生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

悲しみで固まった心が・・・・・・

2012-09-29 11:35:11 | 読書
一昨日は日本クリスチャン・ペンクラブの60周年記念会の準備委員会で御茶ノ水へ行き、昨日は土浦で日本児童文学者協会茨城支部の例会でした。そして今日は教会で結婚式です。

児童文学の例会で推薦する本があったら持ってくるように言われていたので、一冊の児童書を選んで持っていきました。。
「トイレ間違えちゃった」ルイス・サッカー(講談社)です。

「トイレ間違えちゃった」は、ちょうど10年ぐらい前に初めて読みました。このたび、再読してまた号泣してしまいました。
感動してほろりと涙が出るというのではありません。子どものように泣きじゃくって、本を閉じた後もいつまでも引きずって悲しみに浸ってしまうという泣き方です。
内容を紹介しますね……

主人公のブラッドリーはクラスで嫌われ者で、隣の席に誰も座ろうとしません。授業も聞いてないし、宿題もやってきたことがないので、ブラッドリーだけ金のシールが一枚ももらえません。
平気で嘘をつくので、先生には問題児とみられています。

転校生ジェフと友達になれそうになったのに、どうしたらいいかわからなくて、1ドル巻き上げてみたり、女の子をいじめようとして反対に殴られてしまいます。
ブラッドリーは、嫌われる前に自分のほうから嫌うことで、傷つくことなく生きられると思っていたようです。

ブラッドリーの家族はごくふつうの家族です。厳格だけれども遊んでもくれる警官のお父さん、やさしいお母さん、ちょっと意地悪なお姉さん。
ブラッドリーは友達がいないので寂しくて、家ではぬいぐるみ相手に一人芝居をしています。
カーラというカウンセラーに出会い、最初は心閉ざしていたのですが、少しずつ心を開いていき、変えられていきます。

ブラッドリーは、自分が受け入れられたと知って変えられていきます。いままで学校では誰からも受け入れられず、モンスターだと思われていたのですから、ブラッドリーの心は悲しみで固まってしまっていたのです。カーラと会話を交わすことによって少しずつほぐされます。

カーラの言葉がすばらしいです。
「あたしは、だれでも心の中に、かならずいい部分を持ってると思うの。みんなが幸せだと感じたり、悲しいと思ったり、さびしさを味わったりするわよね。でもなかには、だれかのことをモンスターだって決めつけてしまう人もいるのよ。ただそれは、その人の中のいい部分が見えないからっていうだけなの。――」

読み進めているうちにいつの間にかブラッドリーになりきっていました。
カーラが突然転任することを知ったときのブラッドリーの気持ちが痛いほどわかって、それで号泣してしまったのです。

この本は、絶版になっていますが
There's A Boy in the Girl's Bathroom という題でペーパーバックで出ているようです。
今度、原文で読んでみたいと思いました。


にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。

理不尽な苦しみ

2012-09-25 14:52:23 | 教会
中学生のとき、「よい行いをして、真面目に一生懸命努力していれば、必ず幸せになれるよ」と父に言われました。
わたしはその言葉が信じられず、納得できせんでした。
それなら不幸せな人は、悪いことをしたからそうなったのでしょうか……。

父は心からそう思って言ったのでしょうか? それとも、このことは真実ではないけれど、わたしがよい行いして、真面目で一生懸命努力する人間になってほしいと願って言ったのでしょうか……。

良い行いをした人が幸せになり、悪い行いをした人は不幸になる……世の中が因果律のもとにあるなら、なんとすっきりすることでしょう。でも、実際は違いますね。むしろ、悪いことをせず、正直でまじめに生きている人が不治の病にかかったり、事業が失敗して一文無しになったり、災害にあったりすることが多いですね。

それこそ理不尽な苦しみです。
なぜ自分だけがこんな苦しい目に会うのか……理由が分からないことが、苦しみをさらに深くします。
努力して頑張っているのに……。人のためになることをしてきたのに……と文句を言いたくなります。

