悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

週刊誌の機敏性

2009-03-09 19:50:08 | Weblog
 ちょっと古い話ですが週刊誌の対応の早さに感心した話です。先週号の週刊新潮は5日(木曜日)発売でした。4日に配本しなければ5日の朝から売ることができませんし駅売店では水曜日の夜には発売しているところがあります。4日の夕方、京成電車の中吊り広告にはトップ記事で民主党のことを取り上げていました。

 民主党が抱える「2つの爆弾」でくくり、その一つは山岡賢次国対委員長の裏金問題です。もう一つが小沢さん関する記事で「第7艦隊発言、小沢代表はいつ反米に豹変したか」でした。ところがその4日の朝刊で小沢代表の献金問題が報じられました。するとこの記事を差し替えたのです。

 翌日(5日)の朝刊各紙の広告は小沢さんの記事が「小沢代表を粉砕した秘書逮捕の大爆風」に替わっているのです。記事を書いて印刷するまでにどのくらいに時間が必要なのかはわかりませんが、すごい早業であることには変わりありません。

 印刷も済んでいたと思います。読んでいないのでどのように入れ替えたのか分かりませんが、週刊誌は新聞と違って製本しなければならないので差し替えるといっても大変でしょう。多分2ページ程度の追加だったのではないかと思います。他誌も多分同じような対応をしたのでしょう、週刊誌の力を見たように思います。

 週刊新潮は、朝日新聞の記者襲撃事件について、時効が成立したことで出てきた真犯人といわれる人物の記事を載せて話題になっています。どこまで真実かは別にして話題性があり売れればよいと考えているのでしょう。そして最新の話題を取り入れる、週刊誌の命でしょうか。

 正義ぶらないところが週刊誌の良さかも分かりません。もっとも私は読んでいませんが―。
コメント
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