悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

防災講演会

2014-12-02 19:46:59 | Weblog
 上座・ユーカリまちづくり協議会主催の防災講演会の案内を貰った。テーマは「災害時の心構えと行動すべきこと」で、副題に~安全は与えられるものではなく自らが努力して勝ち取るものである~とあり、講師はテレビでお馴染の山村武彦先生(防災システム研究所)。

 「真実と教訓は現場にあり」と、現場主義を掲げる山村先生は地震、津波、土砂災害、ゲリラ豪雨、竜巻、火災、爆発、さらに新型インフルエンザなどについて世界中の現地調査をされており、近くは「広島土砂災害」も調査されている。

 資料には載っていないが長野北部地震も調査されているだろうから、その話も聞けるのではないかと思う。長野北部地震は大きな災害にも拘らず死者がゼロだった。これは普段からの"ご近助"が生かされたのだろう。

 ユーカリが丘地区でも農村地区の青菅、先崎の農家地区では要援護者制度などいらない"ご近助"がある。特別な制度を作らなくても、どの家に身体の弱い高齢者がいるか、支援しなければいけない妊産婦がいるかなどの情報を地域の皆が共有している。

 家が倒壊した時にも行方不明の人の有無がすぐに把握できたのだろう。私たちの防災組織で理想とする姿だが、ご近所付き合いの少ない都市型住宅地ではこれが難しい。防災訓練やバス旅行、餅つき大会、ラジオ体操会などでご近所の触れ合う機会を作っているのだが―。

 まだ会場の志津小学校体育館には座席の余裕があるそうなので、お近くの方はぜひ参加して欲しい。

 また同じ日の午前9時半から臼井地区社会福祉協議会が開く「福祉のまちづくり」という講演会がある。講師はNHK「ご近所の底力」を担当した黒川プロジューサー。場所は臼井公民館。私は志津三地区社協の講演会で聞いたことがあるのですが、参考になる内容でした。これもお勧めです。
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