Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

9月回顧~「北」弾道ミサイルの標的は、我国だ

2016-09-29 13:24:12 | 国際・政治

雨がちの、2016=平成28年9月が終わろうとしている。我本土辺りに留まる、秋雨前線の動きの鈍さもあるが、同時に、南方海洋の水温が高止まり、台風が生じ易い環境が続いている事も大きそうだ。今、南方を西進中の第18号も、来週は我が本土近くを通りそうだとの予報が出され、各地水害に見舞われ、大変な折だが、もう暫くの警戒を要するのだろう。台風一過の秋晴れとなれば良いが、どうももう暫く先になりそうである。

さて先日、あるネットの知人の記事を拝見した所、北朝鮮の不穏当な対日姿勢についての記述があったので、少し引用させて頂き、考えてみる事にしたい。

元外務官僚で外交評論家 加瀬英明さんの、著作中のご見解にあったものだが、小渕恵三内閣当時の1999=平成11年夏に明かされた対日書簡につき、触れられた一節に、以下の様な記述があった。それによると「北」は、「日本は、国際的に認知された戦犯国家」と一方的に決めつけ「日帝による災難の代償を、必ず全て取り立てる」とし、その規模は「日本列島を全て売り払っても償いきれないレベル」であるとする。この事はとりも直さず「北」が我国の殲滅を志向する事を意味する。根底にあるのは、際限と見境のない「盲目的報復の正義」なる危険な思考である。

折しも、先般の弾道ミサイル発射の折、訪朝中だった、アントニオこと猪木寛至参院議員に対する「ミサイル発射は米国向け」との「北」高官の説明は、虚偽にして出鱈目だった事になる。この時期に訪朝した猪木議員の見識も如何なものかとは思うが、先代の金 正日(きむ・じょんいる)総書記時代に、軍部優先の「先軍」路線を打ち立てて、今尚固執する「北」の文官は、特に我国の政治関係者に向けては、この位の出鱈目見解を流す位平気だろう。又、仮に猪木議員が無神経だったとしても、まさかそんな「出鱈目」を真に受ける事はないと思いたい所だ。

何しろ、僅か一ヵ月程の間に、弾道ミサイルを三発も撃ち出し、その全てを我が排他的経済水域EEZに到達させているのだ。最近の地下核実験を見てもそうだが「北」のミサイル技術精度は、近年とみに向上したと言われ、相当な長距離を、高精度で飛ばして攻撃する能力も備わっているものと心得るのが至当だろう。前述の文献と、今夏の軍事動向からしても「北」が我国を攻撃目標としているのは明らかだ。我国は、もっと危機感を持って、ミサイル迎撃や、日本海の安保などにつき、国民市民レベルでも真剣に対応を検討すべきだろう。現在も維持される、破壊措置命令の常時発令は当然だし、更なるミサイル迎撃態勢の構築も考えられて良い。この問題につき、もう無関心でいる事は許されないのではないか。

もう一つ、この様になると、我国に在る「在日」勢力や、それに近い政治勢力中にも、スパイの存在が疑われる事だ。この事は、特に昭和後期の1970年代前後、日本人拉致事件が多発した時期に特に問題視されたろうが、現在も疑いが解消した訳ではあるまい。やはりこの時期に議論された、諜報及びスパイ防止法制が、真剣に検討されて良いと心得るのだが。

今月は、医療面でも憂慮すべき事態が露見した。神奈川県下の総合病院にて生じた、点滴剤の不審物混入による、高齢入院患者複数の不審死事件は、我国医療の信頼を揺るがしかねない所も大きいだけに、速やかな犯人確保と全容解明が強く望まれる所は、前回も触れた。又、我国の年間総医療費が史上初めて40兆円を超え、年間の国家予算の半分に迫る巨額である事も明かされた。この問題は、又来月にでも触れたく思うが、出費の規模もさる事ながら、その使途の大半が、相変わらず高齢者の延命治療に空費されているのでは?の疑問大きい事。

