27日(金)児童文学者協会茨城支部の集まりに参加し、夕方から都内の実家に向かいました。実家に一泊して翌日は御茶ノ水の日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)の例会へ出席しました。
無事自宅に帰った時はほっとしました。
というのは、金曜日の昼に地震があったからです。ビルの5階にいたので、けっこう揺れを感じました。合評の最中でしたが、緊急地震速報が出て一時中断しました。館内放送も流れましたが、たいしたことないとわかったのでよかったです。
またその日、地震とは関係なく、常磐線が人身事故で一時間も止まったというニュースが入りました。
東京へ行く日にこのようなことがあると、恐れます。人一倍体が弱いので、電車に閉じ込められたり、避難所で一晩過ごさなくてはならなくなったら、きっと具合が悪くなるでしょう。
でも、聖書の言葉「恐れるな、わたしはあなたとともにいる。 たじろぐな、わたしがあなたの神だから。( イザヤ41:10)」を思い出し、勇気を出して出かけました。
土曜日の朝も地震がありました。「遠き国や」(聖歌397番)の「揺れ動く地に立ちて」の歌詞を思い出しました。
こんなにビクビクしていて情けない……と思いましたが、昨日、「恐れるな」という言葉が聖書に365回も書かれていることを聞いて、それなら毎日恐れてもいいのだと慰められました。
児童文学者協会の例会は、作品提出者が少なかったので、わたしの12枚ほどの童話をていねいに一時間もかけて合評していただきました。
「文香さんの作品は、いつも胸にちくっとくるものがあるね」と言われました。『ちくっと』が、皮肉という意味ではなく、自分の罪に気づいて心をさされるという意味だといいな……と思いました。
たくさんの意見が出ましたが、肝心な一行が足りなくて、余計なことを書きすぎていることに気づかされました。忌憚のない意見を聞けて大変貴重な時間でした。うーん、これから書き直さなければ……。
また、24日のブログに書いたこと、(かつて大阪児童文化の会でお世話になったKさんと35年ぶりにつながったこと)を皆に話し、感動を分かち合いました。
35年前の「ぶらんこ」に掲載されている自分の作品を読んだとき、確かに拙い文章だけど、素直だということに気づきました。20歳のころのわたしは、ひねくれていた部分もあったはずですが、今よりは素直だったのかもしれません。そして、伝えたいこともなかったかわりにこだわりがありませんでした。
今は伝えたいことがありすぎて、一つの作品にあれもこれもと盛り込むので、肝心なことが伝わらなくなっていたのでしょう。
それで、今月も終わり近くになって考えた今年の抱負を紹介します。(書くことに関することばかりですが……)以下はJCPでお話しさせていただいたことです。
①素直な気持ちになって書くこと。
②伝えたいことがたくさんあっても、短編ならその中の一つを入れるだけにとどめること。
③童話と小説はファンタジーで書くというこだわりがありましたが、それを捨てるということ。
JCPで「書くことは、特別な人に与えられた特別の業ではない。本能とも呼ばれる精神活動である」と聞いて、創作の原点を教えられました。
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無事自宅に帰った時はほっとしました。
というのは、金曜日の昼に地震があったからです。ビルの5階にいたので、けっこう揺れを感じました。合評の最中でしたが、緊急地震速報が出て一時中断しました。館内放送も流れましたが、たいしたことないとわかったのでよかったです。
またその日、地震とは関係なく、常磐線が人身事故で一時間も止まったというニュースが入りました。
東京へ行く日にこのようなことがあると、恐れます。人一倍体が弱いので、電車に閉じ込められたり、避難所で一晩過ごさなくてはならなくなったら、きっと具合が悪くなるでしょう。
でも、聖書の言葉「恐れるな、わたしはあなたとともにいる。 たじろぐな、わたしがあなたの神だから。( イザヤ41:10)」を思い出し、勇気を出して出かけました。
土曜日の朝も地震がありました。「遠き国や」(聖歌397番)の「揺れ動く地に立ちて」の歌詞を思い出しました。
こんなにビクビクしていて情けない……と思いましたが、昨日、「恐れるな」という言葉が聖書に365回も書かれていることを聞いて、それなら毎日恐れてもいいのだと慰められました。
児童文学者協会の例会は、作品提出者が少なかったので、わたしの12枚ほどの童話をていねいに一時間もかけて合評していただきました。
「文香さんの作品は、いつも胸にちくっとくるものがあるね」と言われました。『ちくっと』が、皮肉という意味ではなく、自分の罪に気づいて心をさされるという意味だといいな……と思いました。
たくさんの意見が出ましたが、肝心な一行が足りなくて、余計なことを書きすぎていることに気づかされました。忌憚のない意見を聞けて大変貴重な時間でした。うーん、これから書き直さなければ……。
また、24日のブログに書いたこと、(かつて大阪児童文化の会でお世話になったKさんと35年ぶりにつながったこと)を皆に話し、感動を分かち合いました。
35年前の「ぶらんこ」に掲載されている自分の作品を読んだとき、確かに拙い文章だけど、素直だということに気づきました。20歳のころのわたしは、ひねくれていた部分もあったはずですが、今よりは素直だったのかもしれません。そして、伝えたいこともなかったかわりにこだわりがありませんでした。
今は伝えたいことがありすぎて、一つの作品にあれもこれもと盛り込むので、肝心なことが伝わらなくなっていたのでしょう。
それで、今月も終わり近くになって考えた今年の抱負を紹介します。(書くことに関することばかりですが……)以下はJCPでお話しさせていただいたことです。
①素直な気持ちになって書くこと。
②伝えたいことがたくさんあっても、短編ならその中の一つを入れるだけにとどめること。
③童話と小説はファンタジーで書くというこだわりがありましたが、それを捨てるということ。
JCPで「書くことは、特別な人に与えられた特別の業ではない。本能とも呼ばれる精神活動である」と聞いて、創作の原点を教えられました。
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