でも、理不尽な苦しみにあったとき、喜びの歌をうたった人たちがいました。

先日の礼拝メッセージで使徒の働き16:16-26から牧師先生が語って下さいました。
それは、2000年近く前、ピリピという町での出来事です。


パウロとシラスは、ピリピの町で悪霊につかれている占い女を正気にもどしました。
すると、その女を利用して金儲けをしていた主人は怒って、彼らを役人たちに訴えました。彼らは捕えられ、投獄されてしまいました。

パウロとシラスは鞭打たれ、足枷をつけられて牢屋に入れられたのですが、なんと、ふたりは牢獄の中で祈り、賛美したのです。
賛美というのは神さまに向かって喜び、感謝の歌をうたうことです。


理不尽な苦しみの中で神に感謝して賛美するなんて、そんなことができるのでしょうか……。

でも、そのようなとき、奇跡が起こります。パウロとシラスが賛美していると突然大地震が起き、扉があいて鎖が解けてしまいました。
看守は、囚人が逃げてしまったと思い、罰を受けることを恐れて自害しようとしました。
そのときパウロが「自害してはいけない。私たちはみなここにいる」と叫びました。

ほかの囚人たちも逃げなかったのです。囚人たちはあんな状態でも祈り、賛美するパウロたちに心打たれていたのです。

看守は驚き、救われるために何をしたらよいか尋ねます。パウロは「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」と答えました。

主イエスを信じなさいとは主イエスの上に自分を置きなさいという意味なのだそうです。

「イエス・キリストを信じるとは
①知る
② 納得する。
③ 納得したことに自分を賭ける
の三段階を経て信じるのです。
全能の神がおられ、私たちを配慮してくださっていることを知り、自分を賭けることです。」
と牧師先生が言われました。

なぜパウロとシラスは理不尽な苦しみの中で文句を言わず、祈り、賛美できたのでしょうか?
信仰があったから? いえ、信仰があってもわたしなら、予想しない苦しみが突然襲ってきたらとてもそんなふうにはできません。

わたしが思うに、こちらが理不尽だと感じても、神様の目から見ると理不尽なことではないのでは……。神様は何らかの意図があって苦しみを与えて下さったのだと思います。

神様の意図は、たいていそのときはわかりません。ずっと後になってわかることもありますし、天国に行くまでわからないこともあります。でも、神様は善意の方なので耐えられないような苦しみは与えませんし、その苦しみは必ず終わるときがあります。そして、苦しみを受けたことによって、素晴らしいことが起きるのだと信じています。

牢獄の看守とその家族はこのときイエスを信じたのです。パウロとシラスの喜びは大きかったことでしょう。ふたりが投獄されなければ起こらなかった素晴らしいできごとです。



にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。

苦しみに終わりの時はあるのでしょうか・・・・・・

2012-09-22 11:53:55 | 聖書から
昨日はOさん宅での先生不在の家庭集会でした。
教会で葬儀が入って先生方の都合がつかず、中止にしようとも思ったのですが、この日のために仕事の休みをとり、参加を心待ちにしている人たちがいるので、通常通り行うことにしました。

家庭集会では、まずインターネット放送で福島第一聖書バプテスト教会の佐藤彰先生のメッセージ(1/15『新年のご計画』)を聞きました。

福島第一聖書バプテスト教会は、原発にいちばん近い教会です。HPをごらんください。


エレミヤ29:10-14からのメッセージは、希望のメッセージでした。

北イスラエルはバビロニア帝国に滅ぼされ、人々は捕えられて異国に連れて行かれます。そのとき、預言者(神様の言葉を伝える人)エレミヤは、70年たったら故郷に帰ることができると伝えます。
すぐにでも解放されて国に帰りたかった人たちは、エレミヤを責め、殺そうとさえします。
エレミヤは悲しみ、苦しみながらも神様の言葉を伝え続けます。


エレミヤの語るメッセージは、現代を生きるわたしたちにも語りかけられているのだなあと思いました。

聖書には次のように書かれています「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。-主の御告げ。ーそれは、わざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。(エレミヤ29:11)」

