来月は・・・

各位様。お陰様で私は昨日、無事又一つ、歳を重ねる事ができました。
一昨日夜より遅咲きの桜を追い、新潟磐越へ参っていました。誕生日の当日は、福島の喜多方市にいました。天候にも恵まれ、まずは良い行程でした。
お祝いのコメも少なからず頂戴し、感謝致しております。僭越ながら申せば、明日5/1には我が両親が結婚半世紀に当たる金婚を迎え、二重の喜びとなりそうです。
来月は5月、一昨年以来記しております日本国憲法の見直し改正につき、私の展望と希望を三度綴って参ろうかと考えている所です。しつこいと思われるのは承知の上ですが、我国の内外に亘る極めて困難な状況を顧みますと、この問題をこれ以上放置する訳にはいかないと強く思うのも事実です。
大いに不足はあるかも知れず、又表現を巡って至らぬ点も露呈するかとは思いますが、とに角記してみます。
皆様もご興味があればご一読の上、ご意見やご批判を賜れれば幸に存じます・・・と言う所で、ラタ、マイ月・・・。*(日本)*

身近な「文化振興」

コナサン、ミンバンワ！

春を迎え、新年度がスタートしても、各方面の不祥事は相変わらずです。
先の高層建築耐震偽装事件では、昨日関係者8名が逮捕され、大規模粉飾決算のかどで逮捕拘留中だったIT企業元社長が今夜保釈されました。保釈金額は史上最高の\3億とか。どちらも今後の裁判の行方に要注目です。
さて世の中は勿論、悪い事ばかりではありません。
今朝のニュースにて、宮城県下で優れた自動販売機の開発が紹介されていました。
これは飲料を扱う機械ですが、投入金額のお釣りで募金ができる構造になっているんですね。買い物客の意思で\10又は\100の募金が同時にできる仕組みです。
共同募金の金額は近年伸び悩んでいる様ですが、この自動販売機の様に、買い物の折に募金ができる様になれば、かなり挽回できるのではないでしょうか。
宮城県生まれのこの優れた発想と技術、是非全国に広まって欲しいものです。
もう一つ、これは全国の主要都市で行われている取り組みですが、歴史建造物の完全復元プロジェクト。当地名古屋では、大東亜戦争こと太平洋戦争下の1945=昭和20年に戦災により失われた、名古屋城の本丸完全復元計画がこれにあたります。
今はまだ計画段階で、完成には後数年以上を要しますが、名古屋市民の熱望に応える形で着実に進められている様です。
折に触れ、その必要性と計画の是非が問われる公共事業ですが、こうした文化的価値を持つ計画は、これからも是非強力な推進を願いたいものだと思います。*(日本)*

違うやろ！？

ここの所、週末の度に新潟磐越へ写真撮りに出かけている為、中々居所にてゆっくり過ごせないでいる。写真帖新作もボツボツ準備しているのだが、まだお見せできる所までは至っていない。恐縮だがもう少し時間を頂戴したい。

それでも一昨日の日曜は、日中久し振りでTVを見る機会があった。グルメ番組「元祖！でぶや傑作選」で、石塚英彦とパパイヤ鈴木の両氏が全国を食べ歩く企画にて、ご存知の方も多いだろう。

さて当日の本番組、途中より上方系の「ねこ八郎」とか言う芸人が登場して来た。この男の第一声をお聞下されたい。「あ、お尻から生クリーム出て来た」だと。

嘘は判っている。がしかし・・・。上方芸人は嘘さえも誠しやかに語ってしまうんだな。これが。本当に尻から生クリームが出た様に、相手に思わせてしまう所があり、それが魅力でも怖さでもあるのだ。しかしながら俺は「ちょっと待て。違うやろ！？」と思わず声を上げそうになった。

考えても下されたい。「尻」と来れば生クリームの線はない。あるのは「生クソーム」か「生寄生虫」に決まっている。特に、ねこ八郎と言う男は顔つきや体躯からして「虫さん寄ってらっしゃい！」てな雰囲気がしよる。まあそれだから「元祖！でぶや」と言う番組にも似合ってたんだろうけど。