以前から指摘されている様に、もっと新生児や幼少者の養育に向けるウェイトを増やす様シフトしないと、我国の未来は、闇に閉ざされてしまう事になりかねない。感染症予防への無関心共々「男系社会」の陥穽である事は明らかだ。既に、癌や感染症についての向き合いでは、我国の医療は欧米に遅れをとる状態だと言う。こんな有様を、国民市民の多くは得心しないだろう。

最後に、私事で恐縮。来月からの拙記事につき、記述を少し見直そうと思います。これも、ある読者の方からご指摘とご提言を賜ったものだが、拙記事につき「俺」の自称は相応しくないのではないか?とのご見解でありました。確かに、多くの各位に読まれる事を考えると、この辺りも一考を要する訳で、ご意見から今月末まで数日の時間があり、自身も少し考えを巡らせましたが、結果、ひとまず「拙者(せっしゃ)」と言う表現で参る事としました。勿論、文体により「拙記事」とか「拙画像」の言葉を使う場合もありまして。

以前、OCN Cafe時代の日記にては「私」の表現を用いましたが、何か弱そうだったので、 これまで前述の自称で参った訳ですが、これから暫くは、後述の自称で様子を見、必要なら再度の見直しもあり、の方向にしたく思います。尚、拙HPの「読み物ブログ」中の登場人物の自称としては表れますので、その所はご理解賜れればとも思います。尚、「読み物ブログ」の内容は、現状工事中で、18歳以上向けとしておりますので、あくまでも、ご興味があればご一読をと言う事でお願い致します。前記のご指摘と、ご提言を下された読者様には、一言お礼を申したく思います。今回画像は、過日捉えた岐阜・東濃の秋の光景。彼岸花の向うを行くのは、長野県へ向かう特急「ワイドビュー・しなの」。今月の、拙ブログは以上であります。

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・・・そして、当地では

2016-09-27 09:03:29 | 社会・経済

2016=平成28年9月も、後数日となった。相変わらず、曇りや雨がちの蒸し暑い日々が多く、「本当に秋なのか?」と問いたくなる様な気候ではある。気象情報によると、こんな天気は後数日は続く様で、この時期憧れの、すっきりした秋晴れの時季は、もう少し先になりそうな気配である。想えば、昨日は1954=昭和29年に、台風襲来のあおりで、当時の国鉄青函連絡船 洞爺丸の遭難、又、1959=同34年には、当地東海を襲った伊勢湾台風の直撃により、犠牲多数を生じた「台風厄日」でもあった。弔意を新たにすると共に、普段から防災と向き合う意識の大切さを、改めて感じる所であります。

さて、首都圏にては、東京中央卸売市場の、築地から豊洲への移転を巡る不祥事で揺れる所に、神奈川県下のある病院にての、入院患者複数不審死の報が入って来た。多くは、起居もままならぬ、高齢の重症患者で、点滴液に不審物質が混ぜられた事によるものの様だ。事件か、単なる事故かは、目下捜査中の為、多言は控えるが、関係各所が対処を誤ると、我国の医療そのものの信頼を失墜させかねないだけに、必ず、背後を含めた全容の解明を強くお願いしたい所。又、悪い報ばかりではなく、当地で開発、製作に当たっている新型国産旅客飛行機MRJが、今夏の不調を乗り越え、遂に米大陸にての本格試験に臨むべく飛び立った由。こちらは、どうかつつがない順調な試験クリアを期待したい所である。

臨時国会も始まったが、今回は、中々機会のない、当地名古屋の文化投資的な所に触れておきたく思う。先日の事だが、当地の名古屋市立科学館前庭に保存展示中の蒸気機関車 No,2412が、実働可能な動態復元の可否を探るべく、大阪のボイラー会社へ向け発送された。これは、進行中の名古屋城天守閣他の木造復元、つい最近開催の決まった、2026=平成38年予定のアジア大会と並ぶ、河村現市長の肝入り企画で、復元再起が可能なら、将来的には当地のJR名古屋駅と名古屋港近くの金城埠頭を結ぶ、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線での不定期運転が構想されているとか。一般視点からすれば、随分大風呂敷の様な話であり、俺個人も、鉄道愛好者的な視点からしても、どうも心から支持できずにいる所ではある。