「苦しみには必ず終わりの時があり、その時を神様が定めておられます。悲しいけれど希望と将来があります。神様はわたしたちに幸せの計画を持っておられます。いつくしみの計画をもっておられます。いつくしみ深い計画が待ち受けているのです。神様は約束を果たされる時を備えて下さっています。」と聞いて、胸が篤くなりました。

わたしは喘息が毎年悪化していったとき、生きているのが辛くなりました。いつまでこんな苦しみが続くのですか? 一生苦しむのなら、今すぐいのちを取り去ってくださいと祈ったほどでした。

そのときはわかりませんでしたが、そのあとすぐ予防薬によってもうひどい発作で苦しむことがなくなったのでした。

苦しみの渦中にいるときは、わかりません。終わりがないと思って絶望してしまうのです。

でも、神様はわたしたちを無駄に苦しめるために試練を与えるのではありません。神様はわたしたちのことをとても愛し、大切に思っておられるので、苦しみの中にも希望と将来を与え、苦しみが終わる時を定めて下さっているのです。このことを改めて思い、感謝しました。

インターネット放送を視聴したあと、F姉の信仰のあかしを聴き、ひとりひとりが感想をのべました。皆が神様をほめたたえることを話したので、主の栄光が満ちあふれた気がしました。先生はおられなかったけれど、イエス様が集会の真ん中におられ、喜んでくださったことと思います。
その後、おいしい食事をいただきながら楽しく語りあいました。

福島第一バプテスト教会の方々のために、新会堂建設のために祈りつつ。




にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。

ホームページクイズの答え

2012-09-19 20:56:34 | 日本クリスチャン・ペンクラブ
9/11に行った第2回ホームページクイズの答えを発表します!



参加された人もされなかった人もまず、日本クリスチャン・ペンクラブのHPをごらんください。

1・「60周年感謝と記念の集い」案内が書かれているプレートに文字がありますが、何が書かれているでしょう。

正解は③
 クリスチャン・ペンクラブの主題聖句(の一部)です。

「あなたがたは、キリストがわたしたちを用いてお書きになった手紙として公にされています。墨ではなく生ける神の霊によって、石の板ではなく人の心の板に、書きつけられた手紙です。(Ⅱコリント3-3)」

2・このブログで以前使用した画像の一部が使われているページは『JCPについて』のページの中にあります。どれでしょう。
 正解は①JCPへのお誘い。です。

2008・11・5のハイジに教えられたこと(その1)の画像の一部です。
 
3・次の3つのページの中で日本の景色の画像が使われているページはどれでしょう。
  
②組織担当者
   日光華厳の滝です。 


4・トップ画面(クリスチャン.ペンクラブとはと書かれている画面全体)の中に動物が隠れています。隠れている動物は何でしょう?

  ③はと

  最終更新日の右下、「一番上に戻る」の下にカーソルを当ててください。はとが隠れています。

5・今回は茶色をベースに作りましたが、前回のベースの色(メニューの色)は何色だったでしょう。
①緑

参加してくださった方、見てくださった方、ありがとうございました。


にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。


虹色の雲

2012-09-18 21:07:38 | 教会
先日の日曜日は午後から草取りで、そのあと教会学校教師会でした。早くもクリスマスの準備です。クリスマスの話し合いをしていたら、5時半までかかってしまいました。

大急ぎで帰る支度をして自転車を走らせていたら、雲が七色に染まっていました。
ブレーキをかけてしばし立ち止まって眺めました。よかった、教師会が延びて。虹色の雲を見ることができたのだから・・・・・・と思いました。神様の祝福を思い、感謝しました。携帯で写真を撮りましたが……虹の色は写っていませんでした。(ピンクに見える雲が、実際は七色でした)


「クリスチャンになると、日曜日は毎週礼拝に出ないといけないんでしょうか?」と聞かれたことがあります。そんなことはありません。実際礼拝に出たくても家庭の事情や病のために教会へ行くことができない人がいます。

