難しいものです。まちを守る会の要支援制度に登録された方をその地区を担当する自治会のブロック班長に報告し、災害時に支援をお願いしようと思っていたのですが、登録したことを近所の班長に知られることを嫌がる人がいるため、班長への公開はやめることにしました。
お願いする班長にも課題があって、自分のことをするだけで精一杯なのでとても他人の世話まで見ることができないという人もいます。担当する十数軒の自治会費を集金するだけでも大変な人もいることを知っていますので、無理はお願いできません。
今日の自治会の会議でも班長を引き受けられないという人への対応が話題になりました。班長の仕事で負荷の大きいのは自治会費や社協の会費、日赤の社員会費を集金することでしょう。班長の職務軽減には自治会費を何らかの方法で振り込むことを考える時代だと思うのですが、社協や日赤分の集金が難しくなります。時代なのでしょう。
要支援者名簿はまちを守る会の委員にはマル秘印を押して渡すのですが、この防犯・防災委員も高齢化しています。幸い今年度は防災専任の若い委員制度を作りましたので、中学生委員とともに支援の協力を依頼することにします。
この人たちにも心配があるのは責任感の強い人が多いので、負担に感じてしまうのではないかということです。あくまでもまず自分の、そして家族の安全を確認してからご近所の方の安全を確認して欲しいのです。しっかりと説明しておかなければなりません。