Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

大声では言えない 憲法記念日の別名

2018-05-05 13:26:45 | 国際・政治

新しい時代の通信網インター・ネットとの付き合いが、もう 10年を超えるが、恥ずかしながら 未だ PCやスマートフォン、タブレット端末などを縦横無尽に使いこなせるレベルには程遠く、近年その距離が縮まったとも思えない。デジタル・カメラや印刷機プリンターを含む情報機器の進歩は速く、新モデルの対応だけでも大変だ。それでも 少しでも正しい理解を、と悪戦苦闘しているつもりではあるのだが。そんな中 ネット活動の内には、少しは新しい発見もあるし、今まで知らなかった事共を教えられる事もある。その新鮮な驚きが 又、楽しみの一つかも知れない。今回は、つい昨日今日知った一項目について触れたい。

去る 5/3は「憲法記念日」国民の祝日に関する法律では、現行の我国基本法規 日本国憲法の施行を記念する日とされるが、一部ではこの日「ゴミの日」と揶揄されるのだと。確かに 全部は無理筋にせよ、一部位は頷ける所もある様に心得る。一つには 元々、日本国憲法の出自がアジアではなく欧米で、「押し付けられた」は些かの無理があるにしても「輸入された法体系」である事は疑いなく、特にこれからの我国の独立と尊厳を考える上で、放置できない所あるのは事実だろうから。

二つには、日本国憲法の制定施行から既に 70年を超え、憲法全文がそうとは申したくないが、相当箇所で 時代の趨勢に合わなくなり、明らかに見直しを要する所が大きくあるという事だ。例えば 頑迷固陋な社会民主党執行部見解「日本国憲法は絶対無謬。改正議論さえ不要」は病的異常の一言。元々が改憲を認めていた日本共産党執行部見解の「社会民主党的変節」も 二重基準ダブスタの所が指摘され、信頼性が疑わしい。前出 2党に同調する第一野党 立憲民主党執行部見解も同様。先月来、国会審議をボイコット中の 6党中 自由党を含む 4党が護憲志向とは、到底健全とは言えまいて。

「ゴミの日」を拙方に知らしめてくれた、某ネット記事によれば、護憲勢力は去る 5/3、都内で大規模な政治集会を開いた様だ。「5.3憲法集会 2018」てなタイトルだった由だが、やはり参加人員に?がつくものだったらしい。第一に、主催者の主張では 数万人規模だとの事だが、警視庁などの調べでは、実数はそれをかなり下回るのが常らしい。例えば、先月中旬の国会前行動では、主催者発表 3万とも 5万とも言われたが、空撮された報道画像からも、実数はそれをかなり下回ったらしい。「実際は数千人規模だった」との指摘もあり、同様の状況なら 5/3の集会も、似た状況だったのか、との理解をされても仕方がないのではないか。

第二に、この記事の筆者の方は「近年見ていると、この手の会合に存在すべき象徴的存在、所謂『アイコン』が不在ではないか」と指摘される。国会審議を拒んでも、こうした所への参加時間はあるらしい 護憲野党各党も、幹部クラスが揃って顔見せと発言に及んだ様だが、市民組織側の陣容が手薄な印象があったという。他の各分野でも度々懸念されている事だが「もしかして、後継が不在なのかよ?」と、拙者はつい思った。今日 5/5は「子どもの日」だが、我国の子ども総人口は 12%台半ばで、主要先進国中最低らしい。6野党は、政権与党の疑惑や不手際で審議拒否している時間を、放置すれば 将来確実に我国の命運を傾かせる懸念あるこの事案を、与党にも呼び掛けて真摯に議論すべきではなかったのか。それさえ考えもしないのは、誠「アホバカ」としか申し様がないと心得るのだが。

話を前述の護憲派集会に戻します。この手の集会でも、言説を主導しているのは「あの」朝日新聞勢力なんだと。或る元女性記者は、日本国憲法第 9条が削除されると、国民福祉予算が削られて軍事費に回される・・などと根拠のない主張をして、会場の不安や怒りを煽ろうとしていた由。ホントにもう「望月(衣塑子・東京紙記者) 2号かよ!?」と、筆者の方同様、拙者も失笑してしまった。19世紀末辺りの、日清・日露両戦役や、前世紀前半の「先の大戦」の折ならいざ知らず、国軍が三自衛隊に置き換わり、文民統制シヴィリアン・コントロールも確立した現在にあっては、そんな事を強行でもしたら、政権与党は到底もつまいて。

この言説は、元朝日新聞記者によるものだが、本体の朝日新聞見解も似た様なものらしく「安部政権に、改憲を語る資格があるのか?」として、同日の同紙社説で、日本国憲法は人類の普遍的価値によるものとか、深い民主主義の理想の体現とかの文言を一方的に持ち上げ「改憲の方向は、安部総理個人の意図」の様に言い立て、同政権は勿論、国民レベルまで含めた 改憲への意図、そしてその議論までも封殺する様な意図が感じられた様だ。はあ?こういう所業を、一報道組織が行って良いのか?

ここの所の各種不祥事や混乱とかもあり、安部総理の三選はかなり厳しいと言われる。確かに、同総理在任中の改憲は無理筋としても、その為の道づくりだけは きっちりとお願いしたいものだし、報道社局の批判や反対意見も、度を超えた印象操作は慎まれなければならない。それを朝日新聞勢力は、完全に踏み越えているとしか思えない。これでは「嘘(フェイク)ニュースを垂れ流す」と揶揄されても仕方がない。

10年程前、第一次安部内閣が退陣に追い込まれた折、時の朝日新聞主筆 故・若宮某は「安部(総理)の葬儀は、弊社(ウチ)が出す」と豪語して憚らなかったそうだ。バカか?それとも恥知らずか?第二次安部政権の発足で その不良意図は弾かれた訳だが、当然の帰結とも言える。その朝日新聞勢力が心酔するも、真に国民市民の利益に繋がらない「憲法記念日」は、最早「ゴミの日」と化した所ありという事だろう。今回画像は、熱田神宮近所の JR東海道線で捉えた、貨物の車両回送の様子。詳しくは不明も、コンテナ輸送車が整備の為、車両工場へ赴く所でしょう。これも鉄道の仕事の内。先導の機関車も、勿論一定周期で整備に臨みます。P.S 報道家 池田信夫さんが表された、野党の行方についての記事を 以下にリンク致します。  http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53017

 

コメント (2)
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