わたしは、今は毎週礼拝に出ていますが、年老いて歩けなくなったら、教会へは行けないかもしれません。

礼拝は、家にいてもベッドの上にいてもできます。

でも、教会へ行くことができる状況にあるうちは、万障繰り合わせて教会で礼拝を捧げたいと思っています。なぜなら、1週間生きるのに必要な力が与えられるからです。

礼拝に出て力をいただくと、辛いことや悩みがあっても、それがとてもちっぽけなことに思えてきます。生きて働いておられる神様を感じることができます。神様が共にいてくださることを実感します。

自分の無能さや弱さや欠点があっても、そんなことで悩む必要はないと気づかされます。
だから、礼拝に出るのは義務感ではなく、礼拝に出たいという心からの願い、そして喜びなのです。


「神を礼拝する者は、霊とまことによって礼拝をしなければなりません。(ヨハネ4:24)」とイエス様は言われました。
霊とまことによって礼拝をするというのは、『実存をもって、痛み、苦しみ、悩み、をひっさげて神の前に出ること』だと教えていただきました。



9/11の記事、ホームページクイズの締め切りは本日18日です。明日答えを発表しますね。



にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。



心開かれるとき

2012-09-14 18:15:57 | 教会
わたしのいちばんの望みは、主人がイエス・キリストを信じて救われることです。
でも、主人はキリスト教に対して心を固く閉ざしています。
もし、主人が求めているのなら、いつか信じるようになるという希望があります。でも、求めてないのですから、信じることは不可能ではないかと、最近は諦めの心境になっていました。

でも、9日の礼拝メッセージを聞いて、希望が持てるようになりました。

わたしがどんなに熱心にキリストを主人に伝えたとしても、その努力だけでは実は実りません。
人の力でどうにもならないことでも、神さまが働いて下されば、主人のような頑なな人の心をも変化させることは可能です。人の心を開いて下さるのは神さまだからです。


今週の日曜礼拝メッセージの題は、「心開かれて」でした。

パウロが第2回伝道旅行のとき、ピリピの町で語っていると、紫布の商人ルデヤがキリストを信じました。聖書には「主は彼女の心を開いて、パウロの語る事に心を留めるようにされた。(使徒16:14)」と書かれています。

ルデヤはパウロの説教を聴いて突然クリスチャンになったのではありません。地元の宗教はありましたが、それでは満足できず、真実の宗教を求めて、高い倫理観をもつユダヤ教を信じるようになっていたようです。そのようなときにパウロの話を聞いてキリストを信じ、バプテスマを受けました。

主人の話にもどりますが、主人は何も言わないので、求めているかどうか本当のところはわかりません。今求めてなかったとしても、何かのきっかけがあって、この先いつ求めるようになるかもしれません。

わたしの父は、6年前癌で召されましたが、癌になる2年ぐらい前に腹部大動脈瘤の緊急手術を受けました。もう少し病院へ行くのが遅かったら破裂して命が危なかったと聞きました。  

父は、死と隣り合わせになったことによって求めはじめたようです。そうとは知らなかったのですが、入院中に三浦綾子の本「永遠のことば」を持って行くと、心打たれたようでした。退院した時、本に書いている文章をワープロで書き写していたことが召されたあとでわかりました。
その後末期癌になってホスピスに入ってから、イエス・キリストを信じました。まさに主が父の心を開いてくださったのです。

母も今、少しずつ心が開かれているように思います。


メッセージでは、いま求めている人に対しても語られました。

ルデヤのように、あなたにとってのパウロを通し、神さまが語りかけるかもしれません。
辛い出来事が心を開いてくれるかもしれません。
自分の力ではどうしようもない時に、『神さまのささやき』が聞こえるかもしれません。
疑問が解け、ストンと落ちるときがくるでしょう。神さまが心を開いて真理が見えるようにしてくださいます。

求道中のみなさん、あわてないで、焦らないで、そしてあきらめないで「神さま、この心を開いて、あなたの真理を見せてください」と祈り続けてください。
信じて飛び込んで行ったとき、神の存在を確信し、御言葉が真実であったことを体験でき、さらに信じるようになります。

