今日は教会学校のクリスマス祝会でした。いつも教会学校は日曜日の朝ですが、今日は特別です。もちろん明日の日曜日も教会学校があります。クリスマス会では、それぞれの学年で劇や歌や合奏などを発表しました。わたしは、小学2年生の先生をやらせてもらっています。2年生は12人で「よきサマリヤ人」の劇をしました。
「よきサマリヤ人」というのはイエス様のしてくださったたとえ話で聖書のルカの福音書(10:30-37)に書かれています。強盗に襲われた旅人が道に倒れていると、祭司が通りかかります。聖書の教えは全部守っているという祭司ですが、旅人を見ると道の反対側を通り過ぎていきます。
次に祭司につかえるレビ人が通りかかります。彼も旅人を見ると道の反対側を通り過ぎていきます。
そこへユダヤ人である旅人とは敵の国の人、サマリヤ人が通りかかります。彼は、旅人を介抱し、宿屋に連れていって一晩面倒を見、宿屋の人にお金を渡して翌日エリコの町にでかけていきます。
「さて、この三人の中でだれが強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか」。とイエスさまは問われます。隣人(となりびと)になるとは、自分と同じように相手を愛し、大切にすることを意味します。
練習のときはふざけたり、セリフがなかなか覚えられなかったりしたのですが、本番になると子供たちは瞳を輝かせて立派に演じました。