まず費用。ボイラー周りの調査と、名阪間の輸送費用だけで、ほぼ1億円を要する由。もし、復元可能との判断が示され、本格整備と言う事になれば、それは数億円規模の出費と言う事になろう。しかもそれは、名古屋市民の住民税から拠出されるのである。今回の、アジア大会誘致をさておくとしても、名古屋城天守閣他の木造復元でもそうだが、どちらも、緊急を要する事業とは思えない。例えば、子育て支援の柱とも言える、保育所の不足問題が解消された訳ではないし、交通問題にしても、現状の行き過ぎた自動車依存をどう是正するか、一度は失われた、名古屋都心部の路面電車運行を本気で進めるつもりがあるのかないのか、などなど、他に投資すべき対象は多くある様な気がしてならない。

俺個人がそうなので良く分るが、蒸気機関車は「生きた機械」であるのは事実だ。今月も、一度は撮影に訪れた、新潟在住の知人は「鳥や動物達にとり、蒸機は、獣として認識してしまう、この世でただ一つの機械」であると語っている。これから続々と渡来する白鳥達も、蒸機の列車が近づくと、餌場から逃げてしまう事が間々あるらしい。獣達が「生命体」と認めた素晴らしい機械であるのは分るが、何分にも立地が悪い。最早宅地化の終わった名古屋市中心部での運転が適当か?本当は有害な、石炭排ガスの影響は詳細に調べられ、把握されているか?相当に運手頻度の高いあおなみ線での、前世紀的に速度の遅い蒸機運転の技術的検証は万全か?数え出すときりがない位諸問題が山積している様に感じるのだ。

県内在住の悪友からの情報により、この蒸機の陸送準備は日中である事が分り、名古屋科学館へ記録撮影に赴きました。好い検査結果を望む一方で、本当に急を要する作業なのか?どうしても一抹のわだかまりが残り、今も消えた訳ではありません。検査結果はほぼ半年後の来春判明する様ですが、良好であるにしても、決して手放しで喜べる状況ではないと思います。聞いた所では、この機関車は1904=明治37年生れの由。そうであれば、名古屋市での運転を諦め、県内のテーマ施設「明治村」での運転を、技術面や資金面での提携協力を条件に、模索すると言う思考があっても良い様な気もします。

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過激政治犯 裁判員裁判の怪

2016-09-24 13:12:11 | 国際・政治

おい糞犬(くそいぬ)。先週の夜は、よくも俺の夢に出て来やがったな。しかもだぞ。これまでで最低の「屈辱の悪夢」だったわ。

先週、俺は久しぶりで新潟磐越へ行った。その最初の夜、中々寝付けなかった所へ、お前が手勢を連れて現れたのだ。総勢で4or5匹はいたよな。俺は一瞬「お前、いつからこうも偉くなったんや?」て唖然としたものだった。で、お前と手勢の奴らは、俺に噛みついたり吠えついたりと思いきや、少し手前でクルリと回れ右。全員が、汚い尻を向けやがった。さて「全員で俺に白旗?な訳ねえよな」と思い、一応用心してたら、お前らは何をやった?そうだよ。口やなしに、間違った所で咆哮しやがったんだよな。

少なくとも4匹で「ブボボボボボボォ~ッ!」てな感じで吠えたりすりゃ、ただで済む訳ねえよな。何?「何の事だか良う分らん」だと?そりゃ、見てねえからだよ。お前らみたいなアホ共が読む、漫画太郎とか言う作家の「珍遊記」の続編にある「地獄絵巻糞」てな攻撃を、俺に仕掛けやがったじゃねえか。俺は、お前らの肛門が一瞬緩くなるのを見逃さず「あ、こりゃ来るな」てのが分ったから、間一髪でかわせられたが、飛沫位はかかったかも知れん。全く、夢の中とは言うても、お前らのした事は「テロ」そのものだわ。「糞犬」呼ばわりが悔しかったら、ちっとはお前らの行状を振り返ってみる事だな。尤も、夢に出てきた手勢共にも、そんな知性のある奴はおらんだろうけど。失笑