信徒に対しては次のように語られました。 

ルデヤがパウロに「『どうか、私の家に来てお泊まり下さい。』と言って頼み、強いてそうさせた。(使徒16:15)」とあるように信じた故に感謝にあふれて自分にできることをさせて下さいと言います。

教会は、信じたことによって感謝が溢れ、神様のために自分にできることをしたいという人たちの群れです。
でも、「みんなと同じように熱心に奉仕しなければ」とは思わないでください。神さまは、各々に何かができるように素晴らしい賜物をくださっています。

「できることを、できるときに、できるときまでさせてください」と祈りつつ歩んでいけばいいのです。



にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。

第2回ホームページクイズ

2012-09-11 16:29:42 | 日本クリスチャン・ペンクラブ

わたしは、日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)の会員で、HPの管理人をさせてもらっています。HPは娘がHP作成ソフトを使わずに作り、毎月の更新はわたしが行っています。

2004年11月に開設したので、もうすぐ8年になります。開設以降、会員の作品を掲載し、1か月に一度更新しています。

今年JCPが60周年を迎えましたので、久々にリニューアルしました。

2010年にリニューアルしたとき、ホームページクイズを行いましたので、今回は
2回目のクイズを行います。娘が仕掛けを作ってくれました。

3つ以上の正解者にはJCPのメールフォームからメールアドレスをお知らせいただければ、とっておきの画像を差し上げますのでお楽しみに。

18日火曜日に正解を発表します。3択問題ですので、勘を働かせていただければ全問正解できますよ。コメント欄に答えを書いてくださいね。(答えが書かれたコメント欄は、18日までは公開しないでおきますね)

*メールでもかまいません。JCPのメールフォームから。または、HP「生かされて・・・土筆文香」のメール欄にわたしのアドレスが書かれています。

まず、日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)のHPをクリックしてご覧ください。


1・「60周年感謝と記念の集い」案内が書かれているプレートに文字がありますが、何が書かれているでしょう。
 

 ①クリスチャン・ペンクラブの歌の歌詞
 ②クリスチャン・ペンクラブの説明
 ③クリスチャン・ペンクラブの主題聖句

2・このブログで以前使用した画像の一部が使われているページは『JCPについて』のページの中にあります。どれでしょう。
 
 ①JCPへのお誘い。
 ②活動内容
 ③ペンクラブの歌1

3・次の3つのページの中で日本の景色の画像が使われているページはどれでしょう。
 
 ①出版物
 ②組織担当者
 ③ペンクラブの歌2

4・トップ画面(「クリスチャンペンクラブとは」と書かれている画面全体)の中に動物が隠れています。隠れている動物は何でしょう?(カーソルを当てると出てきます)
 
 ①うさぎ
 ②ひつじ
 ③はと

5・今回は茶色をベースに作りましたが、前回のベースの色(メニューの色)は何色だったでしょう。

 ①緑
 ②紫
 ③水色


にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。



病めるときも

2012-09-08 20:49:33 | 日記
今日は教会のK先生の結婚式でした。参列者は500人以上いたのでしょうか。礼拝堂は席が足りなくなるほどでした。

結婚式の誓約で「その健やかなる時も病める時も、富む時も、貧しき時も、いのちの日の限り彼女(彼)を誠実に愛することを約束しますか」という箇所がありますね。わたしは、この部分が好きです。

結婚当初はふたりとも健康で経済的にも困るほどではなく、将来の明るい夢を抱いていたとしても、何年か経ってどちらかが病気になる、あるいは災害にあったり、仕事を失ったりして経済的に大変になるなど予想もしなかった出来事が起こることがあります。
それでも相手を最初の愛と変わらずに愛することは案外難しいのではないでしょうか。

