Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

日本大学アメフット部の 危険試合問題に思う事

2018-05-22 21:04:09 | スポーツ

大声では申せないが 昨日、当地愛知の一大行政官庁 名古屋市役所にて、結核の集団感染が発覚した様だ。名古屋市関係者 約 30名の感染が確認され、内数名は 発病に至ったという。「二次感染の恐れなし」と名古屋市側は言うが、具体的にどの様な状況で どんな強い感染防止策を執るのか、愚かな市民でも分かる方法で 踏み込んだ具体的手法を明らかにすべき。

名古屋城の木造天守閣復元とか諸々の行事など「上手い話」が先行するこの頃だが、ただでさえ麻疹(はしか)が流行っている所へ結核感染発覚では、とても当地が、そして我国が医療先進国といえる状況にない。河村市長も、この事態を重く見て 是非強い対応を願いたい。放置などもっての他。増々、当地の、そして我国の 病気に立ち向かう防疫意識が疑われる事となりかねない。諸外国からの旅行客からも避けられたら、一体誰が責任を負うのか?

本題です。サッカーやアメリカン・フットボール、ラグビーなど、格闘技的な激しい球技とはほぼ無縁の拙者だが、今月大いに問題視される、日本大学アメリカン・フットボール部が生じた、危険な試合行為は看過する事ができず、浅学ながら触れる事に決めた次第。

当該試合は、去る 5/6の日曜、大学アメリカン・フットボールの、対・関西学院(かんせい・がくいん)定期戦で発生した。ボールを離し、攻勢を解いた関西学院側のQB(クォーター・バック)選手の背後から、日大側選手が 明らかに危険で不当なタックルと呼ばれる攻撃を仕掛け、関西学院QBは崩される形で前のめりに転倒、頭部打撲などで 全治 3週間の重傷を負った件。この時点まで日大アメフット部を率いた 内田前監督(日大常務理事を兼任)は、被害に遭った関西学院側選手及びそのご家族に謝罪の上 監督を辞任した由だが・・

勿論、問題はこれでは済むまいて。内田前監督の謝罪は、不始末や不届きが多過ぎた様だ。この様な席に臨むに、使用ネクタイが相応しいものではなかった色合いに加え、相手校の名称を「かんせい・がくいん」と読むべき所「かんさい・がくいん」と読み違えていたんだと。全く、ダメージを及ぼした相手の名称を正しく把握するなど、謝罪のイロハではないか。関西学院の呼称は、無学な拙者でも心得ている。まして、上級教育者の内田前監督が この大問題に際してろくに事前に調べもせず、棒読み同然の対応では、相手校から「バカにしてるのか!?」と受け取られても仕方があるまいて。

直に不当行為に関わった日大選手は、本人の希望もあって 異例ともいえる日本記者クラブで謝罪会見を催し、関西学院側へ謝罪と強い反省を表す傍ら、危険行為は内田前監督以下の日大アメフト指導陣の指示によるものであった事を説明。部内で強い権限を持った内田前監督に対しては「意見できる様な関係ではなかった」旨も表したとか。同前監督の強硬な指導方針もあり、いわば部内が「集団催眠」状態に陥って、同前監督の「相手を壊す位の気持ちで当たれ」の文言も「相手が怪我をしてもやむなし」の様な意味合いに取らざるを得なかった所もある様だ。これは、我国の企業など集団組織で、間々見られる現象らしい。

当該の日大選手は、危険行為の結果 相手選手が重傷を負ったのを見て泣いたとされるが、この状況の時に なぜ内田前監督は直ぐに動かなかったのか、又、複数で見守っていたはずの審判陣が、なぜ試合を止めようとしなかったのか、内田前監督以下、日大側指導陣の説明は曖昧だ。明後日の 5/24木曜に 文書で発表の予定らしいが、指導責任や試合の管理運営のあり方などに 不明朗な所が大きく残る可能性がある。国会にての、野党の対与党追及の真似をしろとは申さないが、内田前監督以下の日大側指導陣に対し、詳細な説明を求めるべきは当然だ。内田前監督には、アメフット部監督辞任だけでなく、日大専務理事の地位も退かせるべきではないのか。

負傷した関西学院選手の親御は、刑事訴訟も辞さないご意向だとされ、そうなれば内田前監督以下の日大側指導陣は、傷害容疑で刑事問責される可能性もある。何よりも「実行犯」の立場にされてしまった日大選手の、今後の可能性を閉ざす事ともなりかねない。今日までの、所謂「囲み取材」などでは 危険行為の指示を否定しているが、教え子たる選手の供述と違うのは、明らかにおかしい。明後日の発表は文書によらず、やはり公式記者会見とした方が 日大全体の今後の為にも良いのではないか。今回画像は、当地南郊・刈谷市内の JR東海道線で見かけた 在来鉄道路線の守護神「ドクター東海」の線路設備検査の様子を。以下に、今回記事の関連動画をリンク致します。 https://www.youtube.com/watch?v=dknEe3i13HI