前置きが長くなった。本題な。さてと、お前らも知ってる、悪事を働いた輩の罰を決める、裁判と言う処理を巡って、おかしな事になってるんだ。俺がまだ学生だった頃、お前らが生まれる遥か前の1977=昭和52年に、極左暴力組織 日本赤軍が日航JAL飛行機を乗っ取って、別件で収監中の過激派構成員の釈放要求で国外へ出た六人中の一人の、1986=同61年に、在インドネシア大使館が砲撃された「ジャカルタ事件」に関与、殺人未遂容疑で罪責を問われた公安事件についてを、一般国民市民を交えた、裁判員裁判で審理しようと言うものだ。これを聞いて、俺は首を傾げざるを得なかったわ。

いいか。過激政治犯って輩は「確信犯」と言って、今の国や「世間」と言われる地域社会は全て悪いと一方的に思い込んでる輩なんだよ。そこから、皇統を初め、我国の固有文化とかを全部否定して、暴力を使ってでも共産革命を強行しようとした、危険な勢力の事だな。ジャカルタ事件についちゃ、現場から被告の指紋も見つかっていて、動かぬ物証もある。にも関わらず、被告は当時現場にいなかったと主張、それよりも「事件自体がデッチ上げ」などとぬかしてるそうだ。つまり、世間一般の凶悪事件と違って、起訴事実をすんなりとは認める訳ねえし、第一、個人やなしに、祖国日本に対する犯罪だから、本来専門の裁判官、検事、弁護士の間だけで進めるべき事案なんだよ。素人を関わらせる事自体が、そも異常なんだよな。

そもそも、本意じゃねえ一般の国民市民を、凶悪事件などの処分とかの、高度な判断が求められる事に関わらせる裁判員制度自体、疑問符がつく制度なんだよ。増して被告が政治犯の場合なんか、裁判員裁判で解決する国なんか、殆どねえんじゃねえのか。期間も長くなりそうだし、メンバーによっては、最初から最後までできん方だって現れそうだ。法律の事共を仕切る中央の役所を法務省って言うんだが、一体ここは、こう言う件をどう考えてんだかってのが大きくあるな。どうせ被告は、まともな供述をせんだろうし、弁護士や弁護側証人にしたって、被告側に偏った人員で固める事ができるんだ。日本国憲法第37条の「刑事被告人の権利」てのは、そう言う所までフォローしてるんで、特に政治犯を捌く時なんかには、スピーディーにできねえ問題がある訳よ。

とまれ、過激政治犯の罪責を問う審理は、高度の司法判断なんかも必要で、素人集団の裁判員裁判には向かん。ここまで来ると、お前ら四足はもうついて来られんだろうけど、夢の中の話でも、俺に仕掛けた行動は、日本赤軍のやってた事と、根本は大して変わらんから話題にしてやったって事だ。お前はまだ、屋上の狼藉を繰り返したかどで、未だに処分を食らってる様だな。一つ下の階のベランダでのたうち回ってる図を載せてやるわ。笑 さあ、このザマをいつ返上できるか、見ものだよな。吠え声で、毎日元気なのは分ってる。せいぜい自重してくれよ。

 

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地方議会の危機意識は大丈夫か

2016-09-22 14:00:34 | 国際・政治

岐阜の悪友の紹介で、ずっと日本自動車連盟JAFに入会している。毎月下旬近くなると、同連盟の会報が送られて来て、最近の車や道路交通の情報が分り、これはこれで興味深い。事情あって、最後の愛車と別れて一年半になるが、又いずれ乗る可能性はあるし、旅先などではレンタカーの世話になる機会も大きくある。その為にも、安全運転の為の勘は維持したいと思っている所だ。

