明日は9月1日です。1年で18歳までの子どもの自殺がいちばん多い日なのだそうです。42年間で131人もの子どもが9月1日に自殺していると知り、心痛めています。
学校から解放された夏休みが終わるとき、学校に行きたくないという気持ちを持つ子どもは多いことでしょう。(わたしもそうでした)とくに学校でいやなことがあったり、いじめられていたりすると、夏休みにのびのび過ごせた分、学校に行きたくないという思いが強くなります。
わたしは小学5年生のとき、いやなあだ名をつけられてつらい思いをしていました。
体育の時間、走り幅跳びをしていました。運動が苦手なわたしは、少しでも遠くへ飛べるように必死に走りました。
走っているとき笑い声がして「ガニウマ」という声が聞こえました。
その後、わたしは「ガニウマ」と呼ばれるようになりました。
それがいやで、学級会のとき「ガニウマって言わないでください」と言うと、「へーっ、お前ガニウマって言われてるのか」と男子たちが笑い出し、もっとひんぱんに言われるようになりました。
そのときわたしは、ガニウマと言った人たちを決して赦さないと思いました。
家に帰って泣きながら母親に話すと、「庭に出てちょっと走ってみてごらん」と言われました。
体育の時間に走ったように走ると、母は笑い出しました。
「これじゃあガニウマって言われてもしかたないわね」と言われました。ガニマタで馬みたいに走っていたかららしいです。
歩いたり走ったりするとき、ガニマタにならないように気をつけなさいと言われ、わたしはそれから実行したのです。でも、いちどついたあだ名は消えず、小学校を卒業するころまで言われ続けていました。
ところがこれには後日談があります。中学一年で転校したのですが、転校先でのはじめての体育の授業で校庭をぐるりと一周するように言われました。ひとまわりして、「〇〇さんは、いちばん歩き方がきれいです。」と先生がわたしを誉め、模範となるようにひとりで歩くように言われました。わたしは「なぜ?」と耳を疑いました。
わたしは生まれて初めて、歩き方でほめられたのです。ガニウマと呼ばれなければ、ほめられることもなかったでしょう。
小学生の時は、ガニウマと呼ばれてからかわれるたびに、心傷つき、からかった男子を恨んでいました。
でも、今になるとガニウマとは、よくつけたものだ。その名前も忘れてしまった男子はすばらしい才能があると、ほめたくなります。からかわれたことをすっかり赦せています。
中学2年生のときは、友だちがひとりもいなくて、トイレにこもって昼休みの時間を過ごすほど、つらい日々を過ごしました。
学校へいきたくなくて、病気のふりをし、ずる休みもしました。そのころ(40年以上前)はずる休みはすごく悪いこと。学校には行かなくてはならないものという考えが強かったので、無理して学校へ通っていましたが、きっかけがあれば死んでしまいたいといつも思っていました。
あのとき、無理して学校へ行く必要はなかったのだなと思います。
このブログを読んでいる人たちの中で死にたいと思っている人がいたら、どんなにつらいことがあっても、それがずっと続くわけではないこと、無理して学校へいく必要のないことを覚えてください。
あなたのからだは、あなたのことを愛し、大切に思ってくださっている方によって造られたものであることを知ってください。
自分なんか、いてもいなくてもいいんだ……と自分が価値のない者のように思わないでください。あなたは、かけがえのない人だからです。
あなたには、あなたを必要としている人がいるのです。何もできなくても、あなたがいるだけでうれしいと言ってくれる方がいるのです。
だから、死なないでください。
以前書いた「死なないでください」の詩があります。ここをクリックしてお読みください。
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学校から解放された夏休みが終わるとき、学校に行きたくないという気持ちを持つ子どもは多いことでしょう。(わたしもそうでした)とくに学校でいやなことがあったり、いじめられていたりすると、夏休みにのびのび過ごせた分、学校に行きたくないという思いが強くなります。
わたしは小学5年生のとき、いやなあだ名をつけられてつらい思いをしていました。
体育の時間、走り幅跳びをしていました。運動が苦手なわたしは、少しでも遠くへ飛べるように必死に走りました。
走っているとき笑い声がして「ガニウマ」という声が聞こえました。
その後、わたしは「ガニウマ」と呼ばれるようになりました。
それがいやで、学級会のとき「ガニウマって言わないでください」と言うと、「へーっ、お前ガニウマって言われてるのか」と男子たちが笑い出し、もっとひんぱんに言われるようになりました。
そのときわたしは、ガニウマと言った人たちを決して赦さないと思いました。
家に帰って泣きながら母親に話すと、「庭に出てちょっと走ってみてごらん」と言われました。
体育の時間に走ったように走ると、母は笑い出しました。
「これじゃあガニウマって言われてもしかたないわね」と言われました。ガニマタで馬みたいに走っていたかららしいです。
歩いたり走ったりするとき、ガニマタにならないように気をつけなさいと言われ、わたしはそれから実行したのです。でも、いちどついたあだ名は消えず、小学校を卒業するころまで言われ続けていました。
ところがこれには後日談があります。中学一年で転校したのですが、転校先でのはじめての体育の授業で校庭をぐるりと一周するように言われました。ひとまわりして、「〇〇さんは、いちばん歩き方がきれいです。」と先生がわたしを誉め、模範となるようにひとりで歩くように言われました。わたしは「なぜ?」と耳を疑いました。
わたしは生まれて初めて、歩き方でほめられたのです。ガニウマと呼ばれなければ、ほめられることもなかったでしょう。
小学生の時は、ガニウマと呼ばれてからかわれるたびに、心傷つき、からかった男子を恨んでいました。
でも、今になるとガニウマとは、よくつけたものだ。その名前も忘れてしまった男子はすばらしい才能があると、ほめたくなります。からかわれたことをすっかり赦せています。
中学2年生のときは、友だちがひとりもいなくて、トイレにこもって昼休みの時間を過ごすほど、つらい日々を過ごしました。
学校へいきたくなくて、病気のふりをし、ずる休みもしました。そのころ(40年以上前)はずる休みはすごく悪いこと。学校には行かなくてはならないものという考えが強かったので、無理して学校へ通っていましたが、きっかけがあれば死んでしまいたいといつも思っていました。
あのとき、無理して学校へ行く必要はなかったのだなと思います。
このブログを読んでいる人たちの中で死にたいと思っている人がいたら、どんなにつらいことがあっても、それがずっと続くわけではないこと、無理して学校へいく必要のないことを覚えてください。
あなたのからだは、あなたのことを愛し、大切に思ってくださっている方によって造られたものであることを知ってください。
自分なんか、いてもいなくてもいいんだ……と自分が価値のない者のように思わないでください。あなたは、かけがえのない人だからです。
あなたには、あなたを必要としている人がいるのです。何もできなくても、あなたがいるだけでうれしいと言ってくれる方がいるのです。
だから、死なないでください。
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