではないでしょうか。
皇太子妃、雅子様の健康問題も、この皇位継承の一件が微妙に影響していると言われます。同妃に一刻も早い回復を願う為にも、こうした見直しが早急に行われるべきであると考えます。*(日本)*
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満員御礼・・・しかし!

2005-02-20 16:22:00 | インポート
先日の日記にてご報告した、中部国際空港が予想をはるかに超える爆発的人気を博している様です。
開港後最初の3日間に訪れた来港客は実に約25万人、初日はあと少しで10万人に迫る勢いでした。
やはり従来の空港にはない「スカイタウン」と呼ばれる大規模商店街と飲食街、それに展望風呂などの充実した娯楽施設が前評判通りだった様で、土曜日の昨日は一時飲食の時間待ちに数時間を要する店舗も出た模様。正に人気テーマ・パーク状態だった様です。
又、想像を絶する混雑に、航空旅客の搭乗を支障する事態も散発した様です。
名古屋などの市街地から空港への交通もやはり課題を残した様ですね。唯一の鉄道線、名古屋鉄道空港線は、混雑が当初の予想以上だった為、急遽各列車の車両増結でこの状況に対応した由。又周辺の道路より空港への案内標識が十分とは言えない様で、すぐに辿り着けなかったドライバーも多くいらした様です。
オープン景気は大変喜ばしいですが、混雑するこの状況を「愛・地球博」の開幕する来月への課題として捉え、特に空港施設内の混雑緩和と空港までのアクセス交通の改善に是非とも役立ててもらいたいものです。既に窃盗などの犯罪も生じている様で、安全面の問題も付きまといます。
「愛・地球博」の成功と新空港の末永い発展の為にも、こうしたテーマには息長く取組んで欲しい所。勿論我々利用者にも応分の協力義務があるでしょうが。*(飛行機)*
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特報~中部国際空港 始動!

2005-02-17 23:40:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

ご存知の通り、我国3番目の国際拠点空港、中部国際空港が本日開港致しました。
「セントレア」の愛称を持つ愛知県常滑市沖の伊勢湾に浮かぶ新空港。民間企業の手法により建設運営され、工費及び着陸料の抑制にある程度の成功を収めています。
構想以来ほぼ40年、懸念された漁業補償などの難問を乗り越え、ほぼ5年に亘る工期を経て完成。開港前夜は、今日より県営化された名古屋空港より設備や機材の移動が大々的に行われ、深夜に亘り私の居所上空を、輸送の飛行機が往復する飛行音が聞えたものでした。
国際線は週に約300便、国内線は毎日90便以上が発着し、両者は同じターミナルにて乗り継ぎが可能。更に24時間対応によって空の物流拠点としての機能も期待され、又色々な売店、飲食店や娯楽施設など、航空旅客以外の人々も楽しめる設計になっている様です。
勿論課題もある様です。名古屋都心より空港へのアクセス鉄道が現状名古屋鉄道1本しかない事、アクセス道路の方もその全部が完成している訳ではなく、整備途上の路線もある事など。この為G・Wや盆暮れなどの旅行シーズンには想像を絶する交通混雑が予想されます。
来月には今世紀初の国際博覧会「愛、地球博」の開催も控える中部圏。こうした問題の解決には全力で取組んでもらいたいものです。
私も今春、この空港より空路遠出の予定があり、その折に少しでも新空港の容姿を見て参りたいと思っている所です。
(当HP「トイレの雑記帳」にも関連記事を載せました)。*(飛行機)*



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京都議定書 遂に発効!

2005-02-16 23:52:00 | インポート
以前にも当日記にて触れた、地球温暖化阻止を目指し、主要先進諸国に対し温室効果を引き起こす二酸化炭素=CO2等の排出削減努力を法的効力によって義務づける「京都議定書」が本日より発効致しました。
この議定書は、温室効果のある二酸化炭素やメタンなどのガスを、2012=平成24年までに前世紀末、1990=同2年に比べ、先進諸国平均で5.2%の削減を目指すもので、日本にはこの期間に於いて6%の削減目標が課せられています。
しかしながら我国の温室効果ガスは近年、平成初期よりも約8%増加したと言われ、当初通りの目標達成へは計14%の削減が必要と言う事になります。
温室効果ガスの主な出所は、製造業の工場に代表される産業部門、自家用車やトラック、飛行機などの運輸部門、それに一般家庭と言った所でしょう。
産業部門の環境対策は、国際認証規格ISO14001取得への取り組みなどにより、各方面で目下協力に推し進められているのはご存知の通り。今後はもう1つの大口、運輸部門での大幅削減が課題でしょう。
自家用車各車レベルでの排気ガス低減。これはガソリン&電気動力を併用するハイブリッド車や極低燃費の所謂LEV車の普及拡大である程度カバー可能でしょう。更にユーザーレベルにて
①混雑する都心乗り入れは極力避ける。
②無用なアイドリングをしない。
③維持コストの高い都市部では車の共有=カー・シェアリング等も検討する。などの努力も今後は必要でしょう。
貨物部門でも従来に引続き、可能な所はトラックから鉄道や内航海運に輸送を移転する「モーダル・シフト」を続行して欲しい所です。
一般家庭に於いても以前より叫ばれている「無駄なエネルギー消費をしない」だけでもガス排出はかなり減らせるのでは、と思いますね。
京都議定書・・・その目標は一見かなり厳しく映りますが、日々の努力の積み重ねにより、その実現は以外に可能性があるのかも知れません。
そう、昔から「急がば回れ」との言葉もある事ですし・・・。*(山)*
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