昨日届いた来月号の、安全運転トレーニングの項では、狭い道路の横断歩道をクリアする時の注意点が取り上げられていた。自車が優先側で「止まれ」標標識が出ているはずの側道の車が停まったので、用心して横断歩道をクリアしようとする場面。この時、進行方向左側に停まった側道車の陰から、スマート・ホンを見ながら自転車の人物が、フラフラと横断歩道を突っ切ろうとする「ありそうな危険な場面」が演じられる。横断歩道での事故は、基本は車側の過失責任100%だが、このコーナーでは、歩行者や自転車の所謂「歩きスマホ」につき、これまでにない厳しい文面で「決してしてはならない危険行為」であると糾していた。こうした姿勢こそが本当の教育啓蒙だろう。車に乗った我々が、特に横断歩道などの危険個所で、一時停止や徐行などの安全策を適切に打つのは当然だが、弱者ただからと言って、歩行者や自転車の乗員が「何をしても許される」ものでは決してない。あくまでも「ならぬものは、ならぬもの」として強く指導するのが教育啓蒙の本当の姿だ。道路交通の安全を主導するJAFには、交通警察並みの厳しい教育権限があって良い。

前置きが長くなったが、本題へ。東京中央卸売市場の、築地から豊洲への移転問題が大きくなり、陰で霞みがちの事共だが、主に富山県下の地方議会で、政務活動費の不正利用が問題化している由。金額は、一部を除き議員一人辺り数十万円規模だが、それにしても、分っているだけで富山市議会9名、同県議会2名の引責辞職を生じたと言う。これにより富山市議会は、既定により、来月下旬に補欠選挙の執行を余儀なくされるとか。更に、山形県議会でも、類似の不祥事があったらしい。

中央よりも、情状面が表になり易い地方議会では、ある程度この様な問題はつきものかも知れないが、それにしても、補選を行わなければならない程多くの議員が該当する様な事態は遺憾だ。富山県下の場合は、その大半が与党議員。我国が、内外で極めて難しい諸問題と向き合わなければならないこの時に、地方から支えるべき地方議会議員に、同じ危機感を共用しようとの意識や自覚があったのか、大いに疑問が残る。

殊政治資金については、与党も、今春の甘利経済再生相(当時)を筆頭に、複数の閣僚以下の方々に疑惑の目が向けられている折だけに、域内の内輪の意識を捨て「前例よりも法令に従う」意識が強く求められていたはずだ。富山県下の不祥事は、そうした事への意思統一が図られていない事を露呈していやしないか。完全無欠なそれは難しいかもだが、少なくとも大きな表沙汰にはしない位の心がけがないと、不祥事の再発防止は難しい。議員一人当たりの不正額は小さくとも、10人を超える多数となれば、総額はすぐ億単位になり、特に与党は、次回の国政選などで思わぬ不覚をとり、折角の優勢を失う事ともなりかねない。

「一事が万事」みたいな捉え方はしたくないが、富山県下の地方議会のこの件は、一度徹底調査をお願いすべきだろう。同県下の市県民税の不良使途の可能性も大きくある。特に与党は、不祥事の経緯を正確に把握して、住民各位に誠実な説明をすべき。さもなければ、これが「悪しき前例」となって、他の地域にも芳しくない影響を及ぼしかねず、今後の諸選挙へのダメージにも繋がりかねないだろう。一部、野党議員の不正もあるにはあるが、数の上では与党多数である以上、今後の政治運営の為にも、厳正な対応を求めたい。

今回画像は数年前、JR新潟駅頭にて捉えた、夜行特急「つるぎ」の復活運転の様子。以前は大阪~新潟間を結んでいたが、この時点で定期運転が行われなくなっていましたね。又、1972=昭和47年に特急に昇格する前は、大阪~富山間の夜行急行だった。今回の問題の舞台と縁浅からぬ列車でもありました。

 