神様抜きでの「愛」は、自分勝手な愛です。また、周りの状況に左右されます。状況がよいときは愛せるけれど、状況が変わると愛せなくなります。

三浦綾子の「病める時も」という小説があります。結婚相手が精神の病を患ってしまうのですが、主人公の明子は結婚式で誓約したことに対して最後まで忠実であろうとします。
結婚とは結婚後に起こるすべての出来事、それがよい事であっても悪い事であってもすべてを受け止める覚悟の上に成り立つものであることを読者に語りかけています。

K先生とA子さんの経歴や出会いについて、プロポーズのときのことなど、司式をされたS牧師がユーモアを交えて紹介してくださいました。(プロポーズのときのスカイプでの会話をS牧師が創作されて大爆笑でした)

その中でK先生とA子さんの信仰者としての誠実な生き方が伝わってきました。祝福を心からお祈りします。



にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。

もうすぐ9・11

2012-09-06 11:31:25 | 
この間の礼拝で紹介された詩を紹介します。

9.11同時テロの後、アメリカで朗読され、世界中が涙した詩です。



最後だとわかっていたなら
          ノーマ コーネット マレック (著) 佐川睦 (訳)

もしこれが最後だとわかっていたなら
あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから



にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。

明日の自分より若い今日に

2012-09-03 16:12:47 | 教会
20年ぐらい前のことです。母が頻繁に孫に色々なものを買ってくるので、「そんなにお金使わないで。老後に蓄えておいて」と言うと母はものすごく怒って「老後ですって! わたしには老後はありません」と言ったことを思い出します。

母は自分が年老いることを想像するのがいやなようでした。それでいて、先々のことを考え、何でも早々と準備していました。たとえば半年後に旅行するのに、そのとき着ていく服や持っていく物などをすでに考えているのです。

そんな母が先日83歳の誕生日を迎えました。おめでとうメールを送ると(母は80歳から携帯メールの使い方を覚え、絵文字も入れてときどきメールをくれます)「83歳になりました。嬉しくもあり、寂しくもあり」と返信がありました。

「寂しい」という文字を読んで、はっと胸を突かれました。勝気の母から「寂しい」という言葉が出たのは初めてです。
先月実家に帰ったとき、母は「このごろ、先のことを考えて眠れないことが多くて……」と言っていました。
母にとって年を重ねるのは不安であり、また寂しいことなのでしょう。いえ、母だけでなく、多くの高齢者が不安や寂しさを感じていると思います。


昨日は高齢者顕彰礼拝でした。礼拝メッセージで「すべての人が恐れるものは、病気、死です。昨日の自分より老いた今日の自分を受け入れていくことが大切です。」と語られました。

(青字が牧師先生の言葉、緑字聖書の言葉、茶色字わたしの文章です)


でも、母のように受容できない人は、どうしたらいいのでしょう……。

人間は生涯かけて生きる意味を問うものだそうです。

わたしが思うには、人生が死によって終わるものであるなら、人の一生はなんとむなしいことでしょう。
若い時、どんなに成功しても、どんな栄誉を受けても、年をとると色んなものを失っていきます。生涯を終えるとき無になるのなら、人はなんのために生きているのでしょう……。

伝道者の書12:1には「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ」とあります。
若い日とは、明日の自分より若い今日ということです。死を迎える前に神を信じ、永遠のための備えをするように
と牧師先生が言われました。

永遠のための備えとはどういうことでしょうか……。人の魂は、肉体が死を迎えても永遠に生きるのです。死が終わりではありません。人間は、イエス・キリストを受け入れたとき、永遠のいのちが与えられます。

永遠に生きられるのなら、意味が変わってきますね。人生は、むなしくはないのです。たとえ志半ばで地上の生涯が突然終わったとしても、神様の御手の中にあるので、理不尽なことではないのですね。


詩編119:156 「主よ。あなたが決めておられるように、私を生かしてください」とあります。
わたしたちのいのちは神の御手の中に置かれているのです。
自分の願いを押し通すのではなく、神の決めておられることを受け入れていくことが大切です。


先月、弟さんを交通事故で突然亡くされたI先生の言葉が心に染み入りました。


にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。


拍手ボタンです

web拍手