「実を結ばせていただける喜び」
先週、静岡県公立高校の合格発表がありました。長い間、受験勉強をしてきた受験生の多くは、今までの人生の中でも経験したことのないほどの緊張の瞬間だったと思います。私たちも自分の受験生時代を思い出します。若干15歳の少年少女でありながら、努力を重ねプレッシャーの中でも果敢に挑戦していく姿に、私たちは実に多くを教えられます。そして、合格された子供達には、心からのお祝いの言葉を贈りたいのです。
しかし、一方では実を結ぶまでに至らなかった子供達もいたことでしょう。どんなにかがっかりしたことかと思います。けれども、今回のことをもって、人生の失敗とは考えてはいけません。野球でたとえるなら、まだ二回の裏で2対0で負けている感じかもしれません。野球は九回までありますし、二回であきらめる人はまずいないのです。人生は時には願うようにいかないこともあります。アブラハム・リンカーンは、「あなたが転んでしまったことには関心がない。そこから立ち上がることに関心があるのだ」と言いました。必ず時が来ると神は実を結ばせて下さるのです。だから、立ち上がりましょう。(詩篇1:3)
2014/3/16