悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

卒業式

2009-03-19 20:39:43 | Weblog
 小竹小学校の卒業式出席は昨年に続き二度目になるが、在校生、卒業生の父兄が着席している卒業式会場の体育館に入るときはやはり緊張する。順番に座って待つこと2分。卒業生が音楽部の演奏と体育館にいる全員の拍手に迎えられ入場した。

 66名。学年平均が58名だから今年は多いほうだ。一人ひとり順番に演壇に上がり校長から卒業証書を受け取るが、最初に呼ばれた児童の証書番号は3208号。28回で3,200名を超える卒業生を送り出している。

 さすがに皆緊張してが、通学の時に会う姿よりも一回り大きく見える。返事も元気で頼もしい。私立中学に進学する児童の中には新しい中学校の制服を着ている姿も見える。

 校長からの祝辞に三つの贈る言葉があった。①感謝の心を持つこと。心から「ありがとう」を言える人になってほしい。②仲良く助け合い思いやりのある心を持つこと。人との関係を大切にしてほしい③目標を目指して頑張りぬくこと、だった。

 ①と②は私が自治会長として総会資料に同じような内容の挨拶を載せた。人間が生活して行く上での基本中の基本。すばらしい式辞だった。来賓は27名出席したが、挨拶は市会議員とPTA会長の2人だけと限定したのが良かった。二人とも上手で、決まりきった表現ではなく、しかも小学生にも分かりやすく話された。

 「別れの言葉」は卒業生の全員が舞台の前に3段で整列し、6年間思い出などをひと言ずつ発言し、その間に合唱が入る。思い出を噛みしめながらの言葉なので、話しながら卒業生は涙を流す。今度はそれを見聞きしている在校生が涙を流す。卒業生の言葉の間にピアノで演奏されたBGMに「仰げば尊し」が入っていたのが印象的だった。

 快晴、しかも暖かい天候に恵まれた卒業式はもう一つ大きな収穫がある。昨年の春の入学式では落ち着きが無く、ゴソゴソしていた1年生が、今日は2時間強も静かに座り、在校生全員の「また会う日までさようなら」の合唱時には元気な声で歌っていた。1年間すばらしい成長をした。
コメント
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