しかしまあ、何ですねー。そんな下品な感じの芸人でも、一応のグルメ番組には割と違和感なく溶け込んでおった。これがこの番組のまとめの上手さ・・・かな。

良く交代でお笑い芸人の新興勢力が出て来るけど、ねこ八郎も一応将来有望・・・か。

ま、これからを一応注目しておこうって事でもって、お後がよろしい様で・・・苦笑。

公共交通の安全を糾す

コナサン、ミンバンワ！

100名を超える犠牲、500名を超える負傷被害を生じたJR西日本、福知山線の大列車事故より丁度1年が経ちました。今日現地では、朝から様々な追悼行事が催された由。
ご遺族や負傷被害に遭った各位の精神的苦痛は今も癒えず、それらのフォローに向け今後も息の長い取り組みが求められる所です。しかし・・・。
これだけの惨劇を経験しながら、我国の鉄道を初めとする公共交通の安全への取り組みはまだ徹底されているとは申せない状況です。
東京の大動脈、JR東日本、山手線が周辺工事の不手際が原因と思われる線路の不具合によりほぼ半日運休、30万人以上の利用者に影響が出たのはつい昨日の事。その先日には同じ東京、有明の新交通システム「ゆりかもめ」が走行系の不具合によりほぼ2日間に亘って運休、更に空の方でも新興の航空会社の航空機点検整備における不備が報じられ、公共交通各方面での安全性、信頼性が揺らぐ事態となっています。
前述のJR山手線の線路不具合の問題にあっては、鉄道の運営側と、工事の施工側の連絡、連携が不徹底だった為に生じた面がある様です。これはひとえに「安全は全てに優先する」との精神が欠如し、その為の各方面の意思統一が不十分だったからではないでしょうか。
逆の見方をすれば、この「安全最優先」の思想が各方面にて徹底しておれば自ずと連絡、連携が密になり、不具合の発見が早く行われ、その結果大きな事故も、未然に防ぐ事が可能となるはずです。
冒頭の大列車事故の追悼行事において、ある遺族の方は「列車は命を乗せている、との自覚を強く持って運転にあたるべき」との発言をなされました。正にその通りであり、混雑する大型連休に向け、陸、海、空の全域において、安全最優先の思想を徹底する様、強く願いたく思います。
追伸、JR福知山線の車輌は今年に入り、外装を変更した由です。忌まわしい記憶を少しでも払拭する為、当然の措置の様な気もします。*(新幹線)*

追い詰められるローカル鉄道

コナサン、ミンバンワ！

我が趣味の一つ、鉄道交通の分野にて又一つ、遺憾な報道が飛び込んで参りました。
北海道の地方路線、ふるさと銀河線が昨夜限りで運行を終え、本日付けで廃線となりました。
同線は北海道道東地区に位置し、帯広東郊の池田と北見市を結ぶ延長約140km。
明治末期の1911年に旧鉄道省網走本線として開業し、戦前はこの地区の大動脈だった様です。1961=昭和36年に池北(ちほく)線へと改称、昭和末期のJR線移行に際しては廃止も検討されたものの、地元の熱望もあってこの時は第三セクターと呼ばれる経営形態にての存続の決定がなされました。
しかしながら自家用車普及の影響もさる事ながら、過疎化と少子化のあおりをモロに受けて利用者が近年激減、遂に今回の全面廃止の止む無きとなりました。
今回の廃止劇は、我国の地方交通の実情の一面を良く表わしていると思います。
どうしても大都市圏が優先されがちな公共交通。新幹線や航空機の便が良くなると、地方の人口が大都市圏へと吸い出されてしまう。これをストロー効果と呼んでいる様です。これにより地方は特に、若い人口が大きく減って高齢化する。すると利用が減って経営の悪化した地方鉄道が消えて行くと言う図式です。
今回の廃止劇は決して他人事ではないと思います。我が地元でも、岐阜県北部の神岡鉄道が今年中に廃止の見込み。更に名古屋西郊を走る樽見鉄道も経営が一段と悪化しているやに聞いております。
高齢化に伴い、いつまでも自家用車に乗れる訳ではない人間。昨春の岐阜の路面電車廃止問題にても痛感した事ですが、地方都市の地盤沈下阻止の為にも、これからの地方の公共交通確保に向け、真摯な視点と姿勢による対応が強く求められる事と思います。*(注意)*