朝日新聞のアスパラクラブで海のエジプト展の特別招待券が当たり、開催前日の26日にパシフィコ横浜まで行っていきました。
海底遺跡と聞くだけでぞくぞくします。昔、水中で息ができる人がいて、海中で暮らしていたのでは?と果てしない空想をしてしまいます。そんな小説を書いているので、海のエジプト展にはぜひ行きたいと思っていました。
これまで何かに応募して当選するということがめったになかったので、ペアーチケットをもらって大喜びで娘と出かけました。
横浜へ行くのは随分久しぶりです。みなとみらい線に初めて乗りました。
義母と母と子どもたちで横浜旅行をしたのはもう12年も前のことです。当時はまだみなとみらい線はありませんでした。
みなとみらい駅で降りると、パシフィコ横浜は目の前でした。展示場には大勢の人がいました。1600人招待と書かれていましたが、アスパラクラブ以外で招待された人もいたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/a9/8254a4e2b1763c1b7c4b8fdafae0d30a.jpg)
海底に沈んだアレクサンドリア、ヘラクレオン、カノープスという3つの古代都市で発掘されたものが展示されていました。
5メートルもの巨大な石造に圧倒されました。どうやって海中から引き揚げ、日本まで運んだのだのでしょう……。
それにしても神々の像が多いのには驚きです。
人間はなぜ像を作って拝みたがるのでしょう。
本当の神は、唯一で目に見えません。目に見えないと本当に存在しているのか不安になるのかもしれませんね。
でも、人の手で作られるものが神だとしたら、信じる価値があるでしょうか? たくさんの神々がいるのだとしたら、どの神を信じたらよいのでしょう……。ヒンズー教徒の多いネパールから来た神学生が「国の人口より神々の数が多いのはおかしいと思った」と言っていました。
聖書では偶像礼拝を禁止しています。
人間は弱い者ですから、目の前に神と称する像があると、それを拝みたくなってしまいます。ソロモンは1000人もの妻とそばめがいたそうです。その中にエジプトの女性もいて、その人たちが持ってきた偶像を礼拝するようになり、まことの神様から心が離れてしまいました。そのせいで、ダビデがせっかく作りあげた王朝が、ソロモンの子供の時代に南北に分裂してしまいます。
エジプト展を見ながら、そのようなことを考えていました。
帰りに中華街へ寄ってお昼を食べました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/f8/23ca2043cdbf2ab1fa3f9546a61443ed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/bf/f73d6e6cd9213f1ebe4a4806290e006a.jpg)
写真は花茶です。
その後三鷹の実家へ向かい、翌日は御茶ノ水でJCPの童話エッセイの会に出て昨夜帰ってきました。祝された2日間でした。