市民防災訓練は天候に恵まれました。校庭の防災フェアーに企業が出店していましたので、停電の時の情報入手に便利なアプリに話など、ゆっくりと話を聞きながら回る人がいて、防災訓練として良い企画でした。体育館では避難所体験訓練として簡易ベッドや段ボールベッドの組み立て展示を行いました。
中学校に比べて小学校の体育館は狭いということもあるのでしょうが、一昨年の佐倉中学校の訓練に比べると間仕切りのパーテンションなどがなく、ベッドも簡素化されたものだったのが気になりました。
体育館いっぱいにベッドなどを並べることで、収容人員が限られることを目で見て欲しかったのです。ブルーシートの10名も余裕があるのですが、人数分の毛布を並べなかったので参加者が体験するには物足りないものでした。
加えて防災備蓄倉庫の見学も含まれていません。ただ小竹小学校を担当する市の配備職員が6名参加して一緒に作業したこと、まちづくり協議会に協力を求めて避難所運営委員を任命したことは評価します。
震度7の地震体験は5年前に県の西部防災センターで体験しましたが、2丁目の防災訓練では起震車に乗る時間がないので久しぶりでした。震度5はまだ余裕もありますが、震度7だったら何もできないのではないかと思います。改めて震度5弱と震度7の違いを感じました。
命を守る行動をとるためにシェイクアウトの訓練もしていますが、発災の時に自然と頭を守る行動がとれるようになるには、訓練の積み重ねが大事だと感じる有意義な体験でした。