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亡き叔父の啓示

2016-09-20 20:10:41 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日から昨日まで、少し拙ブログをご無礼して、年に何度か参る、新潟磐越の地へ入っていた。折しも台風第16号が、東シナ海から我らが本土を窺っており、その動向が気にはなったのだが、首都圏の悪友も現地へ向かう由だったので、往路新潟までの直行バス、復路は長野まで高速バスにて乗換えの上、当地まではJR特急「ワイドビューしなの」での行程であった。シルバー・ウィークの連休後半から明けにかけてのせいか、優れぬ天候もあって、各便共まだかなりの余席があった様だ。天候は、今日の模様が一番気になったが、荒れる直前に帰宅が叶ったのは幸いであった。

さて、俺の交通安全を考える上で欠かせないのが、幼時世話になった、亡き叔父の存在だろう。実は、今日が命日。多重交通事故の犠牲となって、今年で丁度50周年になろうか。去年まで運転していた車の事でも、又、列車やバス、船舶や航空などの公共交通にあっても、安全を考える上で、常に念頭にあったのは、叔父の犠牲である。

勿論、成長し、成人してからの様々な体験の影響もそれはあるが、亡き叔父が俺に残した大きな遺訓は「決して無理をしない事」と「自らの命は、自らで守る」事だったと、今も信じている。その為に、色んな安全確認や、乗車時のシート・ベルト着用も、早くから当然の事として実行できる様になった。又、旅先や運転の行程から戻る度、自慢ではないが、見守ってくれた叔父への感謝の念を新たにしている所。一昨日から今日までの行程が、荒天に見舞われながらも無事帰れたのは、どこかで叔父が見守ってくれたからだろう、との想いが今回もあったのだ。

こうした「信仰」の様な想念は、かつての祖国日本には普通にあったものが、戦後に至って廃れてしまった様だ。何故なのか?それはやはり、神仏を信じない、唯物史観の横行が一つにはあるのではないか。

終戦後(敗戦後、と言う向きもあるが)、我国の戦後処理の為進駐した連合国進駐軍GHQの内部は、法曹家 佐藤欣子さんらのご見解によると、初期の頃は容共左派が強く、戦前非合法であった、日本共産党関係者の大量釈放も、東京裁判の進行も、この勢力の主導で実行された由。同勢力は、当然当時のソ連邦とも近く、「勝者の裁き」の批判が今も続く東京裁判にも大きな影響を及ぼしたらしい。その犠牲となったのが、昭和殉難者の七人の方々、つまり「殉国七士」である事は、有名な話だ。

GHQ左派勢力は、その後の東西冷戦の時期を迎えると、総司令官マッカーサー元帥による、赤狩り レッド・パージによって、GHQの中枢から排除されるのだが、社会に拡散した共産勢力は、我国の内政問題として関与せず、又、我国政府は日本国憲法の思想信条の自由なる壁に阻まれ、その有力な取締りができぬまま、現在に至ってしまった。これが、例えば60年、そして70年安保問題やその間の大学紛争の混乱、日本赤軍による、二度の航空機乗っ取り事件や、その関連とも言える「テロリストの輸出」そして「北」による多くの日本人拉致を許すと言う禍根を残してしまったのではないだろうか。

亡き叔父への感謝の念の一方で、どうしても引っかかるのは、やはり唯物史観はリスクの大きな思考であり、我国のこれまでとこれからの為にも、我国固有の宗教を尊重し信じる事の大切さと言う事だ。少し前、中央教育審議会でも、宗教教育の必要性が、議論の俎上に上った事はあった様だが、憲法学者や自称進歩的文化人、日教組や容共弁護士勢力などの妨害に遭って、活発な議論が行われないままになっているのは遺憾だ。むしろ、本気で議論してこそ、廃れが問題視される、道徳観念の涵養にも役立つと心得るのだが。今回画像は、冒頭の新潟磐越の郊外にて捉えた、夏の点描。通り過ぎる、旧国鉄の40代気動車も引退期を迎え、後を追う鉄道愛好者も現れ始めている様です。

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