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4 コメント

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内田監督 (onecat01)
2018-05-22 23:11:04
HAKASEさん。

 内田監督についての、ご意見は正論です。

 東京都議会のドンも、同じ内田でしたが、権力の座に長く座っていますと、驕りが出てきます。周囲がまた、遠慮して、ものが言えなくなり、ますます増長します。

 在来鉄道路線の守護神「ドクター東海」の写真は、雄々しさが感じられます。
貴方の記事にも、私は雄々しさを感じました。
 こういう人物は、遠慮なく批判されて当然です。
返信する
長期政権の弊害か? (HAKASE (jnkt32))
2018-05-23 00:43:51
onecat01さん、こちらのご見解も、重ねまして有難
うございます。そうなんですね。前自民東京都連幹事
長も、内田姓でした。何やら似通った体質やら方向性
は、拙方も感じておりまして。苦笑

自民東京都連も日大アメフト部も、共通の問題は 実
力者の長期政権から来る、健康な組織の新陳代謝がし
難い、それからの組織腐敗を招き易い事などでしょう。

内田前日大アメフト監督は、強い人事権のある 同大
常務理事をも兼任の様ですが、是非一度 全役職を解
かれるべきと心得ます。さもなくば、又同じ危険を再
び招く事ともなりかねません。まずは、お礼まで。
返信する
久しぶり (四季彩)
2018-06-02 20:10:45
君にしては政治色が薄く、また珍しく自民党を批判しているので、久しぶりにコメントさせていただく。
日大アメフト部の問題だが、これはスポーツ界全体にいえることだと思う。
強豪校はどこもこのくらいの汚いことは普通にやっていると思う。
僕はその中でも、腹が立つ高校野球について、批判させていただきたいと思う。それも、センバツについて。
センバツの選考基準は一応あるものの、曖昧である。関東大会でベスト4に入れば、甲子園出場が決まるらしい。つまり、ベスト4に入れば準々決勝で敗退しても甲子園に行けることになる。一度負けているのに、甲子園に行けるとは、どういうことなのか?
センバツの選考はかなり以前から批判されていた。それで21世紀枠が創設された。それほど強くない学校でも、部の活動がさかんなら甲子園に行かせてやろう、というわけだ。しかし21世紀枠で出場した学校の大半が1回戦で敗退している。そろそろ21世紀枠を見直す時期に来ていると思う。もっというとセンバツは夏の大会に比べて盛り上がらないので、センバツは廃止すべきと思う。夏の大会は地区大会では1回戦コールド負けの学校もあるが、そんな学校も必勝になって戦う。夏は一応どの学校にも甲子園出場のチャンスがある大会だと思う。甲子園出場校も甲子園出場を決めるまで1回も負けられない。それだけ緊張感もあると思う。私の母校も出ると負けのチームだが、それでも母校の試合は気にする。センバツにはそれがない。もっというと地区大会の1回戦から甲子園の決勝まで1回も負けられない。だから夏だけにすべきだ。
返信する
共通する不明朗さ (HAKASE(jnkt32))
2018-06-03 14:41:02
四季彩さんも暫くでした。ご来訪には一礼です。

日大アメフト部の危険試合の様な状況は、他校他学に
も一定程度はあるのでは?の感触は、拙方にもありまして。

高野のあり様、特に「センバツ」の問題は、拙的には
注目度の低さ(これは 努力不足の報道メディアにも責
任有)野球 CS戦の割り切れなさにも通じる様な、不透
明さを貴見解からも感じ取れた次第。

一校でも多く甲子園に出られる機会を与えるのが本筋
の「21世紀枠」も望ましく機能しているとは言えず、そ
れを含めて見直しの時期に来ているという事でしょう。
「無常」という言葉を忘れてもらっては困るはずですが。

まあ理想は、将来 気象条件が更に過酷になった
場合のドーム球場試合に含みを残しての、夏の大会に
一本化というのが最善なんでしょう。

最後に、自由民主党も「絶対の正義」とは到底言えません。
今の所は頑張ってもらわざるを得ないだけの話ですね。

望ましい政権交代となれば一定理解しますが、野党多
数の「政策より政局」の現状は、これも支持する気にな
れぬのは事実ですよ。まずは答礼を。
返信する

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